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2014年9月26日 (金)

【釣行記】平成26年9月23日(火)京急大津・石田ボートさん

本命に振られるも幸運に恵まれた「秋分の日」釣行です


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今年7回目の釣行になります。
(「ラッキー7」だったのかも・・・

それでは釣行記本編、スタート







【GPSログ&ダイジェスト】


今回、携帯電話を買い替えて初めての釣行でした。GPSアプリについても入れ直し、初めて使用する形になりました。


ところが、ログ自体は記録されているようなんですが、今のところログが取り出せない状況に陥っています(>_<)。


まだ未解決で、今回のログをGoogle Earthに取り込むことができておらず、いつものようなログ画像を用意できていません(>_<)。


ただ、今回入ったポイントは前回釣行時の最初のポイントと同じなので、参考としては前回の釣行記の冒頭のログ画像をご参照頂けると良いかと思います


リンク → 前回の釣行記(H26.9.8)

※リンク先の記事の上の方にあるログ画像の「①」が今回のポイントです。

ログ画像はありませんが、ダイジェストの文章を置いておきます。


①カサゴ根沖
昨年は中根の西から航路までのエリアを重点的に調査しました。今年は、中根から東に離れたエリアを重点的に調査しています。そんな中長期の観点も含め、前回に引き続いてカサゴ根沖に入りました。釣りの状況も前回と近く、釣れてくるのは大鯵ばかり。一時、タチウオが回りました。でも潮に変化が出て海の雰囲気が変わった時に、幸運にも真鯛に出会うことができました。早上がり条件での釣りだったこともあり、今回は移動なし。釣果のすべてはこのポイントでした。







【実釣について】


前夜、珍しく興奮していました。


普段、安全のため釣行前夜はきちんと眠ることを最優先にしています。他のことで気を紛らし、ベッドに入ってからも釣りのことは考えません(考えると寝られなくなります。慣れてくるまでは本当に寝られずに苦労しました


でも今回は違いました。前夜、シトシトと雨が降るのを見て「明日は下げ潮の濁りが強くなるかも」と思ってしまい、急遽寝る前の15分で濁り潮用の仕掛けを作り足しました。また、朝もいつもより1時間も早く目覚めてしまい、さらにウィリ一のバリエーションを変えた仕掛けを作り足しました。


やっぱり青物狙いは特別です







AM7:00ちょっと前に岸払い。一路、カサゴ根沖に向かいます。


北風と波がやや強く、道中では波しぶきをたくさん被る羽目になりました。他のボートのk方々もバッシャンバッシャンと飛沫を被りながら進んでいるのが見えました。みんな手漕ぎボート釣りが大好きなんだぁ、と変な感慨を感じました
もちろん僕も大好きです(波しぶきが、ではなく釣りが、ですよ


目指すカサゴ根沖は大津の手漕ぎボートエリアでも一番遠い場所のひとつなので、荒れた状況ではなかなか骨が折れます。ポイントに入るまでに30分くらいかかってしまいました



水深28m。水温23度。潮は北西からの流れ。すべて想定通り。潮にはかなり濁りが入っています。スタメンは昨晩に作り足した仕掛けに決定です


まずは泳がせ用のアジ狙い。イナダとタチウオも意識していつもよりちょっと太い4号仕掛け。サバはいないと考え、3投かけて丁寧にコマセの絨毯を敷き、4投目からシャクリに入ります。しかし数回打ち返すもアタらず。先針のオキアミも綺麗なままです。



しばらく誘い続けますが、どうも良くありません。そこで2本目の竿を出すことにしました。


2本目の竿の準備をしていたら、置き竿に明確なアタリ揚がってきたのは27cmくらいの良型アジ。おいおい、大きすぎて泳がせられないよ~


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今日の初物さん(^-^)。

アタリは続かず、またしばらく沈黙です。しかしエサは取られるようになったので、魚の雰囲気はあるようです。早上がり条件の日でもあり、これから30分以内に1尾でもアジが釣れたらこの場所で粘ることにしよう、と考えました。


次のアタリはまさに「30分後」でした


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大鯵37cm。だからデカすぎるって・・・(泣。

ポイントが合ってることは嬉しいのですが、これは前回と同じ「泳がせるアジが釣れない」パターンかも・・・


心配は的中でした5号のワラサ仕掛けでも大鯵。針を底から7m離しても大鯵です。明日は仕事がハードな日なので、数釣りは禁止。大鯵は3本もあれば十分と思ってました。明らかに釣り過ぎになる気配です。リリースも考えましたが・・・。大津でアジをリリースするなんて有り得ないと思い、覚悟を決めました



AM8:30頃、アジ狙いのウィリー仕掛けにビビッドなアタリが来ました。アジとは違うアタリにイナダ??でもリールを巻くと首を振らずに重いだけ。一瞬大きなカサゴかと思いましたが、揚がってきたのはやや小振りなタッチーくんでした。


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嬉しいゲスト!良いお土産になります

針を飲み込んでましたが、ハリスにはキズひとつ無く、律儀で礼儀正しい方でした。タッチーくん、釣れてくれてありがとう(生憎リリースはできませんが


その後、1本大鯵を追加したところで、アタリが止まりました。潮を確認すると、流れが弛んでいます。予想外のタイミングでの潮の変化にしばらく悩みましたが、悩んでいるうちにまた潮が早まりました(ほんの10分くらいでしょうか)。底潮も同調した変化だったので、魚の行動にも影響があっておかしくありません。また、時合の時間帯にも入ってきています。


積極的な釣りに切り替えてみることにしました。


5号4.5mのワラサ仕掛けでタナを探ります。底から5m(ビシ棚10m)では大鯵。7mまで上げてもやはり大鯵。しかし8mまで上げたところで雰囲気が変わりました。どうやら大物の気配があるようです。


そのまましばらくワラサ仕掛けで粘ってみましたが、何も喰いません。青物ではないようです。状況からして真鯛の可能性も高いと思い、3号6m仕掛けに変えてみました。


1投目、仕掛けをあげてみると、なんと針がありません。ハリスの切りロはスッパリというより破断に近い感じ。アタリは感じられませんでした。


ワラサ・・・?しかし残ったハリスの長さを測ってみるとチモト近くで切られたことが分かりました。切りロの感じからフグではなく、タチウオの可能性の方が高そうです。


僅か1投では判断材料に足りません。そのままの仕掛けで続けることにしました。切られたばかりのハリスに新しい針を結びます。これは僕にとってゲン担ぎの儀式です(僕の過去最大の真鯛は、ボート上で針を結んだ直後に掛かりました)。胸の中に期待が膨らみます


すると次の投入から1分半後、まさかの「期待通り」に竿先が海中深く引き込まれました
強烈な引き込みです。引きの強さからイナフラかとも思いましたが、しばらく格闘していると鯛であることが分かりました。真鯛なら3kgには足りなそうですが、かなりの良型と感じます。もう1本の竿が出しっぱなしだったので、魚の方向に注意しながら慎重にやりとりしました。


やがて船尾のほうにプカッと浮いてきたのはやはり真鯛。大きいです目測では50cm強かと思いましたが、後で測ってもらうとぴったり60cmありました。


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美しい・・・。感謝で胸がいっぱいになりました。

時計を見るとAM9:30.今年は仕事等の事情で思うように釣りが出来ていませんが、幸運にもまた大津の真鯛に出会うことができました。ボート上に横たわる美しい魚体を見ていたら、不覚にも涙が出そうになりました。大津の神様、有難うございます。


真鯛さん、釣れてくれて本当に有難う



このサイズは群れているとは思えませんし、かなり暴れさせてしまったので、次の仕掛け投入は焦らず、ポイントをしばらく休めました。


しかし釣りを再開するとアジのタナが広がっています。タナを上げてもアタるのは大鯵ばかり。どうやらもう大物の気配は無いようです。途中、25cm位のアジが釣れました。すかさず泳がせ竿を投入します。ちょっと大きいですが、背に腹は替えられません



AM10:40頃、潮変わりの時間を過ぎ、潮がやや緩み始めると共に、北東からの潮に傾きました。この後、潮がどう変わっていくかで上げ潮の強さが計れます。僕の予想では上げ潮が強めで、徐々に東からの潮に変わっていくと考えていました。


潮を観察していると、置き竿にアジとは違うビビッドなアタリパワフルに良く走ります
しかし、リーリングの途中で「ブッ」という手応えとともに重さが消失。てっきりタチウオにハリスを切られたかと思いましたが、針とハリスは無傷でした。引きの感じからアジではなさそうでしたが・・・。


すぐに同じタナに仕掛けを入れますが、残念ながらアタリは出ません。通り掛かった回遊魚でしょうか。イナダだったかも・・・?


その後、潮が予想外の変化を見せました。一旦北東に傾いた潮が、数十分でまた北西に戻りました。ここが潮流観察のしどころです。海面の流れや竿とラインの動きを丁寧に見渡しながら雰囲気を探ります。


AM11:00頃、再び置き竿にアタリタナは先ほどと同じです。今度こそ!と思いましたが、10mほど巻いたところで、またフックアウト。残念ですが、どうも今回は大鯵のような感じでした。またアジのタナが上がったようです。


表層の潮が舞い始めました。方向が短時間でぐるぐると変わります。どうやら東からの潮の要素があるようですが、アジのアタリはポツポツと続いています。弱くて判断が難しいですが、どうやら底潮はまだ北寄りから流れているようです。


このまま東からの潮に同調が進むと、もうじきこのポイントでは釣れなくなります。移動した方が良さそう・・・?


でも明日は仕事がハードな日なので、タ食前にすべての後処理を終えなければいけません。あとイナダが1本欲しいという気持ちも強かったのですが、既に海の神様からのお恵みは十分頂いているので、聲沢は望まず今日は12時に竿をたたむことにしました


その後、アジのアタリも消えました。しかし竿の片づけを始めた12時、潮を確認するとちょっと驚きました。先程とほぼ180度違う、南西からの潮が流れています 納竿作業をしながら改めて海を観察します。


今までの記憶を総動員して繋ぎ合わせると、航路沿いに入ってきている上げ潮が港前からグルッと大きく回ってきている可能性が高いと思います。もしそうだとすると、僕の予想よりさらに上げ潮が強いことを示していそうです。前日の22日には急潮注意報が発令されています。黒潮の分流の影響は予想以上に強く大津にも届いているみたいだなぁ、と思いました。


最後の最後に泳がせ竿を片づけたのは12時半。アジが暴れたことは数回あったんですがヒットは無く。残念ながら今回は青物に出会えませんでした







基本的な補足を少し置いておきます


【補足Q&A】


Q.今回の基本(事前)情報は?
A.以下の通りです。


平成26年9月23日(火)秋分の日、京急大津・石田ボートさんから出船。潮汐は大潮、干潮AM10:21。前半は下げ、後半は上げの釣りになります。台風16号が沖縄付近いるものの、関東上空は高気圧に覆われる予想です。前夜、関東にはシトシトとした雨が降りました。あまり大雨ではありませんが、下げ潮に少し濁りが入る要素かもしれません。また前日の22日、大島東水道からの沖合水による急潮注意報が発令されました。上げ潮に勢いを増す要素です。総じて、ちょっと予想の難しい海になりそうです。海況図から推測する大津の水温は約23.5度。2週間前からまったく水温が下がっていません。タチウオ居残っていてもまったく不自然ではなさそうです。



Q.出船前の状況は?
A.北東の風が強く、心配でした


5時半過ぎに大津港に着くと、北風がビュービュー(7~9m/秒くらい?)、海には白波がたくさん立っていて、「こりや無理だ」と思いました。しかし石田丸さんに伺うと「出します」と。迷わず受付を済ませましたが、正直「風待ちになるかも」と思いました。


秋の飛び石連休でもあり、定刻頃の大津港のスベリには全部で20艘ものボートが並んでました。近くの方々とお話して、いろいろと情報交換。さすが秋ですね。気合の入ったオーラを感じる釣り師の方々が多かったです


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この時点ではかなり強い北風でした(;´Д`A。

釣りキチ先生と、お見送りに来て頂いた大吟醸さんともお会いできました。お二人とも海でご挨拶するのは久しぶりです。今日は良い予感がします


※本日お越しになるとお聞きしていた「ノイパパ」さんとは残念ながらお会いできませんでした。その後、海の上で「手釣りの哲」さんと少しお話させて頂くことができました。


石田丸さんの朝情報では、タチウオは全体的に減ってきてるものの、まだ釣れており、やはり航路左側が良い、とのお話でした。青物はまだ少ないものの、中根の西の辺りで出ているそうです(先日の関根さんのBigoneのことでしょうね


結局、定刻でも風は6~7m/秒くらい、白波もまだ残っている状態でした。岸払いして港を出た後、みんなで苦労して漕ぎ漕ぎしました



Q.下船後の状況は?
A.再び大吟醸さんにお会いできました


港に戻ると、若女将さんが迎えてくれました。真鯛が出たことを伝えると笑顔で計量してくださいました。「60cm・2.6kg」。大きさの割には色の綺麗な魚だと思います


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石田丸さんサイトから拝借させて頂きました。

計量してもらっていると、すぐそばに車が入ってきました。何かと思ったら、中から出てこられたのは大吟醸さん。朝にもお見送りを頂いたのに、またお会いできるなんて・・・。
(かなり早上がりだったのに、ピッタリのタイミングで登場されたのが不思議でなりません。流石大吟醸さんとしか言いようがないですね


大吟醸さんの勧めもあり、久しぶりに手持ち写真も撮って頂きました。良い記念になります。


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以前は「怪しいアジア人」と呼ばれましたが今回少しはマトモかな??





釣行記本編はこれで終わりです。


今回も補足記事を1本程度ポストさせて頂く予定です。


秋の大本命である大型青物との勝負は持越しになってしまいましたが、海の神様からの有り難いお恵みに心からの感謝を捧げたいと思います


Rowboat Fishing worth doing for your Life!
素晴らしい体験を提供してくれる手漕ぎボート釣りに、大感謝です





2014年9月23日 (火)

【釣果速報】本日、京急大津に出撃して参りました!

本命の青物には出会えず・・・。でも赤い貴婦人の来訪が



釣果:マダイ1(60cm・2.6kg)、タチウオ1、大アジ9(37~39cm)、中アジ(?)3




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今年も大津の真鯛に出会うことができました(≧∇≦)




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ちょっと釣り過ぎました(;´Д`A。去年よりたくさん回ってます。






・朝方はまさかの強風&白波 でもなんとか定刻に出船でき、海はだんだんと穏やかに


・前回に続き、カサゴ根沖にアンカリング、1日ずっと移動しませんでした。


・狙いは青物なのに、釣れるのは大アジばかり。タナを上げても上げても大アジでした


・時合にワラサ仕掛けでタナを探っていると大物の気配。仕掛けを変えると、すぐに喰ってきたのは立派な真鯛でした。


・本命の姿は結局拝むことができませんでした(一度だけイナダらしきヒットがあったものの、無念のフックアウト)。


・秋の飛び石連休の大津にはたくさんのボートが浮かび、とても賑やかでした。


・久しぶりに釣りキチ先生と浮かぶことができました


・タチウオはまだ回っています。また、大アジはかなりの広範囲で釣れていました。



仕事で疲れた心と体を、しっかりと再調整することができたような気がします。



大津の海の神様と、魚たちとの出会いに感謝です





詳細は別途ご報告させていただきます。



釣行記のポストにはしばらく時間がかかるかもしれません。



いつも申し訳ありませんが、気長にお待ちいただけると幸いです。



2013年11月10日 (日)

【釣行記】平成25年11月9日(土)京急大津・石田ボートさん

とっても辛かった睡眠不足釣行記です


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この画像作ってたら辛さを思い出しちゃいました・・・(´Д` )。


前日の帰宅が午前様。睡眠時間は実質2時間。釣りが好きならこれくらいの無理は・・・。


と、思いましたが、実際はダメでした(笑


あんなに長い間、波が高くなければ大丈夫だったかもしれませんが



今回、朝方の一時と、最後の1時間半くらいしかはっきり覚えてません。なので、いつものように詳細を書こうと思っても無理そうです


以前にも似たようなことがありましたが、「体調が悪かった」系の話は書いても面白くないのでバッサリカット


と、すると、今回書くことはほとんどない、という・・・(笑



今回の釣行記は、簡易版?スペアタイヤ版?
そんな感じで置かせて頂きますね


手抜きじゃないんですよ。
本当にあまり覚えてないんです・・・(泣。







朝5時半過ぎ、大津港に到着。
車を出ると、とたんにブオーッと強い風が当たってきます


石田ボートさんに行ってみると「まだ出せるかわかりません」。やっぱり


でも出られる予感はしました。前回と同じくらいの風ですからね(苦笑)。



大吟醸さんが来られました
開口1番「やっぱり風が・・・」大さん、僕のせいじゃないですよ~(たぶん・・・)



予報ではいずれ凪になる感じだったようです。
結局、定刻には出船することができました


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出船前の様子。トビが低~く飛んでます。


岸払い。一路、沖を目指します
波が高く、ちょっとしたジェットコースターみたい・・・


今日は青物狙い。


沖からの潮通しの良さを考えて、中根の少し西で釣り始めます。


※中根の西からガレ場にかけてはラインは、沖からの潮が入る大きなカケアガリ地形を横断してます。さらに小規模な漁礁らしき地質変化が点在してます(僕は「人口漁礁ベルト」と呼んでます。沖の小漁礁もこのエリアの中のポイントの1つです)。潮通りが良いので、潮が弱い時に回遊魚を狙うには良いエリアだと思います。


朝の時合、ワラサ狙いのビシ仕掛けに大きなアタリ
浮かせてくると、目測55cmくらいのイナワラです


しかし、最後の最後のひと暴れで船体をバシッと尾で叩かれ、その衝撃で針が外れてしまいました
ガックリ。今の青物って、とっても美味しいんですよね・・・


その後、エサ取り以外の魚の気配が無くなってしまいました。タナ取りを続けながら海の中の様子を測りますが、コマセがすごい勢いでなくなるばかりで、良い気配は全然感じられません。このままではコマセが午後まで持たないな、と思いました。


仕掛けの打ち返しもせずに長~い休憩を取ります。遠くをボーっと眺めたり、少し離れたところの大吟醸さんの釣りを観察したりします。このあたりから、3~4時間の記憶がほとんどありません


あっという間に時間が過ぎていったような気がします



大吟醸さんに何かヒットたぶん12時過ぎだったと思います。
獲物はイナダでした


大吟醸さんはボート釣りにしてはなかり長い竿を使われてます。その竿の曲がり方や戻り方が綺麗で、とても印象に残りました。


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「海のサムライ」という風情でした


海は相変わらず風と波がキツイままでしたが、大さんのイナダをきっかけに、少し気力が戻りました。残りのコマセを使い切るまで、ラストスパートをかけることにします。


4投でタナを見つけましたが、ハリス+5.5mと、かなり高いです。底潮も流れているようなので、おそらくエサの位置は底から7~8m。こんなにエサ取りの行動範囲が広いんじゃダメかな・・・。


でも、とりあえずいろいろ試しながらタナを攻め続けたら、喰いましたよ


青じゃなくて赤い方ですが


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〆て血抜きしてクーラーに入れてから「あ、写真」と思いだして撮りました。変な写真になっちゃった(´Д` )。

※この真鯛、釣り上げた時、体全体が見たことのない綺麗な桜色に輝いてました。別の種類の鯛かと思いました。蛍光の桜色というか、本当に美しい色で、見惚れてしまいました。取り込んで数分立つと、その色は消えていました。


真鯛は40~50cmのものが1番美しいと聞きますが、本当ですね


その後、同じタナを狙いますが、アタリは続きませんでした。


竿を構えて穂先を見据えていると、自分の体がガクガク震えていることに気づきました。朝からずっと気温が上がっていないような気がします。気持ち悪さのせいもあって、一切飲食していないせいか、体が冷えてしまったようです


そろそろ限界かなぁ・・・。


そんなふうに思っていると、大吟醸さんがたて続けに2枚の黒鯛を釣るところを目撃寒さをモノともしない大さん流石シビれます~



沖上がりの準備をし始めると、ビシ仕掛けにアタリが
朝の反省もあり、慎重に上げてくると、45cmほどのイナダでした。やった今日の本命ゲット(ちょっと小さいですが


朝からずっと泳がせの竿も出していましたが、3回ほどアジが暴れただけで、アタリはありませんでした。エサのアジは12~3cmしかなかったので、小さ過ぎたのかも


アンカーを上げて港を目指すと、強い北風と波のうねりに乗って、すごい勢いで帰ることができました(笑。







陸に上がって石田丸の若女将さんに今日の様子を聞くと、武山出しで今年最高サイズの真鯛が出たとのこと。なんと5kgだそうです。ス、スゴイ・・・


ただ、今日の僕の本命だったワラサ以上の青物は揚がっていなかったようでした。



若女将さんに記念写真を取ってもらいました。


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石田丸さんHPの写真を拝借させて頂きました。

釣りの内容自体は辛かった~~。でも、大吟醸さんと一緒に写れて大満足です



釣りが出来て良かった。でも、睡眠時間2時間はもうコリゴリです





2013年11月 9日 (土)

【釣果速報】本日、無理矢理釣行を敢行!大津に出撃してきました。

睡眠時間2時間で船酔いに辛い釣りでした・・・


昨日は仕事が遅番の日。出撃予定はありませんでした。実際、帰宅は午前様でした。


でも今後は天候も難しくなりそうな感じなので、なんとかなるだろう~、と無理矢理出撃することを決意


睡眠時間は実質2時間。ちょっとばかり無理をしつつ、京急大津の海に出船してまいりました



釣果:マダイ1(49cm・1.6kg)、イナダ1(46cm)、コアジ6


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大アジ(37cm)は大吟醸さんからの頂き物です!p(^_^)q

・青物狙いの釣行です

・しかし、またもや北風8m/秒の強風しかもずーっと止みませんでした

・波も高く、前回(10月29日)の「修行チック」だった釣りを超えて、過去最高レベルにハードな状況でした

・そんな日に睡眠不足で出てしまったので、なんと久しぶりに船酔い状態に・・・

・防寒が足りませんでした。気温が上がらず、後半は体がガクガク震えていました。船酔いと合わせて、なかば意識が朦朧な感じに・・・。

・正直、今回の釣行の半分は記憶が定かではありません。釣果の魚も「釣った」というより「釣れてくれた」感じだと思います

・最近の中根付近は全体的に不調とのこと。今日も好釣果は武山出しです(5kgの真鯛が出たとか)。

・精神的にも肉体的にも厳しい釣りでしたが、「大吟醸さん」と一緒だったことが、心の支えになりました


詳細は釣行記にて・・・と書きたいところですが、果たして記憶が繋がるかどうか・・・


記憶の範囲で、なんとかまとめてみたいと思います。





2013年10月18日 (金)

【釣行記補足】仕掛け、食味、その他など。

平成25年10月10日大津釣行の補足です


だいぶ遅くなってしまいましたが、恒例の内容を中心に書き残しておきたいと思います







【使用した仕掛けについて】


○フロロ3号2.4m・3本針ウィリ一仕掛け


・枝元・・・下から70cm・70cm
・エダス・・・フロロ3号20cm
・枝針・・・玄人アジ10号(自作ウィリー・赤、緑)
・先針・・・グレ(メジナ)9号(空針)
・先針ビーズ・・・ひかり玉4号


僕のアジ狙いの基本になっている仕掛けです(ウィリーの形や色、ビーズは作るたびに変えてます)。今回、中サバ、コアジ、ウルメイワシから、大鯵×4、黒鯛までを釣り上げました。昨年11月に大津で59cm・3kgの真鯛が釣れた時とほぼ同じ仕掛けです。今回は主に置き竿で使いました。ウィリーで置き竿?と思われるかもしれませんが、先針のオキアミ餌だけでなく、ウィリーにもアジは喰ってきています



○フロロ3号4.5m・2本針仕掛け


・枝元・・・下から2.5m(サルカンとビーズによる遊動式)
・エダス・・・フロロ3号30cm
・枝針・・・玄人アジ10号
・枝針ビーズ・・・ひかり玉2号
・先針・・・プロマダイ9号


先針で黒鯛、枝針でアジを狙う仕掛けです。9月7日の釣行で真鯛らしきアタリがあったものの、ハリスを切られてしまった仕掛けとほぼ同じです。今回も当初は黒鯛狙いで底を狙い、その後タナを上げて真鯛を意識した釣りに移行しました。今回、大アジを1匹釣ったあと、謎の青物っぽい魚にあっというまに切られてしまいました。大アジは先針でした。



○フロロ4号6m・1本針仕掛け


・先針・・・プロマダイ9号(→途中でPE真鯛9号に結び替え)


黒鯛狙いに用意した仕掛けの中の太糸バージョン。底を狙うため、太軸の重い針を選択しています。青物らしき魚に3号ハリスを切られた後、ハリス号数を上げるために選択しました。
真鯛の気配があったものの喰わないため、オキアミを2匹掛けにしたり、途中で針を結び替えたりしてみましたが、アタリは出せませんでした。タナ取り中に大アジを1匹釣りました。ちなみに、オキアミを2匹掛けにする目的は、目立たせることよりエサの沈む速度を遅くすることです。



○フロロ3号6m・2本針仕掛け


・枝元・・・下から4m(サルカンとビーズによる遊動式)
・エダス・・・フロロ3号30cm
・枝針・・・玄人アジ10号
・枝針ビーズ・・・ひかり玉2号
・先針・・・DMAX真鯛クワセ9号


前述の4.5m仕掛けと構成は同じで、ハリスを長くした仕掛けです。黒鯛・真鯛・アジを一度に狙うつもりで作成しました。先針に軽量の針を使っていることと、枝元のサルカンに浮力のあるビーズを組み合わせて沈下速度を調整していることが特徴です。今回、この仕掛けに変更した直後に真鯛が喰いました。


偶然かもしれませんが、仕掛けに手を入れた直後に真鯛が食いつく経験はこれまでにもあるので、この仕掛けが良い、というよりは、仕掛けに何か変化を持たせることが良いのかもしれません。




【黒鯛の食味は?】


自宅に持ち帰ったのは黒鯛と真鯛だけです。我が家は相当なお刺身好きなので、たとえ大漁でもほとんど刺身で消費してしまいます。今回も刺身を中心にしたいつもの方法で、実質2日ですべて食べ尽くしてしまいました(我が家は永遠に料理のレパートリーが増えないと思います


Kuroakasashimi
奥の白っぽい方が黒鯛です。色の差は血抜きの差と思います。

黒鯛と真鯛のお刺身。


黒鯛は血抜きしたんですが、真鯛は大きすぎて血抜きできませんでした。写真の身の色の違いは、おそらくその差と思います。


(僕は舌に自信がないので、参考程度でお願い致します


今回、お刺身は当日と2日後に食べました(本当は3日熟成したかったんですが・・・)。黒鯛と真鯛を一緒に食べたのは釣行当日の夜です。身の味の違いはあまり感じず、どちらも甘味があり、美味しかったです


わずかに香りが違いましたが、やはり血抜きの有無の差だと思いました。皮の湯引きで食べ比べると良く分かったのですが、違いがあったのは「皮」です。皮の弾力(厚み?)が違いました。黒鯛の方が厚みがあり、歯応えがあります。好みは分かれるかもしれませんが、僕は黒鯛の皮の歯応えが好きでした


Kuroakachaduke
鯛茶漬け!赤と黒のミックス出汁です。

Taimeshionigiri
鯛めしおにぎり!今回は出汁を取ったあとのアラからほぐし取った身で作りました。さすがに身はボソボソ感が・・・。ちょっとケチすぎたかな(^^;;。出汁はたっぷり入れたので味は最高でした。

Aka2dayslater
2日後の湯引き!やはり熟成が効いてくるとよりコクが出てきます。

妻と交渉したのですが、油管理との兼ね合いで、今回も真鯛の鱗煎餅は却下に・・・。でも次回はやる、という言質を取りましたまた頑張って大きな鯛を釣らねば



【おまけ】


つまらない内容ですが、初めて記事内に動画を置いてみようと思います。以前テストでは載せたことがありますが、釣行中に撮影した動画を置くのは始めてです


釣行記本文中にも出てきた。黒鯛がヒットした時の動画です。ただし、映ってるのは釣りキチ先生の釣り姿だけ(^^;;。ヒットした瞬間、慌ててiPhoneを落とさないように気を付けるのが精いっぱいで、竿を撮影する機転が利きませんでした。わずか14秒の動画ですが、慌てた雰囲気くらい?は伝わるかもしません。


※音を大きくして再生すると、「竿先が海中に突っ込む音」、「ドラグの摩擦音」、そして僕の「おっとっとっと!」という格好の悪いつぶやきが聞き取れると思います



次回以降、機会があれば、もう少しみどころのある動画を掲載したいと思います。







これで今回の釣行記補足は終わりです。


次回はちょっと手漕ぎボートをお休みして、乗合船になりそうです。お雛の釣り好きの旦那さんからお誘いがありました。次回の手漕ぎボート釣りは11月になりそうかな?


水温も下がり、海も変わっていそうです。


青物も、そろそろ4~5歳魚を想定した仕掛けを用意する必要がありそうです。いま釣れている魚のサイズを想定しているとまた切られちゃう?かもしれません。真剣勝負の世界ですね。
昨年サルカンを引きちぎられたリベンジ!その思いを賭ける季節に、ついに突入です!





2013年10月13日 (日)

【釣行記】平成25年10月10日(木)京急大津・石田ボートさん(後編)

待ち望んでいた黒鯛との出会い幸運は更に続く・・・?
釣行記の後編です


Tobirae2510102



前編はこちら



後編では実釣の終盤戦と、Q&A形式での補足的なことを書いておきます。


それでは後半まいりましょう、後半しゅっぱ~つ







(実釣詳細の続きです)



今日1番の大アジを自分の手でリリースしてしまいましたが、めげずに前を向きます


タナにエサを置きますが、何も食いつきません。


オキアミを2匹の抱き合わせにしてみます。すると、前回の釣行の時と同様、片方の頭だけが器用に齧られます。2回連続でした。


タナを微調整してみますが、まだ喰いません。これは、仕掛けのどこかに問題があるようです。


仕掛けを細くしたいところですが、先ほどの3号を切った相手がまた回ってくると信じているので、号数を落とす決断ができません。4号のまま、軽めの針に結び直してみます。



喰いません


うーん、と悩みこみます。先生が近くにいらっしゃるので、思わず「先生ハリス号数が落とせませ~ん」、と意味不明な相談をしてしまいました


しかし、先生から「4号でも切られちゃうよ」との言葉が。この言葉で、吹っ切れるものがありました。今、感じている気配は真鯛だと信じ、あの謎の青物は諦めることにします。


3号1本針仕掛けが良いと思いましたが、あいにく手持ちの中に同じ長さの3号仕掛けは2本針しかありませんでした。枝針でアジを狙う、3号6m・2本針仕掛けです。軽量の針を使っているので、オキアミは1匹掛けに戻しました。


仕掛けを投入、ビシをタナにセットして竿を置きます。



竿を置いて先生の方に視線を移していたその時・・・。
ラインアラームが鳴り響きました竿先が海中に没してます。竿を置いてから僅か15秒ほどでしょうか


遂に喰いついた!??竿を取り、ファイトを開始です


ドラグがいとも簡単に引き出されます。引き込みの合間にもラインが巻き取れません。これは真鯛なら3kgクラスの引きです。しかし、引きが強すぎます。しかも、引き込みを延々と繰り返して、なかなか弱りません


竿を止めても、鯛の引きに似てますが、やや微妙な感じです。このスタミナ・・・。ワラサ??
「大物ですイナワラっぽいですと先生に報告しつつファイトです(先生、うるさくしてスミマセン)。


この魚も最後まで暴れ続けました。またもやボート下に逃げ込み、ハリスを手繰っても姿が見えません。タモを構え、ハリスを手繰り切ると・・・。


目に飛び込んできたのは、さっきの黒鯛より数段大きな「真っ白いおなか」でした


赤い・・・。大きすぎてタモに入り切りません


なんとか頭からタモ取りし、取り込みました。


Madai251010
お、大きい•••。

「真鯛」、それも大鯛です。



今度こそ、本当に言葉が出ません。真鯛の気配は感じていましたが、ファイト中にワラサを想像してしまったせいで、度肝を抜かれてしまいました


さっきの黒鯛の時より更に長い間、茫然。先生と視線が合っても、まだ言葉が出ませんでした。


その後、先生とどんな会話をしたか、よく覚えていません(先生、ヘンなことを喚いていませんでしたか??)。


とにかく、人生初の黒鯛に加えて、大津の真鯛を釣ることができた喜びに、しばらくの間は震えていたと思います。


時計を見ると、ちょうどお昼でした。



しばらくかけて平静を取り戻したところで、ウィリー竿に小さなアタリがありました。本日最少、12~3cmのコアジです。


泳がせの最後のエサにします。


泳がせ仕掛けを上げてみると、アジがキズもなく元気です。でもここまで泳ぎ切ったご褒美?もあり、針から外してリリースしました。そして先ほど釣れたコアジを針付けします。


ところがまた、やってしまいました。手のひらからツルンッ!ポッチャン!!
あちゃあ~、唯一の活きアジに逃げられてしまいました


頭の中で誰かが言いました。
「まだ釣ろうなんて欲張りが過ぎるのでは・・・?」


確かにそうです。クーラーボックスもほとんど埋まってます。明日も仕事なので、魚の処理は今日の夕食までに終えなければいけません。


PM0:45、まず先生にご挨拶して、沖上がりすることにしました。



帰りがけに、東に遠く見えていた大さんのボートに寄ります。少し近づくと、ひときわ長い竿を振る、漢気のある釣り姿が遠目からも分かります。間違いありません


大さん、アジ泳がせで立派なワラサをゲットされていました流石です
先に帰る失礼をお詫びしつつ、港に向かいました。



帰港すると、石田丸のご主人と若女将さんが迎えてくれました。釣果を報告すると、計量してくださいました。


軽量の結果、マダイは61cm・3kg、クロダイは47cm・1.4kgと判明。アジはほとんど37cmで型が揃っていました


Ootsu251010
再掲載。改めて見ると夢のよう。今年1番の釣果です。


大津の海の奥深さと、魚との駆け引きの楽しさを感じることができた、最高の釣行でした。釣れたり、釣れなかったり・・・。そんな運気の流れの中で、たまたま上昇気流に乗れた1日と思います。


また、大勢の先輩方の教えに助けて頂いていることを改めて実感した釣行でもありました。







それでは「Q&A編」に入ります


Q.今回の釣行の基本情報は?
A.以下のとおりです
平成25年10月10日(木)、京急大津・石田ボートさんから出船しました。潮汐は小潮に向かう中潮、満潮AM8:30、干潮PM1:40。下げ潮メインの中潮ですが、潮位差が小さく、あまりよくない潮回りです。台風24号が日本の北側を通過した直後で、東西の高気圧に一時的に挟まれています。翌日には南風が強まつ予報なので、貴重な釣り日和になるかもしれません。
朝方は南風が少し残るものの、ほぼ北寄りの風が続く予報。衛星写真をみると、北緯20度線付近に台風の卵と思われる大きな雲があります。状況的には日本に「うねり」が届いても不思議ではありません。油壺も考えましたが、外洋向きではない大津に向く日だと思いました。



Q.出船前の状況は?
A.平日なのににぎやかで楽しかったです
朝はいつもより少し遅くついたのですが、石田丸さんに行ってみると1番乗りでした。ボートの準備をしていると、「ブイ~ン」と聞きなれた原付サウンドが。大吟醸さんですおはようございます~。今日は見送り人ではなく、ガッツリ釣り姿の大さんです(大さんも前日に有休申請されたとかそして、その後すぐに登場したのは、なんとHeavysizeさんkanさんの名コンビ


今日は観音崎で出船されるのに、わざわざ大津に寄ってくださいました。kanさんとは初対面。でも1年以上前からHeavyさんのブログに登場されていて、僕もたくさんのみなさんと同じく、すっかりファンなんですよ~


そして、満を持して登場されたのは釣りキチ先生です僕はこれで、大津では3回連続先生とご一緒になります。今回はまったくの偶然ですが、先生と浮かべることは色々な意味で最高です。今年はツキがある気がします


Heavyさんと大さんからのお呪いの差し入れが「洋梨ライチ」。被りました(笑。お二人様、有難うございました~。


Shussenmae
朝の楽しいひととき。平日釣行でこれだけの笑顔を交わせるなんて、贅沢なスタートですね!

岸払いでは、先生はガレ場、大さんは武山出し、僕は富士山出しと、やはりバラバラでした(でもその後は沖で合流?凪はチャンスですもんね


Tewofuru
何故か空に向かって手を振る僕。すみません!方角間違えましたヽ(;▽;)ノ


Q.初めて釣った黒鯛は、どんな感じだったの?
A.やはり「鯛」なんだなぁ、と思いました。
当たり前ですが、色は違ってもやはり真鯛と同じ「鯛」なんだなぁ、と思いました。まず、引き方が同じです。独特の3段引きというか、特徴のある連続する首の振り方が、真鯛と同じでした。そしてボート下から姿を現した時、真っ白いおなかを上にして出てきたことも同じ。また、釣り上げた後、ボート上に「鯛の薫り」が広がりました。真鯛とまったく同じ薫りです。嚙まれると痛いのも同じかどうか試そうかと思いましたが、あの激痛を思い出して思いとどまりました


ちなみに、黒鯛が掛かったタナはベタ底ではありませんでした。底潮の様子は想像でしかありませんが、喰いついたウィリー仕掛けの先針は、おそらく底から1~1.5mは離れていたと思います。底を這わせていた黒鯛狙いの仕掛けは、全くの空振りでした



Q.海苔棚の様子はどうだった?
A.沖の海苔棚は、少なくとも7枚は入っていました。
富士山出し近くに1枚目。そして伊勢町のクロベ根に近いところまで入ってます。まだ増える余地があるかどうか、そして正確な枚数はまだちょっと自信がありません。でも少なくとも7枚は視認できました。今年の海苔棚は海面上に柵が立っているタイプが多いのが特徴と思います。ボートから見えやすくて良いですね


Sakunoridana
海苔棚が出揃い、大津の表情がガラッと変わりました。待ち望んでおられた方もきっと多いと思います(^-^)。






まだいくつか補足したいことがありますが、後日の補足記事に譲ろうと思います


目標の階段を、また1歩進むことができました。
まだまだ駆け出しですが、この「1歩」を大切に重ねて歩んでいきたいと思います。


大津の海の豊かさと「釣り」がもたらしてくれるすべての出会いに、心から感謝いたします





【釣行記】平成25年10月10日(木)京急大津・石田ボートさん(前編)

凪いだ大津。黒鯛に初めて出会えた日になりました。


Tobirae2510101_2 


予告なしの平日釣行です翌日が仕事、かつ木曜日なので、今回も数釣り禁止という制限付きでした(ゴミ出し等の関係で木曜は本来釣行禁止なんです → 詳細)。そのせいもあり、自分の中で設定していた釣行テーマは前回の大津釣行(9月7日(土))とまったく同じ「黒」「赤」「青」の大物狙い。


とにかく「黒鯛」


実は、今回釣れなかったら、手漕ぎボート釣り以外の方法も視野に入れるつもりでした。そんな覚悟の中で、今回釣り上げることができたことは心から嬉しいことです(釣れ方はただのラッキーだったのですが


それでは、凪と好天に恵まれた大津釣行記、スタートです
(出来るだけ短く・・・。うまく圧縮できるかなぁ



【GPSログ】


まず航跡から。海苔棚の様子を見たりしたので、ちょっとゴチャゴチャしてますが、竿を入れたのは2箇所だけです(海苔棚位置のトレースを考えたのですが、作業中の棚が多くて中止しました


Log251010ootsu
今年の海苔棚の位置はまだ未調査です。

1.富士山出し
潮を観察するためのアンカリング。水深約16m。根の頂上付近です。ここでは中サバばかり。すべてリリースしました。


2.中根ブイ付近
海が穏やかで、あまり流れなそうな潮回り。9月7日の釣行時と似た条件です。底潮が少しでもよく動く可能性を求めて、今回も中根にチャンスを求めました。水深27m。根の際と思います。前回イナワラが釣れたポイントから東南東に70~80m離れてます。コアジからポツポツと釣れ始め、アタリは多くないものの、大鯵、黒鯛、真鯛まで釣れました。


重要な注意
中根は大津の手漕ぎボートエリアで1番沖の高根で、風波の条件の良い時限定のポイントです。また、潜堤と言われる海底の人工の堤の辺りはアンカーを落とすと揚がらなくなるため、アンカリング禁止です。アンカーが揚がらなくなるとボート店さんに多大な迷惑が掛かってしまいます。十分に注意してください潜堤エリアが把握できていない場合は、中根付近にアンカリングすることは避けてください。


アンカー禁止エリアについてはKAKEさんが無償で作成・公開されているKMLファイル(「ポイント直行KMLファイル」)に明記されてますので、GPS等を使える場合はぜひそちらをご参照ください。



【実釣について】
実釣の詳細です


AM7:10 富士山出し
武山出しから開始したかったんですが、海苔棚が被っていることを予想して避けました。代わりに、潮当たりが良くて潮の流れを観察するのに適する富士山出しを選択。下げ潮の流れ出しを感じるまでの限定で、泳がせ用のアジの確保が目的です。数日前にたけちゃんさんが黒鯛を連釣されたエリアですが、潮も異なり、黒鯛の期待はかけていませんでした。


遠くに釣りキチ先生らしきボートが見えます。先生はガレ場付近からのスタートのようですね。アジ狙いのビシ仕掛けを落とすと、1投目から中サバの一荷でした。その後はサバ続き。コマセを絞っても、休憩を入れてもサバ。しまいには空針に喰って来る始末です。1時間ちょっと経ったところで、僅かな潮の流れ出しを感じました。それを元に下げ潮の方向を予想し、移動します。



AM8:50 中根
途中、海苔棚付近を回り道しながら中根へ移動。富士山出しで東からの潮の気配を感じたので、下げ潮は北東から入ると考えて位置取りしました。仮に予想が外れても気にせず、同じポイントで粘るつもりでした。


サバやフグを警戒し、「寄せ」より「待ち」の釣りを意識して釣りを開始します。竿は2本。2.4mのウィリー仕掛けと4.5mのアジ・黒鯛兼用仕掛けです。しばらくは静かでしたが、まずウィリー竿にアタリ。先針のオキアミに喰ってきたのは17cmほどのコアジ


即泳がせ仕掛けに付けて投入です今回も3本竿体制で貪欲に挑んでみます(ワラサが来たら後悔するかも・・・


釣りキチ先生もガレ場から移動して来られました。様子をお聞きすると、ガレ場はアジが入れ食いだったものの、型が小さい、とのことでした。声の届く位置に入られました。今回も先生と一緒の釣りになりそうで、幸せを感じます



ポツポツとコアジが釣れます。5~6匹釣れたところで置き竿にして、比重を黒鯛狙いの竿に注ぎます。底潮の流れを観察していたところ、置き竿のドラグから摩擦音が聞こえました。何か大き目の魚が掛かったようです


横走りしないイナワカ?のような引きで揚がってきたのは40cm弱のマアジ嬉しい獲物です


Ooaji1  
37cm。大きいです!大津では過去最高ですね\(^o^)/

このアジを揚げた時、背後から声が掛かりました。「マルアジ?」大吟醸さんですいつのまにかすぐ近くにいらしてました(忍者みたい。「マアジでした~」そんなやりとりを交わさせて頂いた後、大さんは東の方に揚揚と漕いで行かれました。きっと今日も坊主上等の大物狙いと思います恰好いいなぁ


しばらく後にもう1本同じサイズの大アジが黒鯛狙いの方の竿に掛かり、その後アタリが遠のきました。


先生に様子をお聞きすると、「さっき3号ハリスが切られた」「アジじゃない」と。何かオキアミに食いつく大きい魚か、歯のある魚が回っているのかな?



静かな時間。こういう時はコレですね。


Omajinai251010
Heavyさんと大さんからの頂き物です。有難うございました~

お呪いのあと、しばらく静かなままでしたが、突然ウィリー竿が暴れだしましたまたもや大アジです。見事に型が揃ってます。立派なお刺身になるサイズ。これは柵どりできますね


Ooaji2
アタリは少ないけど、デカくて型が揃ってます!初めての経験です。


その後、また静かな時間になりました。あまりコマセを積極的には振らないスタイルを選択しているので、のんびり感があります。ソルティ洋梨を飲みながら先生の釣りを眺めます(贅沢な時間でした


先生が竿を取り、リーリング開始。ヒットされたみたいです。「そうだ」と思い立ち、先生の姿を動画に撮ってみることにしました。


iPhoneで撮影しながら、魚が釣りあがる瞬間を待っていると・・・。


突然ウィリー竿の竿先が引き込まれ、ドラグがギュルギュルと鳴ります大物!?


iPhoneを投げないように気を付けながら、竿を取ります。かなり強い引き。イナダ??竿を止めて引き具合を見ると、なんだか鯛のような引きにも感じます。でもウィリー仕掛けなので違うだろうと思いました。


「イナダっぽいのが来ました~先生に声を掛けてのファイトです


最後まで力強く暴れます。やはりイナダ?ボート下に逃げ込んだ相手を、タモを構えて引き出します。目の前の海面に現れたのは「真っ白いおなか」。なんだ??イナダじゃない!??


「黒鯛」でした


Kurodai251010
大アジが一緒に写っていますが、なぜ写ってるか記憶がありません。ダブルヒットだった?一荷だった??黒鯛で興奮してしまって記憶が飛んでしまったようです。

タモに収めた黒鯛を目の前にして、空いた口が塞がりません。


「黒鯛だとようやく口に出たのは何秒後?覚えてません(先生に聞けば分かると思います)。


人生初の黒鯛です今年の目標魚のひとつ。そして、釣りたさのあまり最近は夢にまで出るようになっていた「1番釣りたかった魚」です


黒鯛狙いの竿ではなく、ウィリー竿という「釣れ方」はともかく、気分は最高になりました(記憶が飛ぶほど


「今日来て良かった叫んでしまいました(これも先生に聞けば本当と分かります)。


たしか先生に「もう帰りますか?」と冷やかされたような・・・


いいえ、まだまだ帰りませんよ(笑



黒鯛が群れている可能性を考え、仕掛けをすぐに再投入したつもりですが、おそらく実際には遅かったと思います。再度のアタリはありませんでした。その後しばらく静かになり、徐々に心に落ち着きが戻ってきました(正直、浮足立っていました



黒鯛を釣ることができたので、真鯛を意識した釣りに移行してみることにします。アジ・黒鯛仕掛けのまま、タナ取り開始です。


タナ取り作業を数投すると、エサの取られ方から、魚の気配がある感じがします。何か、エサ取りを警戒させる大物がいるようです。テンションがあがります


程なく、タナが判明しました。置き竿にして、エサをタナに長めに置いてみます。


アタリがありません。もう一度繰り返します。


間が空くので、泳がせ竿の様子をチェックすることにしました。引き揚げて泳がせのアジの様子を見ると、ピンピンしてます。再びアジをゆっくり下ろしていると・・・。


「ジリリリリールのラインアラームが泣き喚きましたかなり強いアタリ。タナ取り中の竿です


しかし1秒と経たずに竿は静かになり、竿を手に取る間もありませんでした。仕掛けを上げてみると、見事に針がなくなっています。


あの初速のパワーは青物のようです。ワラサ・・・?先ほど先生の3号ハリスを切った相手と同じかもしれません。


(ハリスの切り口はスッパリ。4kgに耐える仕掛けを、3kg程のドラグ調整で使ってます。ふつうなら簡単には切れません。後から考えると鋭い歯のある魚?もしかしてサワラ・・・??)



交換する仕掛けを考えます。タチウオ対策に5号仕掛けを持ってきてありますが、太すぎて黒鯛や真鯛が遠のく気がします。しかし3号仕掛けではまた切られ、悔しい思いをしそうです。妥協点は「4号」でした


手持ちの仕掛けから4号のものを探すと、6m・1本針仕掛けがありました。太軸の重い針を使った黒鯛仕掛けの太糸バージョン。コレを投入します


仕掛けを変えた後、再度タナ取りをし直し、見つけたタナにエサを置きます。



アタリがありましたドラグが出されますが、唸りをあげるほどではありません。上がってきたのは40cm近いマアジ。今日1番の大アジです


しかし、やってしまいました。取り込んだあと、船尾のクーラーに入れようとした時に手が滑り、船外にポチャンあちゃ~、サヨウナラ・・・


掛かってきたのは先針のほうでした。







長くなってきてしまったので、前編はここで終了です


実釣の終盤戦と、基本情報や出船前の楽しい時間などのQ&A形式でのご報告は、後編でご報告させていただきます。


後編は同時ににポストしています。お手間を避けるため、前編はコメント受付なしにしておきますので、もしコメントを頂ける場合には、後編の方にお願い申し上げますm(_ _)m。





2013年10月10日 (木)

【釣果速報】平日ゲリラ釣行!本日、大津に出撃してまいりました。

予告なしの平日大津釣行です


前日に休暇を申請しての平日釣行です。仕事との兼ね合いでギリギリまで難しい判断でしたが、なんとか出撃することができました


釣果:マダイ(61cm)、クロダイ(47cm)、大アジ5(37cm×4、35cm×1)+α


Ootsu251010
目立ちませんが、アジが大きいんですよ。

・すべて中根での釣果です。

・9月の釣行の時と同じく「黒」、「赤」、「青」の大物狙いでした。

・今年の目標魚だった「黒」。ついに釣り上げることができました

・しかし、掛かったのは黒鯛狙いの竿ではなく、アジ狙いのウィリーでした

・そして黒鯛狙いの竿でそのままタナ取りに移行したら、まさかの大鯛前回ハリスを切られたリベンジ達成です

マアジのサイズが過去最大級で、しかも型が揃っていました

・平日にもかかわらず、嬉しいお顔にたくさんお会いでき、幸せな釣りになりました


詳細は後日、釣行記にてご報告させていただきます。


釣行記のポストまで少し間が空くかもしれませんが、ご容赦くださいませ





2013年4月21日 (日)

【釣行記・前編】平成25年4月20日(土)貸ボート・油壺さん

10週間ぶり、今年2回目の手漕ぎボート釣りです


1366638458907.jpg


本当に楽しいことは、辛いことや面倒なことの向こうにある。そう思うことはありませんか・・・?





今年、新たにチャレンジしたい場所として挙げさせていただいている「油壺」


昨年の11月頃から釣行機会を狙っていたのですが、なかなかチャンスが訪れず、はや5ヶ月が過ぎ去ってしまいました。そして、ようやく今回、条件が揃って待望の初釣行に伺うことが出来ました


10週間ぶり、今年2回目の釣行でもあります。

あまりに久しぶりなので、前日は興奮してよく眠れませんでした。どこか初心に帰ったような、不思議な気持ちでの釣行でした


記事圧縮の取り組みとして、今回もまず実釣の詳細報告からスタートし、主な補足は後半にQ&A形式で記載させて頂きます。


【投稿時注釈】記事を圧縮するように努めているのですが、どうしてもiPhoneのココログアプリがメモリオーバーで強制終了してしまう症状が出ます。このアプリを使わないとiPhoneで撮った写真を使うのがとても大変なので、やむなく釣行記を2つに分断して前後編にしました。前半が実釣報告、後半がQ&A部分になります。最新投稿からみると後編からになってしまい、みにくい点もあるかと思いますが、ご容赦くださいませ



まず最初に大切なことを。


今回の釣行は、昨年7月にこっとんさんがブログに書かれた「チャリコ爆釣講座」の実践を志したものです。

僕は昨年から、機会あるごとにこの教えを意識して練習しています。


長年の貴重な経験の集大成をまとめられ、余さずご披露を頂いたこっとんさんに、感謝の言葉も浮かびません。今後とも、教えて頂いたことを少しでも覚えられるよう、頑張っていきたいと思います。


それではスタートです





【今回のポイント】


250420aburatubopoint


※油壺全体の良いポイント図がまだ作れておらず、場所のイメージをどうお伝えしたら良いか考え中です。メジャーな根や定置網の場所の確認が出来たら、それらを参考におおざっぱな位置を示せるようになるかと思います。


ポイントは3か所、すべて「マリンパーク下」と言われるエリア内です。



①AM7:10 ポイントA
マリンパーク下エリアの北寄り。小網代湾南側の岬を回ってすぐ、岬から250mほど西のあたり。北寄りから潮が流れることを想定して、事前に選んでいたポイントです。南東に複数の小根があり、潮表になる斜面を探してアンカリングしました。水深11mから16mに落ち込んだあたりに入ったと思います。


ビシ仕掛け、2.5号6m・1本針からスタート。ラインで確認した着底は17mです。ビシは海面から2mで完全に見えなくなります。少し濁りが入っています。ストップウォッチを片手にタナ取りを開始。集中して作業していましたが、数投したところで気付きました。わずか20分ほどの間に走錨して40mも南西にズレてしまっています


潮が弱いので油断していました。船体が受ける北風でアンカーが動いてしまったようです。アンカーが大津より軽く、底質が固くて平坦なところだったので、走錨しやすい場所だったのかもしれません。アンカーが止まったところでしばらく釣りましたが、タナが取れてもアタリが出ません。


潮の様子を見ていると、西寄りから入ってきたり、南側から流れたりと、目ぐるましく変わっているようです。潮汐差の小さい若潮だと、油壺でも潮が舞うんですね。大津で複雑な潮には慣れていますが、この場所は潮表を外してしまっている可能性が高いと思い、1時間ほどで移動することにしました。



②AM8:15 ポイントB
潮が読めないので、色々な方向の潮に対応できそうなポイントに探してみることに。複数の根か馬の背に挟まれた切り通しのような地形をイメージして、ポイントAから100mほど南下しました。


目を付けていた場所ではあったのですが、実際の地形は予想よりも緩斜面で、切り通しのイメージとは程遠いようです。でも、ところどころ海底に窪みか谷のような小規模な地形変化があり、良い感じに見えました。


アンカーが止まったことを確認して仕掛けを投入。魚探の水深表示は16m、ラインで確認した着底は17mです。ハリス+-0mの1投目で、油壺で初めての魚の感触がありました。


1366638470614.jpg
ミニカサゴちゃん。太陽光の届く水深なので赤くありませんね。


タナ取り作業を続け、2投後、今度はちょっと良い引きが


1366640708780.jpg
良型。ササノハベラと思ったけど、よくみたらキュウセンかな?

僕はベラ好きですし、良型でしたので、キープに



その後3投で、エサを置いておけるタナが見つかりました。ビシを止めてから2分30秒で引き揚げ、トータル5分以内に打ち返しを終えるようにしているので、ここまででちょうど30分。以前から目標にしている「30分以内にその時のタナを見つけること」が達成できました


次投から少し長めに間隔を取るようにしてみます。


すると、何かがアタリました強い引きです。鯛かも??


でも、やり取りで鯛の引きではないことに気づきました。慎重にハリスを手繰ると・・・。


1366640719540.jpg
メジナちゃん!お初です\(^o^)/

人生初のメジナちゃん寒メジナと言えるかどうか微妙ですが、とてもうれしい獲物です。記念にキープさせて頂きました


すぐに同じタナを狙いますが、アタリは続きません。タナが2mほど上がりました。中層を回遊する魚の気配が減ったかもしれませんが、どうも潮が流れていないようにも感じられます。しばらくタナ取りを続けて状況の変化を観察しましたが、針に掛かる魚は現れません。


仕掛けを3号8m・浮力のあるビーズ付きの仕掛けに変えました。


アタリません。


ひと回り小さい針に結び直してみました。


変わりません。


ビーズを外してみました。


それでもダメ。



気温が下がったのか、とても寒いです。ストップウォッチを見ながらじっと竿を構えている時にはガクガクと体が震えてしまいます。竿の持ち方を工夫しないと、竿先が暴れて釣りになりません。この寒さ、結局沖上がりするまでずっと緩みませんでした


メジナのアタリから1時間半ほどたったところで移動です。
満潮前の時合を迎えるべき場所を探してみます。



③AM10:15 ポイントC
ポイントBから再び北上します。海底地形を見ながらうろうろしていたら、小さな崖のような地形と、その周辺に緩やかなカケアガリがある場所を見つけました。ポイントAから見ると50mほど西の辺りになります。潮は南西から流れています。おそらく午後は北寄りからの潮が流れると予想します。潮が複雑な時は、多方面から潮通しの良いこういったピンポイントの地形変化が有望な気がします。


アンカリングすると、風で少し南西に流されましたが、ちょうど先程のポイントの潮上になると思い、そのままスタートしました。


しかし実際にタナ取りを始めてみると、予想に反し、潮の方向は刻々と変わっていきました。


一度、潮の確認のために投入したオキアミが、ゆっくり大きく円を描きながら沈んでいくのを見ました。初めて見る状況。本当に潮が渦のように「舞って」いたようです


いちいち気にしていても始まらないので、気にせずタナ取りを続けます。


今回は5投でタナが見つかりました。ハリス-3mです。表層は潮が緩いですが、底の方は流れがあるような感じを受けます。そのタナを集中して攻めてみます。


6投目、ビシを止めてから約1分半。竿先がグウーッと持って行かれました。良型特有のアタリです2.5kgに調整しているドラグが2回ほど引き出されました。この引き、間違いなくです


慎重にやり取りし、無事ネットイン。


1366640726107.jpg
僕は手デカなので小さく見えますが35cmの食べ頃サイズです\(^o^)/。

今回の目標はチャリコ1匹と考えていたのですが、顔を見せてくれた真鯛は35cmもある良型嬉しい嬉しい油壷での初真鯛です


すぐに同じタナを狙いましたが、後は続きません。
しかし、タナは上がっていないので、まだ鯛がいる可能性が高いです。
状況が安定しないのは、おそらく複雑な潮のせいだと思います。


粘り強くエサをタナに置き続けてみます。
5~6投したところで、アタリました


1366641575607.jpg
30cm。鯛めしサイズ?家族が喜びます(^-^)。

型は落ちましたが、真鯛と呼べるサイズ。嬉しくて、癒されます


このサイズなら群れているかな?と期待しましたが、後は続きませんでした。


この鯛を釣った後、タナがみるみる上がりました。
ハリス+4mまで上がりました。水深17mでハリス8mなので、ビシは水面からわずか5mの位置です。


こっとんさんのブログの過去記事には、こういった状況は真鯛がいなくなったことが考えられるとあります。おそらく、ここで釣り続けてももう釣れないでしょう。



先程の2枚の真鯛は満潮前の時合に釣れたものです。潮汐的には潮止まりに入っています。


移動してポイント探しをすることも考えましたが、今日はこの場所に狙いを絞ってひたすらタナ取りを続けてみることにしました。真鯛2枚はすでに十分な釣果ですし、真鯛がいなくなったと思われる場所でも、潮変わりをはさんでずっとタナの変化を追い続けてみることで、海の中の状況をより深く知ることができるかも?と思いました。


そこから移動せず、タナ取りを2時間ほど続けましたが、その後はアタリが来ることも、タナが動くこともありませんでした。


納得の結果です。次回からは迷わずに移動できそうです。


PM2:00、沖上がりとしました。


最後の30分、こっとんさんが近くに来てくださり、流れるようなNSの手さばきを拝見することができました





すみません、冒頭の「投稿時注釈」に記載のとおり、後半部分は「後編」記事に続きます。


2度手間になると申し訳ないので、コメントを書かれる場合はぜひ後編の方にお願いいたしますm(_ _)m。

(後編も同時投稿しています)


後編記事はこちらです。



2013年4月20日 (土)

【釣果速報】初めての油壺釣行に行ってまいりました。

久しぶりの海。真冬なみの寒さでした


10週間ぶりの釣り。油壷の海に初めてご挨拶に伺ってきました。


釣果:マダイ2(35cm、30cm)、メジナ1、ササノハベラ1(その他はリリース)


1366468360128.jpg
キープサイズのメジナも、人生初の獲物です\(^o^)/。

・朝方は寒いことを覚悟していたのですが、1日を通して気温が上がりませんでした

・1日を通じてマリンパーク下でアミコマセのビシ釣り。マダイは2枚とも3号8m仕掛けです。

・リハビリも兼ね、油壺の流儀を覚えるための釣行でしたが、予想外に海の神様からのお恵みが頂いた感じです

・他にも幸運や失敗が盛りだくさん 刺激の多い1日になりました

・底溜まりしていた仕事疲れが大分和らいだ?ような気がします。やっぱり無理をしても釣りには出かけるべきですね


詳細は後日釣行記でご報告させていただきたいと思います。





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