【釣行記】令和3年12月10日(金)仮屋(佐賀)・孝好丸さん
2021年の釣り納め。今回も筏です!
前回の釣りは反省点だらけ。
たまたま掛かったあの巨大エソがいなかったらボウズ同然でした。
最大の原因はアジが釣れなかったこと・・・。
ではなく、その場合の対策ができていなかったこと。
泳がせ竿を出せなかっただけでなく、その解決を焦るあまりダンゴ釣りの時間まで失ってしまいました。
その反省を受け、今回は・・・。
泳がせ餌をあらかじめ調達して出撃することに!(単純)
出撃する数日前から福岡・佐賀の釣具店に電話をかけまくり、活きアジを扱っているところを探します。
結果、1件も見つかりませんでした(笑
でも、最寄りの「釣具のポイント」で「銀白」(泳がせ餌用のウグイ)が売っているので、とりあえずそれでOK。
しかし、当日買いに行く前に電話をしてみたら・・・まさかの「売り切れ」!( ゚Д゚)ポカーン
心の中で誰かが呟きます。
「普段の行いが良くないんじゃないの?」(痛い)
出発前にいきなりつまづいた今回の釣行。さて、どうなることやら・・・。
🏁🏁🏁
孝好丸さんの受付開始時刻は、どうやらほぼ「日の出時刻」のようです。
今回は7:10頃でした。初めて伺った1ヶ月前は6:30過ぎだったので、結構遅くなった感じがしますね。
今回の人出は5~6組。寒くなった分、少し減った感じ?
穏やかな朝。風がまったくありません。
筏渡しの船の到着です。
🏁🏁🏁
竹の子裏の筏に到着。
3回目ともなると、狭い足場にもだいぶ慣れてきました(慣れた頃が一番アブナイ)。
今回、初めて別の方と相乗りになりました。
(もの静かで控えめな方。会話はほんの僅かしかなかったんですが、手作りの釣り道具とその釣れっぷりを見る限り達人の域でした)
実釣開始!
まずはアジがいることを祈りつつ、サビキ仕掛けを投入します。
潮はまったく流れていません。1~2投目は無反応。ヒヤリとしましたが・・・。
3投目、ガクガクッと大きなアタリが!
25cmクラスのマルアジ。嬉しいけど、泳がせるにはちょっと大きいかな(苦笑
その後、マルアジの入れ喰いになりました。
4~5匹目にひと回り小さい個体が釣れたので、早速泳がせをスタート。
とりあえず、泳がせ餌が買えなかったことが帳消しになって一安心(普段の行いが良かった)。
その後も、良型のマルアジは釣れ続きました。
9:30頃、アジは早くもツツ抜け(20匹超え)。良型ばかりなので、おかず分のお持ち帰りにはもう十分です。
仕掛けをチヌ狙いの1本針に変えます。
もともとは、泳がせ竿をセットしたらダンゴ釣りに切り替えるつもりでした。でも、たまたま今はすぐ近くでダンゴ釣りをされている方がいます。
そこで、以前から考えていた「ダンゴとオキアミコマセの集魚力の比較」を試みることにしました。
結果、1時間半ほどビシ仕掛け&オキアミ+アミコマセで打ち返してみましたが、「場」の状況がほとんど進みません。
途中、数匹のマルアジと1匹のカイワリが釣れたのみです。
このカイワリ、明らかに底のエサを吸い込んで食ってました。
僕がコマセを打ち返している間に、ダンゴ釣りの方はどんどん「場」の形成が進み、アジ→ボラ→ヘダイと獲物が変わっていっていました。
それに比較して、僕のほうは何度かハリスの長さを調整してみましたが、アジしか感じられず。
相当にざっくりですが、チヌに至る「場」の形成力では太刀打ちできていない感じです(コマセの投入量からして段違いなのであまり比較にはなっていないかもですが)。
そうこうしている間、泳がせ竿には何度かアジが暴れるシーンがありました。しかし、なかなか食い込みません。
泳がせ竿1号
泳がせ竿2号。そうなんです。今回は泳がせ竿を2本出しました(汗
11時頃から時折雲が切れてまぶしい太陽が覗くようになりました。海面が鏡のように穏やかなので照り返しがきつかったです。
これが空。
これが海。まさに鏡。
遅ればせながらダンゴ釣りに切り替えようとしていた11:20頃、泳がせ竿1号に異変が!
またアジが暴れているんですが、暴れ方の本気度がこれまでと違います。
何度もガクガクと竿身が震えました。そしてそのあと・・・。
ついに竿身がググッと大きく海中に引き込まれました!!
アジをくわえ込んだのは間違いありません!
しかし、すぐに竿身は戻り、引き込まれなくなってしまいました。
しばらく様子をみましたが、もはや竿に動きは出てきません。
竿を取り、念のためにアワセを入れてみましたが、何の重量感も乗らず。
仕掛けをあげてみると、アジはいなくなっていました。どうやら針掛かりせずにアジだけ取られてしまったようです。残念・・・っ!!
すぐに新しいアジを付けて再投入しましたが、再びアタリが出ることはありませんでした。
このやりとりに少し時間をとってしまい、ダンゴ釣りを開始したのはちょうど12:00頃。
お迎えの船を14:00にお願いしているので、片付けを考えると1時間半の勝負です。
ここでちょっと反省点。
時間制限のある中でのダンゴ釣りなら、集中して丁寧に「場」の形成を進めるべきですが、泳がせ竿2本の様子を見ながらでは上手くできませんでした。
アジが暴れるたびに手を止め、意識がダンゴ作りから逸れてしまうので、リズムがつかめません。
そんなもどかしさを抱えたまま、なんのアタリも出せないままタイムアップ。
後半は中途半端で悔いの残る釣りになってしまいました。
13:30に片付けを開始。
お向けのギリギリまで泳がせ竿1本は残しておきましたが、最後までアタリが訪れることはありませんでした。
🏁🏁🏁
持ち帰り釣果:マルアジ22(31~21cm)、カイワリ1(16cm)
尺越えは1匹だけで、あとはほとんど25~26cm。すべてマルアジでした。
大物のアタリは逃してしまいましたが、十分なお土産です。
これでまた当分は贅沢な食事が楽しめそう♪
釣行当日のお刺身。1番大きかったのとカイワリちゃん。
翌朝はアジ茶漬け。
アジフライ。アジが大きくて揚げづらいので1匹以外は半身サイズに。たくさん揚げて冷凍しました♪
初めて押し寿司を作ってみました。作るのは思ったより大変かも。
ムニエル。
熟成させた身での手巻き寿司。
旨味増してて美味しいです。きちんとお酒でコーティングすれば冷蔵4日でもイケますね♪
パエリャ。出汁は冷凍しておいたヒラメの出汁を使いました。
パエリャは職場用のお弁当に。ちょっとした贅沢でテンションが上がります♪
ラップを介在させ、替え玉づくり。冷凍しておいて好きな日にポンと出せます。
🏁🏁🏁
1ヶ月の間で同じ筏に3回乗ってみたわけですが、釣れる魚が毎回異なりました。
11月10日 → マアジ、マルアジ、サバ、バリ、ヒラメ
11月26日 → バリ、カイワリ、チャリコ、フグ、エソ
12月10日 → マルアジ、カイワリ、チャリコ
なんだか行くたびにミステリアスな雰囲気が増していく不思議なポイントです。魚影が濃いことは間違いないですね。
気持ちとしては明日にでも再チャレンジしたいところですが、スケジュール的に年内はもう出られそうにありません。
今回が、今年の釣り納めになります。
🏁🏁🏁
しばらく出撃できないことは寂しい限りですが、良いニュースもあります。
来年の釣り初めの予定が立ちました!
来年1月9日、仮屋湾に出撃する予定の知人に同行して船外機船に乗ります。
ダンゴ(ダゴチン)釣りがメインのメンバーなので、僕もダンゴ釣りで行こうと思います。
(泳がせ竿は出すかもしれませんが、今回の失敗を繰り返さないようにしなければ・・・)
🏁🏁🏁
福岡に来てからの釣りの振り返りや総括は、年末ではなく年度末にしようかと思います。
周囲を山で囲まれた仮屋湾は、冬でもほとんど風に左右されません。天候運の良くない僕でも釣行はまだまだ重ねられそうです!
たぶん福岡での最後の冬。思い出に残る釣りがしたいですね!