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2013年8月14日 (水)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と・・・(その8)

東京湾の大きな水の流れの妄想、3回目です


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※過去の潮流ネタ記事へは右メニュー「◎アジと潮流」からどうぞ。


東京湾の水の流れを、春~夏に焦点をおいて妄想しています。


前回は恒流を上げ潮・下げ潮に分解するイメージを思い浮かべてみました。


今回は前回のイメージ図の中の「大津~観音崎」の部分を抜き出して妄想を進めてみたいと思います


いつも冒頭に書いてますが、経験不足のへっぽこ釣り人の無責任妄想ですこれまでは水産研究の方々の論説等をべ一スにおいてきましたが、今回はほぼ完全な個人的妄想に突入してしまいます。


居酒屋談義、それも酔っ払いのホラ程度と捉えて頂けると幸いです


ご意見•ご指摘、異論•反論、すべて大歓迎です!釣行が少ない僕はいつもみなさんからの情報に支えられてます。特に潮の情報に飢えてますので、ぜひご指導の程をお願い申し上げますm(_ _)m。







前回の2つのイメージから「大津~観音崎」の部分をクローズアップします。


まず、春~夏に想定される「本流」だけを書き入れた状態が、以下の2枚です。


Sagesiohonryuu_2 
春〜夏 下げ潮の本流イメージです。

Agesiohonryuu
同じく、上げ潮の本流。下げ潮に比べるとかなり弱いイメージです。


さらに、この本流に「分岐流」・「反転流」のイメージを書き入れてみます


分岐・反転の角度の一部については僕が実際に釣り場で経験した潮の方向を取り入れてます。それぞれに3パターンあります。パターン1は潮が安定している時(上げ下げの5分あたりなど)に多いと感じられる潮、パターン2・3はパターン1に至る過程で見られたり、季節が秋に向けて深まるに連れて多くみられるようになってくる潮のイメージです。


Sagesio1
反転流です。春に多い、力強い潮です。

Sagesio2
大津沖からの分岐流です。やや弱めの潮で、全体的に潮が舞いやすい感じです。

Sagesio3
分岐流です。春のうちは滅多に流れず、秋に向けて増えていく潮と思います。

Agesio1
猿島付近からの反転流です。かなり弱い潮と考えてます。

Agesio2
白い潮がポイント。千葉側から入ってくる潮です

Agesio3
分岐流です。これも緩やかな潮で、秋に近づくと増えてくると思います。


簡単に言うと、春は下げ潮の反転流が走水のあたりから猿島の方向へと力強く流れる(パターン1)のに対し、上げ潮は猿島や千葉の富津方面(つまり北寄りです)から入ってくることが多いものの、下げ潮に比べるとかなり緩い流れ方になる(パターン1・2)、という感じでしょうか。


本流から分かれてくる分岐流、反転流はたくさんの要素のバランスで形成されます。たとえ本流の方向が変わらなくても、他の要素のほんのちょっとの変化で、まったく異なる動きになることがあると思います。さらに、その変化の過程で短時間で複雑に変化したり、潮止まりでもないのに流れが止まったりします。


このレベルの潮の流れで特に重要と思うのは、上げ潮パターン2に書き込んである「千葉方面から入って来る潮」です。潮の流れを考え始めてからかなり長い間、この潮が直接大津に入って来ることは無いと考えていました(上げ潮は塩分濃度が安定していて重いはずのため、下層側から入り、結果として大津に届く前に古東京川渓谷の本流にぶつかって合流すると思っていた)。


しかし、この潮が直接大津に入って来る、と考えると実際に釣り場で経験した潮の流れの説明にしっくりくることが多いんです。色々と考えてみたところ、「水深の違い」に気づきました。狭義の東京湾口では千葉側は水深が浅いです。この千葉側からの流れは古東京川渓谷を流れる本流の「上を」通り抜けて大津のあたりまで到達することがあるんじゃないか・・・、という仮説です。


Chibakaranoagesio
千葉側からのこの流れが・・・。

Keikokugoenosio
古東京川渓谷の本流の上を越えて入ってくる。


春は上げ潮の本流が弱いので、上げ潮パターン1の時に北西から入ってくるのは弱い潮です。パターン2の千葉方面から入る北東の潮の方が早めの潮になると思います(でも下げ潮に比べるとずっと緩い)。


また、大津に真北から潮が入るときは、この2つの潮が合わさっていることも考えられると思います。





頭の中で想像している潮の流れを矢印で表すのは難しいですね。矢印を書ききれない部分や、潮の流れの強さの違いのイメージはどうやって表わしたらいいんでしょう??いろいろ悩んだのですが、結局大きな矢印を描くのが精一杯でした・・・。


でも、僕のイメージの具体的な部分はせいぜい「そういった潮が流れることもある」という程度で、実際の海で変化していく潮の中のほんの一瞬しか表してないと思います。なので、間違いは恐れず、できるだけ現在の考えをそのまま落とし込んでみました


今後、海の上での経験が深まるに連れて、より具体的なイメージを育てたり、誤りを修正していくことになると思います。



こうやって大きな潮の流れを考えていると、感じることがあります。


周辺の海と比べて、京急大津の海の潮の流れは際立って変化に富んでいる、と思うんです。実際に釣りに出たことのある時間・場所は少ないので、ただの思い込みと言えばそれまでなのですが・・・





東京湾の大きな水の流れの妄想話は、ここでひと区切りにしようと思います。


今回記事にしてみた潮の流れのイメージは、まだちょっと大きな部分です。大津の海の釣りポイントに実際に流れる潮についてはもう1段階細かく考えているものがあります。主に大津の海底地形から想像する潮の出入口、海底付近の潮の緩み、それに表層と中層以下に流れる潮の向きが異なる場合のいくつかのパターンです。


しかし、海底地形の情報を市販の海図やマイ海図、釣りナビくんのデータなど、著作権のあるものから得ているので、そのまま記事に落とすことは控えることにしました


より大津の海にクローズアップしたイメージについては、今後時間をかけて表現方法を考えた上で、改めて別シリーズ(?)としてボストさせて頂こうと思います。




でも、今回記載したイメージの補足も兼ねて、3つだけ触れておきたい部分があります。


・春夏の大津では、下げ潮の流れ出しが早く、上げ潮の流れ出しは遅いです。


潮汐表での満潮時には、すでに下げ潮が流れ出している。逆に、干潮時間を1時間半も過ぎているのに上げ潮の流れ出しが感じられない•••。そんなことが多いと思います。個人的には、古東京川の幻影に触れているような気がして、つい感慨に浸ってしまいます


・矢印に囲まれたエリアでは、例え大きな潮が入ってきている時でも、潮が止まっていたり、舞っていることが多いです。


例として、ガレ場や沖の小漁礁では北からの潮が流れているのに、武山出しではほとんど潮が動いていない。海底遺跡で北東からの潮を感じたものの、わすか30mの小移動をしたら南からの潮が流れていた、等。


・下げ潮で、中層以下では今回のパターン1のイメージ通りに猿島方向への潮が流れているのに、表層では北からの潮が流れているようなケースがあります。


これは今年の6月22日の釣りの後半でも経験できたケースです。海底遺跡付近でKAKEさん、せーじさん、Heavyさんと一緒に釣っていた頃にちょうど流れていました。


 きっとあの時は千葉側からの潮が届いていたんだろうと思います。早めの潮で、しばらく安定して2枚潮の状態でした。僕の中では、春の下げ潮でこうした2枚潮が安定して流れるのは表層に千葉からの潮が入ってきている時だと思っています。



こんなレベルのイメージを、うまく纏められるように頑張ってみます。気長にお待ちくださいませ



もうひとつありました


秋~冬の潮の流れのイメージについては、「春~夏の逆」と言えない部分が多いです。僕はどちらかというと夏の釣りはしないほうで、寒い時に頑張るタイプなので、潮の観察実績は冬の方が多いです。でも、秋~冬の潮は春~夏の潮よりパターンが判然とせず難しいんです。常に変わっていく感じ・・・ですね


こちらも時間をかけてしっかり仕込んでから、折をみてポストしていきたいと思います。





余談です。



大津でNS仕掛けを流したいです



昨年2回、チャレンジしましたが、潮の変化が複雑すぎて釣りになりませんでした(潮の変化を観察する手段としてNS釣りは最高です)。大津でNS釣りが出来るタイミングは、かなり限られると思います。


でも、ほんの1時間でも潮が安定するタイミングを先読みできれば、大津でも釣りになるはずです。


NS釣りを学ぶのは今年と来年の目標。再来年はまったく違う目標になってしまうので、時間は限られています。油壺で基本を学ぶことと並行して大津の潮を出来る限り勉強しておく。そして来年のうちに大津で身のあるNS釣りを実現する・・・。



そんな小さな夢を持っています



天候運が悪いので来年までに何回海に出られるかも解からないですが・・・(僕は風男じゃありませんよ)



潮も分からず魚も釣れず。そんな現実から目をそらしながら妄想に耽っています。

僕の釣り、ちょっと怪しくなってきたかな??





2013年7月15日 (月)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と・・・(その7)

東京湾の水の流れの妄想編、続きです。


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潮流ネタの続きです


この内容は基本的にネット上の公開資料や、論説記事に基づくものをべ一スにしていますが、途中から個人的な経験や妄想が交じって、だんだん怪しくなってきます(前回より妄想のウエイトが多いかも?)。


例によって居酒屋談義程度に捉えて頂けると幸いです





まずはクイズです


Q.東京湾の水の流れはざっくり言うと次のどっち?


  「時計まわり」 or 「反時計まわり」


Docchimawari



A.季節、潮汐によって変わります


前回の記事の参考資料に挙げさせていただいたコレを読んでいただくのが早いと思いますが、それでもまだ「季節によって・・・」という表現には少し解説が必要です。


今の季節の東京湾の恒流をGoogle Earth画像に書き込んでみました。前述の参考資料の「夏・上層」の水の流れ図(恒流)を元にしてます。


Natunokouryuu
思い通りの矢印を書くのって難しいですね。だいぶ手こずってしまいました(^^;;。

このイメージからすると、「夏の東京湾の水の流れは『反時計まわり』」と言えそうです。でも、手漕ぎボート釣りをする人が感じる「潮の流れ」には、なかなか当てはまりません。


考え合わせなければいけないこと。2つあると思います。


1.「恒流」は実際に流れる潮じやない
学術的な論説等の中は、水の流れは「恒流」という「一定の単位時間(1日とか)」での平均になっており、干潮時、満潮時の区別がありません。上げ潮と下げ潮を相殺した結果を示しているイメージです。


2.「恒流」は手漕ぎボート釣りタイム以外の時間帯のデータを含んでいる
手漕ぎボート釣りタイムはおおよそAM7:00~PM2:00くらいでしょうか。約7時間、1日の約3分の1ほどの長さです。つまり「恒流」の計算に含まれてる海水の流れのうち、3分の2は私達の釣りに関係ない要素、ということになります。


※余談ですが、ブログ開設前にタイトルを考えていた時、「手漕ぎボートでまっしぐら」と最後まで争っていたのが「Precious 7 hours(-なにものにも代えがたい7時間-)」というタイトルでした





1日には2回の潮の干満があります。その2回は同じ強さではなく、どちらかがより潮位差が大きくなります。大雑把にいうと、春~夏は日中の潮位差が大きく、秋~冬は夜の間の方が大きくなります。


「春の早潮」はきっと日の出ているうちに釣り(漁業)をする人から生まれた言葉なんでしょうね



※余談1
潮の早さは、実は月と太陽の引力と遠心力だけでは説明がつかないんだそうです。春の昼間と冬の夜間の潮の早さを比べると、実際に春の方が早く、「春の早潮」の要因については現在も研究されているようです。


※余談2
潮干狩りは春~夏のイメージがありますが、日中に大きく潮が引く時期だからですね。僕もたま~に潮干狩りをするのですが、1~2月の満月の夜にやってます。凍えそうな寒さにさえ耐えれば、広い干潟をほぼ独り占めできたりします(自然浜です)。





さて、ややこしいことは置いておいて、上に出てきた夏の「恒流」をもう少し沖釣り目線で分かりやすくしてみたいと思います。


「恒流」を、上げ潮イメージと下げ潮イメージに分解してみます。


Kouryuubunnkai
少〜し妄想モードに突入?です(^O^)

「夏の下げ潮」イメージです。



Natunosagesio_2
春〜夏の下げ潮は早くて難しいことが多いですよね。

「夏の上げ潮」イメージです。



Natunoagesio
この図は千葉寄りの方が後で大切になります。


この分解イメージは、基本的に以下の3点を考えて作ってみました。


・「東京湾の潮汐流は千葉側から入り、神奈川側から出ていく」
・「春~夏の日中は下げ潮が早い」
・「上げ潮は下げ潮の反対に流れるが、反対に流れる時には冬の恒流に近い流れになる」


※パターンを分け過ぎると分かりにくくなってしまうため、昼と夜に分けることは省いてます。あと、細かいところでは上層と下層のイメージを混在させてます。


この2つの潮の流れのイメージは、釣りをする人の間で、いわゆる「本流」と呼ばれている潮のイメージです。この規模の本流は、まだ実際に手漕ぎボート釣りエリアに流れる潮とは同じではありません。


例外的に、1か所だけこの本流の上で釣りができる場所があります。「観音崎」です


観音崎のお店正面の水深40m以深から東側のエリアについては、この本流を直接体験できるポイントだと思います(僕は観音崎での釣りの経験が少ししかありません。この点は常連の皆さんにお聞きしてみたいところですね)。


昨年の4月に経験した大潮直前の中潮での水深45mポイントの釣りでは、本当に抜かれてしまいました。


何を?


「度胆」です





参考URL:「東京湾内における水の循環」http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/2004annual/annual2-08.pdf#search='%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%B9%BE+%E6%B5%B7%E6%B5%81'


参考URL:「ヨッシンと地学の散歩 -潮の満ち引きはなぜ起こる-」http://www1.ocn.ne.jp/~yosshin/topic08.htm
※地学専門家の方のサイトです。本文中の「余談1」の部分の内容がより詳細に触れられてます。サイトポリシーに従い、出典元明記の上で引用させて頂きました。



一度にポストできる画像の数に限界があるので、続きは次回に回したいと思います。


次回こそは大津の釣り場の潮のイメージに繋がる・・・かな??


ほとんど個人的な妄想ばっかりで当てにならなそうですが・・・。





2013年7月 5日 (金)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と・・・(その6)

久しぶりの潮流ネタです


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Kairyuutochouryuu_2 
1年と3ヶ月振りの続編です(^^;;。

いかんせん個人的妄想なので、アクセス数が想定を超えてしまった頃からほとんどポストしていませんでした


でも「家での釣り」で1番時間を取っていることのひとつは「潮の流れの妄想」なんです。


ブログ再起動という気分も手伝って、久しぶりにポストさせて頂く気になりました。ネットや本で調べたことをベースにしてますが、海の上で観察した潮の流れと、本当に個人的な推測が混ざり込んでます。あまり真に受けずに居酒屋談義と捉えて頂ければ嬉しいです


手元に自分用の覚書が長々とあるのですが、どこまで切り出すか悩み中です。まだ決まっていないのですが、何回かに分けてポストするかもしれません。





身近な釣り場の潮の部分から抜き出そうと思ったのですが、前提が多くてワケがわからないことに気付きました。1回の記事の長さにも限界があるので、今回は前置きみたいな部分を書いておこうと思います。



釣り場の潮の流れ。釣りをする人にとってはすごく身近な自然ですよね
気にしなくても釣りは出来るのですが、ある時から潮の流れに興味を持つようになりました。
理由は主に2つですね。


1.たけちゃんさんの影響この記事この記事  
2.急潮による海難事故の存在を知ったこと


余談ですが、いろいろ調べているうちに「潮」ってもしかして太古の昔から未来まで、地球全体を支配し続けてるんじゃないの?などと実感したりして、釣りの枠をずっと超えた興味にもなってます





東京湾内の海流に影響を与えている大きい要素には以下の4つがあります。
影響が大きいだろうな、と思う順番に挙げてみます。


1.潮汐流
2.黒潮の分流
3.卓越風(季節風)
4.古東京川の流れ


この4つのうち、「2.黒潮の分流」は条件が揃った時に発生する突発的な影響で予測が難しく、釣り向けの妄想ではパスです(相模湾、駿河湾ではとても重要になると思います)。釣行前に黒潮の蛇行状況も見ることは多いんですが、実際に東京湾に入り込んでくるのは複雑に変化する反転流なので、海の上でイメージに繋げられたことは一度もありません


「3.卓越風(季節風)」についても、手漕ぎボート釣りをする人には「春夏の南風」、「秋冬の北風」として身近なので、省略です(風による表層流が早いとちょっと厄介ですよね)。




1.潮汐流について


釣りをしていて感じる「潮の流れ」はほとんどコレですね潮の干満による海水面(潮位)の変動に伴って発生する海水の流れ、「潮流」です。この潮汐流によって入れ替わる海水は、東京湾全体の海水の8分の1程になるそうです(干満は1日に2回なので、16分の1×2回)。後で出てくる「川の流れ」による海水の入れ替わりの量は海水全体の590分の1程度なので、数字からみた影響の規模の違いは歴然です


面白いのは、海水が入れ替わる量については、「小潮で少なく、大潮で多い、とは限らない」という話です。


東京湾内の海流は2次元的ではなくて、上層、中層、下層で異なる流れになることがあり、上にかぶさる汽水の動きの影響が複雑なようです。単純に考えると、大雨の後に河川からの流入量が増えれば潮汐に関わらず湾外への流出量が増えそうですが・・・(実際はもっともっと複雑で難しいようです)。



浦賀水道のを通る潮汐流の動きの基本として「千葉県側から入り込み、神奈川県から出ていく」ことが観測で明確に示されています。ただし、これは「恒流」と言われる平均化された理論上の海水の流れのことで、実際の海の流れを表してはいないことに注意が必要です。



僕の(HEPPOこな)イメージとしては・・・。


<上げ潮>
・湾外から塩分濃度と酸素濃度の安定した海水が流入してくる。
・塩分濃度の低い湾内の汽水より比重が重いため、下側から入り込んでくる。
・浦賀水道の神奈川県側は、上げ潮の速度は遅い(千葉県側は早い)。
・日中の干満差が大きい春~夏は、上げ潮が下から入ってくる時に上層で反対に流れることがある(下から強く流れ込んで上側から押し出される?)。


<下げ潮>
・湾奥からの汽水(塩分濃度、酸素濃度が低い)が流出してくる。
・汽水は比重が軽く上側を移動してくる。ただし観音崎の東から湾外に向けて広がる海底谷へ下層の海水が落ち込んでいくため、汽水の層が厚くなる。
・浦賀水道の神奈川県側は、下げ潮の速度が速い(千葉県側は遅い)。
・日中の干満差が大きい春~夏は、浦賀水道神奈川県側の下げ潮の流れが特に強い。流れが強いため、反転流も強い。


 ※余談ですが、過去に実験で試してみたビーズの中で、1種類だけ「真水では沈み、海水では浮く」ものがありましたね「スナイプビーズ・ケイムラ」)。



あと、上げ潮でも下げ潮でも感じることとして、高水温期は、表層に暖かくて軽い海水が集まっていて、海水の層が分かれやすい(上下の流れの向きが分かれやすい)ように感じます

(冬も向きが分かれることはありますが、潮の厚みや向きがより不安定で変わりやすい気がします)




4.古東京川の流れ


2万年程前の氷河期、海面が現在より100mも低く、東京湾はほとんど陸地でした。その頃、その陸地を大きな川が流れていました。多摩川や利根川、入間川等の関東の大きな川が1本に合流した「古東京川」です。


この古東京川が流れていたルートは、今でも東京湾の海底にハッキリと残ってます。


Toukyouwanfukanzu_2 
一番最後に記載の参考URLの海上保安庁のサイトから拝借いたしました。


このグリーンに見える部分が古東京川の流れが刻んだ渓谷です。東京湾全体の水深の平均は17mしかないのですが、古東京川の流域だけが深く、最深部は観音崎沖の水深70mです。そもそも、東京湾の交通のメインストリートの「浦賀水道」はこの古東京川の渓谷をそのまま利用している航海路です。


僕たちに身近な大津~観音崎は、まさに古東京川の流域に接していて、位置的には古東京川の淵かワンドのような地形、とも言えますね。


Toukyouwanchoukanzu
おなじく海上保安庁のサイトから拝借。

この鳥瞰図で見ると、観音崎の南東東から一気に水深500m以深まで落ち込む「東京海底谷」の存在が分かりやすいですね。この海底谷が、上げ潮の海水の供給源であり、下げ潮の時の排水溝のような役割もしているのかな?と思います。




僕の(HEPPOこな)補足としては・・・。


疑問。現在、東京湾に流れ込んでいる河川の汽水は、かつての古東京川と同じ様に東京湾の中を流れてたりする?


答えはほぼ「NO」と思います。汽水の比重は軽いので、上層に浮きがちなはずです。なので海底にある古東京川の渓谷に沿って流れるとは思えません。


ただし、冒頭に挙げた東京湾の海流に影響する4つの大きな要素のうち、他の3つの影響が無くなった時はどうでしょう?黒潮の分流が入ってきておらず、風の影響も無く、干潮か満潮の潮止まりの時間帯。


そんな時には、こんなふうに潮が流れることもあるようです。


Kotoukyougawanoaraware
青い矢印は古東京川の名残??ちょうど今日(7/5)の潮です。


僕の勝手な妄想ですが、こんな風に考えるとちょっとロマンチックな気がしませんか?


現代都市・東京の目の前に広がる東京湾に、2万年前の太古の昔の巨大河川の幻影が流れている・・・。


好きです。こういうの





参考URL:Wikipedia「東京湾」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%B9%BE


参考URL:海上保安庁「東京湾の海底をのぞいてみよう」

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN3/sodan/news/2006/1810tokyo-kaitei.htm


参考URL:国土技術政策総合研究所「東京湾内における水の循環」

http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/2004annual/annual2-08.pdf#search='%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%B9%BE+%E6%B5%B7%E6%B5%81'


↑どれも面白いですが、3番目のやつが1番読みやすく、面白くまとめられていると思います。



次回はもうちょっと具体的な東京湾の海水の流れを妄想してみたいと思います。
(続きがあれば・・・ですが



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2012年4月 3日 (火)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と・・・(その5)。

ポイントに対する考え方がちょっと変わってきました。


関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その1)
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その2)
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その3)
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その4)


4ヶ月振りに潮流ネタを書いてみます


(初心者の妄想です。内容の責任は持てません。世間話程度に読み流して頂けると助かります)。



これまで、潮流を考え、ポイントを妄想してきました。


Itutune13

↑根の形から有望な潮表ボイントを考えた時の図。



Netosiome5

↑潮表に加えて 「海中の潮目」を意識して考えた時の図。



4月に入り、近く海苔棚が撤去されます。当然ですが海苔棚の存在に依ったポイントは消滅します。また水温が上がってくると、いずれアジが根回りに集まってくる季節を迎えることになります。したがって、根回りに関するこのような妄想も思い出しながらポイント選定を行っていきたいと思っています。





でも、ちょっと考え方が変わりました。


正確に言うと、変わった訳ではなくて、新しい視点が加わったんです。
(例によって先輩方から見ると当然の内容だったり、へンチクリンだったりするかもしれません。海を知らない初心者の独り言ですので、ご容赦くださいませ)


いままで、以下の考え方でポイントを妄想してきました。


・魚は潮表に集まる。
 →プランクトンや底生生物を効率よく捕食するため。
・魚は潮目に集まる(目に見えない潮目(「海中の潮目」)も大切)
 →海中の潮目の状況によっては、アジが底近くにいるとは限らない。
・潮流は根によって影響を受ける。


これらの考えは海釣りの基本と思われ、今でも変わってません。ただ、以下の1点において、反省している面があります。


視点が小さすぎました


「根」に囚われすぎていた感じがします。


まず根の存在があり、潮流も魚も根を絶対的な基準にして考えをめぐらしていました。
例えぱ・・・。


「この高根の形なら下げ潮ではこう潮があたるからこのあたりが潮表だな。その中でもこの部分は隣の根の影響で出来る海中の潮目が重なるっぽいから、狙い目かな


こんな感じです



最近、頭の中で気になって仕方が無いこと、それは・・・。


「潮流が地形を作る」


という考えです。


まず「根ありき」でなく、海底の地形はずっと昔からその海に流れる潮の流れによって変化してきている、という考えです。特に底が砂地になっているエリアでは、潮流による地形の形成が顕著だと思われます。


この考えによって具体的にポイントの考え方がどう変わるか?
僕ごときには明確には解りません


でも、少なくともこんな感じのことは考えられると思います。


・水深や根の存在を意識しながら大津の海全体を捉えてみると、大きな潮の流れを想像することができる。
・砂地の力ケアガリや馬の背は、潮流によって作られている。
・砂地でも変化のある地形では、根回りと同じようにプランクトンが溜まりやすいはずなので、魚が集まっていたり、根から根へ回遊する魚の通り道になったりしている可能性が有る。
・高根回りに発生する海中の潮目も周囲の砂地の地形に変化を与えていると思われる。



以前に妄想した大津の海の大きな潮の流れ図です。


Agesio
大きな反転流は実際によく流れてます。

Sagesio
これからの季節、潮流は流れだけでなく温度にも要注意と思います。勉強に果てはありませんね。

この図はさすがに視点が大きすぎますが、もっと詳しい視点で潮が大津の海をどう流れていくか、それを一生懸命考えていると、水深の浅いところや、高根の位置を回って流れる潮流がなんとなく見えてくるような気がするんです。



Ootsumousou
グーグルアースの画面をひたすら眺めながら考えます。

実際には、大津の海の潮流は常に複雑に変化します(10分単位で刻々と変わる時もあります)。ただし、大きな流れ(強い流れ)が通るコースはしっかりと地形に反映しているはずです。
つまり、確認したことがないポイントでも潮の流れ方の把握が出来れば「ここにはカケアガリがあるはず」、「このあたりに馬の背がある可能性が高い」「この根の周囲の砂地には変化のある地形が続いているのでは」という推測が成り立つと思うんです。


魚達がどこからやってくるのかは正直全く解りません。でも少なくともエサは潮に乗ってやってくると思われます。つまり「地形」にも「エサ」にも大きな影響を与えているのは「潮流」。僕のポイントに関する考え方は「根」基準から「潮」基準により近付いたような気がします。





今、頭に浮かんでいることを実際に釣行してまとめて試せたら(3日間くらい?)、きっと釣りの腕前が一皮むけそうな気がします(もちろん現実的には無理無理無理ィです)。


とりあえず今後の限られた機会にひとつひとつ活かしながら長い目で試していこうと思います


こんな妄想をダラダラとエラそうに書いて、今年の釣行がボウズの連続だったらすみません。ボウズでもチャレンジの結果であれば恥ずかしげもなく詳報することをお約束いたします(悪い見本としてでも、誰かの役に立つ可能性があれば自分的には本望なんです)。



季節の移り変わりを感じながら、ご一緒に手漕ぎボートの釣りを楽しみましょうね





2011年11月29日 (火)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と•••(その4)

ここで一度、コマセの広がりのイメージを確認しておきたいと思います。

今週末も悪天候になっちゃいそうですね。予報天気図を見ていると、いよいよ冬に入ってきた感じがします。釣り日和を見つけるのも大変になりそうです

さて、「その1」〜「その3」では潮流を意識した根まわりのアジのポイントについて妄想してきました。次の妄想に移る前に、魚を寄せる釣りを確認しておこうと思います。


関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その1)
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その2)
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その3)

アジ狙いの時、朝一番の仕掛け投入でアタリがあれば良いのですが、滅多にそううまくいきません。2本竿体制で置き竿にして、しばらく様子を見ますが、それでもダメな時は1本を手持ちにして「攻める釣り」に切り替えます。

また、1本で大物狙いの置き竿をしている時にも、やはりもう1本は手持ちで攻めます。

①根回りを狙う時、ビシ仕掛けでハリス分+αの底立ちを切る。

Photo
これで釣れるのが一番楽でいいですね。

「攻める」は「待つ」の反対。仕掛けの場所にアジが来るのを待つのではなく、仕掛けの場所にアジを集めるという意図でやります。

②50cm~1mくらいの幅で、一定時間ごとにシャクリを入れつつ、リールを巻きます。シャクる幅と止めて待つ時間は、潮に合わせて色々工夫します。

Photo_2
コマセをケチっていては成立しない釣りです。1投目がダメでも、2投、3投と間を空けずに打ち返します。


③魚が集められると、高めのタナでアタリます。1匹釣れたら、そのタナを効率よく狙う為にシャクる範囲を狭めます。
Photo_3
イメージ通りに成功することは滅多に無いのですが、うまくいくと最初のアジがその日1番の良型なことが多かったりします。

この釣りも、潮がある程度流れていないとうまくいきません。早すぎてもダメだと思います。良い潮が流れている時には、ポイントにさえ入れていればアジは釣れるので、この釣りをするのは主に微妙にポイントを外してる時が多くなりますね。

エサはオキアミメインでやりますが、針持ちが悪いのでウィリー仕掛けに切り替えてやる方が良いかもしれません。

このイメージでの釣り、今後はちょっと長めのハリスで大物狙いを意識してやっていこうと思います。

2011年11月24日 (木)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と•••(その3)

高根の中腹にある棚が気になります。

アジのポイントを探し回っている時、魚群探知機の画面にかなりピンポイントで魚の群れが映ることがあります。 そんな反応が良く出る地形が、こんな感じのところ。

Photo
棚だったり•••。 小高い頂上だったり•••。
(手書きのイメージです)


Kodanatochouryuu1
イメージ的には、こんな感じだと思います。

記憶によれば、潮が流れている時(弛やかにでも)のような気がします。 想像するに、こんな潮が流れているんじゃないでしょうか?

Kodanatochouryuu2
棚になってるところに立体的な反転流が•••。

潮の流れが早ければ海中の潮目も出来るカタチなので、アジの群れがいるのは自然な気もします。

ただ、この手の反応はピンポイント過ぎて、狙ってアンカリングするのがやたらと難しいんですよね•••

しかも、こういった詳しい根の形は「マイ海図」でもほとんど確認できません。現場で魚探画面を頼りに見つけるしかありません。

時々見かける、周囲が渋い中で1艘だけ爆釣しているボートは、こういうピンポイントに入っているケースもあると思います。

アンカリングが上手になって、こういったポイントを狙い撃ちできるようになれば、魚探の力を最大に引き出せるんでしょうね。

いつかアンカリングの達人になりた〜い

Kodanatochouryuu3
こう考えるとなんだか海のUFOキャッチャーみたい


関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その1)
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その2)
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2011年11月 9日 (水)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と・・・(その2)。

海中にも「潮目」は有ります。

高根まわりを釣る時のポイントの基本は「潮表」です。
魚にとって、潮流によって流れてくるエサを効率的に捕食できる位置ですよね。

効率的に捕食できる場所として、もうひとつ良いポイントになる場所があります。それは「潮目」です。

潮目は速さや向きの違う流れがぶつかってできる水の壁のようなもので、プランクトンが溜まりやすいので、回遊魚の良いポイントになります。

ボート釣りをしている時に周囲を見渡してみると、海面に潮目が出来ているところが見つかることもよくありますね。

この潮目、サバやイナダ狙いのジグのキヤスティングタックルなどを持ってきている時は別ですが、アジ狙いのビシ仕掛けやサビキ仕掛けで「縦の釣り」をしている時にはあまり気にしないのが普通です。

でも、潮が流れている時に根回りで釣りをしていると、実はすぐそばに潮目が出来ていることがあります。それは 「海中の潮目」です。

下の図は、単純な形の高根をイメージしてますが、赤い色の部分に潮目が出来ている可能性があります。

Netosiome2 
ある程度早い潮じゃないと出ないと思います。

横から見るとこんな感じ。

Netosiomesokumen

これって、潮表じゃなくて、どちらかというと潮裏側ですよね。海中の潮目は見えないし、長時間安定して発生しているとも限りません。何よりも潮裏側では 「潮表をねらえの基本を外しているので、これを狙って釣るのは得策とは思えません。

じやあ、まったく気にしなくていいんでしようか?

結論からすると、あまり気にする必要はないと思うんですが、ちょっとだけ妄想にお付き合いください。

下の図のケースでどうでしよう。

Netosiome4 
妄想世界に入ってきました(^^;;

潮目を書き入れてみます。

Netosiome5

このような形の高根群があったら、どこにアンカリングしましょう?

どこも良い潮表でポイントになりそうですが、僕なら、海中の潮目と潮表が重なるC、Dを狙ってみたいと思います

京急大津の海に、こんな単純な形の根はありませんが、よく探してみると、潮流に対して似たような位置関係になっている場所が数ヶ所ありそうです。

いつかチャレンジできる機会があれば、結果報告をしたいと思います

Netosiome6
たいがい作戦倒れになりますが(^^;;


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2011年10月30日 (日)

【妄想?】カクレ根とアジと潮流と・・・。

最近の悩み、その2。
(その1はコチラ

実は、根のどこが良いポイントなのか、あんまり解ってません。以前はいつも「根の中腹」から釣り始めて、釣れなければ小移動を1~2回。それでも釣れなければ違う根に行く感じでした。

でも、いつの日か時合に合わせてポイント移動が出来るようになりたいな、と思ってます(きっと無理でも目指すだけならタダなので)。

時合を作り出す要素で一番大きいのはたぶん潮流。なので最近は潮流と根の関係をアレコレ妄想してます。

一般的には、「潮表を狙えと言われます。

Jin
「潮表をねらえ

単純なイメージを側面から見るとこんな感じでしょうか。

潮流の矢印が交差するところが流れてくるエサを効率よく捕食できるように思います。

Netochouryuusokumen
プランクトンってどれくらい流れてくるんだろ?

上から見るとこんな感じ。
要は潮表側なら大体ポイントになりそうです。

Netochouryuufukan
斜線エリアは砂地のつもりです。

ところで川釣りの場合って、川底の大きな石の裏側がポイントになったりしますよね。流れが緩かったり、渦のような流れでエサが溜まりやすかったりするからだと思います。

でも海釣りの場合は潮裏はダメと言われます。水の流れる方向が決まってる川と常に潮流が変わる海の違いでしょうか。

Shioura
潮裏を狙う魚っていないのかなぁ。

ここまでは単純な形の根をイメージしてみたんですが、実際のカクレ根はいろいろな形をしてます。京急大津の根も、丸根や富士山出しのように比較的円形のものから、中根や五ツ根のように複雑な形をしているところもあります。

複雑な形をしている根に潮流が当たる時って、どこが良いポイントなんでしょう?考えれば考えるほど頭がこんがらがってしまいます。

例として、下げ潮で北西方向から潮流が当たる時の五ッ根を考えてみます。

Itutune11
本当の五ッ根は高低差もあり、もっともっと複雑です。

こんな形の根に潮流が当たると、大雑把にはこんな流れになりそうです。

Itutune12
潮流を2次元で考えるのは難しいですね

こんな流れの場合、仮に1番有望なポイントを探し出すとしたら、どこが良いのでしょう?

Itutune13
アジお達の気持ちになってみましょう(無理)。

A~Eのどれもおそらくポイントになるかなぁ、とは思いますが・・・。

実際の五ッ根では、B・C・Dあたりが一番魚探付きボートが集まっている場所のような気がします。

でも、アジさん達がフィッシュイーターから身を隠しながら安全に捕食するなら、なんとなく「E」も良さそうな気がします・・・。

Itutune14
ここで良い釣りが出来たら嬉しいな。

他の根の形についても、そのうち妄想話を載せていきたいと思います〜



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2011年10月13日 (木)

【妄想?】京急大津の潮流って・・・。

最近の悩み、その1。

自分の釣行時や、他の人の釣果を聞いた時には、できるだけその釣果時点の潮流をチェックしてます。

→ 東京湾 潮流推算


1318513774158.jpg
海保って釣り人の味方ですよね。

大雑把にしか解らないのですが、イメージは涌きやすいですよね

でも、走水から横須賀までの地形で、実際の潮流がどうなっているかは、想像しにくいです。特に、上げ潮の時。

下げ潮の時は大津の海の根にも、だいたい北西〜北北西から潮が当たってるの思って間違いなさそうです。

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イメージしやすい感じ。

でも、上げ潮のときは・・・。湾口から入ってきて観音崎のあたりで加速した潮が湾奥に流れていく時、大津ではどんな潮が流れているんでしょう・・・?

1318513776044.jpg
観音崎の出っ張りの陰なので潮が巻いたりすることもあるかも。

こんな風に大津の辺りだけ不自然な潮が流れる時もあります

1318513776666.jpg
大津のあたりだけヘン•••。

ポイントを見極めるのに、潮流って一番大切な気がするんです。小魚でも大物でも、エサを運んでくるのってきっと潮流ですよね。

海釣り歴の浅い僕にはまだまだ実戦経験が足りません。いつか時合に合わせたポイント変更が出来るようになりたいんですが•••。でも、焦らずじっくりと釣りを楽しみながら経験を積んでいきたいなぁ、と思います


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