カテゴリー「ソウダガツオ」の7件の投稿

2012年10月24日 (水)

【釣行記補足】釣行テーマ、その他いろいろ。

ワラサ乗合釣行について、いつもの釣行記補足的なことをざっと書いときます


≪釣行テーマの遂行状況≫


1.ワラサ狙い
人生初のワラサを獲ることができましたワラサは去年の目標魚にも挙げていましたが、釣れなかったため、今年の累積目標になった魚です。足かけ2年、ついに手にすることができました 


獲れたワラサは4本。でも実際に水面まで浮かせたワラサの数は7本になります(イナダ2本は含まず)。手巻きオンリーで、最初からゴリ巻き。後半は少し腕に力が入りにくくなってきました。「ワラサの引きを体で覚えたい」という目標は十二分に達成できたと思います。少しは大物耐性もついたかな?


しかし手巻き、かつドラグをきつめに締めた状態で引き込みに耐えるのは辛かったです・・・。もし本当にドラグをガチガチに締めていたら、後半は力で負けて竿をのされてしまったかもしれません。これで3kgクラス・・・。そう考えると、ブリワラ以上のパワーは想像を絶するでしょうね。恐ろしさを新たにしてしまいます。



2.電動リールの操作に慣れる
この目標、1%も進めることはできませんでした。そもそもうまく作動しませんでしたので・・・。残念ですが、またの機会にチャレンジです。



≪その他≫


初心者としての僕の目から見て記憶に残った出来事を2つほど。


「電動ポンピング
お隣の釣り紳士さんが「楽でいいよね」と仰っていた「電動リールで巻き上げながらのポンピング」です。ワラサがガンガン引いている時には電動リールの巻き上げもかなりの頻度で止められてしまいます。そんな時に、竿をゆっくり大きく立てて、それからゆっくり下げれば、電動リールが確実にその分の距離を巻き取ってくれます。モーターの力でテンションも一定以上に保たれるので、手巻きのポンピングのように、油断するとテンションが緩んで針が外れてしまうようなミスも起こりにくいと思います。


電動リールを使っている方からすれば当たり前なのかもしれませんが、「おぉ~」と思った僕はオノボリさんです



「こだわりの針結び
オマツリ祭りによって、船上では本当にたくさんの仕掛けが消費されたと思います。絡んだ仕掛けを解く時に他の方の仕掛けをマジマジと見てみたり、切断された仕掛けの切れ端を拾ったり機会がありました。拾った針の写真がこの2つです。


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チモトの編み込み補強をされてますね。ビーズが大きいです。

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南方延縄結びでしょうか?ハリスが太く、巻き数も多くて迫力があります。
H24.10.25追記 間違えました。南方延縄結びではありません(>_<)。ダブルラインでの枕付き外掛け結び+チモト編み込みかな?

乗合ワラサでは何より強度が求められると思いますので、こうした針結びは納得のこだわりです。これらの結び方、僕も近いうちにマスターしておきたいと思います



≪ワラサの食卓≫


我が家は料理のレパートリーが少なく、いつも同じ調理法(刺身メインの3〜4パターン)で食べ尽くしちゃいます。素敵でバラエティに富んだ料理が多いみなさんのブログに比べたら恥ずかしいかもですが・・・(なんていったら妻が怒りそう)。

釣行当日の夕食に出たもの。


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山盛りのお刺身。手前のワラサの刺身盛りは半身分で、もうひと皿食卓に乗ってます(^^;;。

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ワラサのお刺身。腹側の身はもちろん、背側にもある程度脂が乗ってる感じです。ブリほどしつこくないところも上品で美味しいです!

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ヒラソウダのお刺身。今回の僕的サプライズ。

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ワラサ中落ちのユッケ風。これはあきおさんやたけちゃんさんが作られてましたね。子供が争ってご飯に乗せて食べてました(^^;;。


我が家は刺身好き家族4人で、とはいえ、66cmのワラサと45cmのヒラソウダの刺身のすべてがたった1食で9割方無くなった勢いにはびっくりしました。とにかく息子がバカみたいに食べました。僕の倍は食べたと思います


残った1割のお刺身は、翌朝の「漬け茶漬け」になりました(美味しかったですが、写真は撮り忘れてしまいました)。


実は今週、月曜から仕事で遅く、月・火と自宅で夕食を食べられませんでした。なので僕自身は食べられなかった料理があります。その中で家族3人が大絶賛だったのが「ワラサのカマ焼き」です。写真はありませんが、翌日の朝、家族3人が揃って「超ヤバイ」「ものすごく旨かったと真剣な顔で報告してきました。


他にも「ワラサの塩麹焼き」「ワラサの出汁茶漬け」がすでに供されたようです。そして今週末までには「ワラシャブ」ミニパーティが開催予定です(今回は特別に身の冷凍許可もおりてます)。



忙しくて家族揃っての食事に参加できないのは寂しいですが、妻や子供が喜ぶ姿を見られるのは夫冥利・父冥利に尽きますねワラサ、やはり目標に掲げる価値のある魚だと思います


ところで、ワラサばかり書きたててしまいましたが、ヒラソウダのお刺身もすごく美味しかったですサイズが良かった(45cm)せいか、背身まで脂がのってました。カツオに近い感じも少しありますが、独特の香りのあるやわらかい身がほんのり甘く、妻も子供も「初めて食べる味。美味しいと目をまるくしてました


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普段ボートで釣れるのはマルソウダばかり。貴重な1本でした〜\(^o^)/

新しい釣り、新しい魚、新しい食味。

海で訪れる無限の出会い。
心を豊かにしてくれる「釣り」に改めて感謝です!





2012年10月22日 (月)

【釣行記】松輪江奈港・成銀丸さん(ワラサ乗合船)

お隣のご主人さんにお誘い頂いた乗合船釣行。息子も一緒です


狙いはもちろん今年の目標魚でもある「ワラサ」


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素晴らしい日の出。心が洗われます。

今回は実釣時間中、バタバタしてまったく余裕がなかったため、写真が撮れませんでした(入れ喰いで、ではないところが今回の縮図といったところでしょうか)。


手漕ぎボートでもありませんので、ご報告も簡略版で書かせて頂こうと思います



まずは概略を。


・平成24年10月21日(日)、満潮9:45、小潮。天気予報は晴れ。風は朝5時頃まで北寄りの風5m/秒程度ですが、6時半の出船までには収まる予報。前日の士曜日も釣り日和だったようです。

・実際の空は雲ひとつない快晴海はかなり澄み潮。ピシは水面下約5mまで見えます。海の色はやや青く、朝方の潮は意外に早く流れていましたが、AM10:00過ぎからはほとんど止まってました。

・アタリは多く、潮止まりの時間以外は常にあちこちでヒットしていました。僕自身のアタリは合計11回(キープ5、リリース2、バラシ4)。30分に1回くらいの割合でアタリが出続けた感じです。外道が少なかったことも特徴で、船内では僕のヒラソウダの他は鯛が1枚だけ、という話を耳にしました。


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丸々とした45cmのヒラソウダ。

・3回のバラシは「天秤の上のヨリモドシ破断」「PE高切れ」「オマツリ中に船底に擦れてハリス切れ」です。悔やまれるのは「PE高切れ」です。潮止まりの時間、ワラサとは違う強烈な引き込みでした。良型の鯛だったかもしれません

息子は7割方船室で寝ていました。原因は2つ。港までの往路で車酔いをしたこと(普段と違う車だったせい?酔い止めを早く飲ませるなどの機転が利けばよかったのですが)、それと電動リールが作動せず、手巻きになってしまったことです(船の電源の不良?2人ともカウンターが点くだけで自動巻き上げはできませんでした)。水深45mで手巻きの釣りは、体調が万全でない小学生には酷でした。終盤に一度、アタリがきた竿を取らせましたが、結果、周囲と大きくオマツリしてしまい、途中で竿を引き取らざるを得ませんでした。

・実釣中、さまざまなトラブルが起こりました。1番の問題は「オマツリ」です。とにかくワラサが掛かるたびに他の人と絡みました。船内でもあちこちでひどい絡みが頻発していて、中乗りさんも常に大声をあげて走り回り、大変そうでした。僕や息子(手巻き
の2人)のせいで発生したオマツリも何度もあり、周囲に申し訳ない気持ちでいっぱいでした

・それでも35Lクーラーはほぼ満タン人生初のワラサを4本獲ることができました


今年の目標魚を一度に4本も釣り上げた訳ですが、なぜかそれほど充足感がありません。船の上での喧騒に慣れておらず、委縮してしまっていたのかもしれません。それともやはり手漕ぎボートでないと、本当の喜びにはならない・・・のかな?





以下、Q&A形式で要点を補足します。


ちょっと後ろ向きな内容が多く見えてしまうかもしれませんが、実際には学ぶことがとても多かったです。



Q.船の混雑状況は?
A.40人乗りの大型船に37~38人の乗船だったと思います。ほぼ満員ですね。参加させて頂いたグループは9名で、左舷オオドモから10人分の席にまとまって乗船しました。僕は9人の中で1番ミヨシ寄り、息子はその隣です。竿から竿の距離は1.5~2m程度といった状況でした。



Q.今回の船宿さんはどんな感じ?
A.船宿の成銀丸さん。通算3回目になります。今回の船長は若旦那さん(?)でした。乗合船初心者の僕が言っても説得力はありませんが、操船やアドバイスがとても的確と感じました。ポイントの流し方もそうですが、とにかくアタリが多かったです力のある船頭さんなんだな、と思いました。実際、今回の釣果は十分すぎるほどの大漁です脂の乗った美味しい青物を数釣りできました。しかも人生初のワラサ今回の釣りは間違いなく「良い釣り」が出来たと思います


成銀丸さん、そしてお誘い頂いたお隣のご主人さんとお仲間さん達には心から感謝を申し上げたいと思います


また、船宿の待合所では出船前と下船後にカップ麺をいただけます。これがウマイ息子に今回の釣りの感想を聞くと「カップ麺が旨かった」としか言いません(しかし真顔です。相当旨かったようです)。



Q.手漕ぎボートに活かせそうなことはあった?
A.もちろんありました
「ケガの巧妙」的なことですが、「手巻きオンリーでワラサと格闘しかもドラグを締めての力勝負これは貴重な体験でした。とりあえず3kgクラスまでなら、フロロ6号+クッションで強引に引き揚げることも可能なんだな、ということが分かりました


上半身しか使えない手漕ぎボートで再現できるかどうか分かりませんが、腕力や持久力に自信のある人なら、相応なタックルと仕掛けを準備し、ワラサと正面から力勝負をすることも出来るかもしれない、と感じました(電動リールを使えばより現実的?)。海中ロープのある状況に対応する作戦のひとつとして「有り」なんじゃないかな、と思います。


でも1人でタモ取りまでスムーズに行うには、道具さばきにかなりの腕前が必要かもしれませんね



Q.「さまざまなトラブル」ってなに?
A.以下に簡単に挙げておきます。


・電動リールの自動巻き上げが作動せず。
カウンターだけは使えましたが、自動巻き上げが作動しませんでした。おそらく船電源の電圧不足と思います。ダイワのリールはシビアという評判もあるようですが、息子の貸竿のリールまで同じ症状でしたので、やはり電源の問題だったかと思います。ただ、他の貸竿の方のリールは正常に作動してましたので、繋いだ所の局所的な不具合のようでした。
(電動リールの説明書には船電源では正常に作動しない場合があることは明記されてますので、想定すべきトラブル、自己責任の範疇です。船宿さんの落ち度ではありません)


<反省>8月の乗船時には問題なかったので、今回は無警戒でした。実はバッテリーは持ちこんでいたのですが、スマホ用としか考えておらず、電動リール用のケーブルを持っていきませんでした!悔しい失敗です


・手巻きではワラサを強引に引き揚げきれず。
乗合ワラサではドラグをガチに締め、アタリがあったら電動のパワーで即巻き上げ、一気にタモ取りする釣り方が常識のようです。みなさんパワーのある電動リールを競って揃えてました。僕もドラグを普段よりきつい6kg程度(手巻きではこれ以上締めると厳しいです)に調整し、掛かったらすぐ気合をいれて一生懸命巻くようにしましたが、電動リールのパワーには遠く及ばず、「巻き上げが遅い」と何度も叱られました。実際、毎回周囲と絡んでしまっていました(大人でこの状況なので、子供は・・・)。


・2本針仕掛けを使って怒られる。
これは僕の知識不足です。最初、フロロ8号4.5mの2本針仕掛け(枝針は上から2m・結び目のない枝元)を使い、最初に釣ったワラサはこの枝針に喰いました。しかし中乗りさんに「2本針はダメ」と怒られてしまいました。でも、その後の状況を振り返れば2本針が大問題なのは明らかでした。針の数がひとつ増えるだけでオマツリは格段に深刻になりますので・・・。


・天秤の上のヨリモドシ破断。
ドラグを締め、ワラサの最初の引き込みを無視して目いっぱいの力で巻くようにしたら、なんと天秤の上のスナップが破断してしまいました。12号のスナップ付Wクレンサルカンで耐荷重は15.5kgもあるはず。全く不安には思っている場所ではありませんでした。驚いても後の祭り。魚もビシも天秤も消えてしまいました


・オマツリによるPE損傷と高切れ。
ひどいオマツリ(4~5人絡み)を解いた時、PEを15m出した辺りに「毛羽立ち」が出来ていることに気づきました。ラインの擦れでキズ付いたと思われます。不安はありましたが、そのまま使うことにしました。概略にも書きましたが、この判断は明らかな誤りでした。鯛かもしれないアタリがあった時、見事に15mのところでブッツリ。またしても魚、ビシ、天秤がロストになりましたPE4号は細すぎました。強度的には十分なはずですが、こういったトラブルを考え、5~6号を使うのが常識のようです


・手巻きでのビシの上げ下ろしに疲れた息子が、ビシを落とす途中で眠ってしまった。
僕が気づくのが遅れ、ビシが着底したあとも潮で出されたラインが大きく水面を流れ、大きなオマツリを引き起こしてしまいました。息子のせいではなく、僕のミスです。息子は「車酔い」→「船酔い」→「手巻き疲れ」→「釣れず」で本当にかわいそうでした


・反対舷の人同士や、トモとミヨシの人同士でまでオマツリが発生。
誰かのワラサが走り、反対舷同士で絡むと、みんなアタリだと思って一生懸命巻いてしまうので大変です。5~6人のビシや道糸が団子のようになり、中乗りさんが呆れてしまうようなケースも何度かありました。このような状態になると、みんな「自分の仕掛けを切っていいよ」と声を掛けますが、誰がどれだか分からず、誤って切ってしまうケースも起こってました。


僕はワラサ乗合の素人なので、ちょっとビックリしてしまいましたが、釣果の良い時期の天候の良い休日であれば、おそらくこれが普通の状況なのかもしれません。


縦横無尽に走り回る大型青物。
釣り味も楽しく、美味しい魚を釣る代償はやはりそれなり大きいんだな、と思いました





まとめ?


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再掲載。今回持ち帰った釣果。魚と海水と氷でクーラーが30kg近い重さになりました。港で200円で買える氷多すぎ!(゚д゚lll)。

僕が乗合船に乗るきっかけは、大抵人から誘われたり、仲間とグループで釣りに行きたい時です。でも実際に釣る時の心構えは「手漕ぎボート釣り」のために釣りの幅を拡げることを意識してます。


今までにはアジ乗合、タチウオ乗合、マダイ乗合、スルメイカ乗合に乗ったことがありますが、今回のワラサ乗合はまさに「別世界の釣り」でした。大混雑の中でのパワーファイトあの喧喚の中でこだわりや繊細さのある釣りを展開するには、心身ともにもっともっと強くなる必要があると思いました。


うまく行かなかった時ほど学ぶことは多いですが、今回も大切なヒントをたくさん待って帰ってこれたような気がします


ひとつ残念なことは、やはり息子。今回は残念な時間になってしまいましたので、しばらくは気を向かせてくれないかもしれませんが、「そろそろ付き合っても良いよ」と言い始めるまで、頑張ってまた楽しそうな釣りを見せつけねばと思います


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ダウンする前の貴重な写真(^^;;。このイナダ、やたらと白っぽかったです。

ワラサ、やっぱり手漕ぎボートで釣りたい

この気持ち、きっとみなさんにはわかってもらえる・・・かな?



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この次に会う時こそは・・・!




2012年10月21日 (日)

【釣果速報】息子とワラサ乗合船に乗ってきました!

人生初ワラサのゲットには成功しましたが・・・


魚の処理と道具、合羽洗いなどをしていたらこんな時間(AM1:00)になってしまいました。もう速報じゃないですね(投稿日だけは前日扱いにしときます(^^;;)。とりあえず釣果だけご報告しておきます。


釣果:ワラサ4(66cm・3.0kg、65cm・2.5kg、61cm・3.0kg、60cm・2.7kg)、ヒラソウダ1(45cm・1.2kg)
   イナダ2(リリース)


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60cm以上を釣ったのは人生初!です\(^o^)/。

・お隣の釣り好きのご主人さんにお誘いを頂き、松輪港の成銀丸さんにお世話になってきました。


・剣崎沖。外道が少なくワラサは朝から沖上がりまで全体的にポツポツとアタリ続けていました。

・船内の竿頭は14本、別の船では17本という方がいらっしゃったそうです。

船の上は大騒ぎ(オマツリ騒ぎ)でした。良くも悪くも「乗合船の釣り」を感じました

・釣果は十分。クーラー満タンで早めに納竿しました

・実釣中は様々なトラブルが次々に発生し、その影響もあって、息子にワラサを釣らせることはできませんでした

・精神的にも肉体的にも疲れてしまいました・・・


詳細は次回の釣行記でご報告させて頂きます。





2011年10月16日 (日)

【便利道具】錆びないナイフ、サビナイフ!

海釣りの宿命?それは金物のサビ。


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歴代のペンチ。解りにくいけど、真っ赤です。

サバやソウダを刺身で食べようとすると、どうしても釣り上げてすぐに下処理が必要です。キッチンばさみでも良いんですが、個人的にはきれいに切れる包丁が使いたいところです。


でも海水に触れたら、大事な包丁が大変なことになってしまいます・・・(ステンレス製でも塩っ気に当てて放置するとサビサビになっちゃうんですよね)。


ずーっと良いものを探してましたが、先日ついに良さそうなものを見つけて購入しました


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しっかりしててカッコいいケース(シース)がついてます。

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刃が大きめのやつを選びました。定価の半分強で買えるお店があったりします。

G-サカイの「サビナイフ」シリーズ。炭素の代わりに窒素を混ぜた特殊な鋼「H-1鋼」を鍛造したナイフです。僕が購入したのは「サビナイフ3」。



実際に釣り場でソウダガツオ2匹を捌いたあと、血を海水で洗い、パッと振って海水を飛ばしただけの状態でサヤに挿し、丸2日放置してみました(普通の包丁でやったら、まず真っ赤に錆びます。洗ってもひどい腐食痕が消えない状態になるでしょう)。


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血と海水のダブルパンチ。

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これは2日後の状態です。

殆どサビは浮いていません。塩の結晶がポツポツついてます。刻印されている字のところだけホンのちょっとサビが出ていますね。



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よく見ないと解らないけど、小さく赤いサビ。

真水で流して、ふきんで一拭き。


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う〜ん、きれいになっちゃった。

キレイになりました。腐食痕は見当たりません。合格ですね


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ちなみに本牧でソウダを捌いて見た際の切れ味は切れ味の良い包丁に引けをとりません。背中のカタいウロコのようなところだけは少し刃が滑りましたが、これはどの包丁でやっても同じだと思います。


文句なし大事に永く使って行こうと思います。


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鞘(シース)は大切ですよ。

「H-1鋼」製のフィッシングプライヤーが出ればいいのになー。




2011年10月10日 (月)

【釣行記補足】要注意!秋の本牧海釣り施設は・・・。

超人気海釣り施設。


横浜の本牧海づり施設。水深のある沖桟橋があり、手軽なサビキ釣りで釣果が見込めるため、関東の海釣り公園の中では最高の人気を誇ります。


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早く来て、施設入場待ちの列に荷物をを置いて順番確保をしてから車で5時まで眠るのが常道です。

初めて行く方向けにちょっと注意点を(特に遠くから車で行く家族連れの方に)。


  • 秋の休日、特に9~10月の連休は要注意です

  • 500人でルアー釣り禁止、700人で入場制限。その場所に1日1400人超の入場がある日があります。

  • 駐車場は150台収容。入場開始はAM5:15頃(その日によって微妙に違う)。

  • AM6:00前には駐車場が満車になります。この駐車場に入れないと、釣り場の開場時間に間に合わなくなります。

  • 今回の釣行(10/9)では、AM1:30現地到着で駐車場待ちの47台目でした(おそらく150台ラインはAM3:00~3:30だったと思います)。

  • 1318258264688.jpg
    初めて見ると腰を抜かす人もいるかも。

  • 沖桟橋の定員がほぼ300名。地元の常連さん達もいるので、車で来る人は100台目くらいまでに入れないと沖桟橋の釣り座確保が難しくなってきます。

  • 最もひどい時には、AM4:00の時点で駐車場待ちの列が首都高速湾岸線「本牧埠頭」の出口の中まで続いている状態に・・・(殆ど悪夢です)。

悪いことばかり書いてしまいました。良いこともあります


  • たくさんの人が無理してまで来るのには理由があります。サビキ仕掛けひとつで、釣れるんです

  • 数百人でコマセを巻き続けているので、大きな魚の群れが入ると、長く留まってくれます。

  • サバの群れが入ればまさにフィーバー状態!(2000本超揚がる日も。周りではサバ本体や頭、内臓が飛び、桟橋ではたくさんの干物が鈴なりに干され、竿とリールが次々に海に飛び込んで行きます

  • ソウダもキチンと処理すれば美味しく食べられます(血合いは完全に除去を)。

  • 足場が良く、トイレや売店が充実、自動販売機が充実した休憩室もあります。道具、仕掛け、コマセ、エサなんでも現地で揃います

  • 売店のおばちゃん達がお湯を入れてくれるカップ麺には、超美味しく感じる魔法がかかってます

  • カゴ釣りやルアーが出来る人なら、実は新護岸の方が釣れます。沖桟橋にこだわる必要はありません。

遅めに出発するのもオススメです。


  • 家族連れがとても多い時期なので、朝から来る人はお昼から2時頃までにかなりの割合で帰宅します。

  • 海釣り施設の入場待ちの列(駐車場じゃなくて、人の列)は大体午後3:00~3:30頃には無くなるので、その時間にあわせて来ればすぐ釣り場に入れます。

  • アジが釣れる時合は夕方が多いので、PM5:30の営業終了間際の1時間は釣果があげやすいです。そこを狙って勝負!これはアリですよ~。

隣の人の竿との間隔は1.5mくらいになるので、オマツリは日常茶飯事です。オマツリさせないコツは、ハリスを太く(3号以上)してヒットと同時にガンガン巻いて魚を即水面から抜き上げること。サバ、ソウダの季節には、絶対にアタリを見逃しちゃいけませんよ~(気付くのが遅れたら即オマツリです


海釣り公園は、用法・要領を守って楽しく利用しましょう



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9日に釣れた良型マアジ。計ったら28cmありました。 1318259290169.jpg
天気の良い日に家族で釣りをするには最高! 1318259291382.jpg
これはマルアジ。33cm。


2011年10月 9日 (日)

【釣行記】本牧海づり施設!

ただ今、午前1:30。


何故か本牧海づり施設の開き待ちの車の列に並んでいます

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第一コーナーどころじゃない。



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先頭グループの人達は一体何時から並んでるんでしょうか。





6時間前頃、娘が「明日の朝から、パパと2人で本牧海づり施設に行きたい!」とエラく具体的な我儘を言い出しました


その提案が、家族会議で承認されました(^^;;


秋の最盛期の3連休なので、かなり早めに到着するように出てきました。


しかし•••。


さすが本牧海づり施設です。


午前1:30到着で、車の列にして47台目。


これはすごいことになりそうですね•••



状況は逐次追記するようにしてみます。







ただ今、6:45。

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釣り開始後15分。立ち上がりはアタリなし。


桟橋の一番手前の沖側でソウダの小さな回遊があったらしく、型の良い一荷を目撃しました。




AM7:00。


娘の竿に初アタリ!


顔を出してくれたのは•••。


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セイゴくん


周りではソウダがポツリポツリと上がり続けています。

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AM8:00。


娘が「カツオが釣りた〜い!」と言うので、サビキの棚を水面下4mにさせたら•••。

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なんとすぐに釣り上げました



釣り運あるなぁ〜。


ちなみに僕はまだボ





AM10:30。


僕もマルソウダ1本をゲットしてなんとかボウズ回避


10時過ぎに、イナダ仕掛けのオキアミエサを替えた直後、その竿に大きなアタリが


きつめにしたドラグが軽々と出される相手で打つ手がありませんでした。


桟橋の下を通って走られ、反対側の方々の仕掛けをグルグルに巻き込んで逃げられてしまいました


オマツリしてしまった方々、本当に申し訳ありませんでした•••





PM1:30。


あの大アタリ以降、アタリなし。


周囲ではたまにソウダが上がってます。一尾だけ良型(40cmくらい)で太ったのをみましたが、ほとんどは30cmくらいのマルソウダ。


潮も止まってるので、そろそろ納竿かと思ってたら、娘が「いいね横浜530を聞きたい!」。


元気だねぇ



上の記事を書いて5分後、イナダ狙いのビシ仕掛けにアタリが


上がってきたのは•••。


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良型のマアジよく肥えてます。下根ブランドアジと言って良さそうなナイスアジです





PM3:00。納竿。
ここまで待ったのですが、娘お待ちかねの「いいね横浜530」が流れません


そっか経営が横浜市からイオンに変わったからもう流れないんだ


ともあれ、娘も満足したみたいなので、終了です



2011年9月15日 (木)

【釣果情報】9月15日(木)本牧海釣り施設サバ好調!

そろそろサバ祭り開始?


釣り好きな義理の弟(弟といっても同じ年齢)からメールが来ました。


今日(9/15)、朝から本牧海釣り施設の沖桟橋でサビキ釣り。AM10:00までにサバ9本もヒット!!(取り込みでオートリリースになっちゃったものも多かったみたい)


周りでは、アジ、サバ、ソウダ、イナダがパラパラと釣れ続いていたようです(シコイワシは全然釣れていなかった)。


AM10:00頃にパッタリとアタリが止まったため、早々と納竿して帰宅。大名釣りですねぇ~。いいなぁ~(=^o^=)


今日の横浜は干潮12:13だったので、AM10:00は下げ潮止まりくらいかな?夕方にいい潮が流れる日を狙って、午後から参戦もアリかもね~!



ところで本牧海釣り施設と言えば!今年、気になる情報がありました。


東日本大震災以降、根の大部分が消えてしまった・・・、という話です。



<震災前のポイント図>


Honmokupoint


<震災後の集約情報図>


Negakieta


※画像の元ネタは【 こちらのブログ】 から拝借致しました。



釣果が心配されてましたが、例年通り(ちょっと早いくらいかな?)のサバ祭り開幕なら、うれしいニュースですね!!



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