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2021年9月26日 (日)

【釣行記】令和3年9月24日(金)糸島・玄海マリーナさん

休暇を取っての平日釣行!今年5回目の出撃です。

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職場の休暇のやりくりで運良く金曜日に休むことができました。

前回強いアタリをバラしたこともあって、頭にはそのリベンジしかありません!悪天候に見舞われたらアウトなので、今回は念のため2週連続で予約を入れるほどの入れ込みようです(苦笑

(僕の単身赴任貧乏生活では釣行予算は月1回分しかないんですが・・・)

しかし今年の僕はちょっと違います。なんと1週目から出撃できる天候に恵まれました!
(自分でも驚いています)

今回の狙いは、もちろん前回敗北した大物へのリベンジ!併せて、糸島の美味しいアジを干物サイズで揃えたいところです。



🏁🏁🏁



今回も「魚探」と「GPS」は封印です。

後述のとおり、またもや動画撮影にも失敗してしまったので、映像は写真だけ。文章を中心にできるだけコンパクトにまとめてみます。



🏁🏁🏁



【実釣ダイジェスト】

スタートはいつもの牡蠣棚ポイント。前回ほどではありませんが、海にはけっこう濁りが入っています。ちょうど上げ五分。久しぶりに潮が流れています。

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毎度の見送りアオサギ。今日こそ幸せの青い鳥になってね(微妙)。

潮の様子を見る意味もあって、最初からビシ仕掛けで底を狙います。北東から南西向かう潮。表層は結構早いですが、底層はゆっくりとした感じ。方向はほぼ一緒のようです。

すぐにアタリがありました。

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今日初物のアジちゃん。型がイマイチです。今年は干物サイズがなかなか釣れません。

15cmくらいのアジがポツポツと釣れます。干物に出来るサイズではありませんが、泳がせエサにはピッタリ。すぐに泳がせ竿を出します。

7~8匹のアジを釣ったところで、仕掛けを3m1本針仕掛けに変更して大物狙いをスタート。

しかし、すぐにハリスがキズだらけのボロボロになってしまいました。

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うーん、写真だとよく見えませんが、ハリスが嚙みキズだらけです。

犯人は明らかにアイツです。

心配になって泳がせのアジを確認してみると・・・。

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食われアジ。イカの喰いにも似てますが、この歯形は・・・。

あちゃあ・・・無残。

今回もまたお前らかよ!(泣

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量産型グーフー(やや大型タイプ)


その後、針を頻繁に取られるようになってしまい、ひたすら針を結ぶ時間になりました。たぶん、7~8回は結んだと思います。結ぶたびにハリスが10cmくらい短くなるので、しまいには2mになってました。

気が滅入っていたところ、ボートのすぐ下でこんな魚が掛かってきました。

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サンバソウ(イシダイの幼魚)

サンバソウちゃん!表層にエサ取りがいるのは分かっていたんですが、まさかサンバソウだとは思いませんでした。

そこで、気分転換のためにサンバソウの手釣りをやってみることにします。

2.5号ハリスに小さめの針を結び、ガン玉を打っただけの簡単仕掛けにオキアミを付け、ボートの縁から落とします。

アタリは100%来るのでエイヤッと手で引きますが、なかなかタイミングが難しい。

でも、何度かやっているうちに慣れてきました。

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リリースサイズ。

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これもリリースサイズ。黄色っぽい個体もいるんですね。


小さいのが多くてほとんどリリースしたんですが、15cm以上の3枚だけキープしました。サンバソウちゃん、美味しいんですよね♪


その後、チヌ狙いに戻りましたが、相変わらずのグーフー祭り(フグ、10は釣りました)。

参った・・・。前回も厳しいフグ攻めでしたが、今回は針を取られたりハリスをキズつけられたりする分、更につらいです。

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もう勘弁しておくれ(泣



満潮時間の11:30頃、潮汐通りに潮が止まりました。

いつもよりゆっくりとお昼休憩を取ります。場を休めることでフグが散ってくれたら良いんですが・・・。



下げ潮が流れ始めると、仕掛けが根掛かりするようになりました。底潮の向きが良くないようです。幸い、仕掛けは無傷で回収できていますが、この根掛かりが牡蠣棚の牡蠣だとしたら大変なので、少し移動することにしました。



牡蠣棚の沖側の角付近に係留し直し、まずは泳がせ竿を出し直します。

泳がせは、入れた直後に食うこともあるので、ちょっと様子を見ます。

すると、泳がせ竿の穂先がバタバタしている感じがします(波が少し立っていたので分かりにくい)

ん?アジ暴れてる?

確信はありませんが、もしかすると食うかもしれません。

そこで、動画撮影を思い出しました。


慌ててカメラをセットし、リモコンと電波でつなぐ作業をします。

あれ?リモコンを立ち上げてるあいだにカメラの電源が落ちちゃった。やり直しです。

そんなこんなで手間取っている時・・・。

「ジャーーーッ!!」リールが大きな音を立て、竿が海中に絞り込まれました!ヒットです!!

ああ、やっちまったぁ。撮り逃したぁ。

そんな、なんともいえない複雑な気持ちでファイトする羽目になりました(笑

*僕のカメラ、20分くらいしかバッテリーが持たないので、ここぞという時に起動する必要があるんです。悔しい(泣


泳がせヒットでのファイトは久しぶり、糸島の釣りでは初ヒットです!
牡蠣棚近くでのスリル満点のファイトの末に上がってきたのは、このお魚さんでした。

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糸島のスズキさん。お初です!

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70cmくらい。ノギスケール65cm版を買ったのは失敗だったかな?


スズキさんと糸島の海の神様に感謝。釣れてくれて本当にありがとうございます!


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泳がせ用の竿と「HEPPO式超軽量クーラー竿掛け」。実戦でも問題なく活躍してくれました。


この時点で、16Lクーラーの中にはアジ約30、サンバソウ3、それにこのスズキが入り、もう満パンです。時刻も14:00を回り、そろそろ沖上がりの時間。

ゆっくりとボートの掃除をしながら竿を片付けることにしました。

その前に、一応残しておいたエサアジを付けて、泳がせ竿だけ出しておくことにします。

他の竿を片し、ボートの清掃をひと通り終えるのに、約30分。スズキが釣れてくれたおかげで量産型グーフーのトラウマも癒され、穏やかな気持ちでの帰り支度でした(笑


さて、そろそろ泳がせ竿を上げるかな・・・、と思った時。

「ジャーーーーーーッッ!!!」リールが再び叫びをあげました!

2回目の泳がせヒットです!!!

竿を構え、ファイトをスタート。

この魚、走ります!引き込みも強く、連続的に来ます。牡蠣棚のロープのある方向に走ったため、力いっぱい向きを変えさせようとしますが、なかなか動じません!

引き込みが止んだ時に、エイヤッと向きを変えさせることには成功しましたが、今度は急激にラインテンションが抜けます。バラした!?と一瞬思いましたが、魚はついています。どうやら斜め上に向かって走ったようです。

と思うと、今度は牡蠣棚の下に向かって突っ走ります!下向きの引き込みも重量感がすごい!これは青物、それもブリワラクラスのような感じです。


どれくらいやり取りしたのか、まったく想像が付きませんが、この闘いは想定外の形で終わりました。
下方向への強い引き込みが連続で来た時に、またしても「ブツッ」との手応えとともに重量感は失われてしまいした・・・。


仕掛けを切られることは絶対に無い、と思いこんでいました。この仕掛けは「フロロ10号+ワイヤーハリス」だったからです。

しかし、仕掛けをあげてみて驚きました。

ワイヤーが切られていました。

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ちょっと見にくいですが、ワイロン#40が削り切られ、繊維が裂けて広がってます。


信じられません。鋭い歯に擦切られたんでしょうか・・・。

これと同じ仕掛けでは、ワラサやブリを釣ったこともあります。普通の青物なら、まず切られるなんてあり得ないと思います。

もともと、鋭い歯のあるヒラメ用に作っている仕掛けなので、歯のある魚ドンと来い!的な自信も持っていました。

完全に上をいかれてしまいました。

姿を見ることは出来ませんでしたが、あの走りっぷりは青物の類だと思います。

鋭い歯があり、横方向だけでなく縦方向にも走る魚。思い浮かぶのはサワラ・・・くらいでしょうか。サワラはサゴシしか釣ったことがないのでわかりませんが、ブリワラクラスの引きだったので、かなり大きかったかもしれません。

もし釣りあげられていても、クーラーボックスには入らなかったので良かったと言えば良かった・・・のかな?


このファイト終了をもって、納竿としました。


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上陸後に撮っていただいた記念写真。狭いクーラーに無理やり突っ込んだらエラが開いちゃいました。



🏁🏁🏁



釣果:スズキ1(70cm)、マアジ26(14~18cm)、マルアジ1(21cm)、サンバソウ3(16~18cm)

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糸島での大物はチヌに続いて2種類目ですね。有難いお恵みです♪




昨年6月、糸島に初めて釣りに来て、最初に思ったことは「手漕ぎエリアの水深は浅すぎる」ということでした。アジは数釣りができるし、とても美味しいけれど、のどかで平和な「癒しの釣り場」なのかな?と正直思っていました。

・・・ごめんなさい!とんでもない勘違いでした。僕が間違っていました!!

改めて気を引き締めて思います。

糸島も玄界灘の一部であり、全霊を持って真剣勝負を臨むべき、豊穣の海。

残された機会は少ないですが、釣り人生の稀有なチャンスとして、可能な限りの準備をもって臨みたいと思います!

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水深僅か7~9mのこの海は、想像をはるかに超える多様な命が溢れています。



🏁🏁🏁



お料理はまだ途中なので3品だけ載せておきます。
(あとは、いつものメニューで、あまり変わり映えしないので省略)

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アジとサンバソウのお寿司。釣行当日のみの贅沢です♪

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スズキのムニエル。気を付けたのに丸まってしまいました(>_<)。


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別に取ったスズキの出汁をたっぷり入れたパエリア。意外な甘みがでました。




🏁🏁🏁



2週連続で予約をしているので、運が良ければすぐにリベンジの機会があります。

もっとも、台風16号の影響が九州を避けてくれれば、の話ですが・・・。

それまでの間に準備しなければならないことがいくつかありますね。今週は忙しくなりそう。


糸島の海の神様、今回も恵みをお分けくださり本当にありがとうございました!

 

 

2014年1月19日 (日)

【釣行記】平成26年1月12日(日)京急大津・石田ボートさん

思いがけず訪れた2014年の初釣行です


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諸処の都合により、当面の間、釣行記はできるだけ短く書こうと思います。
僕は釣行記を短く書くことがとても苦手なんですが・・・







1~2月休漁は家族との約束でした。でも、その理由になった用事にのちょっとした合間が・・・。


妻「釣り行かないの?今行かないとしばらくいけないよ」



僕「行きます


2日前に急遽決まった釣行でした


休漁モードだったので準備不足です。

子供達からは「アジでしょ!」


自動的に大津に決まりました







石田丸さんにご挨拶をして出船待ちをしている時、「Kさん」とお話タイム。釣りキチ先生が大先輩と呼ばれる大津の超ベテランさんです。


mickさんともお会いしました。最近、本当にお縁があります




7時前に岸払い。まず向かったのは武山出し


中部の東側の際にアンカリング。潮はごく弱い北西からの流れで、底潮は沈黙です。1時間半程度で流れが変わると予想します。


しかし潮は流れず、アタリもなし。移動します。



沖の海苔棚はやはり人気ですね3~6枚目で10艘以上浮かんでます5枚目と6枚目の岸寄りの辺の間に入ります。


そばにKさん。光栄にも、お話させて頂きながらの釣りになりました


ここでは1投目からアジ型は小さめですが、3投で4匹ゲットです。上から17mのタナで泳がせもスタート。


パラパラと釣れ続け、40分程でアジがツ抜けしました。ここまではすべてサビキ仕掛け。ビシ仕掛けにはアタリなしです(サビキ仕掛けを使ったのは1年以上振りです)。



パタッとアジのアタリが止まりました。


海はすっかり凪いでいます。風も弱く、ボートは不安定。海中ロープがあるので、ボートの振れに合わせてこまめに仕掛けを入れなおします。釣りにくいですね・・・


なかなか流れない潮を睨んでいると、泳がせ竿のリールからスプール回転音が
サビキ竿をあげてから竿を取ります。


昨秋のワラブリ狙いそのままのタックルなので、やりとりは余裕でした。タモにすっぽり収まってくれたのはやはりスズキくん


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アジの渋い中、本当に嬉しいゲストです\(^o^)/。


スズキを釣ったあと、辺りにアジのアタリが戻ってきたようです。


でも、ゆっくり締め処置をしてから釣りを再開したら、時合は収まってしまっていました。粘りますが、アタリません



上げ5分あたりで潮が変わることを期待していると、わずかですが潮に変化が感じられました。


アジもおかず分は釣れているので、欲が出てきました



時間はAM10:30。今年の目標を思い出し、後半は黒鯛を狙うことにします。潮の動きを求めて沖へ。


中根の西側へ移動。期待通り、わずかに北寄りからの流れがあります。


黒鯛仕掛けを打ち返してみると、大物の気配があるようです。期待が高まります


しかし、しばらく釣っていると、雰囲気が良くない方向に変わりました。気が付くと、潮が南寄りからの弱い流れに変わっています。底潮はまたもや沈黙・・・。しばらく粘りますが、潮の様子はそのまま変わりません。



12時半。風が南に変わったこともあり、ここは諦めます。
沖を見渡すと、大きな潮目が見えました


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凪とさざ波立っている海面の境がはっきり見えます。

中根の沖から南西方向に大きな弧を描きながら、富士山出しの辺りを通って岸の方までつながっています。はっきりした潮目です。おそらく上げ潮本流からの分岐流と思います。海が凪いでいると良く見えるものですね。


最後のポイントはその潮目を跨いでみることにしました。沖の小漁礁かガレ場が良さそうですが、残り時間が短いです。少しでも帰りやすく、長く釣っていられそうな富士山出しに向かいます


途中、mickさんにお会いしました。情報交換すると、今日は全体的に渋いようです・・・



到着してみると、富士山出しはほとんど航路内になっていることに気づきました。根の東側の際に入りましたが、ほぼ航路ブイの線上でした。


仕掛けを入れて驚きました。真北に向かって潮が流れてます。想像と真逆でした


航路との関係で場所の調整もできないので、そのまま釣ります。



泳がせも出しましたが、ここではアタリなし。アジを2匹だけ追加して、タイムアップです。







帰港して計量してもらうと、スズキは75cm・3.1kgでした。青物ではなかなか越えられない3kgの壁をあっさり超えていました(笑


それでも、最近の大津で釣れているとてもスズキは大きいので、このサイズは小さいほうかもしれません。シーバサーのトロフィーサイズは90cmオーバーと聞きますが今の大津なら夢ではないかもしれませんね


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石田丸さんHPから拝借させて頂きました。

急なチャンスに何も考えず飛び出した初釣りでしたが、比較的穏やかな海に恵まれ気持ちよく釣りをすることができました。加えて、思いがけない季節の魚を確保することができて、とても嬉しい釣行になりました。


大津の海は、真冬でも熱いですね


今年も手漕ぎボート釣りを通じて皆さんと楽しく過ごせますように





2014年1月12日 (日)

【釣果速報】本日、予定外の出撃で大津に行ってまいりました!

予定外でしたが、今年の初釣りに行ってまいりました


釣果:スズキ(75cm・3.1kg)、マアジ14(16~18cm)


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なかなか精悍な感じですが、メスでした(^^;;。

・1~2月は家庭の事情で休漁の予定でしたが、今回に限り家族の許可がおりました\(^o^)/。

・大津での初釣りはまあまあな釣り日和でした(最近「釣り日和」の基準が大分低くなってます)。

・風も潮も落ち着かず、アジは予想外に厳しい状況

・武山出し→沖海苔棚5枚目の南東角付近→中根→富士山出しと4ヶ所に竿を入れました。

・釣果はほとんど海苔棚付近です。

・アジは渋かったものの、泳がせにスズキくんが来訪してくれました

・後半は黒鯛狙いに切り替えたものの、アタリ無しで終了です。

・またまたmickさんと一緒でした。ご縁がありますね~


詳細は後日またご報告させていただきます


今年は少し釣行記をライトな感じにして、気になる点は補足記事でまとめて挙げようと思います。


海水温、ここにきて下げ止まっている感じですね。黒潮が離れたのに不思議です





2012年5月 3日 (木)

【釣行記補足3】釣った魚の料理法、食味について(イシモチは今が旬?)

補足の最後。食味の感想をいくつかご紹介します。


今回の魚達の料理法と食味を食べた順番にご紹介します




【カタクチイワシ(シコイワシ)】立ち食い刺身&素揚げポン酢醤油


今回1番のヒットです。家族にも大好評でした。


新鮮さが命なので、夕食を待たずに食べちゃいます!まず、カタクチイワシは包丁で頭とお腹の部分を切り落としてから、手開きにしました。キッチンで手開きにする時に、指でおろした身をそのままヒョイッと口に放り込んでみました。


これがウマイ


カタクチイワシの鮮度はすぐに落ちるというのは本当ですね。新鮮なせいか、いままで食べた刺身より数段美味しいんです子供達も呼んで、1回ずつ口に放り込んであげたら、次から何も言わなくても代わる代わるキッチンにきて口を開けるようになりました


立ち食いされなかった身は、氷水で締めてから素揚げにしました。素揚げは初めてなので、ちょっと揚げ過ぎてしまいました


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家族4人だと100匹分くらいはあっと言う間だと思います。

色がつくまで揚げたものは骨せんべいのような感じに(それでも美味しいですが)。その半分の時間で揚げたものは肉の食感が残っていて美味しかったです


次に素揚げするときはサッと揚げるだけにしようと思います。揚げたてをポン酢醤油で食べるのは堪えられない美味しさですよお酒のおつまみとしては最高の部類になるだろうと思います。


この2つの味わい方は両方ともたけちゃんさんが仰っていたのを聞きつけて真似たものです。

今まではつみれにすることが多かったんですが、これからはこの「立ち食い刺身&素揚げ」が定番になりそうです(たけちゃんさん、有難うございます)。




【アジ&イシモチ】お刺身&アジ・イシモチ茶漬け


本命の2種は、やっぱりお刺身。家族全員アジのお刺身が大好きなので、たくさん食べてしまいます


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当日の夕食。新鮮なお刺身は外せません(^-^)。

今回、ちょっと食卓で話題になったことがあります。

それは「イシモチのお刺身がいままでで1番美味しいということです。今までイシモチを釣ってきたのは12月~2月の間。季節の違うGWに釣ってきたのは初めてです。実は妻はこれまで「美味しいけど、香りや味にホンの少しだけ苦手な部分がある」という意見だったんです(血はしっかり抜いてます。妻は匂いに非常に敏感です)が、今回は目を丸くして「全く苦手な部分を感じない。美味しいと言い出したんです。僕より味のわかる息子も「確かに美味しい!」といってバクバク食べていました。


食べ終わってから調べてみるとイシモチ(シログチ)の旬は「5月~7月」というサイトもありました。つまりイシモチは春から初夏が美味しいということでしょうか。冬の魚のイメージがあったんですが、これは改める必要がありますね


今年の大津はまだイシモチがよく釣れてます。これは旬のイシモチをゲットする大きなチャンスかもしれませんね



翌日の朝食では、アジとイシモチ、そしてスズキからアラ出汁をとった「アジ・イシモチ茶漬け」


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乗せたお刺身はアジとイシモチ。幸せの朝食です。

もはや定番ですが、いつ食べても美味しいですね




【スズキ】塩麹焼き


最近我が家でブームとなっている塩麹焼き。色々な魚で試しているのですが、1つもハズレがありません。


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塩麹には一晩漬けてます。塩焼きとはまったく違う風味ですよ(^-^)。

今回のスズキも、「う~~ん!」と唸ってしまう美味しさでした
作り方は超簡単で、かつ素晴らしく美味しい魚の塩麹焼きは誰の舌も裏切らないと思いますよ~





まだ残りのイシモチとカサゴが塩麹焼きの順番待ちをしてますが、これにて今回の釣行記補足は完了です


明日からは初心に帰って次の釣りの準備に入ります。


まずは仕掛けをあれこれイジリながら妄想開始かな?





2012年4月30日 (月)

【釣行記】平成24年4月29日(日)京急大津・石田ボートさん

11歳の息子との手漕ぎボート釣り。「3度目の正直」となりました。


息子とは過去2回手漕ぎボート釣りに行きました。でも2度とも風が少し強く、波もあり、2時間と持たずに沖上がりになる始末。釣りの楽しさを伝えたい親としては大失敗の連続でした。それでもまだ、「たまには行ってもいいかな」という程度の興味は持ってくれているようです(父親が釣りに夢中になっている姿を見ているせいと思われます)。


今回満を持して「GW前半は天気良さそうだからアジ釣りいくか?」と誘うと、「うーん、いいかも」と予想より前向きな返事家族からも承認が出ました(9歳の娘(結構釣り好き)は「私を連れてけ!と騒ぎましたが)。


これは大事なチャンスです
今回失敗したら、もう一生釣りに興味を持ってくれないかもしれません


※今回の釣行記は写真も少なく(取る時間が無く)、最後までポイント移動もしなかったこともあり、簡略版でご報告させていただきます。





【出船前】


・AM5:50に大津港に到着。港の東側の駐車スペースはほぼ満杯でした。
・「KATO」さんと「MIMU」さんに再会しました。2月10日にスズキを4本で石田丸HPに載った大学生釣り師コンビです。さわやかなお二人にまたお会いでき、嬉しい朝になりました。
・さすがGW中の好日!6時過ぎくらいで石田丸さんのボートは出払ってしまったようです。
・列に並んでいる時に釣りキチ先生にお会いできました(3度目の光栄です。先生、控えめなご挨拶だけですみませんでしたm(_ _)m)。
・受付時に大女将さんから聞いた話では「アジは沖の5~6枚目」「沖の4枚目くらいまではもう無くなってるけど、5~6枚目はまだある」。



【出船


・AM6:30過ぎに第2陣で出発。第1陣は、すべて港出口の沖堤の右に出て行きました。竹山出し、中根方面が人気のようです。
・風はほとんど無風。港を出ても海面は凪いでます。こんなに穏やかな海はひさしぶりです。
・僕が向かうポイントは航路沿い。目指すは航路右側の旗ブイ3本目付近です。


※ポイントについて
イメージ的にはガレ場と航路を挟んで東西対称の位置から南西に少しズレたところです。水深29m。ピンポイント(直径10mくらい?)に底質の変わる場所があります。今年の2月10日の釣りの時に、KATOさんとMIMUさんが釣果を挙げられた場所のあたりです。あの日、僕はKATOさんとMIMUさんのボートの周囲を360度旋回して海底の様子を見ました。すると水深は変わらないけれど、底質の変化があったんです。


その後、大津のポイントについて潮流を元に考え直してみると、改めてこの場所がアジの回遊コースに当たる可能性が高いのでは?と気になるようになりました。他にも回遊コースとなりそうなポイントはありますが、この場所は特に潮通しが良く、イワシが入ってきやすいと思われるため、今日の第1候補となりました。場所の詳細は後日補足記事で書こうと思います。


・前日、たけちゃんさんからアドバイスを頂きまいた。
「子供にはポイントにつくまで遠くの景色を眺めさせる」
「仕掛け・エサ付けなど、すべての釣り支度が出来て、後は釣るだけ、という状態で竿を渡す」
「最初の1匹を釣るまではエサ付け等は親がやり、子供には一切させない」

すべて実行させていただきました。息子は律儀に猿島や水平線を眺めてました



【実釣の状況】


・海底は平坦で魚の反応は全くなし。不安がよぎります。でも今日は「魚の回遊コースで待ち伏せ」が作戦なので、気にせずスタート
・最初、欲を出して自作仕掛けを色々セットしたのですが、無風&潮止まりのため、手前祭りが発生。対応に手間取るので息子のサビキ(連結サビキの9本針)を落とさせました。
・「底に着いたら50cmあげて・・・」と口で説明していたら、息子が「なんかきた」竿先がクンクン曲がります。早っ揚げてみるとなんと本命のアジ小振りですが、試合開始初球ホームランといった感じです


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嬉しそうな顔!僕も嬉しい!!

・その後、アジ続かず。でも僕が2mの市販ビシ仕掛けでコマセを撒き始めると、息子のサビキはイワシタイムになりました。まだ潮は動いていませんが、意外にもコマセが良く効きます


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とにかく釣れ続けてくれます。素晴らしい!

・コマセを振り続ける僕のビシ仕掛けにはポツポツとイシモチが掛かりはじめます(アタリはビシ位置で常に底から2.5m)。


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今日1番のイシモチ。30cm。

・イワシを20ほど釣ったところで息子に仕掛けを変えるか聞きましたが、「まだイワシでいい」との回答。「イワシは50まで」という妻との約束があったので、息子に50まで釣ってもらうことにします。イワシは7連が3回あったほどの好釣。入れ食いではありませんが、仕掛けを入れて5分以内に掛かる感じで、息子には丁度良い間隔でした
・僕はとにかく息子のコマセ詰め、イワシ回収、自分のイシモチの血抜き。そして仕掛けを落とす時間が出来ればひたすらビシを振ってコマセを撒きました。
・一度、ビシ仕掛けにイワシが付いたまま落としてみました。そして息子の世話に忙殺されてしばらく後に上げてみたら、イワシは歯型だらけでボロボロでした(アタリには全然気付かず)。でもその後忙しすぎてイワシ泳がせを出すヒマ無し
・AM7:30過ぎ、息子にも僕にも、イワシに混じってアジが掛かり始めました。23~25cmほどの良型です。コマセを2~3回打ち返すとイワシかアジが釣れる。そんな状態がしばらく続きました。ちなみに息子の魚やコマセの世話のため、僕は自分の竿を見ていられず、たまにあげてみると放置された獲物が仕掛けグチャグチャにしている、という感じで超手返しが悪い状態でした


・まだ潮もほとんど動いていないAM9:10。息子と「もうすぐイワシが50になるね」といった直後、「なんかきたイワシじゃない重い」と言い出しました。様子を見てみると竿が満月のように曲がっています。でも限りなく5:5に近い6:4調子の竿なのであまり珍しくはなく、「35cmくらいのイシモチか、アジの一荷かな?」と思いました。
・息子は一生懸命リールを巻いています。サビキカゴが見えてきました。一応タモを手にとってモトスを掴みます。上の針にまずイワシが付いているのが見えました。その後に見えてきたのは巨大なイシモチ・・・じゃないデカすぎ、長すぎなんと掛かっていたのはスズキでした(ちょっと足りず正確にはフッコです


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サビキでスズキ!?ホンマかいな??(◎_◎;)

・船下での引き込みは無く、1発でタモ取り成功。間違いなくサビキに掛かったイワシに食いついたものです。時間がなくて伊豆式サビキを用意できなかったことが心残りだったんですが、まさか普通のサビキ仕掛け(モトス4号、エダス3号)で同じ効果を果たすとは・・・。本当にビックリしました。それにしても息子はよく1人で平然と浮かせたものです。相当重かったと思います


・その後、息子は仕掛けをビシ仕掛けに、僕は市販ウィリー仕掛けに変えました。潮が流れ始めたので潮上の僕がコマセ係として頑張ります。実際、今回はコマセを多めに用意してあり、過去経験が無いほどコマセを振りました。仕掛けを変えてからも15分に一度はどちらかの竿(主に息子)にアジかイシモチがヒットします。
・AM10:10頃、潮を確認すると、北から南にかなり流れがあります。意外にもかなり早く引き潮が流れ始めました。
・その後、AM11:00頃には小潮とは思えないほどの潮が流れていました。この速さだと仕掛けも浮き気味かと思い、息子のタナ取りを少し下げさせました。すると掛かってきたのはカサゴ。どうやら底の方は表層ほど流れが無いようです。タナは戻させました。釣っているポイントが単なる砂地ではないことも確認できました


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薬の副作用でだいぶ眠気が出てますね。

・カサゴの後、アジを3匹ほど追加しました。この時点での釣果は本命であるアジ+イシモチで20(中盤以降のイシモチは良型を除いてリリース)、イワシ約50、それにスズキ(正確にはフッコ)。
僕には「持ち帰り24匹制限」というマイルールがあります。当日中に処理する限界として設けているルールですが、スズキとイワシがいることを考えれば既に制限に到達していると思い、息子に続けたいかどうか確認してみました。すると「もう十分楽しかったよという回答。本音でしょうが、酔い止めの副作用でだいぶ眠くなってしまっていることも理由のひとつのようです。
AM11:30、かなり早めですが沖上がりにしました。



【下船後】


・港のスベリに戻ると、若女将が迎えてくれました。
・息子がスズキを釣りました、と伝えると「写真を撮りますか?」と仰ってくれたので、お言葉に甘えることに。
・ヒーローは息子ですが、ちゃっかり僕も写真に納まってしまいました。良い記念です(誰の?





釣果:スズキ(66cm・2.0kg)、アジ13、イシモチ18(小型リリース)、カサゴ1、カタクチイワシ47


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アジは良型が多いです。

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今日の大半は息子の釣果です!

今回の釣りは息子にとっても僕にとってもラッキーでした。
時に厳しい海の神様ですが、息子に釣りを嫌いにならないで欲しいという親の願いを、今回だけはちょっと聞いてくれたのかな、という気がします


大津の海と自然の恵み、そして古今東西、親子の絆を結ぶ「釣り」に心から感謝です





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