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2020年9月25日 (金)

【釣行記補足】バリ(アイゴ)はどんな味だった?その他

令和2年9月20日(日)釣行の補足です。

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早速ですが、今回のメインはこの扉絵のお魚さんです。

アイゴ(九州ではバリ

玄海マリーナさん前のカキ棚でアジ狙いのウィリー釣りをしていたら、中層で掛かってきました。

サイズの割りに強い引き。一瞬クロダイかと思いましたが、削岩機のように早いリズムで首を振り続けるので、巨大なカワハギかとも思いました。

言い換えれば、楽しい引き。釣り味は良いですね!もっとサイズが大きかったら、相当苦戦するだろうなと思います。

釣り味はさておき、このお魚さんのヒレに万一刺されてしまうと、大変な激痛に襲われると聞きます。そんな危険な魚というイメージのせいもあって、関東では釣れて喜ぶ人はまずいないと思います。


ところが、福岡に来てからいろいろと釣り情報を漁っていたら、何度も「バリは美味しい」「危険だけど慎重に〆て持ち帰ろう」というような言葉を何度も見かけました。


たまたまなんですが、現在放送中(9月現在)の九州を舞台にした釣り女子のアニメ「放課後ていぼう日誌」の前週の放送回にも、この「バリ」の話が出てきていました。主人公の女の子が堤防釣りで釣ったバリを捨ててしまったのを見かねた先輩女子が、バリの美味しさを教えるという話。その過程で、釣ったその場でのバリの処理方法が具体的に描写されていました。

下処理の方法はネットで調べるといろいろとあるので詳しくは省きますが、僕がそのアニメのシーンを思い出しながらやった方法はこんな感じです。

(なお、すぐ近くからこの様子を見られていた初老の紳士釣り師さん曰く「よく手でつかめるね」。どうやらメジャーな安定方法は「足で踏んづける」のようです。くれぐれもお気をつけください)

①十分に弱ったバリを厚手のタオルでヒレのトゲに気を付けながら慎重につかむ。
(バリは船上に揚げてしまえば結構早く弱りますが、断末魔のひと暴れがありましたのでご注意ください)

②ハサミですべてのヒレを切り落とす。

③頭(オデコ?)付近にある短い「隠し剣」も切り落とす。

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巧妙に隠れていて、知らないと刺されるまで気づかないと思います。

④エラの真上あたりの背中から中骨(背骨)までを一気に切断!

⑤お尻の穴からハサミでおなかを開く(内臓にキズをつけないように)。

⑥サバ折りの逆のイメージで、切断した背中から頭を斜め下にゆっくり折っていき、頭をむしり剥がす。

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言葉で書くと難しそうですが、やってみると意外に簡単♪

⑦そうすると、内臓のすべてが頭と一緒に綺麗に抜ける!


写真が一部ピンボケで申し訳ないんですが、これが①~⑦を施した直後の状態です。

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丸坊主。ヌメリも少なくほとんど血が出ないので意外な清潔感があります。

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不思議なほど綺麗にワタが抜けます。


そうして、少しだけ残った血をふき取り、ZipLockにパックしたのがこの状態。

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これをクーラーボックスに突っ込んで持ち帰りました。



🏁🏁🏁



さて、この「バリ」。釣った当日の夜にお刺身でいただきました。

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赤い身がバリ(アイゴ)。白いのは同日釣果のミズイカ(アオリイカ)です。


味覚にあまり自信はありませんが、バリ(アイゴ)のお刺身について率直な意見を書いてみます。

・釣った当日のお刺身なのに、まるで1週間も熟成したような旨味があります。
・旨味の濃さだけで言えば、今までに食べたお刺身の中で1番かもしれません。
・かすかな酸味もあり、全体として濃厚な味の印象を強くしています。
・爽やかさは無く上品とは言い難いですが、いわば「舌の上で旨味が暴れる」感じでしょうか。

他に似た味の魚が思いつきません。これだけ旨味が濃ければ、おそらく似ても焼いても味の個性は失われないだろうと思います。

ネットで調べると、煮付けが好きという人もいますね。身がしっかりしているので煮付けには向いていそうです。

また良型を釣る機会があれば、他の調理法もぜひ試してみたいと思います!

*なお、冷蔵庫での3日間熟成後にも刺身を試してみましたが、生臭みが強くなっただけで良いことはありませんでした。



🏁🏁🏁



今回釣れてくれた他のお魚さん達も、美味しくいただきました。

この9月の4連休後半は、まさに「魚料理尽くし」。アジの数はセーブしたつもりだったんですが、一人暮らしですべて消費するのは結構大変でした・・・。

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マルアジを3本も使った贅沢な出汁茶漬け。


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マアジのアクアパッツァ。マハタとマアジの握り寿司。

*ワイングラスが2つ写っているのは飲み比べをしているせいです。最近、魚料理に合うワイン探しを始めました。料理に合うワインがあると夕飯が「ディナー」になり、楽しみが広がります♪

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残り物アクアパッツァのリメイクパスタ。麺を入れ過ぎてスープを吸い切ってしまいました(^_^;)。


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マハタの上品な出汁で、シンプルな出汁茶漬け。やっぱりこれは良い♪


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新鮮なアジのフライは釣り人の特権ですよね。面倒だけどやっぱり感動します。


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福岡のソウルフードのひとつ「胡麻鯖」をアジで作った「胡麻鯵」。


この「胡麻鯖(胡麻鯵)」はとても簡単な調理方法ですが、お酒の優秀なアテですし、相当な「飯どろぼう」でもあります。九州以外の方の中には「要は『漬け』でしょ」といわれる方もいますが、そんなに単純ではありません。大量のすりごまが想像以上に良い仕事をしてくれます。オススメですよ♪



🏁🏁🏁



今回は釣行の後に休日が2日もあったので、魚料理を存分に楽しむことができました。でも、普通の週末だとこんな時間的余裕は無いはずです。

うーん、今回の釣果と同等かそれ以上だった場合、冷蔵庫のスペースが足りずに余った魚を傷めてしまうかもしれません。近所づきあいも無いので配るアテもないし・・・。

これから涼しくなるので、干物を作りやすくなるのがとりあえずの救いかな?


福岡の海の神様、素晴らしいお恵みをありがとうございました!


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2020年9月22日 (火)

【釣行記】令和2年9月20日(日)糸島・玄海マリーナさん

3ヶ月振りに手漕ぎボートでの出撃が叶いました❗

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前回出撃以降、悪天候での中止5回、仕事都合での中止1回。いやはや、遠い道程でした。

今、1番欲しいものは何か?と聞かれたら・・・。迷わず「天候運!」と答えます。
(映画天気の子の「今から晴れるよ」能力が心底羨ましい)

近場の自転車釣行で2度ほどおかっぱりにも出かけたんですが、めぼしい釣果は無し。そのたびに「はやく海に浮かびたいなぁ」と思いが募るばかりでした。

今回は福岡に来てから2度目の手漕ぎボート釣行。こんなに間が空いてしまうと、海に浮かぶことを考えるだけで幸せになれるんですよね(笑



🏁🏁🏁



今回の釣行では、前日に「期待」と「不安」が一つづつ。

「期待」は、前回(約3ヶ月前)のコアジ(九州ではアジゴ)達が成長してそろそろ良型になってる?ということ。
「不安」は前日の天候予報では朝方が北西の風6~7m/秒と、やや強い風が想定されること。

ダンゴ釣りの準備を整えてあったんですが、今回は風に弱いダンゴ釣りはあきらめることにしました。

そこで急遽準備したのは「魚種調査」

定番のアジの他に、キス、カワハギ、アオリイカをターゲットに据えて狙ってみることにします。
何が釣れるかな・・・?



🏁🏁🏁



それでは、実際の釣行の報告に入ります!

【GPSログ&ダイジェスト】

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①カキ棚エリア(水深8~9m)
AM9:00頃
今回は時間を2時間づつに区切って釣りものを変えてきます。まずはアジ狙い。潮は上げ五分。沖目のカキ棚の様子をみてみたところ、まったく潮が流れていません。少しずつ移動しながら潮の気配を探っていきます。

1番沖目のカキ棚の北西側に入ってみたところ、ごくごく僅かな北西からの潮が感じられました。そこで同じカキ棚の南東側(潮下)に回り込んでみます。

するとウィリー竿での2投目にアタリが❗

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いきなり来ました元気なアタリ!食べ頃の良いサイズです。


来ました!23cmの良型マアジです。

入れ食いとはいきませんが、ウィリーをしゃくっているとポツポツとアタリが出るようになりました。

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ほぼ同じサイズで揃ってます。引きはビビッドでとにかく元気。


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これは「ヨコスジフエダイ」。生息域には関東も入りますが、初めて見ました。



アジの型が揃っています。どうやら3ヶ月前のアジゴちゃん達がしっかりと成長してくれていたようです。食べ頃サイズの良いアジ。もちろんヒレは綺麗な黄色です♪


すると6、7回目のアタリで、意外なゲストが!

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良い型のアジかと思っていたのでビックリ。マハタちゃんの引きも元気いっぱいでした。


なんと高級魚のマハタちゃん!顔を見るのは久しぶりです。これは嬉しい。平根ポイントを選択して正解でした。

7:3調子の竿で手持ちウィリー仕掛け、5:5調子の竿で置き竿サビキ仕掛けの2本体制ですが、時間帯によって釣れる竿が入れ替わります。

不思議と両方同時には喰ってくることはありませんでした。


GPSログの画像には書き忘れてしまったんですが、一時アジのアタリが止んだかな?と思った時、ひときわ強いアタリが来ました。

ドラグからラインも引き出される強烈な引き。しかし引き方がちょっと変わっています。タイとカワハギを足して2で割ったような手応え。釣りあげてみると・・・。

姿を現したのなんとあの厄介者!しかもデカい!!

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体中のすべてのトゲに毒。恐ろしいお姿です・・・。


アイゴ(九州ではバリ)です。いままで釣った中では断トツに大きい。

ここで大切なことを言います。九州では「バリ(アイゴ)は美味しい魚」扱いなんです。

いままでの僕だったら、こやつは即リリース。しかし、偶然にも数日前のテレビで「バリの持ち帰り方」を見て、覚えていました(ありがとう「放課後ていぼう日誌」!)

期せずして訪れた実践のチャンス。僕は細心の注意を払いながら、ボート上でバリの処置をしました。

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覚えたとおりにやってみるとワタが綺麗に抜けました。内臓にキズを付けないのが大切なようです。

これで完璧。使ったのはタオルとハサミだけ。しかし、万一トゲに刺されてしまうと病院送りになってしまうので、十分に弱らせてから作業しました。

バリ(アイゴ)はいったいどんな味がするのか?これは楽しみです♪



最初の2時間でアジ16尾、マハタ1尾(と、バリ1尾)。1人暮らしの身としては十分すぎる大漁なので、アジ狙いは切り上げて予定通り次の釣りものに切り替えることにしました。
(ちなみに、帰宅してから確認したところ、うち3尾がマルアジであることを発見。マルアジはマアジよりひと回り小さめでした)


②磯場エリア(水深4~5m)AM11:00頃
前回の釣行時にカワハギやアオリイカがいそうと思った岬地形の先の岩礁帯に行ってみます。水面上に顔を出している瀬から風上に30mほどの距離を取って、そこからエギを投げ投げ。

30分ほど投げてシャクってを繰り返しましたが反応なし。うーん、これはまだ時期が早かったかな?と諦めかけていました。
するとググンッ、と竿に重みが❗

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小さいけど、とっても嬉しい今日の大本命ちゃん♪ 釣れてくれてありがとう!


アオリイカ(九州ではミズイカ)いました!今年の新子。初物ゲット!

この後、さらに1時間ほど投げてシャクってを繰り返しましたが、さらに釣れたのはイカの足1本のみ・・・(泣

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シャクリが強すぎたようです・・・。反省。口に放り入れたくなりましたが、留まりました(笑


エギング動作のせいか、お尻が痛くなってきてしまったので、イカ狙いはここで切り上げることにしました。
(潮を追うごとに大きくなってくるはず。今後が楽しみです★)


次はカワハギ。

しかし、磯場の水深は浅く、カワハギの居そうなポイントを見定めることができないまま、時間ばかり経過。餌をとられることもない状況だったので、残念ですが今回はあきらめることにしました。


③砂地エリア(水深8~9m)PM1:00頃
さて、最後の2時間はシロギスを狙ってみます。アオリイカが1杯取れているので、シロギスがゲットできれば天丼もいいな、などと取らぬ狸の皮算用。自分で言うのもなんですが、こういう気分の時はたいてい良いことはありません(笑

広い範囲の地形や底質を探るために、エギングロッドを使って投げ釣り仕掛けを投げます。色々な方向に仕掛けを投げ、仕掛けをサビいてきます。

どうも、このあたりはあまり水深の変化はなく、砂地の中に藻場が点在するような感じです。ただ、岬沖の瀬がある方向に投げた時だけは岩礁帯が点在しているようです。

地形の雰囲気は分かったのですが、肝心のアタリがほとんどありません。たま~にピクピクとアタったかな?と思うと、くっついてくるのはハゼくん。

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模様が微妙で種の特定はできませんでした。ハゼちゃん達の多様性は大好きです♪


実は、この釣行に先立つ半月ほどの間で、それまで例年よりだいぶ高かった海水温が一気に下がっています。現在はもうむしろ例年より少し低いくらいのレベル。水温が高いなら、と期待していたシロギスですが、もう深場に落ちてしまったんでしょうか・・・残念。

もっと沖に出て調査域を広げたいところでですが、今日はスタッフさんから「カキ棚より沖にはいかないでください」と言われているので、あまり沖に出るわけにはいきません。

きっちりと予定の2時間は調査を続けましたが、結局キスの顔を見ることはできませんでした。



🏁🏁🏁



釣果:マアジ13(22~23cm)、マルアジ3(20~21cm)、マハタ1(26cm)
釣果:バリ1(アイゴ。サイズ不明。たぶん30cmくらい)、ミズイカ1(アオリイカ。かわいい新子サイズ)

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🏁🏁🏁



【補足Q&A】

Q.カキ棚に係留して釣っていて漁師さんに迷惑がかかることは無いの?
A.もし漁師さんが来たら、すぐに移動する約束で釣っています。

これはどこの釣り場のケースでもきっと一緒ですね。今回、僕が係留していた場所がちょうど収穫する棚だったようで、漁師さんの乗った漁船に声をかけられるシーンがありました。

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マスト(?)の高いお船さんです。


「すぐに移動しま~す」と応え、急いで係留を解きました。
玄海マリーナさんにはカキ棚への係留可と聞いていますが、同時に漁師さんがきたらどいてね、と言われています。

今の時期はマガキのシーズンではないので、この棚のカキはイワガキのようですね。九州はカキの養殖が盛んで、ここ糸島にも美味しいカキが食べられる「牡蠣小屋」がたくさんあるそうです。機会があれば、ぜひこのカキ棚で育った牡蠣をたべてみたいものですね。

なお、係留して良いと言われているカキ棚以外の棚に係留するのはNGです。わかりにくい場合は、あらかじめボート屋さんに確認するようにしましょう。


Q.玄海マリーナさんのレンタル手漕ぎボートって、何艘あるの?
A.2艘と思っていましたが、もしかすると1艘だけなのかもしれません。

前回、今回と釣りをしてみた限り、他に玄海マリーナさんのレンタル手漕ぎボートで出船している人を見ていません。陸上には2艘保管しているのを見ているので、2艘と思い込んでいましたが、1日一艘なのかも・・・。次回確認してみようと思います。

ところで、1艘だけだと海の上で会話する機会もなく寂しいような気もしますが、意外にそうでもないようです。今回、同じカキ棚でおひとりの方と行き逢いました。

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僕も末永く手漕ぎボートの釣りを楽しんでゆきたいと思います。


カキ棚付近で釣りをされていたので「調子はどうですか?」と声をお掛けしたのをきっかけに、しばらくボートを並べて釣りをさせていただきました。

この初老の紳士は玄海マリーナさんに自前のボートを預けていらっしゃるそうで、ここにはしょっちゅう釣りに来られているそうです。

お聞きするところによると、関西で定年までお仕事を勤め上げたあとに、福岡に移住してきたとのこと。釣りもそれから始められたそうです。

ここで釣るアジを食べたら、もうスーパーのアジなんて食べられないとお話になっていました(どこかでもよく聞くセリフですよね。とても親近感が湧いてしまいます)

こんなお話ができる機会があるなら、寂しくはありませんね!お名前もお聞きはしていませんが、楽しい時間をありがとうございました。機会があればまたお目にかかりたいものです。


Q.糸島の景色で印象に残ることは?
A.「糸島小富士」の姿が好きになりました。

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写真ではなかなかお伝えできません。丸みのあるシルエットは見慣れるほどに魅力を増します。


海から見上げられるほどすぐそばにそびえる「糸島小富士(可也山)」。この山の緩やかな稜線のシルエットを見ていると気持ちがおおらかになります。九州には高い山が少ないため、この山は天気が良ければ福岡市内からも見えます。

実は僕の職場の窓からも、その優美なシルエットを見ることができるんです。

頂上には社があると聞きます。また、その頂上から海を見下ろすと糸島の美しく雄大な姿が一望できるそうです。機会があれば、ぜひ一度のぼってみたいですね。



🏁🏁🏁



さて、次回の釣行でこそはダンゴ釣りをしたいと思っています。
(今回は予報に反して実際の海は凪だったので、ダンゴ釣りの準備をしてこなかったことをちょっと後悔しました)

あのカキ棚の緩い潮の流れ、砂地に岩礁や藻場が点在する地形。どれをとってもチヌの絶好の住処と思います。持ち込める道具の量の関係で、ほかの釣りは切り捨てる覚悟が必要ですが・・・。

とにもかくにも、天候に恵まれますように。

*次回釣行の前に、バリ(アイゴ)の食味を含めた補足記事を1本はさむ予定です。


糸島の海の神様、素晴らしい海の恵みをありがとうございます。
今後ともぜひ、よろしくお願い申し上げます!

 

 

 

 

 

 

2013年12月 9日 (月)

【釣行記補足】11月22日(金)、12月1日(日)の大津釣行の補足です!

2週連続魚坊主釣行の補足記事です


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連続魚坊主だったここ2回の釣行の補足をまとめて書いておきたいと思います。


12月6日に行われた第3回えらいこっちゃ会のことも少し







【仕掛け】


坊主だったので、仕掛けの狙いもほとんど検証できてません。でも話のタネとして、イカとデブアジの掛かった(「釣った」とは書き難い仕掛けと、泳がせ仕掛けについて感じたことを書いておきますね。



○アジ泳がせ仕掛け


・幹糸・・・フロロ12号50cm
・枝糸・・・フロロ12号200cm(枝元は遊動式)
・捨糸・・・フロロ3号30cm
・主針・・・プロヒラマサ11号
・孫針・・・PEマダイ11号


大型青物狙いの仕掛け。破断テストを7回繰り返して作った仕掛けです。オモりは50号、アジは上顎に主針だけを掛け、孫針はフリー。3mm50cmのクッションゴムを介して使いました。
この太さのラインは素手ではとても締めこめないので、締め込み用具を購入して締め込みました。15kg負荷に耐えるように作っています。実際にはドラグ設定4kg程度からスタートするので、仕掛けにかかる負荷はかなり小さいと思いますが、ブリクラスに針を呑まれた時に30分間ハリスを歯で擦られることを想定して、強度に余裕を持たせてます(目安として半分削られても7kg負荷に耐えるように)。


運が良くても年に1度くらいしか訪れないチャンスを絶対に逃がしたくないという思いですね


泳がせ仕掛けについては最近仕掛け構成を見直していて、捨て糸を短く、枝糸を長くすることでオモリとアジの距離を開けてみる方向を試しています。他にも凝らしている工夫があるのですが、何分滅多にヒットしないので、良いか悪いか分かりません。本当に妄想の世界ですね


こんな風に思いを書けば書くほど「アオリイカが釣れました」と書きにくくなりますね(笑


アオリイカ、孫針にしっかりとフッキングしてました。喜んで良かったはずですが、たった1匹しか釣れなかった中アジを召し上がられてしまったので、ちょっと複雑な気持ちでした


※泳がせ仕掛けの捨て糸の長さについて


まだ実証不足なので感覚的なことでしかないのですが、ここ2回の釣行で使用した泳がせ仕掛けは捨て糸を短くしています。目的は上でも書いたとおりオモリとアジを離してみることです。ちなみに、これまでに作った泳がせ仕掛けは、エダスと捨て糸の長さを揃えていました。



12月2日の釣りの時、泳がせ仕掛けが絡んでしまったことがありました。初めてのことです。仕掛け作りでは「切れないこと」と「絡まないこと」だけを目指しているので、とても気になります。原因の候補を、現時点では以下の2つと想像してます。


1.短いステ糸で底を取る時、エダスがたるみ、アジが上方向に泳ぐ時間がある。
2.アジにとってもオモリのプレッシャーが少なく、自由に泳ぎ回る。


1が原因だとすると、投入直後に絡んでいることになるので、釣りになりません。泳がせ仕掛けは長時間下ろしっぱなしになることも多いので、大問題ですね。2について、アジは基本的に底の方に向かって泳いでいると思います。エダスと捨て糸の長さが同じだと、アジは真下に行くとオモりに接触するため、オモりを避けながら泳ぐと思われます。それに対し、捨て糸が短くオモリが離れていると、アジはより自由奔放に泳ぎ回り、絡みやすくなるのかもしれません


泳がせ釣りとしては、アジはできるだけSOSを発信しながら不自然に泳いで貰った方が良いと思うので、捨て糸の長さについてはもう一度良く考えてみようと思います。



○フロロ4号・2.4mウィリー3本針仕掛け


・先針、枝針・・・玄人アジ10号(自作ウィリー)×3
・枝ス・・・フロロ4号15cm
・枝元位置・・・先針からの間隔・1m・70cm


アジ狙いのウィリー仕掛けです。イナワラのヒットに備えて普段よりハリスを1号太くしてます。デブマルアジが掛かった時には3本ともウィリーのタイプでした。中小のアジを釣った時には先針が空針のタイプでしたが、潮が舞った時に他の仕掛けとひどく絡んでしまい、交換する時になんとなく選んだものです。ちなみに、今回の中小アジは夜光緑よりケイムラタイプのウィリーにばかりヒットしました。デブマルアジは夜光緑のほうでした。







【潮の流れについて】


まず、11月22日についてです。


満潮AM8:00の小潮に向かう中潮でした。事前の予想では「下げ潮優位」。満潮の1時間程度前から下げ潮が流れ始め、北東~北から流れ始めて徐々に北西からの潮に落ち着くと予想していました。


しかし、実際はほぼ真逆の展開でした。朝イチの中根西付近では弱めながらも南南西からの流れがありました。1時間以上たったAM8:30頃に西からの流れに変わり、そのまま北寄りに傾くかと思いきや、ほんの15分ほどで再び南西からの潮に戻ってしまいました。その後は非常に弱い南西~南東からの流れを感じる程度の時間がずっと続きましたが、底潮はほぼ止まったままでした。この時間帯の表層の潮は場所によってマチマチの潮だったと思います。


面白い経験をしました。


ボートの中央に座り、北東向きにコマセをひとつまみ投げると、ゆっくり北東に流れていきます。しかし北西向きに投げると、ゆっくり北西に流れていきました。1mと離れていない場所で潮の向きが90度も違いました。本当に「舞っている」感じでしたね。潮が舞っている状況はお昼すぎの下げ潮止まりまで続きました(干潮PM1:10)。時々潮が流れ始めた気がしても、底潮の動きはまったく感じられませんでした。


潮止まりの時間に中根から北西方向に約200m程度移動しました。ここではわずかに猿島方向への流れを感じました。底潮も同調してます。ボイントには合っていませんでしたが、潮に流れがあることは嬉しかったです。


その後から、潮は大きく変わり始めました。潮変わり後1時間で南東からの流れが北西からの力強い流れにまで変わりました。時計回りに変わりましたね。移動せずに中根の西で最後まで粘っていれば、最後の最後に時合が来た可能性があります。1時間に満たないチャンスかもしれませんが・・・



次に、12月1日の潮です。


この日は前回の釣りから若潮を挟んでの大潮でした。干潮はAM9:40。朝方は下げ、後半は上げ潮になります。前週の経験から、予想としては潮変わり後1時間で北西からの潮が流れ始めると考えました。ただし、前週は小潮に向かう中潮、今回は若潮を超えてからの大潮なので、逆向きの潮になる可能性も考えていました。どちらの潮が流れるかに、今の季節の潮の大きなヒントがるはずと思い、ある意味は実釣以上に注目していました。


実際に流れた潮は、「ほぼ前週と同じ」でした。同じというのは潮汐を無視してまで同じということです。北西の潮が流れ出したのは潮変わり後1時間ではなく、前週と同じ「PM2:00頃」でした


前週、「最後の1時間に中根に適した潮が流れた」という記憶から、今回は実際にその潮が流れる時に中根にいることができました。しかし、潮が流れたのは表層だけで、底潮の流れはありませんでした(潮は表層から変わることが多いので、もう少し時間が経てば底潮も同調していった可能性はあると思います)



この2回の釣行では、自分の観察した潮の他に、一緒に出撃された方々からの情報も頂くことができ、大津に流れていた潮の全体像がかなり把握できました。とても勉強になる、嬉しい情報ばかりでした


秋~冬の大津では春~夏より弱く複雑な潮が流れます。今回の経験も考えに入れ、現時点で個人的に想像しているイメージはざっくりとこんなふうになります。


・東京湾の日中の海水の流れが時計回りとなり、古東京川の流れと相殺する季節です。

・春~夏と違って日中の潮汐差が小さくなることとも重なり、浦賀水道を流れる本流は比較的穏やかになります。

・その結果、ワンド地形の大津~走水では分岐流と反転流が安定せず、頻繁に入れ替わることになります(本流が強いと反転流、弱いと分岐流になります)。

・大津では北寄りから入る潮と、走水方面から入る潮に大別されますが、その移り変わりは潮汐上の潮変わりではない時間帯にも起こります。


これに係わる大小の新しいパズルのピースが手に入った?ことが、今回の釣りの1番の収穫かもしれませんね。







【オマケの動画】


イカ釣りやエギングをされる方から見れば珍しくもなんともないと思いますが、我が家では家族の話題になった「なかなか死なないイカの皮膚細胞」です。この動画を取った時点で、ボート上でナイフで眼の間を突いて締めたときから8時間は経過してます。それだけの時間が経っていても、モノクロのオーロラのように模様が踊るアオリイカさんです。


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3年前にエギングで釣って帰った時にも見てるはずですが、子供達は覚えてなかった様子です


12月1日の釣行の朝、たけちゃんさんからイカ狙いの仕掛けを見せて頂きました。また大津のイカが釣りたいという気持ちと合わさって興味深々


来年の春までに、見よう見まねでイカ釣り仕掛けを作っておきたいと思います







【第3回えらいこっちゃ会】


12月6日(金)に大久保にある「串えん」さんというお店で行われた第3回えらいこっちゃ会に参加させて頂きました。


名誉会長の釣りキチ先生を始めとする34名の手漕ぎボート釣りを愛する人達が集まり、思い思いに飲んで食べて話し合って・・・。素晴らしい会でした


残念ながら僕は翌日に予定があったため、終電で帰宅させて頂きましたが、翌朝まで残っておられた方々もかなり多かったようです。


幹事として準備を進め、企画を考え、細やかなところまで配慮の行き届いた会を実現してくださった「大吟醸さん」と「せーじさん」に、心から感謝を申し上げます。


お話しできた方々、またあまりお話しできなかった方々、皆さんとつながった不思議なご縁を大切にしていきたいと思います。今後ともぜひよろしくお願い致します。



この会の中で、僕にとって予想外の幸運がありました。


大ビンゴ大会
僕はビンゴでまともな商品に当たった記憶がないんですが、今回は人生初めての例外になります。


当たった商品は「フォールディングアンカー」


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5kgと思います。付け足し用にベストマッチ!(≧∇≦)

実は、前日ネット通販で物色して、もう少しでポチッとするところだったんです。本当ですよ!!
油壺に釣行する際の保険として購入しようとしていました。当たった瞬間、ちょっと信じられませんでした


この商品は「ぴー太郎」さんのご提供でした。ぴー太郎さん、本当にありがとうございますm(_ _)m。


(誰かが僕の頭の中で「油壺に行け」と言っています・・・







今回の補足記事は、この1回で終了です。


なんとか年内にもう一度は出撃したいと思っているのですが、少なくとも連休を過ぎるまでは予定がいっぱいなので、水温もだいぶ下がっているでしょうね。大津でデータ取りをすることを考えていますが、どうも身の回りの偶然が油壺への流れに繋がっているような気がします


皆さんの釣り納めも、来年に繋がる良い釣りになりますように



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とりあえずコストコの約束は果たしましたよ!o(^_-)O




2013年11月25日 (月)

【釣行記】平成25年11月22日(金)京急大津・石田ボートさん

摩訶不思議釣行?の詳細です


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今回の釣行は、たぶん僕の持ち合わせた運命ではボウズだったに違いありません。


神様(か天国の父や叔父?)が、その運命に同情して差し入れをしてくれたような、そんな気がします


これまでに経験のないことが3つも重なり、この日の食卓は不思議な味で満たされていました


魚はほぼ釣れませんでしたが、今回の釣りは潮を変化を考える上でとても勉強になる良い釣りでした。


まずは釣行の内容をざっとご報告して、そのあとにいろいろ重なった不思議などについて振り返ってみたいと思います。


それでは今回の摩訶不思議釣行記、スタートです


(前回の簡易版形式が思いのほか評判良かったので、今回もエッセンスになるように頑張ります







前日に休暇を出したので、今回も予告記事ナシでした。


今回の釣行に賭けたテーマは1つだけ。
「青物狙いそれも想定は5~6kg程度のワラブリクラスです。


今週はまだ1週早いかな?という気持ちがあったのですが、2回はチャレンジしたいと思い、早めのトライを志しました


仕掛けはすべて作り直しました。ビシ仕掛けは5号から8号、泳がせ仕掛けは12号ハリスです。特に泳がせ仕掛けはブリクラスも視野に入れ、何本も引きちぎってテストした上で完成させた渾身の作品です。


昨年から引きずっている悔しさを準備段階にぶつけました。思いっきり準備すると、これで釣れなかったらしょうがないかな?という気持ちになれることが分かりました







AM5:40、大津港到着。まだ暗いです。
風もなく、海は穏やかそうです。


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トビも遠く、ソテツも微動だにしません。久しぶりの穏やかさです。

予報はここ目ぐるましく変わりましたが、どうやら最後に良い方に傾いたみたいです。


今年の僕は釣りキチ先生の出撃と被った時は凪に恵まれます。今回も偶然先生が来られる日また先生の晴れ男パワーにあやかれたみたいですね
(逆に言うと、先生がいない時は結構ひどい目に遭ってます。前日に天気図を見て決めた出撃でもですよ?



出船前に嬉しいハプニング後ろから肩を叩かれ、振り向くと「Kagoturiさん」「Yさん」コンビが


Kagoturiさんとはえらいこっちゃ会でお会いしたことがありますが、海でお会いするのは初めて。Yさんはまったくの初めてです。今年、伊勢町・油壺でも暴れまわっている噂のYKKチームさんです
平日ということもあり、今回KAKEさんはお仕事とのこと。きっと手につかないでしょうね


※Kagoturiさんは5週連続の釣行と後で気づきました。この秋の気合、凄いですね



大津港の朝は平日だというのに、とってもにぎやかでした。


隣の方といろいろお話していると、スーツ姿の大吟醸さんが登場大さんいつも有難うございます


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ボート乗り場でスーツ姿の人を見かけたら、たぶん大吟醸さんだと思います。

釣りキチ先生がお見えになりません。結局朝方はお会いすることができませんでした。
(道路渋滞で出船時間に間に合わなかったそうです。遠方から来られる先生はいつも本当に大変と思います







AM7:00ちょうどに岸払い。


まずは泳がせのアジを釣るため、中根の根際からスタートします。アジを確保したら、さらに潮通しの良い西方向に移動していく作戦です。


潮が予想と逆向きに流れていることに気づきました。下げ潮の流れだしが遅いだけかな?と思い、気にせずに潮変わりを待つことに。


待つこと1時間。AM8:30頃、ようやく潮が西に傾き、コアジが釣れ始めました。コアジに混じり、1匹だけ中アジが釣れました。即、泳がせ釣りもスタートです


ちょうどこの時、ちょっと離れていたところで流し釣りをされていたKagoturiさんがこちらに移動してこられました。様子をお聞きすると、鯛ラバで3kgくらいの真鯛をゲットされたとのこと素晴らしいです最高にKagoturiさんらしい獲物ですね~


やっと釣りが始まったと思ったら、ほんの10~15分でまた潮が岸からの流れに戻り、魚の気配が消えてしまいました。我慢の釣り、と覚悟を決めます。


しかし、潮は弱くなってフラフラと舞いはじめたものの、一向にポイントに合う潮になりません。底潮は流れておらず、ビシ仕掛けは頻繁に絡んでしまいます。



AM10:00頃、しびれを切らして移動です。小移動して岸からの潮を意識したポイントにアンカーを打ち直します。しかし、潮を見ると弱い北西からの潮。ほんの50mしか移動してませんが、潮がまるで違います。移動は裏目に出てしまったようです
(底潮は流れていないので、表層の流れに踊らされてしまったこと自体が良くなかったと思います)


相変わらずエサもほとんど取られないような状況が続いていましたが、一度だけ泳がせ竿に変化がありました。竿先が上がり、ラインがフケたんです。



釣りキチ先生が前回の釣行でスズキを釣られたのを思い出し、スズキが喰いあげたかと思って慌ててビシ仕掛けを巻き上げました。しかし、すぐに竿先にはオモリの重量感が戻って、何事もなかったかのような様子になりました。


しばらく様子を見ても本アタリは出ません。喰わなかった?それとも波の加減がアタリっぽく見えただけ・・・?


泳がせ竿はそのままにして、改めてビシ仕掛けを投入しました



既に下げ5分の頃合いですが、底潮はほとんど流れず、表層ではあっちこっちに舞ってます。この状況では、打つ手が絞れません。


ヤマカンで移動してみるしかないかな・・・。


そんなことを考えて、一度仕掛けをあげることにしました。


泳がせ竿を巻き上げ始めると、ズシッと何かに引っかかる感触がありました。まさか、海中ロープ??しかし、重いですがラインは巻き取れます。魚の引きは感じられず、何かゴミが引っかかったように重さだけを感じます。


海藻か、ビニールかと思いながらリールを巻き、海中を覗き込んでみると・・・。針にくっついていたのはなんとイカそれもまさかのアオリイカです


アジに抱き付いてるだけかと思いましたが、暴れる気配もなくタモ入れ成功。既にアジはカケラも見当たらず、孫針にしっかり胴体がフッキングしてました。


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アナタ、貴重な中アジを食べ尽くしてしまった方ですね?

アオリイカ・・・。アオリイカ
大津でアオリイカが釣れたなんて聞いたことがありません。泳がせのアジに抱き付いてきた話は何度か聞いたことがありますが、ほとんどシリヤケイカです。スミイカ(コウイカ)も聞いた覚えがありますが・・・


魚の気配のない状況で、まさかの外道中の外道。それも沿岸性のイカの中で最高に美味しいアオリイカです「釣った」気は一切しませんが、嬉しすぎるハプニングでした


ブリを願いながら力一杯結んだあの孫針。掛かる獲物が、まさかアオリイカになるとは・・・。


このハプニングでしばらく移動が遅れましたが、やはりこの場所では魚の気配がありません。


ここから、しばらく中根の西から沖の小漁礁に向かうエリアを彷徨いました。しかし、どこに行っても潮は定まらず、エサ取りの活性も低く、魚の気配は感じられません



正午近くなると、風も定まらなくなり、ボートが安定しなくなりました。秋晴れで、穏やかな凪の海なのですが、潮も風も落ち着かず、打つ手が思いつきありません


潮は既に下げ9分。潮止まり目前です。ここまでほとんど潮が定まらなかったので、今日は上げ潮優位なのでは?と考えました。穏やかな海でもあり、最後の時合に賭ける場所を、目いっぱいの沖合いに求めてみことにしました。



アンカーを揚げ、少し沖に出てから、沖の小漁礁方面に漕いで行きます。


沖の小漁礁までまだ距離があるところで、岩礁の反応がある地形変化を見つけました。気になる感じがしたので、ダメ元でこの場所に賭けてみることにします。かなり沖合いです。風が南寄りに変わったら、すぐに避難しなくてはなりません。風に注意しながら急いで釣りに入ります。



潮は南東から弱く流れていました。底潮も少し動いているようです。向きはともかく、流れが出てきたことは歓迎でした。


しかし、この場所は北西にカケ下がる場所なので潮裏。やはりダメです・・・。ダメ元で仕掛けを打ち返し続けます。最後の時合が2時頃に来ると信じ、青物の回遊を待ちます。



ビシ竿の動きがちょっと変になりました。竿が不自然にしなってます。アタリかと竿を持つと、ズッシリと重いです。


魚の引きのようなズンズンとしたリズムを感じるような気がしましたが、ある程度リールを巻くと、徐々に重みが増し、ついに巻けなくなってしまいました


これは・・・海中ロープの手ごたえです


まさか、こんな場所にロープが沈んでるなんて・・・。相当な沖合です。海苔棚からはるか遠く離れてます。


最後のチャンスをかけた場所でのあんまりな展開にガックリしながらPEラインを強く引くと、仕掛けが切れ、ビシと天秤は回収できました。


はぁ・・・。




PM2:00頃から、潮は北西からの流れに変わり、ようやく魚の気配が出てきました。タナ取りも形になってきたんですが、結局、時間いっぱいのPM2:30まで粘ってもアタリを出すには至りませんでした



船内をすべて片付け、最後に泳がせの竿も撤収しました。今日の釣りは終わり。無念の納竿です・・・


アンカーを引き揚げ始めると、途中にハリスが絡みついていることに気づきました。誰の仕掛け??


見覚えのあるウィリー針が目に入ります。あれ?僕のだ


そうかさっき仕掛けが絡んだ海中ロープはアンカーロープだったんだ風も潮も弱かったので、たるんだロープがボートの真下に来てしまってたんだ



あれ?


あれれ???


魚がついてる


なんと、アンカーロープに巻きついた仕掛けの先に、大アジが付いてます


まだ生きてます。どうやら、1時間以上もの間、針が外れずに、仕掛けと一緒にアンカーロープにくっついていたようです


信じられない形ですが、そのままタモ取りしました。


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1時間以上も口切れしないでいたなんて・・・。奇跡的?

このアジ、一瞥した時から変な感じがしました。いままでに大津で見たどの大アジとも姿が違います。頭と尾は小さいのに、胴回りがやたらと太いです。


ヒレの先とゼイゴが遠く、小離鰭があるので、マルアジに間違いありません。でもこんな姿のマルアジは見たことがありません。36cm。大きくて、太いです


これは「釣った」とはやはり言えませんね。「捕まえた」という感じでしょうか


泳がせでアオリイカ。
アンカーに1時間くっついていた大アジ。


今日の釣りはなんだか変で、不思議だらけです。


まさにキツネにつままれたような日でした







沖上がりが遅くなってしまったので、帰港も3時を過ぎていたと思います。若女将さんから「たった今、釣りキチ先生が帰った」と聞かされました。


慌てて岸壁の車の方に向かうと、ギリギリ車に乗った先生を捉えることができました。ご挨拶。今日は難しくてダメでした、と伝えると、先生も今回は少し元気の出ない状況だったようです。


(といってもさすが先生。中アジ込みで20匹も釣果を確保されてました







釣りの中身はこんな感じです。


これってやっぱり「魚釣りはボウズだった」ということですよね


凪の海。定まらない風と潮。なぜか手に入った珍しい獲物。


どことなく異次元に迷い込んだような、不思議な1日でした







では、字数が増えすぎない程度に1つ補足を入れておきたいと思います。


Q.冒頭で言ってた「3つの不思議」ってなに?
A.当日の夕食を飾ったこのコラボです


・アオリイカのお刺身。
・デブマルアジのお刺身。
・カワハギのキモ醤油。


実は、釣行前日に家に帰宅したら、隣の釣り好きの旦那さんから、今日釣った「カワハギ」が6枚も届いてました。それもかなりの良型揃いですすぐに捌き、夕食でカワハギのお刺身に舌鼓良型は大きな肝が入っていて、当日の肝醤油だけでは半分も食べきれませんでした。


釣行前夜に魚をさばいて食べるなんて、初めての経験です。


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頂いたカワハギ達。
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肝!きも!キモ!!

それがどうしたの?
今回の釣りと関係あるの?


釣りには関係ないんですが、味に関係があるんです


今回のアオリイカ、お刺身はねっとりとして甘みが強く、最高の部類でした。エンペラやゲソのバター炒めも、家族で奪い合いです


そしてさらに驚いたのは「デブマルアジ」。信じられない脂の乗りと味の良さアジというより、トロサバの刺身に近い感じです。それも当りサバ中の当りサバクラス??我が家では「ワラサどころか、寒ブリより美味しいという評価に


僕自身も、今まで釣ったすべてのアジの中で1番に挙げても良いと思いました。いつものマアジの美味しさとは違うので比較は難しいですが、マルアジもこんなに美味しい場合があるんだということに、本当に驚きました。もう2度と出会えないかもしれませんが・・・


で、これらの美味しいお刺身の傍らに寄り添っていたのが「カワハギの肝醤油」だったんですそれもタップリ


お刺身に付けたり、そのままゴハンに乗せたりして、ただでさえ最高なイカとアジの刺身に、さらに贅沢な変化が加わり、夢心地な夕食になりました


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お皿も盛り付けも色気がまるで無くてお恥ずかしいですが・・・。


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エンペラとゲソのバター炒め。やっぱり新鮮なイカはどう食べても美味しい!!


釣りはボウズだったのに・・・。
世の中には不思議なこともあるものですね







難しかった潮の話や、仕掛けなどの詳細は別途の補足記事にしたいと思います。


青物リベンジは持越しでも海の神様の恵みに、いつにもまして心から感謝を捧げたいと思います





2011年10月 7日 (金)

【妄想?】秋イカシーズン到来!京急大津は?

そろそろ陸っぱりからのエギングは秋のシーズンです。
(僕のつたない経験からすると水温21~16℃くらいまで?)


そして手漕ぎボートの釣りでもコウイカ、アオリイカが釣れるところがあります(金沢八景の「相川ボート」さんは昨年秋コウイカがかなり爆釣してました)。


美味しいイカさん達!今年も出会いたい


京急大津の海ではイカはどうなんでしょう?

(先日のまっつーさんの釣行→石田ボートの若女将さん「エギがあれば釣れるはずよ~」とアドバイス



調べてみた限りでは、どうやら「泳がせ釣りの活きエサのアジを齧るヤツ」として大津でもよく話を聞きます。でも不思議と「シリヤケイカ」ばかり。横浜の本牧海釣り施設で釣れるイカも殆どシリヤケイカなんです。アオリやコウイカが出てきてもおかしくないのですが•••。


僕の狭い見識だと、釣果写真でアオリイカとコウイカが混在していると、シリヤケはほんの少ししか混じらず、シリヤケが多く釣れてるとアオリやコウイカが殆ど混じらない気がします。3種とも沿岸性の高いイカのはずですが•••。


Siriyakeika_2
シリヤケイカ
学名に「japonica」が入っています。1929年に日本で命名されたみたいです。


1番沿岸に寄ってくるのはアオリイカ。乗合船では水深20mくらいですが、岸よりの磯場まで入ってきます。活性が高いと表層まで上がってきます。コウイカはアオリイカとほぼ同じエリアにいますが、基本的に底にいます。


1317940793591.jpg
コウイカ。 1317940824588.jpg
アオリイカ。
夜釣りの見にくい写真ばかりですみません。。


シリヤケイカは?三浦半島の陸っぱりエギング(盛んなのは三崎港や相模湾側)ではあまり釣れた話を聞かないので、主に東京湾内にいると推測できます。京急大津でアジの泳がせ釣りのエサ取りをしている話ては、どうやら底ではなく中層に多いようです(本牧海釣り施設も沖桟橋の水深は15m以上あります)。



やっぱり浦賀水道より奥で、ある程度水深があるところにシリヤケイカが多い気がします。金沢八景はアオリイカやコウイカがたくさん釣れていますが、水深が最大10mくらいと浅いせいか、シリヤケイカは少なめです。



うーん、こうしてみると東京湾の水深20mくらいのエリアなら3種のイカが全部釣れてきても良い気がするのですが・・・。アオリイカとシリヤケイカはもしかして仲が悪いのでしょうか?



いずれにしても京急大津でイカが狙って釣れるなら、釣行目的の幅も広がります。まずはチャレンジしてみようかな




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