【釣行記】平成30年1月3日(木)京急大津・石田ボートさん
2019年初釣り。今年は早いです

まだ2019年の目標を公表してませんが、まずは初釣りです
お正月の三が日のうちに海に出るのは2016年に続き2度目。でも前回は「年越し残業の海苔棚調査」で竿を出さずに早上がりでした。
ということで実質今回が人生初の「お正月の釣り」。
それではご報告です
もはや僕の名物とも言える、毎回のように1つずつ出てくる「忘れ物」。
特に普段と違う釣りをした次の釣行は危険なんですよね。
前回の出撃は「海苔棚調査+ダンゴ釣り」だったので、道具立ても違いました。
これは危険な予感・・・。
発表します。
今回の忘れ物は・・・「デジカメ」でした(泣
ということで、今回の記事にはほとんど写真はありませんのであしからず・・・(>_<)。
※スマホで撮ればいいじゃん、と聞こえてきそうです。
過去、GPSログを取りながら写真撮影をしていたらメモリ違反でGPSアプリが強制終了したことがあり、それを避けるためにデジカメを購入した経緯があります。
今回の釣りは、2019年の初釣りをホームグラウンドの大津で迎えることがメイン。狙いも、大津で1番といって良いほどの王道、「まずアジ釣って泳がせで大物狙い」です
(本当は、家族からの「アジ釣ってこい指令」だったり・・・)
でも、今回の釣りは思いのほかに難しかった。
なんとかお刺身分の獲物が確保できて本当によかった・・・。
今回のGPSログと釣果をまとめます。
【GPSログ】

潮流を求めて大津を横断した軌跡。
①沖の海苔棚4枚目の西側(AM7:20)
北東~東から入ってくる潮を意識しつつ、中根と武山出しを行き来する魚の魚道を狙います。
ここでは30分程の間にポツポツッと3匹のアジが釣れました(すぐに泳がせ竿も出しました)。でも、そのあとすぐに魚の気配が消失。潮を確認するとまったく流れていません。時間はちょうど潮止まりなので、これは想定内でした。
その後、潮の流れ出しを把握するために根気よく様子を確認していると、だんだんと状況の悪さが見えてきます。ごくごくわずかな動きはあるものの、毎回クルクルと方向が変わります。酷い時には海中に投げたコマセがゆっくりと螺旋を描きながら沈んでいきました。
この状況がAM9:00を過ぎてもほとんど変わりません。その間、コマセをかなり消費しながら寄せ続けましたが、アタリも出ません。もうすぐ上げ三分の時合に入るんですが、潮が流れ出す気配がありません。せっかくのチャンスタイムを無駄にしたくありませんが、移動するにも手掛かりがないとポイントが定まりません。
もどかしい状況を辛抱しつつ、この1時間の流れの乱れ方を思い出して整理します。すると確信は無いのですが、この後の潮の変化の予想が浮かんできました。そこで、もう15分だけと決めて潮の観察を続けると、果たして、ごく弱い変化ながら先ほどの予想を裏付ける方向に変化しました。やはり上げ潮は北東~東から流れそうです。
しかし、今日のこの展開では海苔棚周辺の潮は1日中弱く不安定になりそう。待ちの釣りでポツポツ釣れる可能性はありますが、僕はどちらかというと寄せる釣りが好きです。そこで、元気な潮を求めて本流にできるだけ近い場所に移動することにしました。
②イガイ根南(AM9:30)
このポイントに来るのは初めてです。石田ボートさんの漁業権エリアはクロベ根の鉄柱と二又岩の鉄柱を結んだ線まで。このポイントはまさに北東の限界点付近になります。大津港からの距離も遠く、よほど海が穏やかでないと来られません。朝方、石田丸さんから北からの突然の強風に注意するように言われていたので、風が吹き出したらすぐに帰れるよう慎重に注意しました。
このポイントに漕いできてビックリ先に浮かんでいた走水・みうらボートさんの手漕ぎの方から「HEPPOさん?」と声がかかりました
。
帽子とマスクでわかりませんでしたが、何度も大津で行き逢ったことのある「MICKさん」でした。しかしまさかこんな場所で・・・。
MICKさんは、過去偶然に釣り場で出会った回数No.1の方なんです。お会いするのは3年ぶり?位ですが、どうやらまだその巡り合わせは生きているみたいです。しばらくMICKさんの釣りを拝見していましたが、完全に大物ハンターの釣り師に成られていました。
実績も積まれていて、数年前にはボートで1シーズンにワラサ4本仕留めたこともあるそうです。すごい(@。@)
アンカーが落ち着いたことを確認してから竿を出すと、ドンピシャアジの入れ喰いです
。潮は緩やかに東から流れています。すぐに泳がせ竿も出しました。手持ちのアジ竿は、ほぼ毎投アタリが出ます。しかし型が小さめ。そのせいか口切れが多く、バラシが大量発生。5回連続バラシもあったりして、かなりストレスフルな釣りになりました
。
バラシまくりながらも、1時間半ほどでアジの合計が20に達しました。ここで仕掛けを換え、黒鯛狙いにチェンジ。するとなぜか途端に針が消えるようになりました。枝針でアジも狙う仕掛けなんですが、その枝針にはコモンフグ、スズメダイが掛かるようになりました。
水深が変わっています。風と潮がやや傾き、ポイントを外れたようです。しかしこれ以上潮を追いかけて移動すると境界線を越えてしまうので、このポイントには見切りをつけることにしました。ラスト1時間を別の場所に賭けてみます。
③カサゴ根沖(AM11:15)
黒鯛と良型のアジを求めて移動したのですが、潮を確認してビックリ。ごく弱くですが猿島方向へと払い出す潮が流れています。ちょっと本流から離れただけでこの違い。今日の潮は相当弱く、大津全体が不安定な潮になっていたのではないでしょうか。
潮の乱れで時合が来る可能性を考え、30分ほど様子を見ましたが、結局潮が合わず、魚の気配はありませんでした。
明日は仕事のため、時計が12時を過ぎたところでストップフィッシング。
心配された北からの強風は吹き出さず、穏やかで天気の良い気持ちいい釣り日和でした。
(写真が撮れなくてモッタイナイ)
釣果:マアジ20(最大24cm)+α(ウミタナゴ、コモンフグ、スズメダイ、カサゴ) ←久しぶりの五目釣り

珍しく泳がせエサに困らなかったんですが・・・。
期待を込めていた泳がせ。一日中出していましたが、残念ながらまたしてもアタリは一度も無し。どうもヒラメちゃんとは縁が遠いようです・・・
。とりあえず、おかず分のアジが確保できて本当に良かったです。
帰港時に聞いた石田丸大船長さんのお話によると、この日は港のスベリの潮位が朝からずっと変わっていないとのことでした。あの潮の流れの無さが、妙に納得できました。
潮汐表上では大潮に向かう中潮。上げ潮が弱いことは想定していましたが、こんなに極端とは思いませんでした。またひとつ、潮の表情を学べました。
(後で確認したこの日の石田丸さんの釣果ではヒラメのアタリが出た方が複数。黒鯛も数が出ていて華やかでした。みなさん本当に凄い
)
お刺身の量は十分なものの、アジ1品だけじゃ寂しいなぁ、と思っていた僕のところに「救世主」が登場です
実はこの日(1月3日)は大津からのタチウオ仕立船で「えらいこっちゃ会」のみなさんが出漁していたんです。僕もお声をかけてもらっていたんですが、家族のアジ指令が出ていたことと、翌日が仕事で早上がりしたかったので、非常に残念でしたがボートで出ることにしました。
朝、ボートで岸払いした時も手を振って見送っていただいていました。
帰港のタイミングもほぼ一緒だったのでご挨拶に行ったら、かの「大吟醸さん」から良型のタチウオを2本も頂いてしまいました。とーっても、助かりました
みなさんとも久しぶりのお挨拶。全体的に好釣果だったようで、素敵な笑顔が溢れていました。

今年はなんと幸先が良いんでしょう♪みなさんの笑顔がお見せ出来ず残念。
大吟醸さん、みなさん本当にありがとうございました & 今年もよろしくお願いいたします(^o^)/
さて、今回の記事の後は何本か年始恒例の記事をポストする予定です。
そしてその後、冬の間はダンゴ釣り修行+αのモードに突入する予定です。
2019年、みなさんも良い初釣りを迎えられますように