【釣行記】令和4年9月17日(土)京急大津・石田ボートさん
関東復帰第1戦!3年振りの大津に行ってきました。
いや~、ここまで長かった・・・。
6月、7月、そして先週9月9日と、3回も有休を使って関東復帰初釣行を計画したんですが、なんとすべて悪天候で中止!
復帰第1戦はボート屋さんにゆっくりご挨拶したくて、平日釣行しようとしていたんです。
福岡の後半の釣りではてっきり「僕の天候運もついに上向いた!」と思い込んでいたんですが、どうやら気のせいだったようです。まさか半年以上も釣りから遠ざかってしまうとは・・・。
しかしもう9月。貴重な秋の釣りでは、なりふりを構ってはいられません!
台風が重なる今年のシルバーウィークですが、初日の17日だけは出られそうということで、行ってまいりました。
天気図。台風がめっちゃ近づいてきていて不穏な感じですね・・・。
🏁🏁🏁
ほぼ3年振りの石田丸さん。いろいろと変わっていました。
(知らないのは僕だけかもしれませんが)
・めっちゃお客さんが増え、休日は予約が必要になりました(受付は3日前から)。
・スタンプカードができました。10個集めると1回無料でボートが借りられます(!)。
・岸壁(馬堀海岸)側の駐車スペースはほぼ停められなくなり、港の西側の駐車場を使うことになりました。
・アンカー禁止エリアが広くなったようです(特に沖側)。
コロナ禍で密を避けられる釣りの人気が高まったことや、お隣の小川丸さんが手漕ぎレンタルをやめられたこと等でだいぶ環境が変わってきたようです。
その他にも・・・。
・ボートの引き上げ作業にウインチが導入されていました。
・仕立船はやめられたそうです。もう大津港にはあの青くて綺麗な「石田丸」はありませんでした。
ボートの上げ下ろし作業や洗浄作業は力仕事ですし、石田丸さんのご苦労もかなり増してるんでしょうね。また、石田丸さんの事務所が開く時間も早くなっていました(以前は5時半前くらい。今回は4時半前でした)。
なお、駐車エリアの変更は石田丸さんのご意向とはまったく無関係です。
あと、これは石田丸さんの話ではありませんが、事前に大手釣具店で買ったコマセやエサの値段が上がっていることにもちょっと驚きました。コマセの節約を考える好機かもしれませんね・・・。
🏁🏁🏁
駐車場の状況が分からないので、今回は早めの4時に到着。さすがにこの時間だと駐車場にはまだ余裕がありました。
乗合船利用者の方々には「5時前には着くように」とアナウンスがなされているそうなので、安全を見ると4時半くらいには来たほうが良さそう。
久しぶりの大津の夜明け。やっと帰ってこれたなぁ。
それからの出船待ちが長かったですが、次々に来られる方々とお話したりして、楽しい時間でした。
特に、久しぶり(たぶん5年ぶり?)にお会いしたSKRBさん!
そして、はじめてお会いした「万ちゃんの東京湾大三元」の万ちゃんさん!
お二人とはたくさんお話をさせていただきました。貴重な最近の釣況などを伺えて、本当に助かりました。ありがとうございました。
出船前の時間になると、大津港のスベリは大盛況。すごい。
石田丸のボートを数えたら26艘(もっとあるかも?)
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前段が長めになりましたが、ここから釣りの話。
ちなみに、家族からは今回「アジ釣ってこい」という厳命が下ってます(僕がいなかった間、家族はお刺身を食べてられてないんです(笑))。
【実釣ダイジェスト】
①五ツ根(7:15~)
朝イチはまっすぐに五ツ根の南側へ。釣りを始めると潮は予想通りで魚っけもあります。
しかし、その「魚っけ」の正体が・・・。
ヒガンフグ。
コモンフグ。
サ、サバフグ・・・。
圧倒のフグ地獄。種類まで多彩です(白目
フグが小さいので、クロダイが割って入ってくることを期待しながら少し粘ってみましたが、4本目の針を盗られたところで断念。8時過ぎに移動することにしました。
②武山出し西側(8:30~)
9時前くらいからは潮が変わりそうだったので、武山の西側へ。
付近に先に入っておられたボートに状況をお聞きしてみると、「いま1本きました」とのこと。潮を確認してみると、すでに北西からの潮が入り始めているようでした。
期待できそうです!
しかし、仕掛けを入れ始めると、このポイントがちょっと特殊な場所であることに気付きました。
波でボートが揺られるたびに魚探の水深表示が2m以上も変わります(24.2~26.6mくらい)。しかも、ビシが着底する深さも同様に毎回のように変わります。さらに、エサを底に這わせないように扱っても、毎回のようにヒットするカサゴ。
こんなに険しい根が大津にあるとは知りませんでした。
これはビシ仕掛け不利。クロダイ狙いも無理、と思いましたが、面白そうな場所なので攻めてみることにします。
仕掛けをサビキと真鯛狙いにチェンジ。
サビキの1投目で、ミニアジが来ました。
ちっこい。でもこの1匹がこの日の釣果を変えようとは・・・。
いささか小さいかと思いましたが、即泳がせ仕掛けに付けて投入。
すると、わずか10分で泳がせ竿に引き込みが!
最初、根に入られたようでしたが、無事引き出すことが出来ました。
ミニアジが化けてくれたお魚さんは、なんと・・・!
どどーん!こ、高級魚さん!!まさにわらしべ長者・・・!!!
初めて釣る「キジハタ」でした!
魚種も嬉しかったですが、大津の海の神様に嫌われていないと感じられたことが1番。心から海の神様に感謝を捧げました。
このポイントでは、タナ取りの時にエサを着底させてしまうと必ずカサゴが掛かってしまいます。
(たまに良型のカサゴが混じったのは良かった)
良型カサゴ。ついこのあいだまでは「アラカブ」と呼んでた気がします。
鯛狙いの竿のほうはオオアジ(40cm)が1本。
姿を見るまでは真鯛かと思っていました(^^;。
しかし、その後エサ取りは元気なものの、アタリは無くなってしまいました。
潮は変わっていませんが、クロダイ狙いがしたい気持ちもあったので、11時前頃に移動することに。
③富士山出し北側(11:10~)
富士山出しの北側にある斜面にアンカリング。船が安定してから潮の様子を見てみると・・・。
なんと、南西から北東に向かって流れています。
慎重に底潮の様子を探ってみましたが、表層と同じ様子。完全に予想が外れました。
一応、コマセを撒いて様子を見ますが、魚の気配はありません。また、よく見るとアンカリングしている場所が航路内に入っていることに気付きました。
これはいけません。即移動です。移動準備している時に潮の様子を再確認すると、真西からの潮になっていました。
④沖の小漁礁(11:50~)
こういうときは平根ポイントが手堅いと思います。ガレ場も考えましたが、多くのボートが入っています。ガレ場に似た人工漁礁ポイントである沖の小漁礁に行ってみることにしました。
狭いポイントですが、なんとかうまく入れました。ウィリー仕掛けのアジ竿と、クロダイ狙いの竿。2本竿態勢で臨みます。
1、2投目でコマセの絨毯を敷いてからの3投目。
小気味の良いアタリが!
このポイントでの最初の1匹。ちょっと大きいけど、即泳がせ仕掛け付きで海に潜っていきました。
25cmクラスの食べ頃ナイスアジ!
その後、最初は5分に1回くらいのペースでアタリが続きます。さらに、その感覚は竿を振るたびに短くなっていき、最終的には入れ喰いになりました。
良かった・・・。家族からの「アジ釣ってこい」指令を遂行することができました(笑
13時過ぎ頃、釣果がちょうど20に届いたところで自主規制ラインに到達したと判断し、ストップフィッシング。
3年振りの大津での釣りは、満足できる形で終わることができました。
懐かしい「お帰りカモメ」。今回は遠くから帰ってきたよ。
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【持ち帰り釣果】キジハタ1(35cm)、大アジ1(40cm)、マアジ16(23~28cm)、カサゴ2(23cm、20cm)
氷が全然足りなくて氷締めがうまくできませんでした。反省。
最近の大津の代名詞のようになっている大アジは1本だけでしたが、良型のアジが揃ったのは嬉しかったです。
キジハタは宝くじに当たったような気分ですね!根掛かりせずに揚がってくれて本当に良かった・・・。
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今回は半年ぶりの釣りでしたが、次回はサッサと出ます!(希望)
予定がなく、家族の目が冷たくない週末(笑)があれば、すぐに出撃したいと思います。
それにしても、今回改めて感じたこと。
3年振りの石田丸さんコンクリアンカー、すごく重かった・・・(白目
大津のキジハタちゃん。またいつか会えるといいなぁ。