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2020年6月 7日 (日)

【釣行準備②】玄海灘の潮の流れを下調べ。

海流・潮流の脳内イメージづくりをしておきます。
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釣り好きな方はみなさん、魚を釣るためにたくさんの情報収集をされると思います。その情報収集も大切な陸の上の「釣り」の時間ですよね😃。

もともと釣行が少ないこともあって、僕も「情報収集」と「妄想」の時間が長いタイプです。少し妄想が行き過ぎてしまい、手段と目的が本末転倒してしまっている部分もあったりします。

特に、「潮」(海水の流れ)についての興味の幅は、「釣り」というジャンルをちょっとはみ出してしまっているかもしれません。

通  常 → 「魚を釣る」ために「潮を読む」
僕の場合 → 「潮を読む」ために「魚を釣る」

なぜこんなスタンスになったかについてあまり整理したことはありませんが、今回はちょっと短かめの文章にまとめるチャレンジをしてみようと思います。



🏁🏁🏁



海はすべての生命のふるさと。雄大な自然の中でも最大の存在です。その海の脈動である海流・潮流は地球の血流そのものです。

釣りの舞台になるすべての沿岸の地形は、海流・潮流が太古の昔から削りだしてきた歴史であり、作品です。この悠久をつらぬく力強い「流れ」の存在を意識した時から、「潮の流れ」という存在そのものが僕の心を強く惹きつけるようになりました。


あまりにも強く惹かれるので、心の中に「海」を取り込んでしまいたい欲求に駆られます。そのせいで、僕は陸の上にいる時も、潮が流れる「海」を常に心の中に妄想し続けるようになりました。

関東でのホームグラウンドがある三浦半島の海について、ずっとそんなイメージを心に抱えながら取り組んできています。

*もちろん、大雑把な妄想の世界の話です。現実の潮の流れの総体なんて、人間の能力で把握できるシロモノではありません。心を海に寄り添わせるための足掛かりのような意味合いです。


釣りをしている時もそうでない時も、ずっと同じことを考えている部分が心の中にあります。

海に出て魚の居場所を確認する(釣る)ことは、心の中の海と実際の海の魚の居場所を比較して、乖離をできるだけ修正しようとする行為、という感じでしょうか。

僕にとって、自然との一体感を深く感じる最高のひとときは「心の中の海」と「実際の海」が一致している瞬間を感じた時。具体的には、目の前に今流れている潮ではなくて、その次に流れ始める潮に合わせた戦略で魚を釣りあげることができた時なんです。

大漁である必要はなくて、狙った展開の中で狙った魚が釣れさえすれば充分。

貧果でも、心と海のつながりが感じられれば良い釣り。
大漁でも、海を遠く感じてしまった時はつらい釣り。

僕にとっての「釣り」はそんな感じです😃。



🏁🏁🏁



オタクっぽい自分語りはこれくらいにしておきます(^o^;)。


今回の記事のメインは、玄界灘の海流・潮流について分かる範囲での情報収集です。

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元画像はWikipedia「日本列島近海の海流」から拝借しています。

 

対馬海流は黒潮系の暖流ですね。調べてみると、対馬の北側を通って北東に抜ける流れが本流で、対馬と壱岐の間を通る流れは分岐流扱いのようです。

でも、最近の表面海水温の衛星画像を見ると、対馬と壱岐の間のほうが水温は高くなっています。

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ざっと過去の海水温図を見たところ、対馬海流のこの部分の主従は常に変動しているみたいですね。


もう少し詳細なデータを探していたら、海上保安庁のサイト内に「海潮流情報」というページがあるのを見つけました。

「対馬海峡表層海況監視海洋レーダーシステム観測結果」
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玄界灘の潮の状況が1時間ごとのデータで確認できる、とても素晴らしいサイトです。

釣行の参考として、昨年6月の「大潮」、「中潮」、「小潮」の日のデータをピックアップして、それぞれ24時間の経過をGIF動画にしてみました。

大潮の日(2019年6月18日)
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なぜか画像のコマごとに色がチラついてしまいました。見にくくてすみません。


動く画像を3つとも表示すると少し重いかもしれないので、あとの2日分はファイルリンクにしておきます(クリックでダウンロードしてから開くと画像が見られます)

ダウンロード - 中潮の日(2019年6月14日)

ダウンロード - 小潮の日(2019年6月10日)

 

この3日それぞれの変化を見ていて、まずは驚きました。大規模な海流本流の視点であれば、シンプルな表現に落とし込める部分も出てくると予想していましたが、予想以上に複雑です。

まだたった3日、それも6月限定のデータを見ただけなので、玄界灘の印象としてまとめるわけにはいきませんが、とりあえずファーストインプレッションとして気づいたことを挙げておきます。

①対馬海流の「恒流」としての力は、南西から北東に向かう流れとして働いています。
②潮汐流については、下げ潮時には対馬海流に近い方向、上げ潮時にはその反対方向に流れているようです。
③その結果、対馬の北側の対馬海流本流については、下げ潮の時に潮汐流と方向が合致し、南西から北東に安定して流れる傾向が見て取れます。
④上げ潮では対馬海流と潮汐流が相殺して広範囲で不安定な流れとなるようです。

さらに、③の要素をベースにこの3日の潮の動きをよく比較すると、壱岐と沿岸の間の潮の流れの傾向についてひとつ仮設が立てられます。

⑤「大潮の下げ」では壱岐の北側と南側の流れが同調する時間帯が長く、「中潮・小潮の下げ」では同調しない時間帯が長い。
⑥「中潮・小潮の下げ」での壱岐南側の流れは無秩序にフラついているのではなく、干満潮の潮汐とズレたタイミングで流れがの方向が入れ替わっている。

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中潮・小潮では反転する時間にズレがあり、ほとんど同調しないように見えます。
(これまたなぜか画像にノイズが・・・。なかなかクセのある画像データのようです)




この⑥のタイミングのズレは、ワンド地形などで分岐流と反転流の押し相撲が発生する場合によく見られる潮の動きです。

また、玄海灘で行き交う潮の流れはほぼすべて対馬海流由来のように見えます。もしその見方が正しければ、水温・塩分濃度がほぼ等しく、「2枚潮」が発生することはあっても「3枚潮」以上の状況が大規模に発生することは無さそうに思えます。
(深海からの湧昇流の割り込みがある場合は別ですが・・・)



🏁🏁🏁



大きな観点からの潮の流れを考える時に、もうひとつ大切な要素が「深海からの湧昇流」の影響です。

傾向を見つけるために過去1年分の表面海水温図をあさってみましたが、冷水塊の出現などのはっきりとした影響は見つかりませんでした。でも、日本海側の海で深海魚が釣れたり漂着したりするニュースはよく目にするので、対馬海流にも深海からの湧昇流との重要な絡みが必ずあると思います。

これから気長に海況を追いかけて、いつか見つけ出してみたいと思います。



🏁🏁🏁



海流・潮流の下調べとしては、こんなところでしょうか。

こうした規模の大きな潮の流れが、直接的に釣り場の潮の流れを決めるわけではありません。でも、予備知識として役立つことはあると思います。

また、いま自分たちが釣っている魚はどこから来たのかなぁ、などと思いを馳せる際にもきっと想像を広げる手掛かりになると思います😃。



🏁🏁🏁



いまのところ、釣行は来週末あたりを予定しています。カーシェアサービスも予約済ですが、ちょっと梅雨時の空模様が心配です。小雨くらいなら強行しちゃおうとは思っているんですが・・・。

今週中に
時間が取れれば、もう少し具体的な釣行準備記事の話をポストできるかもしれません。

(でももしかすると、全然違う話の記事を挟むかも?)

玄界灘への初釣行に向けて、準備は順調(?)です❗😃




2020年4月10日 (金)

【特別編スタート】「手漕ぎボートへまっしぐら」は特別編に突入へ???

お正月以来、更新がストップしていた理由とは・・・?
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HEPPO、こんな空の下にいます。
綺麗な空と建物、そして海。どこだかわかりますでしょうか?

 

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大げさに書きすぎると、まるで外国にでもいるような印象になってしまうかもしれませんが、れっきとした日本国内です。

 

ひときわ目立つ高い建物は「福岡タワー」。

そう、ここは「福岡」なんです。

 


 

旅行で来ているわけでも、出張で来ているわけでもありません。
HEPPOは、仕事の都合による転勤で「福岡市民」になりました。

 


 

 

🏁🏁🏁

 


 


 

1月頃から準備は進めていたんですが、正式決定のタイミングとの兼ね合いもあり、ブログで触れることは見合わせていました。

 

毎年、年が明けると「今年の目標」を設定してきましたが、今年はその記事も出さないまま・・・。いえ、出したくても出せなかった訳です。


 

 


 

🏁🏁🏁

 


 

 


しかし、そんな僕個人の状況変化など考える価値も無くす「コロナ禍」。本当に大変な状況なのに、明日さらに何が起こるかも分からない。経験したことのない不安の最中に、みなさんもおられると思います。

 

ここ福岡県も、緊急事態宣言の対象。

 

とりあえず仕事のない休日は、新生活の構築や今後の釣りに向けた準備に勤しんでいようと思います。


 


 


 

🏁🏁🏁


 

 


 

緊急事態宣言が発効する3日前の日曜日、自転車で近くの海辺を2時間ほど走り回ってみました。風は強かったんですが晴れ上がった良い日で、一時コロナ野郎のことを忘れることができました。

 

 

 

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人工?の砂浜から突堤が出ています。

 

 

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突堤の向こうは大きな川の河口です。汽水域ですね。

 

 

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突堤の先端。この突堤には釣り人はほとんどいませんでした。

 

 

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西に向かって走ります。別の突堤が見えてきました。

 

 

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先端。この突堤には3~4組の釣り人がいました。

 

 

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空と海と建物が調和していて素晴らしい景色です。

 

 

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さらに西にある突堤の先端から。向こう岸には釣り人の姿が見えます。

 

 

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向こう岸まで行こうとしたら、途中で川に人影が・・・。

 

 

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どうやら潮干狩りの人出のようです。

 

 

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橋の途中から。結構人が出ていますね。家族連れも多かったです。

 

 

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やはりこちら側は釣り人の姿が多いようです。

 

 

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と思ったら、さらに西のほうの岸壁にはさらに多くの釣り人達が!

 

 

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岸壁の先は突堤になっていました。海釣り公園かと思う釣り人の多さ。

 

 

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突堤の先端。ここは汽水ではありません。潮当たりが良さそうな感じ。

 

 

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GoogleMapで確認。マリーナのそば。回遊魚も回りそうな良い地形です。

 

 

最後の場所、船道は水深があるはずなので、地形変化も期待できそうです。

沖釣りに出る機会は予算的にも限られてきますが、自転車釣行なら暇な休日に気軽に出かけることができます。
子供の頃に戻ったような気分になれるかもしれませんね(小学生の頃、早起きして学校の前に釣りに行ったりしていました)。

 

 

 

🏁🏁🏁

 

 

 

すでに手漕ぎボートが借りられる船宿さんを見つけてあります。また、乗合船での釣行も楽しみです。

 

釣り人生20年計画の遂行はいったん保留せざるを得ませんが、ここの福岡での「特別篇」。可能なチャレンジを繰り返し、少しでも釣りの幅を広げられるように頑張ってみたいと思います!

しかし、まずは幅をきかせるコロナ野郎をなんとかしないといけません。

みなさんもお気をつけて、コロナ野郎の横暴を乗り越えましょう!

 

 

 

 

2019年12月30日 (月)

【2019年まとめ】今年も釣行回数は伸ばせず。辛抱の年でした・・・。

釣行回数は最低を更新でも気持ちはキープできてたかな?

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年内に出撃するつもりでずっと日を探していましたが、残念ながら実現しませんでした。

内容はほとんどありませんが、今年を振り返っておきます。

 

🏁🏁🏁


2019年の釣行回数:(手漕ぎボート4回、仕立船1回)

 

過去最低だった昨年より、さらに少ない回数になってしまいました・・・。

 

釣行回数が伸びなかった理由はほとんど昨年と一緒。仕事天候ですね。

前半は特に悪天候に悩まされ、冬場に計画していた釣りがほとんど出来ませんでした。春以降も週末の悪天候はかなり多い年だったと思います。

 

 

釣果のほうはというと、アジが安定して確保出来ているほかは見るべきところがありません。大物と言えるのは、釣り納めになった12月の仕立船で釣れたワラサとショゴくらいです。

 

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これは9月25日大津の釣果。今年もアジだけは満足の釣果が多かったです。

 

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今年の泳がせ釣果はボートではなく仕立船。このワラサは程よく脂が乗り美味な1本でした。

 

でも、今年は昨年より「気持ち」が海に寄り添っていました。「手漕ぎボート釣り」を通じて感じる「海」とのコミュニケーションは、僕にとって本当に欠かせない人生の栄養です😖 。

 


🏁🏁🏁

 

 

簡単に今年の目標達成度を確認してみます。


「釣り人生計画の8年目」だった2019年。20年ロードマップでは「中級者期の3年目」に該当する年でした。

 

【2019年の目標設定】

 

①「ダンゴ釣り」の基本を抑える!
②「細糸仕掛け」の基本を押さえる!
③「NS釣法」の基本を押さえる!
④(6年目目標引継ぎ)「ヒラメ」
⑤(7年目目標引継ぎ)「イシダイ」
⑥(8年目目標)「アマダイ」

 

いやはや、こうして具体的に振り返ってみると、なんとも無残。なにひとつ達成できていません。言い訳もありませんね(^o^;。

①~③は冬場にチヌのダンゴ釣りを通じて修行する予定でしたが、1度も釣行できずに春を迎えてしまいました。もちろん自己評価は「0点」。仕切り直しが必要です。

④のヒラメは12月の仕立船で狙っていたんですが、今年も喰ってくれず残念。また、大津でのヒラメフィーバーに参加できなかったことも残念でした。どうもなんとなく、僕はヒラメとは縁が薄いような気がしてきました。。。

⑤、⑥も、1度も狙う釣行を実現できませんでした。

さらに、プラス特別枠として今年は「シマアジ」を挙げていました。実はこれも冬場に長井の筏で狙えるかと思って挙げたんですが、一度も長井に行けなかった時点で無策。


うーむ、返す返すも釣行回数が少な過ぎました・・・。

 

 

【2019の自己評価】

 

・「ダンゴ釣り」の基本を抑える!  ・・・ 
・「細糸仕掛け」の基本を押さえる! ・・・ 
・「NS釣法」の基本を押さえる!  ・・・ 
・(6年目目標引継ぎ)「ヒラメ」  ・・・ 
・(7年目目標引継ぎ)「イシダイ」 ・・・ 
・(8年目目標)「アマダイ」    ・・・ 

 

見事なまでの点」です。

もちろん落第。過去最低点での留年扱いです。昨年も「25点」での留年扱いでした。つまり2年連続で僕の釣りは進歩していないことになります。

かなり厳しい状況ですね(^_^;。


でも、釣りは人生をかけて付き合っていく長い友達なので、時間と向上心の赴くままに焦らず進んでいきたいと思います。

 

 

🏁🏁🏁



【今年の釣りの個人的感想】

 

今年はとにかく水温が高かったですね。
年末の水温で比較しても過去10年で1番高かった2010年とほぼ同じ水温。つまり「10年に1度の高さ」です。まれにあると言われる「年を越えても青物が釣れる」状況になる可能性も非常に高そうです。

 

話はちょっと変わりますが、大津の海に関して、ここ2~3年で感じることがあります。

中根周辺のポイントが水深、底質とも5~6年前と変化していて、魚の付き方も変わったようです。アンカー禁止エリアがあり、攻めるのが難しいポイントであることは以前からの話なのですが、それでも数年前までは常連さん、ベテランさん方による中根での良い釣果が頻繁に耳に入ってきました。でも昨年、今年とそんな情報がトンと入らなくなりました。僕自身もチャンスがあれば短時間でもチェックはするようにしていましたが、まずアジが少なく、大物の気配もほとんど感じられないことばかりでした。

中根の沖側はかなり砂の堆積が進んでいるように思います。その堆積によって海底地形がなだらかになり、アジの隠れ家に適した場所が減っているような気がします。回遊アジは釣れるのでアジの交通はあると思いますが、以前より「アジが付く」ポイントは少なくなっているのかな?と思います。

これが正しいとすると、元々大津沖で進行中の「大規模な人口漁礁(カレイの産卵床)の造成計画」どおりの変化なので何一つ不思議な変化ではありません
(ボート釣り人必携の辰巳出版「海のボート釣り場完全ナビ」の174~175ページでも触れられています)。

この海底地形の変化で、もしかすると大津全体の魚の分布にも変化が出ているのかもしれません。砂地の魚の数が全体的に増加していたりするかも・・・?

 

それに、もうひとつ今年の大津で目についたのは「カンパチ」が増えたかな?ということです。

以前からごくたまに釣れてはいたと思いますが、今年はかなり増えていたように思います。こちらは海底地形の変化というよりは、今年の水温と豊かなコアジの生息数のほうが要因かなと思います。

 

 

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そういえばこんなヤツも泳がせに喰ってきました。ボートの下にこんなのが群れていたら何も寄りつきませんね(^_^;。

 

 

🏁🏁🏁

 

 

昨年、今年と釣り人生計画上の「留年」が続いてしまいましたが、いよいよ来年の釣りの目標設定が難しいです。

 

実は仕事の都合で生活に大きな変化が起こりそうです。そのこともあり、いったん既定の釣り人生計画からスピンアウトするかもしれません。

もしかすると、これも運命のめぐり合わせかな?
年明けまで、ゆっくりと自分の心の奥底と相談しながら考えてみたいと思います。


海は毎年変わり、一度として同じことはありません。
その海の細やかな変化に注目しながら、自分を合わせていくような柔軟さに憧れます。

 

つねに海を感じ、その海を心に映し続けたい。
来年もそんな気持ちを大切にしてまいりたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年1月 6日 (日)

【妄想?】2019年の目標確認。今年こそ!

手漕ぎボート釣り、実質8年目を迎えます。


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初釣り記事の後になっちゃいましたが、今年の目標設定をポストしたいと思います。


長い釣り人生にはいろいろなことがあると思います。ここ数年はまさに辛抱の年でした・・・。


僕はもともと釣行が多いほうではなくて、どちらかというと海の上にいない時の「釣り」をメインに位置付けて、頭の中や手先で釣りを楽しんでいます。


でも、やっぱり釣行が少なすぎるのは困りますね。今の自分が考えていることが実際の海や魚さん達の状況とどれくらいズレているのか。それを確認する機会は出来るだけたくさん欲しいものです。


昨年の目標設定記事にも書いたんですが、僕の釣り人生計画では数年の遅れは気にしません。楽しみながら海と魚さん達への理解を深めていくことができればOKです。


そんな気持ちを新たに、今年もマイベストを尽くします







今年は20年計画の8年目であり、「中級者期」の3年目。いつもどおり、今年の「1年目標」設定したいと思います。


1番大切にしたいことは「中級者期の5年目標」に掲げているコレ。


「『もたれアタリ』を取れるようになる


この目標を達成するための手段として、以下のとおり「今年の1年目標」を定めます。


まず、昨年が落第点となっているため、昨年の目標のうち個別に達成したもの以外を引き継ぎます。


①「ダンゴ釣り」の基本を押さえる
②「細糸仕掛け」の基本を押さえる
③「NS釣法」の基本を押さえる


これらに、2011年に作成した本来の20年ロードマップの6~8年目には正式な目標として記載されていながら、これまで先送りにしてきた「狙って釣る」魚達を加えます。


④(6年目目標)「ヒラメ」
⑤(7年目目標)「イシダイ」
⑥(8年目目標)「アマダイ」


本来のロードマップでは⑤は葉山、⑥は福浦という場所の設定も付いていたんですが、釣行回数のマネジメントの関係で場所の制限はつけないことにします。ただし、ソゲとサンバソウは釣ったことがあるので、いずれの魚も「30cm以上」という達成条件は付けておきます。


いつもの計画表では、こんな感じ。



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中級者期の6〜10年めはもともと色々な海域と魚種で経験を積むことを想定していましたが、かなり先送りにしています。そろそろ取り返して行きたいところです。

目標①~③については、ダンゴ釣り修行を通じて同時に追求していくことが出来るため、決して無謀な目標設定ではありません。まずは1~3月にこれらの目標に及第点をつけてしまえば、その後は時間をかけて目標魚の各個撃破に当たっていくことができます。


今年も、やはり新年早々からのスタートダッシュが大切になりますね







さて、毎年正式な目標とは別にその年の状況に合わせた「目標魚」を設定しています。


今年は正式目標にも魚種を謳っているので少しややこしくなってしまいますが、今年もこの「毎年その時の気分で決めている目標魚」(笑)を決めておきたいと思います。


今年の「目標魚」は・・・。


「シマアジ」


アジ科で最もおいしい魚の1種とも言われるシマアジちゃんを今年はぜひとも初ゲットしたいサイズには条件はつけません。NSやダンゴ釣り、それにビシ釣りでも狙っていきたいと思います。


楽しみです♪







昨年は初釣りが4月下旬にまで遅れてしまいまた。


しかし今年は既に済ませてます。今年は違いますよ
やる気充分です。


天候運さえ人並みにあがってくれれば・・・(笑


7000年以上前から続く手漕ぎボート釣り。今年の私たちにはどんな出会いが待っているのでしょう。ドキドキは止まりません

2018年12月30日 (日)

【2018年まとめ】釣行数は過去最低。来年頑張ります!

なかなか釣行できず、本当に辛抱の年でした。


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もう年末になってしまいました。


なんとか年内にもう1回出撃したいと思っていたのですが、
諸処の事情で出られずじまい



今年のまとめ記事です。


あと1回出て、なんとか落第は避けたかったなぁ・・・。







2018年の釣行回数:(手漕ぎボート:5回、仕立船:1回)


少なさに嘆いた昨年でも、釣行数は8回。今年はさらに減ってしまいました。手漕ぎボートでの釣りと仕立船は昨年と同じ回数でしたが、1~2月に筏に乗ることが無かった分が減少した形です。


しかし今年は週末の悪天候が多い年でしたね・・・。今年僕が釣行を計画した数は20回はくだらないと思うんですが、悪天候や仕事で約4分の1しか出られませんでした。


釣り以外では、いくつかおおいに楽しめたり、釣り人生に役立つこともあったので決して悪い年ではありませんでしたが、実釣はとても限られてしまい、目標の達成状況はどうしても低くなっちゃいます。


悪い結果も「結果」であることは変わりないので、きちんとまとめて振り返っておこうと思います







「釣り人生計画の7年目」(1年休漁を挟んだことがあるので暦の上では8年目)でした。自己作成の釣り人生20年ロードマップの上では「中級者期の2年目」にあたります。


【2018年の目標設定】

◎ダンゴ釣りの基本を押さえる
・細糸仕掛けの基本を押さえる
・NS釣法の基本を押さえる
・魚を浮かせて釣る基本を押さえる


【2018年の自己評価】

・ダンゴ釣りの基本を押さえる   ・・・ 25点
・細糸仕掛けの基本を押さえる  ・・・  0点
・NS釣法の基本を押さえる    ・・・  0点
・魚を浮かせて釣る基本を押さえる ・・・ 75点


これを平均すると、「25点」


あう・・・、過去最低の落第点です


これは、明らかに「留年レベル」ですね。潔くもう1年同じ目標を掲げて邁進したいと思います







とにかく、1~3月にダンゴ釣り釣行に出られなかったことが痛かったです・・・。ダンゴ釣りでは、細糸ノウハウもNS釣り要素も経験を積めるので、そこが今年のすべてでした。


魚を浮かせて釣る、という点では今年唯一安定していたアジの釣果が評価できます。実際、アジ狙いでは毎回自主制限(24匹)に掛かる釣りが続きましたし、実釣では高い棚に寄せて釣るパターンも多用してますので、とりあえずアジ釣りに関してのこの単位はゲットということにします


5年目標である「『もたれアタリ』を取れるようになるについてはエサ取りの魚種を確認するために掛けに行くシーンで少し安定感が増したかな、と思えるのでごく僅かではありますが進歩はあったと思います。


個人的に1番残念なのは今年の目標魚に設定していた「ヒラメ」がまたもや釣れなかったこと。


当て込んでいた2回の釣行のうち1回が中止、もう1回ではアタリなしでした。残念無念。あんまりヒラメには縁がないのかな・・・?







【今年の個人的振り返りの補足】


今年は釣り以外の生活に結構変化がありました。


まず、子供の受験が終わったこと。
家族で全力サポートしていた下の娘の受験が終わり、我が家の受験モードは終了しました。来る1~3月は今度こそダンゴ釣り修行に時間を割けると思います


あと、スポーツジムに通い始めたことも大きな変化です。この半年くらい、週3回くらいのペースで頑張っています。おかげでだいぶ体が変わってきました。


「70歳を過ぎるまで手漕ぎボート釣りを続けること」を目標のひとつにしています。


これまでは自分の体を乱暴に扱い、あまりメンテもしてきませんでしたが、これからは未来への投資として、楽しみながらしっかり鍛え続けてていきたいと思います。







【今年1番嬉しかったこと】


数少ない釣行の中で印象に残っていることは、4月27日大津での「初釣り」です。


事前に予想した潮の流れとはまったく逆の潮が流れていて、ブランクを実感することになったのですが、実際に流れている潮をよく観察して、イメージ修正しました。その修正イメージに従って、いままでこの季節には行ったことのないポイントに移動してみると、活性の高いアジの群れの上にドンピシャ過去最高レベルの入れ喰いになりました


実のところ、潮の予想が外れること自体は日常茶飯事で、いつも海の上でイメージ修正にはチャレンジしています。でも4か月振りの釣りでうまくカバーできたことと、1番苦手としている東からの潮を克服できたことに特別な感慨がありました。


大津では4月中ずっとアジが渋い状況が続いていたこともあって、この時の自主制限到達は嬉しかったです



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海の様子を教えてくれるアジ先生。僕にとって一番大切なお魚さんです。


【今年1番悔しかったこと】


1番悔しかったのは、もちろん1年を通じてなかなか釣りに出られなかったことなワケですが・・・。


グチになってしまいそうなので、とりあえず海に出られた範囲で考えます



そうすると悔しかったのは、2度の真鯛狙い(9月20日/11月2日)で型見ずに終わったことですね。


9月の方は信じられない激濁りな状況で、まだ已むなしでした。でも11月の釣行は、強い風と波に負けてしまった情けない釣りでした。冷静な判断ができず、海の状況と乖離してしまった釣りを立て直すことができませんでした。どんな時でも落ち着き、状況に合わせた柔軟な判断ができるようになりたいものです


具体的な教訓は・・・。


・走錨のせいで入りたいポイントを荒らしてしまったら、そのポイントへの執着は捨てること。
・潮が予想と異なっても、常に実際の海に流れる潮の変化の事実に根ざした形でイメージ修正をすること。
 (偶然の釣果に安心しての思考停止はNG。客観的な材料なしに「このまま粘ってみよう」もNG)



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嬉しかったけど教訓もくれたあの日唯一の魚。イナワラ先生。


ときどき、「ホントに海の上でそんな面倒なことを考えてるの?もっと簡単に考えて自由に釣ったほうが楽しいのでは??」、とアドバイスをいただくことがあります。まさに言われる通りだと思うんですが、僕はどうも頭の中が不器用で、その場の思いつきで行動すると、すぐ自分が何をしているのかわからなくなって時間を無駄にしちゃうんです。


事前に心構えを準備して、作戦の根っこを下ろしておくようなスタイルが僕には向いているようです


そうすると、釣りをしていない時間もどんどん釣りの時間になりますしね♪







さて、扉絵のタッチーくんも言ってますが、気を取り直して来年は「進歩の年」を目指します


海と釣りの神様、今年も有難うございました




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一番感謝すべきは貸ボートを提供してくださるボート屋さん方です。手漕ぎボート釣りを心から愛する人間として、マナーを守り、子供達、孫達の代までこの環境を守っていくために微力を尽くしていきたいです。




2018年1月 4日 (木)

【妄想?】2018年、今年の目標など

手漕ぎボート釣り、実質7年目。


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最近3年ほど、釣行回数が伸びない年が続きました。


そのあおりを受けて、自分で設定している1年目標に対する評価も2年連続で「落第点」になってます



でも実は、個人的にはこの状況を「楽しい」なんて感じています


釣りになかなか行けないのは辛いんですが、長い釣り人生に予想のつかない困難がつきまとうことは当たり前。紆余曲折はむしろ経験の幅を広げてくれるかも?と思います。


「20年目標」なんて大袈裟なものを設定した自分で言うのもなんですが、実際は22年になろうが、25年になろうが構いません。あるいはもし生きているあいだに納得のいく成果を得られなくても、それはきっと失敗ではないと思うんです。


その時どきに自分なりのベストを尽くしていれば・・・・ですね







さて、今年は「中級者期」の2年目であり、20年計画の7年目になります。
今年も、「1年目標」を設定したいと思います。


まず大事なのは、「中級者期の5年目標」に掲げているコレ。


「『もたれアタリ』を取れるようになる


これが、今の僕にとって1番大切な取り組みです。



この目標の達成に至る手段として、今年は昨年の1年目標を引き継ぎます。
(落第点なので・・・。つまり、実質留年みたいなものですね


・ダンゴ釣りの基本を押さえる


さらに、一昨年から昨年に引き継いだ目標のうち、まだ未達の3つを、もう1回引き継ぎます。


整理すると、今年の単年目標は以下の4つになります。


◎ダンゴ釣りの基本を押さえる
・細糸仕掛けの基本を押さえる
・NS釣法の基本を押さえる
・魚を浮かせて釣る基本を押さえる


いつもの釣り人生計画表で見ると・・・、こんな感じです。


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一見すると、目標が多くて達成が難しそうに見えますが、実はそうでもありません。


「細糸仕掛け」は昨年釣行回数が少なかったためにあまり実践できなかっただけで、成果を出すための戦略・手法は既に構築済です。また、「浮かせて釣る」テクニックはほぼ身につきつつあるので、あと数回確認が取れれば十分及第点には至ると思います


したがって、「ダンゴ釣り」をメインに精進し、同じタックルで「NS釣り」を交える釣行をすることで、今年の目標は効率的に達成できると考えています



まずは3月上旬までの低水温期に、ダンゴ&NS釣りの経験値を稼ぐスタートダッシュを決めておきたいですね







僕は毎年、上で触れている釣り人生計画のプロセスとは別に、その年その年の「目標魚」を決めています。年によっては魚種だけでなく、「釣り方」も限定することがあります(手漕ぎボートでワラサを釣る!etc)


今年の目標魚は・・・コレです。


「ヒラメを狙って釣る


この目標も、昨年の引き継ぎです。昨年の取り決めは・・・「なんとしても釣る!」。つまり釣り方は問いません。手漕ぎボートだろうが、乗合・仕立船だろうが、一切構わないことにします


ただし、ソゲ(30cm以下)は除外します。あくまで一般的に「ヒラメ」とされるサイズを条件にしておきます



昨年、3回狙う機会があったんですがいずれもカスリもしませんでした


しかし、この目標もアプローチ方法は考えてあります。あとはきっと時間の問題・・・だと思います(運の問題、と言い換えると自信がなくなりますが







この3年間、釣行回数が伸びなかった原因はいくつかありますが、そのうち1番大きかった「子供の受験」がようやく終わります。


※あと大きかったのは「天候運」と「突発的な仕事の繁忙」ですが、こちらはもう自分ではどうにもならないので神様に祈るしかありません


なので、今年の釣行回数は昨年より増えるだろうと思います


今年は、どんな海、どんな魚達と出会えるでしょう?
同じように出会いを求められているみなさんと交わす笑顔も、楽しみです





2017年1月 2日 (月)

【妄想?】今年はいよいよ2つめの「5年計画」がスタート!

手漕ぎボート釣り実質6年目、新しい段階に入ります


Vision2017_2

ここ2年ほど、なかなか思うように釣りに出られませんでした。
そのこともあって、1年は休漁扱い、そして昨年は「落第点」と、僕の釣り人生計画もなかなか難航しています


でも、長い釣り人生では、そんなことがあるもの織り込み済。


このブログの座右の銘を、久しぶりに書いちゃおうかな。


「釣りは1話限りのショートストーリーではなく、人生をかけて紡ぐ長編ドラマ」(玉置豊氏)


手漕ぎボート釣りを始めるにあたって20年計画なんていう大風呂敷を広げた理由のひとつは、この言葉に胸を打たれたことです


本当に、そのとおりだと思います。


1~2年くらい棒に振っても、「釣り」がもたらしてくれる人生の豊かさは何も変わらず、夢は揺るぎません。


それに、なんとなくですが、今年はちょっと釣行ペースを回復基調に乗せられそうな気がします。


(そうなるといいな







ようやく初心者期として課していた5年計画を卒業(多少強引なカタチでしたが
今年からは2つめの5年計画に入ります。


さっそくですが、その内容を書いてしまおうと思います。


これから5年かけてじっくりと、そしてしっかりと学ぶべき目標は結構、明快。


それは・・・。


「『もたれアタリ』を取れるようになる


これが、これから5年間の目標です







これは、僕が考える「釣れた」と「釣った」の境目のひとつで、中級者から上級者への成長を目指す上で最も大事にすべきテーマだと捉えています。


いつだったか、どこで目にしたか残念ながら覚えていないのですが、故・服部善郎名人のお言葉として「釣りとはもたれアタリを取ることだ」という主旨の文章を読んだことがあります。
また、時代の進歩した現在、たくさん目にすることが出来る海中動画で、魚達は捕食の際、必ずといってよいほどエサを食い込む前に、つついたり咥えたりして安全を確認する動作をしています。


この段階の存在をしっかりと感じながら釣ること。それは、海と、そして魚達との対話をより深めることに間違いなくつながっていくと思います。



初心者期の5年間(実際は6年ですが(^^;;)で、常に海を細かく観察しがら釣ることを心がけてきました。これは言い換えると「海との対話の礎」を築く修練でした。その礎をより堅く固めながら、さらに「魚達との対話の礎」を固めていくこと。これが僕の「中級者期」の取り組みになります


Vision2017_3
「竿の数を減らす」、「ヒラメ」は変更なし。赤い字の追加部分については後述します。






こんなふうに文字にすると、ごたいそうに神棚に祭るような大袈裟さがあるかもしれませんが、これも釣りのベテランの方々はみなさん自然と身につけていらっしゃることだと思います。


僕は、きちんと自分の妄想の方向性にレールを敷き、腰をすえてかからないとすぐに迷走を始めて地に足がつかなくなり、破綻して投げ出してしまう困った性格の持ち主なので、なんとか人並みの成長を実現するために、こんな計画を策定・公言しております







さて、次は今年の「1年目標」です


これについて、6年前から策定してあった予定を、ちょっと大きめに改訂してしまおうと思います。


もともとは特定のエリアの海を自分なりに腰を据えて開拓し、大津とは違う海の状況に合わせる釣りの経験を積むことで、対応能力の幅を広げることを設定していました。


しかし、昨年までの修行で積み残しになっているテーマと、5年目標である「もたれアタリ」の修練を効率よく進めるためには、この計画の修正が必要と判断しました。


今年の重点課題を列記します。


・「もたれアタリ」を取って釣る修練を積む
・細糸仕掛けの基本を押さえる
・NS釣法の基本を押さえる
・魚を浮かせて釣る基本を押さえる


これらすべてのテーマと親和性の高い釣りがあることは、数年前から知っていました。


それは「ダンゴ釣り」です。


主に黒鯛(チヌ)を狙う、「紀州釣り」を起源とする釣りです(歴史っぽい話は切りがなくなるので省きます


穂先の感度の良い竿を使い、細糸かつ道糸とハリス通しで、針とガンダマオモリのみで釣るような、とても道具立てのシンプルな釣りです。穂先を通じて海中の魚達の様子を細やかに感じ取り、海底の「ステージ」の変遷をコントロールしつつ、本命の黒鯛を「狙って掛ける」。さらに、釣り方のバリエーションの中には中層でマダイを狙ったり、NSに近い流し方で潮下の大物を探る方法もあるようです。


つまり、現在の僕に必要な要素のすべてがギュッ!と詰まった釣り、と言って間違いありません



実は2013年に目標魚として「黒鯛」を挙げた時、手漕ぎボートで釣れなかった場合の保険として「かかり釣り(筏からのダンゴ釣り)」の準備をしていたことがあります。結果としてかかり釣りに変更する直前に黒鯛を釣ることが出来たため、実釣することはありませんでしたが、集めた資料や動画を通じて、ひと通りの釣り方のイメージは作ってありました。


2017
新旧2台の「バイキング」。今年はまずこの2つのリールに相棒をお願いするつもりです。


そしてもうひとつ、今年僕が「ダンゴ釣り」に取り組むことを決めたきっかけがありました。


それはある方から頂戴した、このブログへのコメントです。


昨年11月、京急大津の石田丸さんの釣果情報に、連続して素晴らしい黒鯛の釣果が掲載されたことがありました。そのコメントは、これらの釣果を挙げられたご本人さまからのものでした


以前から僕のブログをお読み頂き、そのお礼も含めという言葉を添えて頂いたそのコメントは、様々な思いが字間から伝わってくる深みのあるもので、僕は単なるコメントとしてではなく、人生の先輩からいただいた貴重なお手紙として拝領しました。そこで触れられていた釣り方が、紛れもない「ダンゴ釣り」でした。


物事には大きな流れや「時合」のようなものがあると思います。


「ダンゴ釣り」にチャレンジする時があるとしたら、今がその時かな?、と思いました







黒鯛狙いの釣りは、全国的にも非常に人気が高く、釣り人口も手漕ぎボートとは比較になりません。


その中でも実績の高い(※)「ダンゴ釣り」は、それだけ「楽しく」かつ「とても奥が深い」道であることが容易に想像できます。


※ダンゴ釣りは実績が高いですが、釣行コストも高いので、一般的には少し敷居の高さもあるようです。「ニッチさ」では手漕ぎボート釣りが上かとは思いますが・・・


本来、1年目標なんかに掲げるのはとても失礼で、長い時間をかけて、かつ一生懸命取り組むべき世界だと思います。


でも、まずはこれから初夏までの間に最初の扉を開け、これまでの経験で培った「釣りの基礎」がどの程度役に立つかを含め、本気でぶつかってみて、その結果を見てみたいと思います







今年の目標魚の設定を忘れそう(笑。


ダンゴ釣りの話とは直接つながらないのですが、今年はなんとしても「ヒラメ」を釣り上げたいと思います。


「なんとしても」なので、偶然の釣果でも、乗合船や仕立船も「有り」です


6年目のヒラメ目標はもともとの設定なのですが、過去2年間、ヒラメと思しき泳がせのアタリに破れ続けたせいで、期せずして、溜まっている悔しさが大型青物を超えるレベルになってきています。正直、ここらで溜飲を下げておかないと釣り人生計画全体に影響を及ぼしかねないため、何としても1回は仕留めてカタをつけておきたいと思います


(あ、また体温が上がった気が・・・。コレはかなり重症っぽいですね







さて、これで今年の目標設定が終わりました。


ところで、実はまだ「去年の釣り」が終わっていません。前回の記事でも触れましたが、次回の出船は「年越し残業:海苔棚調査」を予定しています。天候に恵まれて、スムーズに完了できますように・・・


「中級者」の自覚を胸に踏み出す、新しい1歩。みなさんに遅れ過ぎないよう、これからも頑張ります





2016年6月 6日 (月)

【妄想?】海底の「くぼみ」は魚達の「秋のレストラン」?

「植物性プランクトンは海洋深層水の夢を見るか?」



電気羊も電気ウナギも別にパクってませんよ(^o^;)

5か月振りの投稿です


しかし釣行記事ではありません(´Д`;)。



久しぶりの更新をどんな内容にするか悩みましたが、やっぱりこのブログは妄想が本分です。ちょうど最近発表された、妄想心を刺激されるおもしろい研究報告がありますので、ここで1本記事にしておきたいと思います







手漕ぎボート釣りがお好きな皆さんのブログを拝見していると、本当にいろいろなところから情報を入手されていることに驚きます。特に天候、気象に関する情報や、各地の釣況についてはみなさんがご自分の「流儀」を築き上げられているような気がします。さらに、黒潮等のより広い範囲の状況をこまめにチェックされている方も多い感じます。情熱がなければ続かないことだと思うので、本当にすごいですね。



僕はというと・・・。


釣行になかなかいけない状況が続いていた(2年近くもこともあり、最近はあまりコマメなチェックはしていません(汗。どちらかというと「ナマモノ」ではない長期的な観点で活用できそうな情報や、古い情報を集めるほうに比重が移っていました


そんな観点から覗きにいくのは、各地の水産センターや水族館、それに水産庁などのサイトです。



今回の研究報告を見つけたのは「海洋研究開発機構(JAMSTEC)」という文部科学省管轄の国立研究開発法人のサイトです。


かの有名な「しんかい6500」や「地球シュミレータ」の運用をされている団体さんと言えばピンとこられる方もいるかもしれません。マニアックといえばマニアックな話かもしれませんが、釣り場でのポイント選びにつながりそうな、たくさんのヒントが潜んでいるような気がします。







アジ釣りをされるみなさん。次のような話を耳にされたことがある方もいらっしゃると思います。



・太陽光が増える春、光の届きやすい浅場(表層近く)では植物性プランクトンが増える(光合成ですね)。

・それを餌にする動物性プランクトンも増える。

・動物性プランクトンを餌にするプランクトンイーターの魚達の活性が上がる。

・その代表格のアジ達は、動物性プランクトンを捕食するため、深場から浅場に移動してくる。


僕も聞いたことがあります。季節でポイントが変わっていく理由付けのひとつです。シンプルでわかりやすいですよね。



植物性プランクトンが発生するには太陽光だけでなく栄養塩(深場で有機物が分解されてできるアンモニアなど)も必要ですし、遊泳力が低い(または全く無い)ので、海の状況によってはすぐに流されたり沈殿してしまったりするので、あくまで大雑把なイメージではあると思います。


こんな話から想像を広げると、1年を通じて魚達がどんな風に移動していくのか、もっと知りたくなっちゃいますそして気が付くと、いつのまにかどっぷりと妄想の世界へ・・・(笑




今回、海洋研究開発機構が発表した報告。


素人の僕があえてボート釣り目線から無謀に要約すると、以下のような内容が含まれています。


・海底の「くぼみ」があると、その地形がもとで「秋にも植物性プランクトンの大量発生を起こす」ことがある。

・秋は動物性プランクトンが少なく、発生した植物性プランクトンの多くが捕食されずに沈殿する。

・「くぼみ」はその受皿にもなる。

・沈殿したものを餌にする「底生生物」が増える。

・その「底生生物」を捕食するために魚などが集まってくる。



どうですか?


この話、なんだか面白くありませんか?



ただし、この研究報告は「北極海」における観測結果です。残念ながら私たちに身近な海の話ではありません。また、「くぼみ」といっても規模の大きな海底谷の観測結果なので、この内容をそのまま身近な海のポイント論に当てはめることには無理があります。

でも、だからといってこの研究報告を気に留めないのも、もったいないような気がします。よく考えてみれば、私たちが日頃何よりお世話になっている付けエサは「ナンキョクオキアミ」。それを考えれば、あながち「北極なんて関係ない」とも言いきれない・・・かも?



前述の僕の乱暴な要約は、本当に乱暴なまとめです。
実際にこの報告記事を読み込んでみると、非常にたくさんの大切な示唆が含まれているように思います。単なるプランクトンの話ではなく、海底地形による海中の潮流への影響や、海の透明度や酸素濃度が教えてくれること。それに深場の水が表層に運ばれるメカニズムなど・・・。

海の中で何が起こっているか、ということに興味をお持ちのボート釣り好きのみなさんは、ぜひご一読ください。きっと何か参考になることが出てくると思います。



○国立研究開発法人海洋研究開発機構 他 平成28429日発表
 
「天然の有機物貯蔵庫が海洋生物のホットスポットを支えている」

リンク → http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20160429/

※この記事を読んだせいで、僕の頭の中のアジさん達はまたまた活き活きと踊りだしてしまいました。困ったものです・・・







おまけ。


近況報告をしておきますね
HEPPO、この春から公私ともにかなり環境が変わりました。

それにともなって、やっと釣行予定を立てられるようになりました



しかし5月の釣行計画は悪天候であえなく中止に・・・。オマケに先日、関東が梅雨入り



乗っ込みの時期も終了という感じですが、今は一刻も早く海の上で潮風を感じたいと思っています



ボウズでも良いと本気で思いますが、願わくば久しぶりに竿を伝わる魚の感触を感じたいですね





2016年1月20日 (水)

【妄想?】いよいよ5年目!今年の目標は・・・?

手漕ぎボート釣りを始めて、実質5年目です


2016vision


手漕ぎボート釣りを始めてから6年目。でも去年は1年間の「お休み」扱いにしてしまったこともあり、釣り人生計画の上での今年は「5年目」です


今回は2年振りに目標設定の記事をポストしておきます。



本当はこの記事より前の先週日曜日(17日に)初釣りに出かけるつもりだったんですが、風邪を引いてしまって出撃できずじまいでした・・・


(滅多に風邪なんてひかないんですよ。ツキはまだ戻ってないみたいです







ついに「この年」がやってきました


最初の5年計画の最後、初心者期と定めた5年目標の総仕上げの年になります。
そして、目標がなかなか厳しいハードルになっている年・・・なんです



≪5年目標について≫



自分の趣味を手漕ぎボート釣りに集約することを決めた時、自分の忘れっぽさや集中力の無さという欠点をカバーして人並みの上達を目指すため、20年目標を定めました。


そしてその中には2つの10年目標があり、それぞれ2回の5年目標で構成されてます。その最初の5年計画の目標が、以下になります。


5年目標「手漕ぎボート釣りの基礎を身に着ける

・実釣前にポイントの季節、水温、潮汐、前日の風・天候、翌日の天気予報を把握する。
・実釣中にポイントの水深、潮流、海の色、透明度、根との位置関係、海底の地形・底質、潮目を観察する。
・仕掛け、エサ、タナ、コマセの撒き方、仕掛けの流し方を考えながら様々なバリエーションで結果を出すことを重ねる。


これらを「頭ではなく、体で覚えること」、それが最初の5年間の目標です。


無意識に、かつ常に情報を集め、その情報に根差して発想、行動することで、海の状況からかけ離れた釣りにならない力を付けることが、僕の考えた「基本」です。


これは全然特別な話ではなくて、経験を積めぱ普通は誰でも自然に身に付くことだと思います。しかし僕は非常に忘れっぽく、常に気を付けていないと進歩のないタイプのため、反復練習に5年かけることにした次第です



過去4年間の取り組みの成果として、海を観察し続けながら釣るスタイルがとりあえず形になってきた気がしますが、いよいよこの目標を卒業しければならないと思うとまだ不安があります


この不安を払拭して、気持ちよく次の5年目標(=中級者期)に進めるように頑張ります




≪1年目標について≫



5年目標の下に、「1年目標」があります。いつも年頭の記事で公開しているので、そろそろしつこい感じになっているかもしれませんが・・・


Vision2016
この表の全体像では最初の5年が初心者期。次が中級者、その後が上級者期という位置付けになってます。

ちなみに過去の目標はすべて累積するので、今年はこの1~5年目分のすべてが目標となります。それを踏まえてまとめると、今年の1年目標はこんな感じでしようか。




【今年の1年目標


細糸仕掛けの基本を抑え、魚種・状況に応じたラインの使い分けの幅を広げる
+1~4年目の目標で未消化のもの(特に「NS釣り」と、「魚を浮かせて釣ること」ですね


これから1年間は、切れるのを覚悟して細めのハリスを使うことで、アタリが増えるかどうかの確認を優先したいと思います(今年の釣果はひどいことになるかもしれませんが、長い釣り人生の中にそんな年があっても良いと思います。もちろん、過去4年間かけてこの年のために考えてきた対策をフル活用して臨みます


あと、公式目標からは外しておきますが、包丁研ぎとサビキ仕掛けの自作ノウハウの蓄積は実質的な継続目標です。ゆっくりと楽しみながら身に着けていきたいと思います




【今年の目標魚】


・「ワラサ」を手漕ぎボートで狙って釣り上げる


ずっと掲げていて、惜しくもまだ果たせていない目標です。昨秋~暮れまではこの目標を達成する絶好のチャンスでしたが、あいにく釣りに出られませんでした(あいかわらず運の悪さには自信があります。達成の基準は「3kg以上」


※60cmを超えても、3kgってなかなか届かないんですよね・・・


本当はアマダイやカンパチ、ヒラメ等を取り入れて釣りの幅を広げたいところなのですが、今年もおそらく釣行の回数はあまり伸びないと思うので、ベクトルの方向を絞ることにしたいと思います。


しかし青物といえば、真の目標魚は「ブリ」です。でも、これは1年目標ではなく、人生目標のひとつですね




≪その他≫



・釣り道具の改良・自作のレベルを上げていく
・より広い視点から海流、潮流を学ぶ


釣りの実技の目標とは別に、僕には「自分専用の理想の釣り道具を作る」という10年計画があります。その中で少しずつイメージが固まってきているものは「竿」と「ビシ」ですね。
他にもいろいろと探っていますが、今年はこの2つの取り組みを深めようと思います


海流・潮流については、ちょっと「釣り」からは外れてしまうかもしれません。以前から何度か言っているのですが、僕はどうやら釣りと同じくらい「海そのもの」を知りたい気持ちが強まっているようです。マクロとミクロには意外な共通点もあるかもしれませんが、正直なところ釣りとまったく関係ないところでも、海流・潮流の絡む話には惹かれてしまいます。水産研究から地球環境研究まで、気の向くままに読み進めていきたいと思います







さて、これで目標設定も終わりました


まだ当分は釣りの回数を増やせる状況ではないのですが、気持ちと自宅での準備はもうスタートを切っています。


初釣りはいつになるかなぁ。


今年はどんな海の表情に出会えるのか、楽しみです





2014年12月30日 (火)

【2014年まとめ】今年の釣行回数、目標達成度etc...。

今年(2014年)の釣りの振り返りです



今年は本当に思うように動けませんでした(;´Д`A。

今年は釣行回数も伸びず、自宅での作業を含めて「釣り」に充てられた時間がかなり短かったと思います。でも不思議と、ずっと海と一緒だったような感覚が・・・。そのせいか「釣りが出来なくて辛かった」という気持ちあまり強くありません。仕事の多忙さや慢性化した頭痛との付き合いは大きな制約だったんですが、それなりにべストを尽くしてこれたの・・・かな?


それでは今年の振り返り、スタートです







Q.今年の釣行回数は? 去年と比べて増えた?減った?
A.だいぶ減っちゃいました。でもホームの大津では何とか2ケタを確保


2014年の釣行回数は「12回」。内訳は大津10回、油壺1回、乗合船1回でした。
(去年は16回。大津11回、油壺4回、本牧海釣り施設1回)


今年は手漕ぎボート釣りを本格的に始めて実質4年目。「1月後半~2月」と「8月」という2回の休漁期があったこと。それに4~6月に仕事が大きな山場でなかなか釣りに出られなかったこともあって、釣行回数は伸びませんでした。 でも9月以降は定期的に出撃して、何とかホームの大津で10回を確保した感じです


特筆すべきは現地での悪天候の出船不可が1回しかなかったことですね
風が強く、荒れ気味の海は多かったですが、風待ちになったこともほんの少ししか無く、ほとんど定刻出船が出来ました。今年の僕は海況運が良かったようです(←重要



Q.2014年の大津の海の印象はどんな感じ?
A.四半期ごとにキーワード的に振り返ってみます。


第1四半期(1~3月) → 「マイワシ」・「超低水温からの回復早し」
第2四半期(4~6月) → 「深海魚」・「深海からの湧昇流」
第3四半期(7~9月) → 「青物が来ない」・「タチウオ祭り!」
第4四半期(10~12月) → 「鯛・大アジ祭り再び」・「イワシどこ?」


春先に釣れていたマイワシは大きな話題でしたね僕も是非確保したかったんですが、残念ながらたったの1匹しか釣れませんでした(家族4人で1口ずつ分けました。でも今後マイワシは増えてくるはずなので、慌てず来年以降に期待しています


しかし今年はその後、長らくイワシが行方不明状態になってしまいました。僕の認識だと、大津にまとまったイワシの群れが入ってきたのは12月に入ってからだったと思います。秋が深まっても青物はほとんど釣れた話が聞けませんでしたが、やはり原因はイワシでしょうね。ただ、たま~に釣果写真で目に入るイナダは驚くほど太っていました。しかし一方、ワラサは痩せており、これは今年の謎のひとつだと思います。あの太ったイナダはどこで何を食べて育ったんでしょうね・・・。


順序が前後してしまいましたが、春頃から8月いっぱいまで各地で深海魚が釣れていたのは本当に驚きでした。油壺のチカメキントキは狙って釣れるレベルだったようです。また、大津でもシマガツオ(!)が揚がっていました。


※太平洋をはさんで日本の反対側に当たるアメリカのカリフォルニア沖は、日本近海と魚獲に同期現象が見られることが研究で知られています。今年8月、カリフォルニア南部の海で深海魚のアカマンボウが連釣したニュースが流れていました。やはり海流の状況に共通する部分があるようですね。


そして今年は初秋にまさかの「タチウオ祭り」が有りましたね!「幽霊魚」の渾名に似つかわしくないほど、大きな群れが長い間留まってくれました。石田丸さんに聞いても、相当に珍しいことだったようです。それに続いて今年も訪れた「鯛祭り」 週末毎に石田丸さんの釣果写真には大鯛が踊り、その盛り上がりは昨年を超えていたと思います。今年初めて大津で真鯛を釣った、という方も多かったのではないでしょうか。


これらの状況が果たして大津の本来の姿なのかどうかを考えるにはまだ時間が必要かと思います。でも大鯛達に関しては、釣果写真で見えた姿はやや痩せていて、またサイズの割に日焼けしていないものが多かったことから、深場から移動してきて間もない個体達だったと推測できます。釣れ出したタイミングも黒潮が暴れ始めた時期と重なるので、おそらく黒潮系沖合水の流入と一緒に湾内に入ってきた魚達だったんでしょぅね。一方、真鯛よりも釣れ出しがかなり遅かった黒鯛はみんな太っていました。僕が釣った黒鯛もお腹の中はラードがぎっしり詰まっていました


※この記事の最後にオマケとして「釣り」に限らない観点で、改めて「今年の海の印象」を置いておきます。







前置きが長くなってしまいました。
ここからようやく今年の僕の釣りの振り返りに入ります。


Q.今年の1年目標は達成できた??
A.総合的に達成率は「60%」。初めて落第点となった部分もあります


・NS釣りの基本を学ぶ・・・30%
・すべての仕掛けを自作できるようになる・・・80%
・手漕ぎボートで狙って「ワラサ」を釣る・・・0%
・手漕ぎボートで狙って「クロダイ」を釣る・・・100%
・笑顔を共有することを大切にする・・・60%
・釣りに関する文献を読む・・・100%

(非公式目標)きちんと包丁研ぎができるようになる・・・50%


今年の1年目標の遂行はかなり厳しかったです(>_<)。しかし上の達成率を平均すると、ちょうど「60%」。なんとかギリギリ進級というところですね。 個別にみると、第1の目標だった「NS釣り」にほとんど手が付けられなかったことが悔しいです。1番の原因は春に油壺に釣行した際、渋滞で帰宅に6時間かかったことがトラウマになってしまったことです。大津でのNS釣りはチャンスが少なく難しい面もあり、油壺から足が遠くなったことが結果として良くありませんでした。なんとか早く裏道を開拓して、怖がらずに出かけられるようになりたいです


「仕掛け作り」についてはサビキ仕掛けの自作をするようになったことと、ブリ狙いの16号仕掛けまで作れるようになったことから、十分「良」が付けられると思います。しかしまだサビキの自作は初歩の初歩、また針のチモト補強の修行も足りないことから「優」には至りませんでした。


「ワラサ」。これは参りました。今年はワラサどころかイナダ1本も釣れませんでした。文句なしの最低点です・・・。


「黒鯛」。黒鯛については長い間悩んできましたが、今年やっと釣り方のイメージが出来てきました。実績を重ねるのは今後になりますが、今年釣った初めての「年無し」は僕の中でも記念魚になると思います


「笑顔の共有」。今年は予定していた友人とのタンデム出船が実現しませんでした。代わりに仕立船でたくさんの笑顔を交わせたことや、大津の海の上でいろんな方と言葉を交わすように努めたことから、ギリギリの及第点を付けました。魚を釣った時の喜びは1人だと忘れてしまいがちですが、誰かがそばにいると不思議と心に残るものだと思います。今後も大切にしていきたい目標ですね


「文献を読む」。結果として、今年特に力を入れたことはこれでした。休漁期間を活かして、古い本を中心に釣り本を読む努力をしました。出会えて幸せと思える素敵な本がたくさんありました。常識がひっくりかえるような衝撃もありましたが、1番感じたことは、「釣り」の魅力に憑りつかれ、人生をかけて取り組んだ人はいつの時代にも必ずいたんだ、ということです。道具や技術は進歩しても、海と魚の営みはそれほど大きくは変わりません。太古の昔から連綿と続く「釣り人」の系譜。釣りは本当に趣味の王様と言って良いと思います


最後に「包丁研ぎ」です。今年の春先に包丁を研ぎ始め、真似事は少しだけ出来るようになってきたんですが、魚を捌いた後片づけの際に手を切っで怪我をすることが続いてしまい、後半はあまりしっかり研がないようになってしまいました。包丁は腕前に見合った切れ味にしておかないと危ない、ということを学んだことが今年の収穫でしょうか・・・。そういう意味も含めてとりあえず50点をつけました。背伸びせず、しっかりと基礎から固めていきたいと思います。






長文になりすぎるので釣果振り返りは写真だけ(^^;;。まずは9月、61cmの貴婦人さん。



10月、50cmの年無し様



1月のスズキくん75cm。写真は省略ですが、今年はアジもかなり安定して釣れてくれましたo(^_^)o。







Q.5年目標の進み具合はどう??
A.5年目標としては掲げていることは以下のとおりです。


○ボート釣りの基礎を身に付ける
【実釣前】季節、水温、潮汐、前日の風・天候、翌日の気象予報を把握する。
【実釣中】水深、潮流、海の色、透明度、根との位置関係、海底の地形・底質、潮目を把握する。
【経験の蓄積】把握した情報を踏まえ仕掛け、エサ、タナ、コマセの撒き方、仕掛けの流し方について様々なバリエーションで結果を重ねる。


今年も毎回、この目標を確認してから釣行計画を立てました。かなり自然に体現できるようになってきたかな?と思います。でも相変わらず、海が荒れている時に様子が分からないまま諦めてしまったり、水温計を忘れてしまったりすることもあり、まだまだ完壁というにはほど遠いですね。


でも進歩もあったような気がします。
それは【実釣中】の「潮流」に係わる部分です。


これまで知識として積み重ねてきた潮流の観察結果ですが、少しずつ頭の中で繋がり、動き出しはじめました。そのおかげで、自宅で妄想している時だけでなく、海の上にいる時にも潮の先行きが思い浮かぶ時が出てきました。そして時々ですが、予想に近い潮が流れ出すことがありました。


もちろんただの偶然の可能性も高く、自己満足の過大評価でしかないとも思います。でも今後への希望として、今は前向きに捉えておきたいな、と思っています



正直なところ、今年の釣果はあまり奮いませんでした。
でも面白いことが起こりました。


笑われてしまうかもしれませんが、今年の僕は移動する先々で、すぐ近くの方が大物を釣られるという経験を繰り返しています。改めて見直してみると、9月23日以降の5回のボート釣行では、大物を釣るか、大物を掛けてバラすか、またはすぐそばの方が大物を釣るか。このどれかの状況が必ず起こっています。


そしてこのうちの4回は移動直後か、または潮を見て積極的な釣りに切り替えた直後に訪れています。もちろん偶然の要素も大きいと思いますが、もしかしたらこのうち1~2度くらいは「魚がくる場所への先回り」が成功していたのかもしれません。


最初の5年の大きな目標は釣りの基礎を身に着けること。釣果を挙げることが優先目標になるのはまだまだ先のことです。そういう観点で考えると、時合とポイントの関係を基礎として学んでいく上で、この傾向は前向きに捉えて良いのかもしれないなぁ、と思います



海は常に複雑に変化しており、予測・把握は不可能な存在です。僕も、いつか潮を状況を捉えきれるようになれるなんて本気では考えていません。でも自分の中に壁を造らずに考え続けていると、「海が生きている」ことをより深く実感できることに気付いてきました。これはきっと釣行が少ない僕の、せめてもの釣りの楽しみ方なんでしょうね


来年は手漕ぎボート釣り5年目。初心者期と定めた最初の5年目標の総仕上げに当たる年です。かなり難関になりそうですが、これまで固めてきた基礎を手に頑張ります







今年の振り返りは、ちょっといつもより短いですが、これで終了です。


皆様、良いお年を迎えられますように




【おまけ】


※長文ですが、この一節は釣りとあまり関係ないマニアックな話になります。遠慮なく読み飛ばしてくださいませ


今年は例年通りの振り返りとは別に、僕の心の中の「海」の印象を、もう少しだけ大きな観点で書き残しておこうと思います。



- 僕の目に映った今年の海 -


今年は新しい世界が開けた年でした。「釣り」や「魚」という目的を超え、太古の昔から地球環境を支配している「生きている海」そのものへの興味が大きく強まりました。そんな観点から見つめ続けた今年の海況について、ざっと書いておきたいと思います。


※参考にしたサイトやニュース、文献はたくさんありますが今回は概略的にまとめていることもあり、表記は省略させて頂きます(興味がある方はお聞きいただければ、ソースが存在する限り回答させて頂きます)。




今年、僕達の釣り場の海に1番大きく影響したのは、間違いなく「深海からの湧昇流」だったと思います。大規模な湧昇流の存在にようやく気付いたのは7月頃。しかし遡って海況図を見直してみると、関東近海では2月頃から影響が出ていたようです。10度を下回った超低水温状態からの水温の回復が意外なほど早かったのは、水温の安定した深海から大規模な湧昇流が発生していたせいだったと思います。


その後、日本各地で深海魚やダイオウイカの漂着のニュースが続いたのは、例年に無く長期間にわたる深海からの強い湧昇流の存在を裏付けていました(日本海側ではもっと早く、前年秋頃からこの兆候が出ていました)


7月になると関東沖の海況図で、黒潮が近いのに大きな「冷水塊」が現れるという、異常と思える状態が目の前に現れました。普段、冷水塊は黒潮が離れた時に発生するものですが、この時は逆に黒潮を押しのけて上がってきていたんです。巨大な湧昇流の存在を僕に教えてくれたのは、この海況でした。



黒潮を押しのけるレベルの大規模な冷水塊が出てました。


※ちなみに、押しのけられた形の黒潮本流は関東沖を迂回し、通常の親潮混合域(房総沖~三陸沖)を勢いを失わないまま突破し、北海道にまで到達したようです。7~8月には獲れないはずの北海道のブリが今年は豊漁だったという話が大きなニュースになっていました。似たような話で、兵庫のスズキ、福井のマフグも「50年振りの豊漁」というニュースが流れていましたが、こちらはメカニズムの想像がつかないので、同じ要因と言う自信はありません。


深海からの湧昇流にはいくつか重要な特徴がありますが、中でも1番の特徴は「水温が安定していること」です。関東沖で水深500m以深から200m以浅を超えてくる時の水温はおそらく13~14度くらいと思います(明確な資料はありませんが、1000m付近では10度程度との観測結果があります)。


仮に水温が安定した深海からの湧昇流がずっと継続的に供給された場合に起こると思われること。それは「水温の平均化」です。簡単に言うと、低水温期の水温が高めになり、高水温期の水温が低めになる、ということです。今年のマダコが近年になく豊漁だったのは冬場の水温が高かったことでタコの子の生存率が高まったせい、と分析されていますが、その「水温が高かった」原因は深海からの湧昇流の大規模な供給だった、と僕は思っています。また、最高水温は例年8月に記録されますが、今年の東京湾口の最高水温は例年より2度近く低いものでした。これも同様の水温の平均化の影響だったと考えられます。


しかし、9月に入ると状況は急速に変わっていきました。冷水塊は現れなくなり、深海からの湧昇流は収束したように見えました。その代わり「黒潮」が力を増してきました。そして9月の後半から10月の終わり頃まで、逆に黒潮が「氾濫状態」と言える状況も含めて非常に強い勢力を振るいました。まるで、やり込められていた黒潮の堪忍袋の緒がブチ切れたような感じでした。今年の東京湾内にイワシが少なかったのは、この「黒潮氾濫」から始まる「黒潮優位」の状況のせいで親潮系水が関東沖に入って来にくかったせいだろうと思います。イナダやワラサは黒潮系回遊魚なので、この時期は東京湾内も回遊域に入っておかしくなかったのですが、どうやらイワシを求めて北上し、東京湾口を素通りしてしまったようです。



色を塗ってみて初めて、本流を示す点線に惑わされてはいけないことに気づきました。

その後、11月に入ると黒潮の氾濫状態は収束しましたが、黒潮本流の蛇行状況が毎日激しく変化するようになり、翌日の予想すら難しい状況になりました。僕はよく「まるで竜が暴れてるよう」と言いますが、この時はまさにまたそんな感じでした。


しかしその「竜暴れ」は意外に早く、2週間程度で落ち着いてきました。蛇行が収まった黒潮本流は11月中旬以降、少しずつ関東沿岸に近づき始めました。同時に黒潮分流が安定して東京湾内に入り込んでくるようになりました。大津の海が急激に澄んできたのはこの時期です(外界に面した油壺はもっと早く、「竜暴れ」の時期から激澄みになっていました)。先にも書いた通り、「竜暴れ」後も「黒潮優位」の状況は続きました。



12月の第1週頃の一刻、黒潮の勢いが収まり、親潮系水の差し込みが入り始めたかと思う時期がありました(イワシも入ってきました)が、第2週以降になると再び黒潮が沿岸に接近し、ほとんど沿岸に張り付いて流れるようになってしまい、その後現在まで親潮系水は東京湾内まで届きようがない状況が続いています。この状況が変わらない限り、今後もイワシの数は少ないままだろうと思います。




今後の展開は・・・?


黒潮本流の接近は水温低下の歯止めにもなります。今年の大津の水温がどこまで下がるか分かりませんが、この状況があと1ヶ月続くとしたら、今冬に大津の水温が10度を切ることは無いと思います。もしかすると11度すら切らないかもしれません。


また、今冬の低温ピークを超えた後の水温の回復状況はとても気になります。果たして昨シーズンのように早い水温回復傾向になるのかどうか、そして、その裏で再び深海からの湧昇流の影響が表れ始めるのかどうか・・・?
そこに、来年の長期的海況のヒントが現れる可能性があります。


要注目です





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