カテゴリー「アジ」の153件の投稿

2024年8月12日 (月)

【雑談】令和6年7月27日(土)京急大津釣行のYoutube動画をアップしました。

釣行動画(一部シーンダイジェスト)を公開しました!

今回の釣行は中盤以降の展開が見所に乏しい内容(海中映像も収穫ナシ)だったので、だいぶ編集方針に悩みました。

没かなとも思ったんですが、たまには短めの構成が有っても良い気がしたので、朝イチの「アジ入れ食い」のシーンをクローズアップする形で短かめに作ってみました。
(それでも10分近いにはなってしまいましたが・・・(^_^;))

釣行動画というよりは入れ食いシーンの抜き出し動画になっています。

ただ、せっかく海中映像を撮っているので、少しは使いたいと思い、最後のオマケにちょっとだけ海中映像を入れてあります。

ご興味があれば、ぜひご覧ください♪



2024年7月28日 (日)

【釣行記】令和6年7月27日(土)京急大津・石田ボートさん

すっかり真夏の京急大津に行ってまいりました!
Img_5123

7月最後の土曜、予報が穏やかだったので迷わず予約。内陸部の気温は35度超の猛暑日と厳しい暑さですが、内陸より海沿いのほうが少しはマシなハズ。
(実際はそんなに甘くありませんでした)

さて、前回2週間前の釣りではデカアジは釣れたものの、本命タチウオはボウズ(アタリ1回)。今回こそはタチウオを仕留めたいところです。



🏁🏁🏁



休日の大津はほぼ9ヶ月振り。ますます駐車場事情が厳しくなっているそうです。

今回、大津港の駐車場に到着したのは4:15頃。駐車場の満車率は70%くらいでした。でも4時半くらいには90%以上になっていたので、安全を見込むと4時過ぎくらいを目指してくるのが良さそうです。
(5時半着で余裕だった頃が懐かしいです・・・)

個人的には、何気に伊東に行くのと同じ出発時間になるのもビックリ。



🏁🏁🏁



「7月27日」には思い出があります。

11年前のこの日に大津に出船した時は中根付近で「釣りキチ先生」や「スキューバさん」と一緒になり、1日ずっと一緒に釣りをしました。さらに夜には釣り仲間の集まりがあり、貸し切りのお店に釣った魚を持ち込んでの大宴会。

1番楽しい思い出のひとつです。



🏁🏁🏁



そんなプチ記念日に良い釣りが出来たかというと・・・。そうは問屋が卸さない(苦笑

今回の実釣報告は短め。なぜかというと・・・。

①暑さで気が回らず、ほとんど写真が撮れなかった。
②3ステージを画策した1日のプランのうち、1番目しか結果が出なかった。
③何より「本命」ボウズでした・・・(泣

さて、「画策した3ステージ」は以下のとおりです。

第1ステージ → 上げ九分となる朝の1時間、富士山出しでアジを確保する!
第2ステージ → 下げ潮が流れ出す9時過ぎからヤマダ電機前でタチウオを狙う!
第3ステージ → 午後はアジ足りなければアジ、アジ・タチ納得できていれば「流し釣り(アマダイ仕掛け)」にチャレンジ!



🏁🏁🏁



岸払い前の大津港、今日も満員御礼状態。数えたら35艘以上のボートが支度されていました。すごい。

Img_5112
いつもながら壮観。今回の僕は25番艇でした。


僕はかなり早くからスベリで待機していましたが、そこで「万ちゃん」さんとお久しぶりの遭遇。

たっぷり1時間半くらい釣り談義を咲かせていただきました。万ちゃんさんの探求心・行動力そして無尽蔵の気力体力には本当に頭が下がります。僕は手漕ぎボート釣りが心の底から好きですが、万ちゃんさんには到底敵いません。



🏁🏁🏁



【実釣ダイジェスト】

①富士山出し北側斜面 AM7:10
岸払いは7時前。事前のプランに従い、迷うことなく富士山出し北側にアンカリング。水深26m。

ガチのウィリー釣りで攻めます。
アンカーが落ち着いたのを確認後、1、2投目で海底にコマセの絨毯を敷き、3投目からウィリーシャクリをスタート。

すると最初から小気味よいアタリ!

Img_5114
1投げ目から中アジ!これは数釣りイケる?


なんと食べ頃の中アジ!
2週間前は45cmクラスしか釣れなかったので、サイズの変化に驚きます。

そして、ここから入れ喰いタイムがスタートしました。

毎投必ずアタリがあります。活性はかなり高く、ダブルも数回。ただ、途中下車もそれなりにあり、3~4回に1回はバラシ。

この時合いは丁度1時間。8:10頃にアタリが止まりました。

結果、確保できたのはほぼ19~22cmの中アジ15匹で、晩のおかずには十分。

すなわち、第1ステージの目論見は「大成功!」です。

*しかし、デカアジはどこに行ったんでしょう?産卵を終えてすぐに深場に帰ってしまったんでしょうか。


②ヤマダ電機前 AM9:10
予定通りの時間に移動。ヤマダ電機前には何艘かのボートがいらして、僕は慎重にその中にアンカリングさせてもらいました。水深28m。

今回は前回のような時間制限もないので、1本くらいは獲れるだろうと思っていたんですが、ここからが厳しかった・・・。

サバタン仕掛けをシャクリ続けます。気温は町中ほど暑くはないと思いますが、海が穏やか過ぎて風もないので熱が体にまとわりついてきます。用意した飲み物も早いペースで消費。ちょっと量が足りなかったかも。

タチウオのアタリ。全部で3回ありました。それぞれほぼ1時間ごと、非常にアタリは遠かったと思います。

で、その3回のアタリ、残念ながらすべて針に乗せるまでには至りませんでした(>_<)。

サバタンを喰い切られておしまい。世知辛い。

下げ五分の11時半を過ぎても状況が変わらないため、今日これ以上粘るのは無意味と判断。第2ステージは無念の諦めです。

ちなみにタチウオ狙いの間、アジ狙いの竿を置き竿で出していましたが、こちらは2アタリ1ゲット(1匹は船縁ポチャン)。アジの合計は16になりました。

*この時釣れたアジの体には、真新しい大きなキズがありました。活かしバケツに入れたら即座に水が濁ってしまうほどの出血で、ほどなく昇天。あんなに大きなキズが付いた状態で釣り針に喰いつくんだから、魚は痛覚が無いという説に説得力を感じてしまいます。

Img_5120
このキズは釣れた時から有りました。ほっといてももう長くなかったでしょう。


③中根付近の砂地エリア PM0:20
タチウオ狙いは獲物無しという結果でしたが、最後にはちょっと新しいチャレンジを入れたかったので、プラン通り第3ステージに進行しました。

ガレ場より沖の航路付近や中根付近の砂地を選び、アマダイ仕掛けにオキアミ餌で流し釣りをしてみます。

しかし結果、めぼしい獲物はゲットできませんでした。

砂地の手応えで「良い感じだな」と思って底を小突いていると、急に岩場の手応えになります。どうも大津の海は小さな岩場(根)が思った以上に広範囲に点在しているようです。そして仕掛けが根に入るとすぐにアタリが出ます。仕掛けを揚げてみると、掛かっているのはベラかミニカサゴ。どちらも確実に針を飲んでしまっているので始末の良くない相手です。

Img_5122
ホシササノハベラっぽい。大津ではかなり久しぶりのような気がします。


うーむ。
砂地を安定して流せるラインの開拓が必要ですが、なかなか難航しそうです。

流し釣りでは持ち帰れる獲物が無いまま、PM1:30に納竿としました。



🏁🏁🏁



釣果:マアジ16(19~22cm)

Img_5118
型が見事に揃いました。我が家の場合、これくらいでちょうど夕食のお刺身1回分です。


釣果はほぼ朝方の1時間がすべて。
同じ釣果でも、朝イチの場合と、ラストの場合とでは満足感が違いますよね。決して悪い釣果ではないんですが、なんとも達成感の薄い後味になってしまいました。

ただ、大津でのエサ釣りでの流し釣りに第1歩を踏めたのは収穫です。アマダイとはいわずともカレイやアナゴが釣れれば大成功。また、まだ知らない根を見つけられる可能性もあります。
これからは折りを見て、できるだけトライし続けてみたいと思います。



🏁🏁🏁



今回も実釣中に何度かカメラを沈めてみました。
しかし、海底付近の濁りは過去最高レベルで酷く、ほとんど他人様に見せられるような映像はありませんでした(2m先のサバタンエサすら視認が難しいほど)

唯一、ヤマダ電機前にて小さなタチウオの小さな群れ(笑)が通過する映像が数秒ありますが、これは何かの機会に別の映像と組み合わせて公開できるかな?と考えるレベルです。

こういうこともやっぱりあるんですね。一応静止画像でだけちょこっと置いておきます。

20240727kotachi
こんな感じのちっさくてほっそい白い影がゆっくり数匹通ります。ユーレイっぽい(かなり強い明るさ補正を施してます)。






🏁🏁🏁



大津アジの入れ食いは楽しかったものの、またもやタチウオとの縁は結べませんでした。

8月は他の予定を優先消化するために休漁予定なので(暑いし)、タチウオ狙いを再開するとすれば9月です。

しかし状況によって9月は他の狙いを優先する可能性もあるので、今のところどうなるか分かりません。

難航した分、大きなタチウオとの出会いでもあれば喜びもひとしおになるかもしれませんが・・・(儚

いまのところ僕には「ツンツン」ばかりのタチウオ達。「デレて」くれる日は果たして来るのでしょうか?


Img_5119
やっぱりアジは面白いし、美味しい!

 

2024年7月21日 (日)

【雑談】令和6年7月12日(金)京急大津釣行のYoutube動画をアップしました。

釣行動画を公開しました!

梅雨の大雨に見舞われた短時間釣行でしたが、内容は濃かったような気がします。

今回は動画全体に占める海中映像の割合が大きめです。

あと、梅雨時の雨という季節感を出してみようと思い、ラストシーンも雨を強調してみました(気にする人はいなさそうですが(^o^;))。

ご興味があれば、ぜひご覧ください♪

 

2024年7月13日 (土)

【釣行記】令和6年7月12日(金)京急大津・石田ボートさん

梅雨ド真ん中の京急大津に行ってまいりました!
202407120

今年初めての京急大津です。

前回来た1月7日は強風による出船中止だったので、大津での釣り自体は昨年11月3日以来。実に8ヶ月振り。

いまや関東有数の人気手漕ぎボート釣りスポット。休日はいつも大盛況。

久しぶりのホームグラウンドということもあって、今回は贅沢に有休休暇を取っての出撃。

その甲斐あってか・・・。

なんと、今回の大津港はまさかの一人貸し切り状態!!

202407121
最近の大津港でこの光景はかなり貴重なのでは??


それもそのはず。

この7月12日は全国的に警報級の雨が予報されていて、京急大津でも11時頃から大雨になる予報。こんな日にわざわざ来る奇特な人はいないようです(翌日土曜の予報が好転してたのも大きそう)

僕は、予報が良いほうに外れる可能性に賭けました。

その「賭け」の結果。

天気予報は正確でした。

・・・。

キッチリ11時から大雨。容赦なし。

・・・。


それでは、パンツまでびしょ濡れになった今年初めての京急大津釣行の話を、レッツ・スタート!



🏁🏁🏁



今回の狙いはなんといってもタチウオ。まだ手漕ぎでは狙って釣ったことがないんです。昨年初チャレンジをしましたが、天候運のせいで一度しかチャンスがなく、アタリを乗せられないままシーズンが終わってしまいました。

今回こそ初物をゲットしたい!

なお、家族からは久しぶりのアジのリクエストを受けました(ウチの家族はめっちゃアジ好き)

雨が降り出すまでの制限つきですが、なんとか両方ともモノにしたいところです。



🏁🏁🏁



今回は本当に僕以外誰も手漕ぎボート客が来ず、港のスベリに来た5時半くらいから出航までずっとひとり。話をする相手もいなくてヒマでした。

202407121b
本日は27番艇。あまり良い思い出はありません。素数艇がいいなぁ。


予報が大雨だったこともあってか、石田丸さんが排水用のポンプを貸してくれました。これは石田丸利用歴14年目にして初めての経験です。まあ、ただの大雨ならこれが必要になる前には切り上げると思います(排水が必要になるのはうねりが高くて波が入ってくる時ですね)

202407122
たしかドクター中松の発明品。正式名「しょうゆチュルチュル」だったかな?


【朝の石田丸さん情報】
・最近はヤマダ電機前、丸根も良い。アジも釣れている。
・ただし、日によってバラバラ。大漁の翌日が2~3匹とか、ダメなこともある。
・最近の天気予報は当てにならない。



🏁🏁🏁



【実釣ダイジェスト】

①ヤマダ電機前 AM7:10
岸払いは7時前。一人旅状態でまっすぐヤマダ電機前に向かいました。

ちょっと驚いたのは、ヤマダ電機の看板が真っ白になっていたこと。調べたら2023年12月17日で閉館になってしまったんですね。

昔はダイクマ前と呼ばれていたと思いますが、これからは何て呼べばいいのかな?新しく入るお店次第でしょうか。

202407129
いつも目印にしていた看板が真っ白。曇ってると見えないかも。


水深28m。ここではもちろんタチウオ狙い。置き竿でアジ仕掛けも出します。

しかし魚の気配がなく、アジ竿のエサすら綺麗なまま。

辛抱強くシャクリ続けていたところ、1時間半の間に1回だけタチウオらしきアタリがありました。

しかし、ようやく十分に重みが乗ったところで強めの聞きアワセを入れたら「ブチッ!」という嫌な手応えが。サバタンが喰い切られる手応えでした。残念ながらまだ針まで喰ってはいなかったようです・・・。

それ以外に何も起きません。アタリが少なすぎます。時間帯は丁度潮どまり(満潮8:00)。

今日は時間も限られているので機動的に動きます。潮が動き出すまではもっと潮当たりの良い場所でアジ狙いをすることにしました。


②富士山出し北側 AM9:00
富士山に来てみると、ブイの近くに石田丸ボートの方がおひとり浮かばれていました。天候状況を見て遅めに来られたようです。声をかけて状況をお聞きしてみると、フグが居て釣れていないとのことです。

僕はブイから西に30mほど離れた北側斜面にアンカリングしました。水深は24m。

ウィリー仕掛け1投目をしばらくシャクってアタリが無かったので、2本竿で攻めることにしました。

2本目の竿を準備していると、置き竿にしていた1本目の竿にいきなり大きなアタリ!

竿を取るとかなりの引き!
もしかして黒鯛?でもそういえばここ最近のアジは大きいばかりとも聞きます。

見えてきたのは、やはりデカアジでした。

202407123
なんと46cmもありました。自作ウィリーもいいとこに掛かってますね。


それから、2本の竿それぞれにポツリポツリとアタリが来るように。

時にデカアジ、時にデカサバ。

結局1時間半ほどの間に「6本」の釣果。みんなデカいヤツばかりでした。

202407124
デカサバ47cm。太い!しかもマサバっぽい。


≪その時、海中では≫
このデカアジ達のアタリが出ていた時、カメラを沈めてみました。

自宅に帰ってから、その映像を確認してみてビックリ!

アタリのペースからして、通りがかりの群れかと思っていましたが・・・。

実際の海底付近はデカアジ、デカサバ、デカフグがウジャウジャひしめいていました。

Uw13shu
デカサバ、デカアジ、フグが映ってます。サバはブレると横のストライプに見えます。



Uw23shu
濁りがきつく視界が狭いわりにはウジャウジャ映る。かなりの数がいると思います。


Uw3fugudarake
こんだけフグがウジャウジャいてもハリスにキズひとつ付けないとは・・・。


一番驚いたのは、デカいフグがウジャウジャいるにも拘わらず、この時は一度も針を盗られることも、ハリスにキズが付くことも無かったことです。

仕掛けに触らないフグの群れもいるんですね・・・。

デカアジ、デカサバも器用に釣り針を避けてコマセを捕食しています。大きくなると警戒心も強くなるとは思いますが、このサイズの群れだと、釣り針に掛かってしまう個体は、もしかするとごく一部の慌て者さんだけなのかもしれません。

この時の海中映像は後日公開する予定のYoutube動画に載せます。興味ある方はそちらをお待ちください。


9時過ぎくらいから、小雨が断続的に降ってます。この雨が強まったら今日は終了です。

オカズ分は確保でき、潮も流れているようなので、最後にもう一度タチウオにチャレンジしてみることにしました。


③ヤマダ電機前 AM10:30
再び元の場所(唯一のタチウオ反応があったところ)に戻りました。

しかし、釣り始めてすぐ、雨が勢いを増してきました。

もはや土砂降り。

20240712ooame
写真だと分かりにくいかもですが、豪雨レベル。


しばらく大雨の中でシャクリ続けましたがアタリなし。

さらに雨の勢いが強くなったところでストップフィッシングとしました。

時間はきっちり「11:00」。今日の天気予報は妙なところで正確でした(苦笑



🏁🏁🏁



持ち帰り釣果:サバ2(47cm、36cm)、マアジ4(46cm、46cm、45cm、43cm)

202407125
たった6匹ですが、ボリュームは凄いです。

これは間違いなく過去最高アベレージサイズ。これにタチウオが1本加わってくれていたら万々歳の釣果でした。
あの取り逃がしは悔しいなぁ・・・。


202407126
今回のサバ2本。下のは少し微妙だけど、デカいほうはマサバっぽい。上は脂の乗りも良く、美味しかった♪



🏁🏁🏁



今回は実質4時間の釣りで、あらかじめ覚悟はしていたものの、やはりやや消化不良。早くまた大津に浮かびたいですね。

今年の8月は休漁にして、様々な他の予定を片付けるつもりです。なので7月中に出られないと、次の機会は9月。秋以降は超久しぶりの観音崎にも顔を出したいと思っているので、色々やりくりが大変そう。

去年のように出られないままタチウオシーズン終了になってしまったりしませんように・・・。

8ヶ月振りの京急大津の海が見せてくれた新しい表情。
常に変化していく海。少しでもその変化についていくような釣りをしていきたいですね。

2024年5月 5日 (日)

【雑談】令和6年4月26日(金)伊東釣行のYoutube動画をアップしました。

釣行動画を公開しました!


GWなので編集の時間取りやすいかと思ったら、意外とこまごまと忙しくて遅めになってしまいました。

動画の編集はなかなか効率化が難しいです。

今回はあまり目玉が無いんですが、もしご興味があればご覧くださいませ。

 

2024年4月27日 (土)

【釣行記】令和6年4月26日(金)伊東・井上丸さん

今年3度目の伊東に行ってきました!
202404260

GW直前に休暇を取っての贅沢平日釣行。それもこの4月2回目の出撃です。天候運のない僕には珍しい(苦笑

前回はまだ朝方が寒くて着るものに困る時期でしたが、いまやもう夏日がちょくちょく出て暑い。
陸上の季節はいっきに進んだ感があります。これだけ気温が上がると、植物性プランクトンは激増しているのではないでしょうか。



🏁🏁🏁



伊東でのカイワリ狙い、前々回2月は澄み潮で激渋、前回4月6日は濁り潮でアタリ激増。今回も春濁りが入っていると思われ、たぶんアタリが無いということはなさそう。

というわけで、今回はカイワリを狙いつつ、少し別の方向にも意識を広げていこうとと思います。

ターゲットに追加するのは「ハナダイ」
前回釣れたハナダイ。時期のせいか、とても美味しかったんです。調べてみると、春に味の落ちる真鯛と違って、ハナダイは春も美味しいとか。

しかも、海中映像を見る限り、カイワリ以上に釣り針を見切っている手強いお魚さんです。

手強くて、美味しい。

これは魅力的なお相手ですね!



🏁🏁🏁



今回の釣行はなんと「五目漁師」さんと一緒。これまでにも何度かご一緒していますが、前回は福岡赴任前だったので、実に4年以上振りです。

しかし、そんな貴重な機会なのに、二人ともおしゃべりと釣りに夢中でお揃いの記念写真を撮るのを忘れてしまいました。

というわけで同行の証拠写真はありません(笑


202404265
代わりに(?)井上丸さんの写真。井上丸さん、いつも楽しい場を提供してくださってありがとうございます。



🏁🏁🏁



それではさっそく釣りの話にまいりましょう!

【実釣ダイジェスト】

岸払いはAM5:40頃。

※今回は忘れもの無しです!(笑


①AM6:00 カメヤホテル前(カイワリポイント)
潮が北東から入ると予想して、カイワリポイントの東側の端にアンカリング。

目論見が功を奏したのか、第1投目からずっとアタリが出ます。

・・・が、なかなか乗りません。

3投目でやっと乗った!

グイグイ引きながら揚がってきたのは・・・。

202404267
君か!伊東で会うのは初めて。


なんと大きなマアジアタリの正体はキミらかい!!

下半身の引き締まった回遊性のタイプです。サイズは32cm。

ここ最近、伊東での釣果を見ていると大きなアジが結構釣れています。大きいヤツだと50cmくらいのも出ていて、このサイズは平均以下かもしれません。
(ちなみに五目漁師さんがこの日釣られたマアジは40cmを大きく上回っていました)

てっきりアジ狙いのポイントでの話かと思って朝方に井上丸さんで聞いてみたところ、「カイワリと同じポイントで出ている」とのことでした。

本当に釣れました。

京急大津でたくさん釣っているので敢えて伊東でアジを狙うことはないと思いますが、大きなアジは引きも強く、これはなかなか楽しいかもしれません。

しかし次の1投で、今度は本命さんが!

202404268
カイワリ!僕にとっての伊東と言えば君!


大きなアジの群れが入っているとカイワリが蹴散らされてしまうのでは?と心配だったんですが、良かったぁ。

その次の1投でもアタリ出て、今度はイトヨリでした。

とても良い雰囲気です。今日はツイてるかも。


しかし、ここで不可解な現象が起こりました。

突如として、僕のボートが船首(北北西)方向に走錨し始めたんです。

僕のボートの北西20mくらいのところには五目漁師さんが浮いていました。最初、五目さんのボートが走錨して流され始めたのかな?と思いましたが、なんと移動していたのは僕のほうでした。

*動画映像で見直しましたが、突如僕のボートが船首を五目さんのボート方向に向けて進み始めました。アンカーロープが伸びている方向に走錨するなんて理解できません。原因は今も不明。
*五目さん、気付くのが遅れてすみませんでしたm(_ _)m。

そんなこんなで最初のポイントからは外れてしまいました。同じ場所で同じ現象が起こったら困るので、北に50mほど移動することに。

気を取り直して釣りを再開。

しかし、この場所はフグ野郎どもの陣地でした。

針、とられまくり。
おまけにバラしまくり。

しかも悪いことに、たま~にカイワリが釣れるんです。それも微妙~に移動を決心するギリギリ手前のペースで。

ただ、前回と比較するとかなりアタリの数は少なく、状況は全然違います。もしかしてこれがフグとカイワリが結託した戦略なのでしょうか。

202404269
カイワリくん、君達と・・・。

2024042614
バサグーフー野郎。実は仲良いよね?というか結託してる???


今回の釣り。ボート上で針を結んだ回数は実に「14回」。自己記録更新です。

ちょっとした工夫で、今回から仕掛けのエダスを少し長めにし、エダス針を盗られても1回は結び直せるようにしました。それは早速役に立ったんですが、なぜか嬉しくなかったです・・・。

針盗られ以上に悔しかったのが「途中下車」。釣れた数よりバラした数のほうが確実に多かったと思います。過去イチのカイワリっぽいアタリも・・・バレてしまいました。残念。


≪その時海中では≫

さて、ここで自宅に帰ってから確認した海中映像の話です。

アタリが止まった10時頃、今回も海にカメラを投入してみました。その時の映像から一言。

まず、映像を見るなりとても驚きました。

なんと、「暗くてほとんど何も映っていない」んです!

2月の澄み潮の時は、非常に高い透明度で海中の様子が遠くまでクリアに見通せました。4月上旬の時は濁りが入っていて、視界が前回の半分もない感じでした。でも視界が狭いとはいえ、水深約40mの海中は明るく、魚達の活き活きした姿がたくさん映っていました。

しかし、今回は前回の濁りとは桁が違うレベルの濁りだったようです。海底までほとんど光が届いていません。以前撮影した京急大津の水深28mはほぼ真っ暗な世界でしたが、ほぼ同じような感じです。

「伊東でもこんなに海中が暗い時があるんだ・・・」それが率直な感想でした。

さて、そんな中で今回も撮影中にカイワリのヒットがありました。

そのファイトシーンから1枚映像を切り出してみました。

20240426darkworld1

どうでしょう?暗さが伝わりますでしょうか?
これは10mくらいリーリングした頃の映像なので、おそらく水深30mくらいだと思います(カメラは斜めに下を見下ろしています)。

このレベルの暗さだとほとん何も見えないので、Youtubeに動画をアップする時には補正ツールで明るさ補正をかけてみるつもりです。

まだ作業に取り掛かっていないのでどんな映像になるか分かりませんが、実際に動画で見てみたい方は後日の動画アップをお待ちください。


--ここから実釣報告に戻ります--


しかしアタリがだいぶ遠のいた11時頃、突然元気なアタリが!

2024042612
このハナダイちゃん、青いところが強く光ってました。凄く綺麗。


今回の本命、ハナダイちゃん!ナイス!!

このハナダイちゃんはウィリーに掛かっていました。ちなみに前回もそうでした。ハナダイは結構ウィリー好きなのかも?

この後アタリが止まってしまい、お昼頃、突如として発生したイトヨリ3連発を最後にカイワリ狙いを終了しました。


②PM0:30 カイワリポイント沖(アマダイ狙い)
風がまったく吹いておらず、潮は伊東にしては結構早めに沖に払い出している状況。

結果として、斜面を下るような方向にしかボートを流すことができず、なかなか難しい状況でした。

無理矢理45~47mラインを漕いで引っ張りながら流してみましたりして、タイムアップまでにアタリはわずか3回。

そのうち2回はアマダイっぽい良い引きだったんですが、いずれも悔しい途中下車(今日は良いアタリはすべてバラシ。なんとも残念)

唯一、揚がってきてくれたのは伊東では珍しいらしい。この子でした。

2024042616
ただ重いだけで全然引かず。目も飛び出してるし、気絶してたのかな?


当初は前回チェックしきれなかった漁礁ポイントの調査をするつもりでしたが、もどかしい状況も手伝って時間切れ。

モヤモヤした気持ちを抱えながら、PM2:30に納竿。



🏁🏁🏁



釣果:ハナダイ1(28cm)、カイワリ5(最大24cm)、マアジ1(32cm)、イトヨリ4、タマガシラ1

2024042617
贅沢な話ですが、ハナダイがもう1枚いればかなり満足感も違ったかも。


釣果は残念な要素が多かったですが、思ったより暑くならず、穏やかな釣り日和に当たることが出来てラッキーでした。

とにかく、伊東の海にも本当にいろいろな表情があるんだな、と改めて実感。



🏁🏁🏁



知識としては当たり前かもしれませんが、お魚さん達のエサへの食いつき方と濁り(または暗さ)には相当な相関関係がありそうだと実感できました。

駆け出したばかりの伊東初心者ですが、既に伊東の海にたくさんのことを教わっています。

今年の予定では伊東への釣行は梅雨までになりそうなんですが、なんとかそれまでにできるだけ多く出船して、さらに多くの表情を観察したいと思います。

海と魚達との出会いも一期一会。
1回1回の釣りを大切にしていきたいと思います!


2024042620
伊東の海とお魚さん達に心から感謝。

 

 

2023年12月12日 (火)

【釣行記(仕立船)】令和5年12月9日(土)走水・第八宏二郎丸さん

恒例の職場の同僚との仕立船釣行です!
202312090


普段、僕は乗合船や仕立船に乗ることはほとんどないんですが、今年のようになかなか手漕ぎで出撃できないと、やはり船に乗る機会は有難く感じます。

昨年、同じ週に出た仕立アジ1日船では、参加者全員が大漁。それに加えて僕の泳がせに2回もアタリが出た良い釣りでした。

そんな記憶も新しいので、ついつい期待も大きくなってしまいます。


🏁🏁🏁


しかし、天気予報は厳しい感じ。

前日朝の予報では、南西の風9m/秒とかなりの強風。初参加の方々もいて、幹事役の僕としてはトラウマを残してしまわないか心配になるほど悪い条件でした。

さらに、2日前の時点で2人から発熱の連絡があり、不吉な予感がマンマン<(>_<)>。


・・・ところが!

あけてビックリ。

発熱があった2人は翌朝には回復。さらに前日の夕方の予報で突如風が収まり、釣り日和の予報に変わりました!


天候運の悪い僕的には初めて経験するレベルの大逆転ラッキーです。

これは、僕の悪天候運を上回る誰かが存在する模様。嬉しい誤算です♪



🏁🏁🏁



手漕ぎボートではないので、簡潔にご報告。

朝方は走水沖からスタート。その後、伊勢町沖に移動しました。

伊勢町からは大津の海が一望できましたが、手漕ぎボートは一艘も見当たらず。

※海は良い凪の釣り日和でしたが、直前まで強い南風予報だったせいで手漕ぎは出なかったようですね(もったいない)。


アジのアタリは朝方からポツポツとあり、おおむね途切れなく続きました。

途中、伊勢町沖に移動したのはアタリが無かったからではなく、型が小さかったから。

お昼過ぎから南西の風が吹き出しましたが、せいぜい4~5m程度。無事に起き上がりの14:00頃まで釣り続けることができました。


この冬のアジ仕立は今年で第7回になりますが、今回の全体の釣果は過去最高

海釣り自体が初めてという2人を含む9名で、竿頭はなんと「99匹」!スソでも33匹という結果でした。

外道や大物はほとんど出ませんでしたが、本命アジのは文句なしの大漁。大満足の一日でした。



🏁🏁🏁



ちなみに僕は44匹。
一日ずっと泳がせを出しましたが、残念ながらアタリは出ず、2年連続の大物外道ゲットとはなりませんでした。

僕の釣果:マアジ44(29~14cm)

202312099




🏁🏁🏁



【アルバム】

202312091
走水漁港の朝。美しい日の出です。


202312092
走水沖のアジ乗合船団。空も海も青一色です。


202312093
右舷の面々。手前からDIさん、MON3さん、Taskさん。


202312094
左舷側の面々。手前からHAGIさん、Fallさん、YUAさん、MTHさん、MANOさん。


202312095
去年が初の釣りだったはずのMTHさん。なんと57匹もゲット!もう1人前ですね♪


202312096
37匹ゲットのTaskさん。なんと今回の釣果で娘さんが魚のおろし方を覚えたそうです!\(^o^)/



202312097
初参加のDIさん。新しいことの飲み込みがめっちゃ早い!これからが楽しみです!


気心の知れた仲間との釣り。本当に楽しい日でした♪

みなさんお疲れ様でした。
また来年、ご一緒しましょう!


🏁🏁🏁



さて、今年はまだ大津の海苔棚計測をやっていません。

なんとか機会をひねり出して早く済ませたいところですが、仕事もプライベートも予定がギュウギュウに立て込んでいて・・・、どうなるでしょう?

でも常にチャンスは狙っていきたいと思います!

 

2023年11月 4日 (土)

【釣行記】令和5年11月3日(祝・金)京急大津・石田ボートさん

大津に青物狙いに行ってきました。
202311030


3連休、釣りの予定はなかったんですが、予定が2転3転して急遽大津に出撃してきました。

前回釣れなかったタチウオのリベンジ狙いと行きたいところですが、シーズンもほぼ終わりのようで、初心者にはハードルが高そうです。

そんなこんなで、例年どおり青物狙いを意識しての出撃です。



🏁🏁🏁



しかし、結論から書くと、またもや青物にしてやられてしまいました・・・。

思い出すのは昨年10月21日の釣行。フグに悩まされながらも辿り着いたアジの入れ食いの最中、突如針掛かりしたアジに食いついてドラグに悲鳴をあげさせた大型青物らしき何か。まったく太刀打ちできずに仕掛けを切られてしまいました。

そして同じ季節。泳がせ仕掛けではなく、アジ仕掛けのほうに掛かる可能性に追加対策が出来ていなかった時点で負けでした。

まさか、また同じ敗北感を味わうことになろうとは・・・(>_<)。



🏁🏁🏁



今回は、もともと僕の釣行予定がなかったせいか(笑)、穏やかな釣り日和でした。うねりもほとんどなく、午前中はずっと弱い北風。

潮汐表上では、いかにも潮が流れず魚が釣れなそうな日に見えましたが、実際には10時頃までしっかり潮が効いていました。おかげで朝方はアタリも多く、楽しい釣り。

ただ、かなり濁りはかなりきつめ。中根ブイあたりまで沖目に出てみても、濁りからは逃げられませんでした。



🏁🏁🏁



【出船前】

さすがの秋のトップシーズンの休日。大津港のスベリは人とボートでいっぱいでした。

202311031
休日の大津港名物、港のスベリいっぱいに並ぶボート。壮観です。



と、そこで石田丸さんでは珍しい(気がする)ものを見つけました。

コレです。

202311032
1艘だけ、色の違うボートが。


通りがかった大船長さんに「黄色いボートが入ったんですか?」と聞くと「昔からあるよ」との回答。しかも、「これが1番古いんだ」とのこと。知りませんでした。

そう聞いてからは、急に石田丸の歴史の証人のような存在感を感じるようになりました(^^;。



🏁🏁🏁



【実釣報告】

中潮。満潮8:34、干潮13:11、潮汐差33cm(!)。中潮なのに、潮汐差が少ししかありません。

前夜1:21の干潮からの潮汐差は135cmあるので、朝イチは上げ潮の勢いが残ると思いますが、あとはあまり期待できなそうな感じです。下げ潮が流れない分、上げ潮の残りがしばらく残りそうですが、せいぜい9時頃まで、その後はかなり沖目に行かないと潮は流れない、そんな予想をしました。

この予想はややハズレ。上げ潮の勢いは10時頃過ぎまで続き、その後はかなり鈍くなったものの止まることはなく、ずっと北寄りの流れがありました。


①ヤマダ電機前 AM7:00
今回も1番乗りでポイントに入りました。水深28m。北北西からの早い潮。とりあえず想定通りです。

冷凍イワシを付けた泳がせ仕掛けに続き、アジ狙いのウィリー竿を置き竿で出します。そして3本目は手持ちでタチウオ狙い。今日は青物狙いですが、朝イチだけ一応は狙ってみます。

しかし、タチウオ狙いにはまったく反応がありません。

やはり、もうシーズンも終わってしまったんでしょうか・・・。

アジ狙いのほうはエサが取られたり取られなかったり。魚っけがまったくないわけではありませんが、今ひとつな感じです。このままだと潮が流れている貴重な時間が無駄に過ぎてしまう、と焦り始めた頃、アジ竿にアタリが!

202311035
AM8:10 今日の初もの!良型のマアジちゃん♪

ここから、最初はポツリポツリ。そして間隔が短くなったり長くなったりしながら、なんと10時頃までアジが釣れ続きました。その間、ずっと北北西の潮が効いていました。嬉しい誤算です♪

しかし、やはりタチウオ狙いのほうにはまったく反応なし。今年はもういないのかなぁ・・・?

*完全な勘違いです!釣れないのは自分の腕のせい。帰宅後にこの時撮影した暗い海中映像を明るさ増幅して解析したところ、タチウオらしき影が僅かながら写っていました。

途中、泳がせにちょうど良い小さめのアジが釣れたので、冷凍イワシに替えて投入したところ、着底と同時に何かが食いつきました!

泳がせに食う最中にしては軽く、妙に間隔の長い暴れ方をしながら揚がってきた魚は・・・。

202311037
立派なエソ。ちょうど40cm!(ちなみに僕の最大エソ記録は71cm)


なんと、大きなエソでした。

エソを釣って喜ぶ釣り人はあまりいないと思いますが、幸い僕はその中の一人です。

やった!このサイズは美味しく楽しめる~♪

30~50cmくらいのエソは捌きやすく、食べ応えがあるんです。

*腹側に喉から尻尾まで包丁を入れ、背中を出刃包丁で叩くことで中骨と一緒に小骨を一気に抜いてしまう捌き方があります(身が柔らかいのでどうしても綺麗には捌けませんが)。
*当日でもまあまあ美味しいですが、お酒を振って2日熟成した後の旨味の増加量が他の魚の追随を許さないほどです。


その後もアジ泳がせは出し続けていましたが、もうひとつ事件がありました。

ポツポツとアジが掛かっている最中、最初アジかと思っていたアタリに対処していたら、急激にに引きがエスカレートし、ラインがどんどん飛び出していきました

走りが止まったと思ってリールのハンドルを回しても、まったくラインを巻きとることができません(僕はあらかじめドラグを仕掛けの限界強度に合わせて調整しているため、ファイト中には決してドラグを締めません)

これはあきらかに青物。それも3kg以上の手応えです。おそらく仕掛けに掛かったアジに食いついたんでしょう。

めちゃくちゃ走ります。走りが止まったところでサミングしながら少しでも巻き取ろうとしますが、すぐにまた突っ走ります。何度も何度もその繰り返し。一向に弱る気配がありません。ラインは水深より20m以上出されてしまいました。

これは3号仕掛けでは無理かな、と思っていたところ、10回目くらいの引き込みで「ブツッ」という嫌な手応えとともについにハリスを切られてしまいました。

昨年10月と同じパターン。泳がせではなく、アジ仕掛けのほうに大型青物がヒットし、切られてしまいました。

しまった・・・。同じ失敗を繰り返してしまいました。

せめて、仕掛けを4号にしておけば良かった・・・。

後悔先に立たず。また青物に敗北です。



結局、ヤマダ電機前では32匹のアジをゲット。

10時頃、アタリが止んだところで、潮がほぼ止まってきたのを見計らい、沖に移動することにしました。


②中根東付近 AM10:30
少しでも沖合の本流に近いところに潮の流れを求めましたが、ここでも潮はほとんど流れていませんでした。

周辺の魚を全部寄せるつもりでコマセを大盤振る舞いしてみましたが、かろうじて集まってきたのはフグ。針を4本も取られてしまいました。

潮が流れ出すことを信じて粘りましたが、残念ながら沖上がり定時までに良い潮が流れ出すことはありませんでした。

PM1:15、また針を失ったところで納竿。

泳がせのほうでは3匹もの貴重なコアジをフグに喰い尽くされました。

202311039
無残な姿。今回はこんなシーンを3回も見るハメに・・・。



🏁🏁🏁



釣果:マアジ32(28~15cm)、エソ1(40cm)+α

2023110315
家族の食卓には十分な釣果。エソのワンポイントも有難い♪


泳がせで合計4匹のアジを消費。ソゲはリリースサイズでしたが肝が飛び出してしまっていたためやむなくお持ち帰りしました。



🏁🏁🏁


今年はなんだか意識に柔軟さが持てず、あまり良い釣りができていない気がします。

今回の釣りは楽しくもあったんですが、やはり大型青物にやられてしまったことが大きな心残りです。たぶんワラサでしょう。

実は、朝イチにもアジのアタリの直後に得体のしれない大物に抑え込まれる手応えがありました。そっちはたぶんエイかヒラメ。少しファイトがありましたが、アジだけ咥え取られて終了でした。

1日に2回も大物と対峙して全敗。これはしばらく引きずりそうです・・・。



🏁🏁🏁



不甲斐ない釣りで貴重な釣り日和を敗北感に染めてしまいましたが、まだ青物本番は続きます。

今年のタチウオはそろそろ諦めがつきましたが、次の狙いはやはり青物かなぁ。

季節が良いうちに大津以外の海にも行っておきたい気持ちもあります。風や天候とも相談しながら、チャンスを逃さないように動きたいな。


反省をしっかり活かし、万全のリベンジに臨む。そんな釣りがしたいものですね。


2023110312
海苔棚はまだ養生中のものもありましたが、もう少し立つとアジも着き始めそうです。





 

 

 

 

 

 

 

2023年11月 1日 (水)

【雑談】動画(Youtube)を公開しました!

初の釣行動画を公開しました!

ブログを始めてはや13年目。今年の目標のはしくれに「動画にも手を出す」と宣言していましたが、ようやくまともな撮影に成功しました。

動画を撮り始めて2年くらい経っているような気がします。これまでは失敗ばかり。釣行動画の撮影って、大変なんですね・・・(実感)。あ、あと編集も大変でした(^o^;。

ブログと同じく、細々と続けていこうと思っています。


上の動画が釣行本編動画です。
中盤に海中映像が出てくるんですが、スマホやタブレットの画面輝度だと暗すぎてほとんど何も見えない部分がありました。そこで、2本目の動画として海中映像部分だけ抜粋して、明るさを補正したものを作成しました。

あんまり良いとはいえない映像ばかりですが、大津で海底付近の魚が撮れるのはかなり潮が澄んでいる時だけなので、映っている時点で有難い感じです(^_^;。



もしご興味があればぜひご覧ください。


2023年10月17日 (火)

【釣行記】令和5年10月16日(月)京急大津・石田ボートさん

やっと、やっと行けたタチウオ狙いの釣行です!
202310160


今年は年始に「タチウオを狙う」と掲げ、まだ開幕前の6月にタチウオ仕掛けを入れてみるほど大津のタチウオに強い思いを抱いています。

なのに、いざシーズンが開幕してみると悪天候に祟られて全然出撃できませんでした。振り返ってみると7月、8月、9月の間、一度もタチウオを狙うことができませんでした。
(唯一夏に出られた8月26日釣行は海外から一時帰国中の母と妹家族のためのアジ狙いだったためタチウオ仕掛けは使わず)

この間に消費した有休休暇は実に4日(釣りのためでしたが、悪天候ですべて無駄に…)。


なんだか愚痴モード全開で始まってしまいました(^^;。

とにかくやっと、やっっと出られた「大津でのタチウオ狙い釣行」です!!



🏁🏁🏁



そんな、いつもより思いの強い釣行でしたが…。

結果は本命ボウズ

扉絵に記載したとおり、自分の引き出しが足りませんでした。


そんな無念の釣りを短めにご報告します。



🏁🏁🏁



今回は、風も潮も申し分のない条件でスタートできる日でした。

大潮の下げ一分から始まり、潮の予想も比較的容易。北風は弱くヤマダ電機前への立ち入りも問題なし。遠方の台風のうねりが少し予想されるものの問題にならない程度。下げ五分を過ぎるあたりからは不安定になるかもしれませんが、朝方は理想に近い状況。
(こうして冷静に振り返ると、さらに悔しくなります(笑))


🏁🏁🏁



【出船前】

今年の平日釣行はすべて「金曜日」。最近の大津は金曜もとても混んでいるので、今回も朝4時半に到着するように出発しました。

202310161
朝5時の大津。美しい夜明けです。


そしたらなんと港の駐車場は「1番乗り」。5時になっても駐車場には6台しか車がいませんでした。にゃるほど~。月曜日は今でもこんなに人が少ないんですね。

ちなみに僕の平日月曜日釣行は9年振り。おそらく働いている限り今後も無いと思います。

*実は現在、永年勤続記念の特別休暇中。旅行も入れずに平日釣行三昧を計画していましたが、予報の悪い週に当たってしまいました・・・。


岸払い直前の大津港のスベリには石田丸さんと他店ボートを合わせて15~16艘が並んでいました。

202310162
今回は26番艇。記憶では初めて乗るような気がします。



🏁🏁🏁



【実釣報告】

大潮。満潮5:56、干潮11:43、潮汐差109cm。お昼頃まではずっと下げ潮。朝方は北寄りからの潮が入り、ヤマダ電機前に魚が溜まる。まさにタチウオ狙いにベストな状況になりそう。

そして実際、9時半くらいまではまさにそのとおりの潮でした。


①ヤマダ電機前 AM7:10

1番乗りでポイントに入りました。水深28m。北北西からの早い潮。狙い通りです。まず冷凍イワシを付けた泳がせ仕掛けを出し、続いてアジ狙いのウィリー竿も出しておきます。そして3本目を手持ちでタチウオを狙います。テンビン仕掛けに切り身餌。

1投目、いきなり反応がありました!

しかし、切り身の針に届かない部分のみスッパリ切り取られ残念。この活性ならすぐに釣れそうだと嬉しくなります。

ところが、2投目を投入するとかなり浅いところでオモリが着底してしまいました。魚探で水深を確認すると「25m」。しまった、走錨しています!

アンカリングした時に気付いてはいました。このボート、アンカーロープがいつもより短めです。水深28mのはずなのに、アンカーが着底した時に残りのロープが2~3mしかありませんでした。

少しうねりがあるため、すべてのロープを出してもアンカーが歩いてしまうようです。

数艘のボートが浮かぶポイントに漕ぎ戻りますが、ラインを変えながら2度アンカーを打ち直しても止まってくれません。周辺の中で、僕1艘だけが走錨していったり来たりしています(流し釣りをしていると思われたかもしれません(^^;))

しょうがないので勝手に止まるとこまで流されるに任せ、そこで釣ることにしました。

止まったのはたぶん青山看板前?最初のポイントから東に50~60m離れたところ。水深27mでした。

タチウオ仕掛けをシャクっていると、置き竿のアジ竿が絞りこまれました

202310163
今日最初の1本。これがこの日最大(41cm)でした。


その後、良型(25cmクラス)のアジが良いペースで掛かってくるようになりました。

底は砂地ですが、噂通りアジも良いエリアのようです。しばしアジ釣りに集中し、オカズ確保に勤しみました。
(泳がせの冷凍イワシを替えたかったんですが、小さめのアジは釣れず)

アジを14~15匹釣ったところでフグが登場。少しポイントを休ませます。

202310164
サバフグ!!大津では比較的少ないけど1番ヤバいやつ。


しかしこのフグ以降、アタリがパタリと止みます。

タチウオか青物が来たかと思いましたが、いくらシャクってもアタリなし。潮を確認すると、かなり緩んできています。時刻は9時半。やはり下げ五分で潮が変わってきたようです。

この後は潮が止まるか、または東寄りの潮に傾きそうな気がしたので、このヤマダ電機前エリアは切り上げることにします。
*たぶんですが、この判断が本命ボウズの決め手になったかもしれません。ずっとここで粘れば、もう一度時合があったかも。


ガレ場への移動の最中、西に見えた素敵な景色のミニアルバム。

202310165
大きな白い船。調べてみたら「はまゆう」。今年横須賀⇔新門司港に就航した新しいフェリー。初めまして!!

202310166
真っ白に雪をかむった富士山。大きな雲を従えてますね。


②ガレ場 AM10:15
少しでも潮通しの良いポイントが良いかとガレ場を選択。水深27m。しかしここは大ハズレでした。2投で2本の針をロスト。ハリスも歯形でガタガタ。泳がせ竿の冷凍イワシも瞬殺。さらに、こんなことまで・・・。どうやらフグだらけのようです。

202310167
かなり小さいアジだったようですが、フグ野郎どもに容赦はありません。

30分弱で退散決定。


2023101614
帰宅後に確認したガレ場の水中映像にウヨウヨ写っていたフグ野郎ども。視界が悪くてもコレなので、見通しが良かったらいったいどれだけいることやら・・・。


③五ッ根 AM11:00
前日の冷たい雨が気になりましたが、まだ水温が高めなので夏のポイントも行けるかも、と思い五ッ根へ。水深19m。しかしここもフグだらけ…。

30分強で退散決定。


④中根東 AM12:10
五ッ根からまっすぐ沖に出て、魚探でポイント探しをしてみましたがめぼしい場所が見つからず。かなり長時間迷った末に中根東付近に入りました。初めて入るポイントでしたが、東からの潮に合いそうな場所です。

もう残り時間がありません。ここではタチウオ仕掛けを真鯛仕掛けに変えて3本竿で臨みます(あまり成功したことがない欲張りスタイル)

ウィリーに最初に掛かってきたのはこの小さなお客さま。

202310168
ちっっさいカタクチイワシ。よく食いついたね(@.@)。


針から外さず、このまま再投入させていただきました(ゴメンネ

すると、そのウィリー竿にアタリが!!

2023101611
ウィリーに来た良型アジ。元気な引きでした。


ここから入れ食いに近い状況になりました。

2023101612
次々に掛かります。これもウィリー。引きも強く、活性が高いみたい。


2023101613
先針のオキアミ餌に来た1尾。


しかし、置き竿に尺アジが掛かった時に泳がせ仕掛けをひどく巻かれてしまい、強制的にゲームオーバー。
(やっぱり欲張りスタイルはオススメではありませんね)

13:20に納竿。

1匹だけ小さなアジが釣れ、すぐに泳がせ竿の冷凍イワシと替えましたが、活躍してくれることはありませんでした。

202310169
帰路の穏やかな海。しかし暑いんです。



🏁🏁🏁



持ち帰り釣果:マアジ21(41~14cm)

2023101699
海水氷の塩を少し効かせすぎたら目が凍って白くなってしまいました。



*1番大きいのと1番小さいのを除くと31~23cmと食べごろの良型が揃ってました。これにタチウオが1本でも混じってくれていたらなぁ。

本命ボウズは今後の課題を広げてくれました。

最初のヤマダ電機前では、いくら走錨があったとはいえ、タチウオのアタリを出すチャンスはあったはずです。
引き出しが足りなくて柔軟な釣りができませんでした。

多少ポイントを外れてもタチウオの注意を引くような手段や、もっと多彩なポイントの入り方を試せたら、あるいは結果は違ったかもしれません。

ルアーやテンヤも用意しておくべきだったかも(冷凍イワシは泳がせのつなぎ用に持ち込んでました)

リベンジに飛び出したいところですが、長期休暇の後半はとても手漕ぎで出られる予報ではありません。残念!(>_<)


🏁🏁🏁



この季節では貴重な穏やかな1日でした。

しかしベタ凪に夏日だったので、日中は相当暑かったです。朝方の冷え込みを考え、下半身だけ冬スタイルにしたんですが、かなり汗をかいてしまいました。

この季節の海の上の服装は難しいですね。



🏁🏁🏁



せっかくの長期休暇なのに、今回の1回で釣りは終了しそうです。週後半は晴天だけど強風予報。風が関係ない趣味なら行楽日和だったんですが・・・(泣

もしかすると、このままタチウオ狙いは来年に持ち越しになるのかも。

・・・ま、それもしょーがないかな。

「何事でも目的を達し意を遂げるのばかりが楽しいと思う中は、まだまだ里の料簡である。その道の山深く人った人のことではない。
 当下に即ち了するという境界に至って、一石を下す裏に一局の興はあり。
 一歩を移すところに一日の喜は溢れていると思うようになれば、勝って本より楽しく、負けてまた楽しく、禽を得て本より楽しく、獲ずしてまた楽しいのである。」
By 幸田露伴(「幻談・観画談 他三篇」より  )


例えうまくいかない時も、釣りのすべてを楽しんでいきたいですね!


2023101610
海苔棚はまだ養生中。もうすぐ海苔が育ってきそうです。



より以前の記事一覧

2024年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ