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2022年3月16日 (水)

【特別編おまけ釣行】春眠アタリを覚えず。最終釣行は「良い気持ち」!?

福岡生活最後の釣りに行ってきました。

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4回にわたった特別編のまとめ記事を終えたあとではありますが、期せずして入った釣りのお誘いに喜んで乗ってきました!(笑

「おまけ釣行」という感じでしょうか。


仕事でお付き合いのある方々から、船外機船釣行のお誘いです。

なんでも、普段は曳き船サービスを使ってダゴチン釣りをされているそうで、免許がある僕を誘って自由にポイントを変えながら釣ってみたい!とのお話でした。

良いお話ですね!(笑



🏁🏁🏁



ただ、今回の不運は・・・。

前回記事のとおり、『「干潮」も「満潮」も無い日』に当たってしまったことです。


しかし、事前準備に怠りはありません!

綿密な打ち合わせの中で、「ダメ元で楽しみましょう~♪」を今回の合言葉と定めました。



🏁🏁🏁



迎えた最終釣行日、令和4年3月12日(土)。
仮屋湾(佐賀)・孝好丸さんで船外機をお借りして出航!



・・・結果。

やっぱりダメでした・・・。

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サイズは23~24cm。まあまあ型揃いです。



3人での合計釣果はマルアジ12匹、アラカブ(カサゴ)2匹。それを山分けして、このお持ち帰りです。

(※註 想定よりは釣れた)


朝方にパタパタッとマルアジが釣れてくれたので、泳がせ竿は1日ずっと出していました。

でもアジが暴れることもなく、異状なし!で終了です。


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潮はやっぱりほとんど流れず。でも潮位は50cmくらいの範囲で上下はありました。




🏁🏁🏁



ただ、素敵なことも多かったです。

ひとつは、ウキウキするほどの良い天気だったこと。

天候運が悪いことが自慢(?)だった時代もある僕ですが、福岡で陰徳を積んだおかげか、ついに天候運が改善したのでは?と思ってしまうほどの好天でした。

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夏装備で出撃して正解。ジャケット型ライフベストだと暑く感じるほどでした。



3人でワイワイしながらの釣りも楽しかった。

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マルアジが当たっていた貴重な時間帯の図(笑




そして、最後の最後に僕を感動させてくれたのは、孝義丸の若旦那さんでした。

船を降り、陸に上がったところにたまたま若旦那さんがいたので、声をかけさせていただきました。

そして、昨年11月から孝好丸さんでお世話になり、たった6回だけど良い釣りをさせていただいたこと。4月から東京に帰るため、今回が最後になることを伝えたうえで、最後のご挨拶として、心から感謝していることをお伝えしました。

すると、笑顔で「ヒラメとか、良かったですよね!」

なんと、ほんの数回しか話したことのない僕を、ちゃんと覚えてくれていました。

*ちなみに、今回の船の予約名は僕の名前ではなかったので、なんの予告をしていません。声をおかけした時も名前は名乗っておらず、マスクも外さずにいきなり話しかけただけです。

ネットで孝好丸さんの評判を見ると、「スタッフさんの対応が素晴らしい」「人柄が良い」といった言葉がたくさん見つかります。

それらの言葉に嘘偽りはありませんでした。


「もし九州に遊びにきたら、ぜひまた寄ってください!」。

もちろんです!!


孝好丸さん、本当にありがとうございました。
心から御礼を申し上げます。



🏁🏁🏁



最後のマルアジちゃんは、手巻き寿司に。

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僕の魚料理もこれを最後に当分は封印ですね。



釣行当日はワインを冷やしておくのを忘れてしまっていたため、1日寝かせて翌日にいただきました。

旨味が増し、食感にもねっとりさが出てきていて、最高に美味しかったです♪

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いつもながら、本当に美味しかったです。





これにて、特別編は本当の本当に終了。

今はもうすでに引っ越しの準備や手続きが真っ盛りです。


次回は関東の釣りでお会いしましょう♪


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この海に、心の一部をそっと置いてきました。またいつか訪れる機会がありますように・・・。

2022年3月 8日 (火)

【雑談】「干潮」も「満潮」も無い日!!???

釣り人生で初めて。こんな日もあるんですね???

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(七ツ釜におわす乙姫さま)


福岡赴任生活もいよいよ引き上げ準備の終盤にさしかかろうという中。

仕事の知り合いから「最後の釣りに行きませんか?」という声が掛かりました。

すでに釣り竿の半分以上は東京に持ち帰ってしまいましたが、つい2つ返事で「いいですね!」と・・・(笑


そんなこんなで急遽、今週の土曜(3月12日)にオマケ的な釣行が入りそうです。
(今度こそ、正真正銘の最後です!



🏁🏁🏁



さて、この記事の主旨はその最終釣行の話ではありません。

いや、正確には関係してはいますが・・・。


それは釣行の準備中に起こりました。


「・・・あれ?」

「・・・あれ、あれれ???」


当日(3月12日)の潮汐表を確認していた僕は、ヘンな声をあげて驚いてしまいました。

あるはずのものが無いんです。

絶対あるはずで、無くなるなんて考えたこともないものが、無いんです。

小さい頃からずっと探して、見つけてきた「アレ」が無いんです!!!!


捜索願いを提出したい。

行方不明になってしまった大切な「アレ」とは・・・?


「干潮」「満潮」です。



🏁🏁🏁



僕が普段使っているiPhoneアプリの潮汐表を見てみましょう。

まずは本日(3月8日)の潮汐です。表示地点は福岡です。

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緑の時合の時間帯表示と縦の明るい色の帯がズレてるのはご愛敬。



1日に2回ずつ「干潮」と「満潮」があります。

当たり前ですね。

コーラを飲んだらゲップが出る、と同じくらいに当たり前の話です。

ところが・・・!


釣行予定日の「3月12日」の潮汐を見てみると・・・。

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・・・ハァ?


「満潮」がかろうじて17:00付近に落ちてますが・・・。

「釣り時間」である7:00~14:00の範囲にはな~んにもありません!それどころか、丸1日の範囲内に「干潮」がまったく見当たりません!!

いったいどこにいってしまったんでしょう?

おーい!干潮~っ!!!

ひとりぼっちの「満潮」が寂しそう・・・。



🏁🏁🏁



調べてみると、たまにあることのようです。
(僕が知らなかっただけなのか・・・)

前日画面と翌日画面を合体させてみると、たまたま潮汐が長~い間隔になってしまったために「1日」の範囲を超えてしまっている・・・ということのようです。

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まあ、これでも干潮満潮の数は合わないようにも見えるんですが・・・。



なんだろう?

地球に働く月の重力&遠心力と木星の重力がちょうど相殺してる日なのかな・・・?

しかし、本当に驚きました・・・。



🏁🏁🏁



さて、この記事をご覧になっている釣り好きの方々はすでにお気づきと思いますが・・・。

「干潮」も「満潮」も無い日。それは超絶最悪に釣れない日のはず。

潮が動かず、時合もなく・・・。

釣り人にとっては悪夢のような日なのかもしれません。

そんな日に福岡生活最後の釣りをするなんて・・・。





・・・楽しみです♪

 

2022年3月 2日 (水)

【特別編まとめ④】福岡生活での魚料理(自炊)とワインについて

この2年間の自炊生活の「魚料理」と「ワイン」を振り返ります。

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特別編まとめの第4回目。

福岡での2年間の単身赴任生活にかかるまとめ記事の最終回になります。

*2回に分けなかったことを後悔するほど長い記事になっています(写真メインですが)。予めご了承くださいませ。



🏁🏁🏁



福岡への単身赴任が決まった時、釣りとは別に、せっかくの機会を活かして何かスキルアップできることはないか考えました。

そうして決めた目標が2つ。

①「魚料理」の上達を目指す!
自分で釣った魚を、できるだけ美味しくいただくための知識の習得と技術の進歩。包丁研ぎの腕前を上げることも含みます。

②魚料理に合う「ワイン」を探す!
以前から興味があったものの、あまりに深淵な世界なので二の足を踏んでいました。福岡生活では敢えて「白ワイン」に限定することで、よりシンプルな切り口で勉強できるように心掛けます。


両方とも食事に関することですね。生活上の実益を兼ねるチョイス!
うまくいけば食生活が充実するし、たとえ単身赴任が終了しても、その後の人生の財産になってくれそうです。

ただ、目標は決めたものの、しょせんは単身赴任。最短2年という限られた時間の中では、たいした道具も揃えられません。フードプロセッサーみたいな贅沢品は却下。魚焼きグリルもありません。さらに節約検討の結果、トースターすら却下となりました。オーブンやワインセラーなどは夢のまた夢です。

主な手持ちの調理道具を挙げると・・・

・「包丁」
・「キッチンバサミ」
・「フライパン」
・「片手鍋」
・「炊飯器」
・「電子レンジ」

・・・くらいです!(笑

ただし、以前から使っている「出刃包丁」、「小出刃(鯵切)」、「柳刃包丁」、それにちゃんとした真名板と砥石はあります。これらを活用して、命をいただいたお魚さん達を美味しくいただくため、できるだけ頑張ってみることにしました。



🏁🏁🏁



【釣り魚料理について】

まずは、この2年間で僕のレパートリーになってくれた料理を順に紹介します。基本的な料理ばかりですが、それぞれに奥が深いことが理解できました。


★お刺身
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初めて食べて感動した「バリ(アイゴ)」のお刺身。手前はミズイカ(アオリイカ)です。
イカを綺麗に並べようとしたんですが、不器用で全然うまくできませんでした。

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良型マルアジの銀皮造り。包丁をきちんと研ぐとカドが立ってくれます。 九州ではマルアジは敬遠され気味のようです。
でも僕は平均的な型が良く肉厚という個性を活かせばマアジに負けない素材だと思います。

★アクアパッツァ
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最初の頃は、魚まるごと&殻付きアサリで見栄え優先。乳化が足りずに塩味が尖ることが多かったです。

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後半はアラで出汁を別に取って加え、乳化しっかり&骨なし&殻なしで作るように。
まろやかな塩味が効いたクリーミィなスープが身によく絡み、とても美味しくなりました。



★アクアパッツァパスタ
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アクアパッツァの残りスープをベースに作るパスタ。見てくれはともかく絶品なので必ずセットで!

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トマトソースを加えるとコクも増してまた違ったひと皿に♪
とにかく、アクアパッツァを作る時にはスープを多めにして使いまわすのがマストです!



★握り寿司
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マルアジとアラカブ(カサゴ)の握り。九州の根魚は明らかに関東より美味しいと思います。
なぜなんだろう?キビナゴとかをたくさん食べてるのかな・・・?


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ヒラメの握りと軍艦。上の列と下の列は「エンガワ」です。良型ヒラメを釣った時だけの贅沢♪
僕は手がかなり大きいんです。そのせいで実はシャリを小さく握るのが苦手です・・・。


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軍艦を綺麗に作るのは難しいですが、このエンガワ軍艦は本当に美味しかった・・・。ポン酢との相性も最高!


★パエリャ
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パエリャは短時間でできるうえに炊いている間に片付けができ、さらにフライパンのまま食べられる。
最高に家事効率の良い料理です。これも最初の頃は魚をまるごと投入してました。


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アクアパッツァ同様、出汁を別に取って加え、骨なしの身を使うようになりました。
やっぱり食べやすいと美味しさをよりダイレクトに楽しめるんですよね♪


★手巻き寿司
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マルアジのお刺身での手巻き寿司♪ 握りより手軽で美味しいことに気付いてから、回数が増えました。

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海苔は必ずよく炙ってから使います。全然違います。

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衝撃的に美味しかった「2日熟成させた大エソの身」での手巻き寿司。こんなに旨味の濃い魚は食べたことがありません。


★ムニエル
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最初の頃の作。ムニエルは簡単そうに見えて、焼き方の奥が深い料理と思います。
最初の頃は皮の縮み具合が読めず丸まってしまうことが多かったです。
こうなってしまうと均一に焼けず、皮目もカリッとはなりません。

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後半の作。皮の強さに合わせた切込みを入れ、しっかりと均一に火を通します。
また、焼く面ごとに油の量を加減して、皮がカリッとした歯応えになるようにします。
でも、納得がいくほど上手にできる確率はまだ半分くらいでしょうか。


★酒蒸し
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チヌ(クロダイ)のカマの酒蒸し。カマはフライパンではうまく焼けないので酒蒸しになっちゃいます。
グリルがあれば塩焼きにしたかったんですが・・・。


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型が良すぎて肉厚すぎる身の場合も火が通りづらいので酒蒸しにしました。
色々試しましたが、ほんの少量のみりんを加え、仕上げに少し白ワインを入れてみたら香りが良くなって美味しかったです。


★フライ
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コサバのフライ。なぜか角が丸くなってかわいらしいシルエットになるんです。
そういえば九州は関東に比べて、サバの数が少なったように思います。

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良型アジのフライ。尻尾つきのこの形に仕上げるのは手間が掛かって大変です。
見栄えを除けば3枚におろして半身ごとに揚げると、お弁当にも入るサイズになってGOODです♪


★南蛮漬け
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福岡にきて最初に作った釣り魚料理がこの南蛮漬けでした。
美味しいし、保存が効くのですぐに定番化しました。お弁当のおかずにも大活躍♪

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調子に乗って大量に作ったこともありました。この時はちょっと大きめのアジ40匹。
1ヶ月くらいお弁当に入り続けました(笑


★その他もろもろ
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アジの唐揚げ丼。シンプルですが、揚げ立てに勝るものはありません。

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アジの出汁茶漬け。朝食に食べると贅沢感に包まれます♪

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福岡の郷土料理「ごまさば」をアジで。「漬け」にすりごまを入れる料理です。
他にチヌ、ブリでも作りました。簡単で美味しいひと皿です。

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糸島で1匹だけ釣れたアナゴで作った煮付け。美味しかった!

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糸島の牡蠣棚つきのアジで作った干物。塩加減には運もありますが、長く楽しめるので作り甲斐があります。

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出ましたバリ(アイゴ)の煮付け!これは魚の煮付けの中で1番と思います。
深海の赤魚より美味しいです。身離れも最高!関東の人が知らない秘密の味です♪



これらの料理は、福岡生活を本当に潤いのある素敵なものにしてくれました。

それぞれ、作るたびに工夫を加えて失敗したり、美味しくなったりしながら徐々に理想的な味に近づいていきました。中にはまだまだ工夫が足りないものもありますが、いくつかは自身の持てるレベルにまで達することができました。


おまけ:最後の最後に作った集大成パスタ

これは、チヌ(クロダイ)のアクアパッツァの残りスープとチヌカマの酒蒸しの残り汁を出汁として使い、さらにブリカマの塩麹焼きの焼き油も加えて作ったパスタにブリカマの塩麹焼きを乗せたものです。福岡での最終釣行でブリとチヌが釣れてくれたおかげで出来た、まさに集大成といえる逸品。旨味の塊でした。おそらくもう2度と同じものを作る機会は無いと思います。

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HEPPO謹製九州スペシャル!

思い出のひと皿ですね。



🏁🏁🏁



【ワインについて】

ここからはワインのお話。

料理と分割して書くことにしましたが、実際にはここまでに紹介した料理と常に一体となって食生活を豊かにしてくれた立役者であり、切っても切れない関係です。

【前提】
・僕は、購入するワインの値段を「1,000円以上、3,000円くらいまで」と決めています。値段が3桁のワインは買いません。
・舌に自信があるわけではないので、細かい味の評価は省き、総合的な魚料理との相性についてだけコメントします。
・ここに挙げるワインはすべて辛口で酸味・果実味の強いタイプの白ワインです。魚料理を抜きにした単品でも、とても美味しいものばかりです。
・値段はお店によっても違うので、書いている価格は参考程度にみていただくようにお願いします。


◎魚料理に合うワイン4選!(HEPPO渾身セレクト)

・アルザス(フランス)「トリンバック」のリースリング!
ワインの造詣が深い友人の勧めがあり、僕が福岡で最初に買ったワイン。魚介の出汁を使ったパエリャやアクアパッツァとの相性に関しては最後まで不動の1位(つまり最初にして最高)でした。リースリングは比較的どの産地でも魚料理に合うと思いますが、最も有名な産地であるアルザスはやはり違います。

僕が魚料理との相性判断をする上で、事実上の基準になったワインです。コルク栓で、僕が買うワインの中では高級(3,000円くらい)で、ちょっと特別な時に開けたい1本です。

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左側の1本です。右側は違う産地(ドイツ)のリースリング。


・マールボロ(ニュージーランド)「シレーニ」のソーヴィニョン・ブラン!
輸入量が多く、入手しやすいワイン。値段も2,000円を切るくらいです。お寿司やお刺身との相性が素晴らしく、初めてお寿司と合わせた時の感動は忘れられません。気軽に飲めるスクリューキャップ。

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今回紹介しているワインの中で、たぶん1番見つけやすいと思います。


・サルディーニャ(イタリア)「セッラ&モスカ」のヴェルメンティーノ!
ヴェルメンティーノはサルディーニャ島やコルシカ島(フランス)の特産品種。お店で「魚料理に合う」と書いてあったので買ってみたんですが、看板に偽りなし!値段は1,500円くらいで、コルク栓です。お寿司やお刺身との相性は最高レベル。でも、さらにフライやムニエルにもとても良く合います。

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ブドウは同じ品種でも産地で風味がガラリと変わったりします。
でも、ヴェルメンティーノは産地が限られているので他ブランドでもハズレは無いと思います。


・バルトンボグラー(ハンガリー)「チャペルヒル」のリースリング&ソーヴィニョン・ブラン!
最終的に、お寿司やお刺身との相性で行き着いたワイン(上の2つと僅差ではありますが)。なんの予備知識もなしに偶然目について購入したところ大当たりでした。値段は1,500~1,700円くらいと手頃ですが、まさにリースリングとソーヴィニョン・ブラン両方の「いいとこ取り」を実現しています。オールドワールドのワインなのにスクリューキャップなのも嬉しいポイント。

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今のところ、コレが1番のお気に入りです♪



この4本の他にも、僕が福岡生活の中で出会ったワインの中で、魚料理限定ではなく「万能」としてオススメしたいワインを挙げておきます。

・フランス・アルザスのゲヴェルツトラミネール
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なんにでも合いますが、特にグリーンカレーとの相性が抜群でした。


・フランス・ラングドックのヴィオニエ
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酸味、果実味、香りの広がりとも文句なし!


・アルゼンチンのトロンテス
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なんというか、若い刺激がほとばしるような・・・元気が出る味と香りがします。


・ポルトガルのヴィーニョヴェルデ
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「微発砲」とされるワイン。でも今回挙げているワインはみんな酸味が強いので、そんなに違わないかも?


個人の好みが大きいので、あまりアテにならないと言えばそれまでとは思いますが、HEPPOとしては出会えたことを心から感謝しているワイン達です。



🏁🏁🏁



個人的かつ初心者のたわごとかもしれませんが、この2年間でワインに関して感じたことをまとめておきます。

・いままで、お刺身やお寿司には日本酒が合うと思ってきました。美味しい辛口の日本酒の旨味に憑りつかれていた時期が僕にもあります。

・一般的に日本酒が好きな方は「お酒」を「主」として楽しみ、おつまみは「従」の立場になっていることが多いと思います。

・ワインを知るにつれ、「ワインと料理は対等である」ことを繰り返し感じました。食事にて「ワイン」は「料理」と並んで主役なんです。

・ワインには星の数ほどの多様さがあり、特定の料理との相性があります。特に相性の良いものは「マリアージュ」と呼ばれます。

・この「マリアージュ」を実際に経験した時、「ワイン」と「料理」が響きあい、それぞれが2~3割増しに美味しく感じられました。

・この幸福をもたらす組み合わせは世の中にたくさん知られているので、この幸せは誰でも簡単に体験することができます。

・しかし、釣り魚で料理をされる方々にオススメしたのは、ぜひこの「マリアージュ」を自分で探してみるという楽しみ方です。

まだ誰も試していない組み合わせは無限にあります。自分だけの「マリアージュ」をもし見つけたら、きっと今後の人生を彩るささやかな宝物になってくれると思います。


あなたの釣り人生の舞台役者に、ぜひワインの追加を。オススメです!

これにて福岡生活の「特別編」は完了。
また、関東の釣りでお会いしましょう!

2022年2月23日 (水)

【特別編まとめ③】仮屋湾(佐賀)・孝好丸さんでの釣りについて

仮屋湾(佐賀)・孝好丸さんでの釣りを総括します。

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🏁🏁🏁



釣行期間:令和3年11月10日~令和4年1月14日 → 約2ヶ月
釣行回数:5回(筏3回、船外機船2回)
持ち帰り釣果数:62匹
最多持ち帰り魚種:マルアジ
最大釣果(全長):ブリ80cm

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受付場所。初見で暗いうちに見つけるのは相当難しいと思います。


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受付場所の前にある船着き場。レンタルボートは日により8~10隻が係留されていました。


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僕は初めての時に迷ってしまいました。この図がどなたかの役に立てば幸いです。



🏁🏁🏁



仮屋湾での釣りは「何かが起こりそう」というワクワク感に満ちていました。
そして実際にたくさんのサプライズを体験させてくれました。

糸島・玄海マリーナさんの2021年のレンタルボート営業が10月で終了したことに伴い、11月から釣行を開始しました。

佐賀県の有名な観光名所である「七ツ釜」の近くにある「仮屋湾」は3つも釣り宿さんが営業されている釣りの盛んなスポットです。僕はその中の「孝好丸」さんにお世話になりました。

「孝好丸」さんを選んだ理由は、ネット上の情報が比較的多かったことと「筏渡し」があったことです。このエリアには残念ながら手漕ぎボートレンタルが無いため、次に親しみのある「筏」でのスタートを志しました。

この海の出会いとなった令和3年11月10日の釣りは、とにかく衝撃的でした。

・西風14~17m/秒かつ雨というとんでもない予報の中での「通常営業」!
・筏の上で体験することになったジェットコースターのような天候変化!(大雨・雷・雹あり)
・そんな中で連発した泳がせヒットでのヒラメ2枚!(65cm、51cm)
・AM11:00という人生最速の早上がり!

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めっちゃ雹が降ってます!水面の泡立ちでお察しください(笑


仮屋湾は三方向を山に囲われた地形で、とても風に強い天然の要害のような場所です。特に湾奥にある筏は竹の子島という小島の南東にあり、四方向が遮られているため、強風にはめっぽう強い釣り場です。

僕は天候運があまり良くなく、悪天候による釣行中止がとても多いです。糸島でも悪天候には散々ひどい目に遭わされました(昔からのことで慣れてはいるんですが・・・)。

しかし、この仮屋湾に関しては、冬場にもかかわらず一度も悪天候による釣行中止がありませんでした。もしかすると、僕のようなタイプの釣り好きのとっては夢のような場所なのかもしれません。

この海の第一印象は、山間の湖のようにも見える静かな海面に似合わず、生命感に溢れている!という驚きでした。何かこう、周囲の山肌と海面から生命活動のエネルギーのようなものがビンビンと伝わってくる感じです。

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竹の子裏筏付近。海面からエネルギーのようなものが立ち上っている気がします。


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沖堤防付近。堤防終端にロープが出ていて係留できます。


実際、2ヶ月という短い釣行経験の中でも、行くたびに釣れる魚種が変わったり、厳しい釣況を覆すような大物が突然釣れたりということがありました。一言でいえば「何かが起こる」ことを期待させるような、とても面白い海です。

僕は結局「竹の子裏の筏」と、船着き場近くの「沖堤防」ポイントくらいにしか竿を入れられていません。合計でもたった5回の釣行でしたが、その2か所のポイントで釣った大物は多彩です。

令和3年11月10日:「竹の子裏の筏」→ ヒラメ65cm、ヒラメ51cm
令和3年11月26日:「竹の子裏の筏」→ エソ71cm
令和4年 1月14日:「沖堤防」→ ブリ80cm、「竹の子裏の筏」→ チヌ(クロダイ)45.5cm

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このブリ、たくさんの釣り糸をくわえていました。歴戦の勇士かも。


ブリとヒラメはアジ泳がせでの釣果です。上に挙がっていないもう2回の釣行でも、それぞれ泳がせ竿でのバラシがあったので、大物のヒット率はかなり高かったと言えると思います。

まるでフィヨルドのように外洋から湾曲しながら深く切り込んでおり、さらに奥に複数の小島を擁している。この特有の地形はまるで「天然の定置網」のようです。この地形によって小魚の魚影が濃いことが、湾奥にまで大物が入ってくる要因になっていると思います。アジ、ヒラアジ(カイワリ)、バリ(アイゴ)、チャリコといった魚は毎回のように見ましたし、沖堤防ポイントでナブラを間近に見た時、追われていた魚はキビナゴかイワシのようでした。

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外洋から深く入り込んだ複雑な地形はまさに「天然の定置網」。


ここでの大物はみんな印象的なものばかりですが、特に驚いたのは「エソ71cm」。こんなサイズのエソには、もう一生出会うことは無いように思います。

あえてすり身にはせず、たくさんある小骨(というには太く長すぎる骨)をすべて1本1本骨抜きで抜いて処理し、お刺身も含めていろいろな方法で食味を試しましたが、結果は想像を超えました。特に、2日熟成させた後の身の旨味は過去最高レベルで、熟成前と後の味の変化の大きさは他の魚の追随を許さないものでした。

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本当にビックリしました。その姿にも食味にも!!



糸島に続いて、「最後の獲物」になってくれたチヌ(クロダイ)も忘れられません。この2年間の福岡と佐賀での釣りを通じて、僕にとってのチヌはこれまで以上の特別な魚になりました。何か、心のようなものが伝わる存在、まるで海からの使者のようだと感じました。

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最後の獲物になってくれたチヌ(クロダイ)ちゃん。本当に嬉しかった1枚。


それにしても、この海で何度もグングンと絞り込まれた泳がせ竿の姿は目に焼き付いています。本当に楽しい釣りでした。
たったの2ヶ月でサヨナラしなくてはならないことが、正直悲しいです。

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筏での姿。この竿身の動きがそのまま心拍数になる感じです。



しかし、人生初の単独船外機船釣行をはじめ、この海で得られたたくさんの思いや経験は、これからの釣り人生とともにあります。

仮屋湾の海の神様、心から深く感謝を捧げます。
本当にありがとうございました!



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願わくば、いつかまたここで竿を出す日が来ますように・・・。



2022年2月16日 (水)

【特別編まとめ②】糸島・玄海マリーナさんでの釣りについて

糸島(福岡)・玄海マリーナさんでの釣りを総括します。

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釣行期間:令和2年6月28日~令和3年10月15日 → 約1年4ヶ月
釣行回数:10回(すべて手漕ぎボート)
持ち帰り釣果数:403匹
最多持ち帰り魚種:マアジ
最大釣果(全長):スズキ70cm

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玄海マリーナさんの表看板。今となっては懐かしいなぁ。



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左に見える半島は「鷺の首」と呼ばれます。鷺に見立てると、胸元あたりの場所かな?


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糸島での手漕ぎボート釣りは、本当に気持ちが良く、楽しいものでした。
そして、想像以上のスリルがありました。


玄海マリーナさんは船越湾と加布里湾の境目付近に位置します。そこから手漕ぎボートで狙えるエリアに関しては、岸沿いや岬まわりの磯場の浅瀬を除くと、広範囲で水深が変わらず約8m(干潮時7m~満潮時9m)。小規模な根が点在していますが、ほとんど砂地です。玄海マリーナのスタッフさんへの聞き込み調査では、砂地のキス、牡蠣棚まわりでのアジ、カワハギが一般的な狙いで、時々チヌ(クロダイ)や小さめのヒラメが釣れるとのことでした。

玄海マリーナさんのレンタルボートはYAMAHA SeaStyleがメインですが、免許不要の2馬力船外機船(1日5,400円)と手漕ぎボート(1日3,300円)のレンタルもあります(たぶん両方とも1日1隻のみ)。

九州では手漕ぎボートで海釣りをする文化はほとんど無いようでしたが、この玄海マリーナさんに手漕ぎボートのレンタルが存在したことは、僕にとってはとても大きな幸運でした。

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こんなに綺麗な海をたった一艘で独占できる、夢のようなレンタルサービス(僕にとっては)。


磯場でミズイカ(アオリイカ)を釣ったり、砂地エリアでキス狙いをしたこともありましたが、僕がやった主な釣りは出航場所の目の前にある牡蠣棚群に係留してのコマセ釣り。

第一印象としては、浅い水深と小さめのアジがたくさん釣れる状況から、ファミリー向けの海かな?と思いました。しかし、この印象はまったくの誤りであり、後で自分の浅はかさを心から反省することになりました。

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玄海マリーナさんのスベリから牡蠣棚ポイントまでは10分とかかりません。


牡蠣棚まわりでは、沖目の棚のところに1箇所だけ攻めやすい規模の平根ポイントがあり、そこに魚がよく集まっていました。澄み潮の時に覗いた牡蠣棚下の海中には、アジ、サンバソウなどの小物の群れがたくさん泳いでいるだけでなく、あふれるほどの大物がひしめいていてビックリしてしまいました。年無しクラスのチヌ(クロダイ)、40cmクラスのイサキ、70cmクラスのスズキなどが団体さんがご滞在中でした。

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澄み潮の時には眼下に水族館のような光景が広がります。


しかし大物の警戒心は非常に強く、あの手この手を尽くしたものの、引っ張り出すことは容易ではありませんでした。何とか引っ張り出して釣りあげることができた大物は「スズキ」と「チヌ(クロダイ)」。最後まで釣りあげることができなかった魚は「イサキ」、「ヒラメ」です。

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70cmのスズキ。16Lクーラーに無理矢理押し込め。この次の釣行から35Lクーラーを持ち込むようになりました(笑


大物以外で持ち帰った釣果魚種も挙げておきます。
→マアジ、マルアジ、サバ、マハタ、サゴシ、バリ(アイゴ)、アナゴ

泳がせ釣りでは、スズキの他にアカエイと大きなサバフグも釣れました(どっちもリリース)。


そうだ、フグ!
糸島の釣りではフグ野郎の群れとのせめぎあいに手を焼きました。
秋に向け、季節が深まるたびにビシを追い回す大量のグーフー達のサイズがどんどん大きくなっていきました。

本当に大変でした・・・。

(日本全国、釣り人共通の悩みだとは思いますが)

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ビシを追って浮上するグーフー。1匹しか写ってませんが周囲にウヨウヨいます・・・。


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泳がせに掛かったデカいサバフグ。遠慮なくエサアジを喰い尽くす悪の親玉。


最も衝撃を受けたのは、令和3年9月24日の釣行で泳がせにヒットした青物らしき大物。絶対に切られるないと思っていた自作ワイヤー仕掛けを鋭い歯で削り切られて逃げられました。縦にも走る独特な引き方から、大きなサワラだった可能性が高いと考えています。

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切られたワイヤー仕掛けと元々の姿。太い強化版も作りましたが、再戦の機会はありませんでした。


でも、この海で僕の心の中で主戦場となったのは、チヌ(クロダイ)との勝負でした。

チヌらしきヒットは7回。そのうち5回は釣りあげることができましたが、2回はバラシました。釣れたチヌのサイズは30cm、31cm、46cm、50c、52cm。バラシた2回はどちらも明らかに52cmのチヌより数段強力な引きで、もし釣りあげられていたら間違いなく自己記録更新だったと思います。

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R3.7.30釣行でのチヌ(52cmと50cm)。僕の糸島最良釣果でした。


逃がした青物とチヌのことを考えると後ろ髪を引かれる思いがありますが、合計10回の糸島釣行は総じて素晴らしい経験でした。



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糸島小富士(可也山)が見下ろす開放的な素晴らしい風景に囲まれた海に、たった一艘で浮かぶ手漕ぎボート。孤独感によって感覚は研ぎ澄まされます。吹き渡る風、流れる潮、近くに感じる鳥や魚の生命感。日常を逸脱して臨むこの海での釣りは、まるで瞑想のような深い自然との一体感を与えてくれました。

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穏やかな稜線が美しい「糸島小富士(可也山)」が見下ろす海。大好きです。



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糸島の豊かな自然の姿は本当に美しいと思います。



そんな環境の中で、これまで長い間ずっと抱えていたチヌ狙いでの迷いやイメージのズレが「カチリ」とハマった瞬間があり、新しい引き出しを得られた実感があります。具体的には、頭では理解したつもりでも実感にズレがあった「ダンゴ釣り」と「コマセ釣り」それぞれのイメージが綺麗に統合できました。

糸島での釣り経験は、今後の僕の釣り人生でもきっと宝物のひとつになってくれると思います。


糸島の海の神様、良い釣りを本当にありがとうございました!

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いつも見送ってくれたアオサギちゃん。きっとまたいつか会いましょう!

2022年2月11日 (金)

【特別編まとめ①】2年間の福岡赴任中の釣りを総括します。

福岡生活での釣りが終了。

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「特別編」と題し、令和2年4月10日の記事からスタートした福岡編。

コロナのせいもあり、ちょっとばかり予定より早くなってしまいましたが、まとめをして終了しようと思います。

今回から4回に分けて、特別編のまとめ記事をポストします。

まとめ① → 本記事。
まとめ② → 糸島(福岡)・玄海マリーナさん釣行の振り返り。
まとめ③ → 仮屋(佐賀)・孝好丸さん釣行の振り返り。
まとめ④ → 赴任生活中の魚料理とワインについて。

最初のまとめ記事になる今回は、釣果全体の振り返りと、九州での釣りの総合的な印象をまとめておきたいと思います。



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≪福岡生活での釣果全体のまとめ≫

・釣行期間:令和2年6月28日~令和4年1月14日 → 約1年7ヶ月
・釣行回数:17回(糸島(福岡)10回、仮屋(佐賀)5回、北九州(福岡)2回
・合計持ち帰り釣果数:479匹
・釣行1回での最多持ち帰り数:100匹
・釣行1回での最小持ち帰り数:  2匹
・釣行1回での平均持ち帰り数: 28匹

☆大物釣果(全長)ベスト5!

①ブリ・80cm・仮屋(佐賀)
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R4.1.14 仮屋湾(佐賀)。最低水温期にもかかわらずこんなのが・・・。九州恐るべし!


②エソ・71cm・仮屋(佐賀)
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R3.11.26 仮屋湾(佐賀)。美味しさも含め、釣り人生有数の衝撃でした!!


③スズキ・70cm・糸島(福岡)
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R3.9.24 糸島(福岡)。牡蠣棚からうまく引っ張り出せました♪


④ヒラメ・65cm・仮屋(佐賀)
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R3.11.10 仮屋湾(佐賀)。嵐の初釣行での忘れられない出会い。


⑤チヌ(クロダイ)・52cm・糸島(福岡)
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R3.7.30 糸島(福岡)。チヌ(クロダイ)の自己記録。牡蠣棚の可能性は無限大です。

*R3.5.30糸島釣行で釣れたアナゴは57cmでしたが大物と言えないため除外。



☆出会った魚種 : 25種類(リリース含む)

Fukusuugyokakuchart
Ippikigyokakuchart
Releasenomichart


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分かりそうで分からない「謎のハゼ」。あなたのお名前なんてーの?



全体を一覧すると、こんな感じですね。「大漁だった」と言ってよいと思います。福岡生活での釣りはとてもよく釣れました!

初めて出会った魚はというと、「アオハタ」と「ヨコスジフエダイ」の2種類だけ。関東からの距離の遠さを考えると、意外に少なかったという感じでしょうか。

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ヨコスジフエダイちゃん。クセのない白身で、大きくなるとそれなりの高級魚だそうです。



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≪福岡の釣り情報に実際に触れてみて≫

だいたいみなさんも同じだと思いますが、福岡に来る前、「玄界灘での釣り」にはカンパチやヒラマサなどの大型青物や、クエにアコウなどの根魚を落とし込み釣りで釣るような「豪快なイメージ」を持っていました。

この2年間、実際に福岡に住んで釣り情報を収集してみたところ、現在は以下のようなイメージになりました。

・「九州ではさまざまな釣りが盛ん!」
沖釣りでは確かにイメージ通りの豪快な釣りもたくさん行われています。ただ、ジグやタイラバなどのルアー釣りが主流になっていて、泳がせ釣りや落とし込み釣りは相対的にかなり少ない(減ってきている?)ようです。

・「ルアー釣りは沖でも陸でも盛ん!」
ルアー釣りは陸釣りでも盛んです。シーバス、アジング、エギング、メバリングなど、若い人の釣り人口がかなり多いです。関東とは比較にならないくらい、若者の趣味としてメジャーな位置を占めていると思われます。

・「ファミリー釣りも盛ん!」
堤防や海釣り公園でのサビキ釣りやカゴ釣り、河口域でのウナギ釣りなども盛んで、シーズン中の堤防はファミリーはもちろん、子供から老人まで幅広い年代の人達でにぎわっていました。海が近いので自然といえば自然なことだと思います。

・「男女グループで釣りをする人が多い!」
若い男女グループが、バーベキューイベント感覚のような感じで釣りに来ている姿を何度も見かけました。逆に、ボート釣りや筏釣りにひとりで来る人はかなり珍しいようで、僕自身、糸島でも仮屋でも初釣行の時に「ひとりです」と言った時にはスタッフさんに少し訝しがられました。

・「ダンゴ(ダゴチン)釣りも盛ん!」
平均年齢はかなり高め?ダゴチン釣りをする人には長年一筋に極めていくような方が多いように思います。釣り場の近くにオリジナル配合のダンゴエサをすぐに使える状態で販売しているプロショップのような店もあったりして非常に便利です。仮屋湾では釣り筏も多く、手作りの竿を使っているベテランさんの姿を何度かお見掛けしました。



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≪総合的な印象について≫

福岡は大都市なのに海までの距離が近く、マリンレジャー好きな人には天国のような場所。県内からはたくさんの遊漁船が出ていて、アクセス良く豪快な釣りを楽しむことができます。

さらに西まで車で少し足を延ばすと、佐賀県唐津周辺や長崎県平戸周辺など、無数の優良ポイントを擁する釣り天国があります。1月の最低水温期になってすら海釣り公園でさえ大型青物が揚がっているなど、釣りシーズンの長さも関東と少し異なることには驚きました。


そんな豊かな釣り情報に触れながら、この2年間自分で実際に経験した釣りと、過去10年ほど経験してきた関東での手漕ぎボート釣りを比較してみたら、こんなことが頭に浮かんできました。

「九州の釣りは、決して関東と別モノというわけではありませんでした!」

「大物の魚影の濃さ」は、確かに九州の海に軍配があがります。釣り場の混雑度などの「釣りやすさ」も九州が上です。それに、各地の牡蠣棚についている魚の味(脂)はとても美味しいです。

しかし、魚種の豊富さや全体の魚影の濃さ、釣り味については意外なほど関東と変わりありません。また、東京湾の金アジ・黄アジの美味しさは九州の魚にも引けを取らないと思います。

また、「釣り方」についても、関東で慣れ親しんだ釣りをそのまま同じ感覚で使うことができました。


本来なら、現地の釣りをもっともっと勉強して釣りの引き出しを増やすべきだったと思いますが、コロナ等の影響で現地の釣り人との交流がほとんど実現できなかったなどの壁もあり、やむを得ず関東流をそのまま続けた形でした。しかし、結果として海から得られたリアクションには、やはり学ぶべきこともたくさんありました。


九州の海の神様、楽しい釣りをさせていただいて本当にありがとうございました!



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・・・最後に重要なオマケをひとこと(釣りの話ではないかも)。

「福岡市内の海鮮料理店で出る魚の鮮度には、釣り魚でもかないません!」

博多港は博多駅からわずか4kmほどしか離れていません。そんなほぼ市の中央で水揚げされた活魚がイケスで市内のお店に届きます。

そして魚によっては注文を受けてからのイケス出しで捌いた魚が出てくるので、たとえ釣った魚をすぐに神経締めしたとしても、鮮度そのものではかなうべくもありません。

生のサバのお寿司などは、釣りを趣味とする方でも機会があったら一度は福岡市内のお店で食べてみることをオススメします♪


2022年2月 2日 (水)

【雑談】「ジャック・マイヨール」と「七ツ釜」

ずっと訪れたかった場所に行ってきた話。

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みなさんは「ジャック・マイヨール」氏を知っていますか?

ひと頃は日本でも有名でしたが、もう亡くなってから20年以上。若い人には聞き慣れない名前かもしれません。


ジャック氏が世界的に有名になったきっかけは1本の映画。

Wikipedia - グラン・ブルー(映画)

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この素敵なポスターは今も我が家に大切に飾ってあります。


監督は、今や巨匠として名高いリュック・ベッソン。その実質的な最初の大ヒット作です。

名作です。
決して幸せなストーリーではありませんが、僕にとって胸に深く突き刺さっている、特別な1本。海が苦手だった僕が、海とイルカを好きになるきっかけになった作品です。

(映画の内容には触れません。もし未見で興味のある方がおられたら、ぜひ「完全版」を見てみてください)

この映画に描かれているフリーダイバーの主人公「ジャック・マイヨール」にはモデルがいます。

それが実在の人物「ジャック・マイヨール」



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Wikipedia「ジャック・マイヨール」
1927年4月1日-2001年12月22日。フランス出身のフリーダイバー。


ジャック・マイヨール氏は「人類史上初、素潜りで水深100mを達成した人物」。また、「水性哺乳類だけに起こり、人間には起こらないとされていた『ブラッド・シフト現象(※)』が人間にも起こり得ることを証明した人物」として有名です。

※「ブラッド・シフト現象」…高い水圧の環境下で、体中の血液が内蔵と脳に集まって水圧に対抗しようとする現象。従来の常識では、肺が水圧によって押し潰されるため人間の素潜り限界深度は約60mとされていました。


余談ですが、ジャック氏がフリーダイビングで「水深101m」を達成していた時、腕に着けていた時計は世界的時計メーカー「オメガ」の「シーマスター」。その後の開発テストにジャック氏が協力したこともあり、同氏を題材にした限定モデルも発売されました。中古市場では今も人気ですね。

僕は、昔限定品を入手するチャンスをケチって逃したことを今でも後悔しています(笑



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映画をきっかけにジャック・マイヨール氏のファンになった僕は、同氏の本や出演映像などを漁るようになり、その数奇な半生をより詳しく知るに連れ、さらに敬愛の念を強くしていきました。

そんなファン心理のピークに残る「忘れられない記憶」があります。

1999年の秋、日本で著書の新刊が出版されるにあたり、ジャック・マイヨール氏が来日することになりました。そして、都内の書店でサイン会が開催されることになりました。

その話を聞きつけて、僕は矢も楯もたまらず駆けつけました。

*サイン会が開催されたのは平日。当時はネット予約などというものはまだ存在せず、サイン会参加の整理券配布は早朝現地での先着順でした。当時すでに社会人で日々忙しく働いていた僕ですが、当日は無理やり有給休暇を取って早朝から並びました(1番を取る気マンマンでしたが、気合の差で2番目に・・・)。


そして、ついに僕は憧れのジャック・マイヨール氏の前に立ち、固い握手をかわすことができたのです。
あの、大きくて柔らかい手の感触と人懐っこい笑顔は忘れられません。

その時に同氏にいただいたサインを公開します。

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僕の本名だけマスキングご容赦ください。右下の美しいカタカナもジャック氏本人筆。


サインにジャック氏の手書きメッセージが添えられていますが、その文面をご覧ください。

「Happy Birthday!! Good Luck.」

これは、「今日は僕の誕生日です」と伝えたところ、ジャック氏が笑顔で書き足してくれたものです。
そう、何の偶然か、サイン会の開催日が僕の誕生日と重なっていたんです!(本当の話です)

人生最良の誕生日の思い出のひとつです。



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ジャック・マイヨール氏の人生と「イルカ」の関わりは深く、切っても切り離せない絆のような印象を受けます。特に、30歳の頃に偶然働くことになったマイアミ水族館で飼育を担当した「クラウン」というイルカとの関係は特別です。

ジャック氏に水中での効率的な振る舞い方を教えたのはクラウンなんです。著書「イルカと海に帰る日」で読むことができるクラウンとのエピソードは極めて印象的で、忘れがたいものばかりです。

そんな彼が、人生で初めて自然のイルカに出会った海。

それは日本の海です。

Wikipedia-天然記念物「七ツ釜」
佐賀県唐津市にある複数並んだ海食洞。


ジャック・マイヨール氏は子供の頃、父の仕事の関係で上海に住んでおり、そこから毎年夏になると避暑のために一家で佐賀県唐津市に滞在するのが通例でした。子供時代のジャック氏に素潜りを教えたのは東唐津の漁師たちでした。

そんなある日、七ツ釜の海で素潜りをしているジャック少年に興味を持ったかのように、背後から近づいていた大きな魚影。

それが、ジャック氏が初めて出会ったイルカだったんです。

そんなエピソードを知った当時、いつか唐津、いえ「七ツ釜」に行ってみたい、と思いました。

ずっと心の中に秘めていたその思いが鮮やかに蘇ってきたのは福岡への単身赴任が決まった時。

しかし、七ツ釜は佐賀県の観光地であり、福岡からは県堺を超えるエリアでもあることから、コロナ禍の最中ではなかなか機会に恵まれませんでした。

(県内の糸島へのボート釣りには行きまくっていましたが(笑))


昨年11月、コロナ禍がほんの少し落ち着いていた時期。ついに僕は七ツ釜の地を訪問を果たすことができました。実に20年以上を経てやっと思いが実現したことになります。


「七ツ釜」は海食洞(波による浸食で出来た洞穴)で、波の穏やかな日には観光船で海から接近して観望することができます。

また、陸路で行けば、徒歩でいける展望台を含む、素敵な散策道もあります。

海岸の独特で複雑な岩の形(柱状節理)と、悠久の営みを越えて並んでいる大小の洞穴の風景は一見の価値があります。

僕はあえて陸路を選び、ゆっくりと周辺を散策しながら展望台を訪れました。吹き渡る風と、海岸の岩肌を洗う波の音が独特なリズムを刻み、何か他の場所とは違う空気を感じる場所でした。

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陸路で七ツ釜に向かうと、途中で風力発電施設を間近に見られます。大迫力!


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七ツ釜展望台に向かう遊歩道。とても気持ちの良い原っぱです。


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原っぱの海側の縁に「乙姫大明神」と書かれた女性像があります。竜宮城の乙姫さま?

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展望台から望む「七ツ釜」。ジャック少年もこのあたりで素潜りを楽しんでいたのでしょうか。


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呼子の町から出船してくる観光船「イカ丸」。波が穏やかなら、洞穴に入り込んでくれます。


ちなみに、七ツ釜周辺は磯釣りの1級ポイントとしても有名で、釣り人の姿もよく見られます。



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ところで、「七ツ釜」は、仮屋湾と同じ半島にあります。「隣の海」と言って良い地縁です。

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仮屋湾独特の風景「風力発電とトイレ付き釣り筏」。風情(?)ありますよね・・・(笑


つまり、昨年11月中旬からの約2ヶ月間、僕は敬愛するジャック・マイヨール氏にゆかりのある海で釣りをしていたことになります。

たった5回しか訪れることができなかった仮屋湾ですが、単なる回数では測れない濃密で素敵な時間を過ごすことができました。あの得難い経験が、ジャック氏の遠い面影に通じていたんだと思うと、胸の奥に湧き上がるものを禁じ得ません。

僕にとって、唐津・七ツ釜・そして仮屋湾は特別な場所になりました。

また訪れる機会があるかどうかはわかりません。

しかし、人生の旅路においてこんな稀有な機会に恵まれたことに、心から感謝したいと思います。

時を超えてたゆたう悠久の海の営みに思いを馳せつつ・・・。


2022年1月18日 (火)

【釣行記(船外機)】令和4年1月14日(金)仮屋(佐賀)・孝好丸さん

人生初の単独船外機釣行に行ってまいりました!
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知人からお誘いをいただいた前回の4人釣行から「中4日」での出撃。

もともと釣行候補日に挙げていた日でしたが、前回釣果の消費()や自作仕掛けの補充が間に合うかわからず、ギリギリまで出撃するかどうか悩んでいました。

※冷蔵庫が小さいので、次の魚が入らない可能性があるんです(汗

しかし、やはり後悔したくない気持ちが勝利。孝好丸さんに予約を入れたのは前日でした。


予約は筏ではなく「船外機船」。人生初の単独船外機釣行になります。

この「人生初」。もしかすると「福岡生活での最終釣行」を兼ねることになるかもしれません。まだ2月に釣行予定日を一日残していますが、世情等を考えても、どうなるかわかりません。

そんな複雑な気持ちで臨んだ釣行の顛末を報告させていただこうと思います。



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今回の目的は2つ。

ひとつは、初めての船外機釣行を無事にこなすこと。

手漕ぎボートにこだわってきたこともあり、単独船外機釣行はまったくの初めて。まずエンジンスタートから帰港時の係留まで、ひと通りのアクションを経験します。できるだけ誰にも迷惑をかけたくないので、慎重さが優先。また、出航した後は、できるだけ多くのポイントを回って移動やポイントへのアプローチにも慣れたいと思います。そのため、今回は1箇所でじっくり攻めるダンゴ釣りは封印し、コマセ釣りをメインとします。

ふたつめは、前回逃した青物へのリベンジ!

前回泳がせでヒットに持ち込んだものの、スナップが伸ばされてしまい逃がしてしまった青物らしき魚。ここでリベンジを果たして、引きずってしまっているトラウマを癒したい!幸い「中4日」という釣行タイミングのおかげで海の状況はあまり変わっていないはず。前日に作成した強化版の泳がせ仕掛けに掛けることさえできれば、今度は逃がさないはずです。



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孝好丸さんの船着き場に到着したのAM6:50頃。一番乗りです。

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いつも10隻ある気がする船外機船。8隻しかありませんでした。メンテ中かな?


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僕のクルマ(カーシェア)と荷物しかありません。なんか寂しい。


じきに他の方々も現れるだろうと思っていたら、結局7:30頃にスタッフさん来るまで誰も現れませんでした。どうやら今日は僕の貸し切り(?)のようです。

借りたのは1日6,000円の4人乗り船外機船。イケス付き。エンジンはたぶん15馬力。僕にとっては一応記念艇ということになるでしょうか。

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この2隻は4人乗り。レンタル6,000円ですね。今回は右の船にお世話になりました。


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これは両方5人乗り。一日7,000円ナリ。


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タイプは違いますが、両方6人乗り。一日8,000円です。


船外機の扱いは5日前に確認したばかりなので問題なし。さて、出航です!
(エンジントラブルが起きませんように・・・)

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初出航!ドキがムネムネします。




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満潮時刻が7:30頃なので、下げはじめからの釣り。湾奥で2時間くらいトライしたあと、基本に従って湾口のほうに移動しながら探ってみる作戦です。まずは泳がせるアジの調達ですね。

最初は船着き場からすぐ近くにある沖堤防の先端に係留。この潮でアジがいる可能性は少ないポイントですが、その認識が正しいかどうかの確認も兼ねて釣りをスタート。

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この堤防沿いで水深14mもあり、なかなか興味深い場所です。


やはりアジの気配はありません。20分で見切りをつけて移動します。


次は竹の子島の裏にある、いつも乗っている筏付近に行ってみます。なんとなく、風が強い日にアジがいる確率が高いような気がする場所。今日は誰も筏に乗っていないので、その筏に係留させてもらいました。乗り慣れた筏に自分が操縦する船で着けるのはなんだか不思議な気分です。

サビキ仕掛けを投入すると、1発でアタリが来ました!

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見い~~っけ♪


ビンゴ!マルアジちゃん発見!!

入れ喰いではありませんが、ポツポツとアジが来ます。不思議と手持ちで誘っても掛からず、置き竿にすると食ってくる感じでした。

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備え付けのイケス。これは重宝しますね。


10匹ほど釣ったところでアタリが途絶えました。とりあえず泳がせエサに使えそうなサイズは3匹。イケスがあるので弱らせる心配がなく、十分だと思います。時間はちょうど9:30。予定通り移動することにします。



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湾口に向かう予定時間ですが、まずは前回青物ヒットがあった沖堤防で泳がせてみたい気持ちが勝り、一度沖堤防に戻ってみることにしました。

沖堤防の先端のポイントに再び係留し、筏で釣ったアジを投入します。併せて、別の竿で五目狙いのウィリー仕掛けも出します。


カイワリでも釣れないかなぁ、とウィリー竿を振って30分。

泳がせ竿に目をやると竿先がガクガクと暴れていました。どうやらアジが暴れているようです。

ウィリー仕掛けを揚げ、タモの位置を確認してからその様子を見ていると・・・。

徐々に竿先の暴れ方が大きくなっていきます。

ある瞬間にグッと引き込むワケではなく、シームレスにだんだんと強くなっていくんです。

 ガクガクッ!
  ↓
 バタバタッ!
  ↓
 グイグイッ!
  ↓
 ギュインギュインッ!(もはや絶対にアジの力じゃない(笑)

これは間違いなくフッキングしています!竿を取り、一呼吸おいて追いアワセ!

途端に竿が満月に曲がり、魚が暴れるパワーが全身に伝わってきました。

ヒットです!!!

対峙してすぐに確信しました。
青物です!これは前回のリベンジチャンスです!!

この魚、とてもパワフルで何度も何度も引き込みを繰り返すタフさを兼ね備えていました。手漕ぎボートでの戦いだったら、きっと相当苦労しただろうと思います。

しかし、今回は立ち上がってファイトができる船外機船。下半身の力も使って戦うことができます。仕掛けも昨日この瞬間のために作成した強化版。態勢は万全です!

最初に海面に姿を現し、タモ入れを試みた時から、この相手は6回も引き込みました。左手1本では竿を支え切れなくなり、やむなくタモをいったん置いて両手で堪えるシーンもありました。
(翌日、左の広背筋だけが筋肉痛になったのはナイショ)

そうしてやっとランディングした魚は・・・。

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やりました!リベンジ成功!!!


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長いほうのノギスケールを買ってい足しておいて良かった!


全長がちょうど80cmの「ブリ」!前回の失敗を取り返しました!!!

逃した経緯のおかげもあり、喜びはひとしおです。今日は無理にでも出撃してきて良かった!!



魚と海に感謝をしながら、ブリの締めと血抜きをしようとしましたが、いつもの習慣で、ついその前に泳がせ竿を出し直していました。

ふと冷静に戻り、考えてみます。

どうやらこのポイントはブリの回遊コースになっているみたい。回遊があればまた掛かるかもしれないけど、もし釣れたらどうする?

もう同じサイズの魚はとてもじゃないけどクーラーボックスに入りません。

うーむ。じゃあ、どんな魚だったら入りそう?

・・・。

・・・ヒラメやチヌなら、もう1枚くらいは入るかも。
(ぜいたくな悩みだこと)

AM10:30頃、僕は泳がせ仕掛けを引き揚げ、移動することにしました。

おっと、忘れずに挨拶をしておきます。「沖堤防ポイントさん、ありがとう!」



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次に、当初の予定通り湾口方面に向かって移動しました。

しかし、小一時間ほど捜しまわったんですが、係留可能なポイントが見つからず、結局湾奥に戻ることにしました。

ちょっと作戦から外れてしまいますが、やむを得ません。

かなりウロウロと悩んでしまいましたが、狙う魚がヒラメとチヌなので、多少は勝手のわかる竹の子島の筏付近に戻ることにします。
(結局、同じポイントを2往復したことに・・・)



🏁🏁🏁



再び「例の筏」に係留し、時計を確認するとAM11:30過ぎ。ラスト2時間の勝負を、ここに賭けることにします。

泳がせ竿を出し、別にチヌ狙いの竿をセット。今回はダンゴ釣りを封印しているので、チヌ狙いはオキアミコマセでのビシ釣りです。

しかし潮汐は既に下げ八分。湾奥は基本厳しい時間帯です。積極的に仕掛けを打ち返してみるものの、アジどころか、ツケエサのオキアミが毎回キズひとつ無い状態で戻ってきます。

まあ、少なくとも13:00頃の干潮を超えてしばらくするまで、状況は変わらなそうです。開き直って、ゆっくりと食事をとることにします。

筏の上を散歩したりしながら、コンビニで買ってきたおにぎりやらサンドイッチやらを必要以上にじっくり味わいました(笑


13:00過ぎ、図ったようにチヌ狙いの竿のエサが齧られるようになりました。エサ取りの気配が出てきたようです。打ち返しのペースを早めて寄せを効かせるようにします。

すると、エサが綺麗に無くなるようになりました。針に掛からず、ハリスにも傷が無いところを見ると、たぶんエサ取りはチャリコあたりでしょうか。

と思っていたら、久しぶりにアタリが来ました!

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君、目つき悪いなぁー。


やたらと目つきの悪いフグ野郎です。

続いて、またもやアタリが!

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君、悪人顔やなぁー。


エソは好きですが、持ち帰るには30cm以上は欲しいところ。この子は尺に足りなかったのでお帰りいただきました。


なんだか、急に魚種が増えてきました。

なんとなくですが、昨年10月の糸島での最終釣行を思い出しました。

あの時、妙にいろいろな魚が顔を出し、まるで海からお別れの挨拶を受けているような気持ちになりました。そして、その1日の厳しい状況を劇的に覆すかのように、納竿直前、最後の最後に本命のチヌが釣れました。

今回の釣行は、僕にとってはまだ最終ではありませんが、今後の世情等によっては九州最後の釣りになるかもしれません。

午前中のブリといい、もしかすると仮屋の海の神様が最後のご挨拶をくれているのかもしれない・・・。

ちょっと、おセンチ(というよりオカルト?)過ぎるかもしれませんが、そんなことを考えてしまいました。


しかし、そんなポジティブシンキング(?)も虚しく、エソくんのあとはまたエサが綺麗に残るように・・・。

そんな状況のまま、時刻は無情にも13:30を経過。14:00には帰路につきたいので、もう後片付けを始めなければいけない時間です。やむなく置き竿にして、片付けを始めました。

今、エサが残るのは魚がいないせいではなく、きっと大物がうろついているせい・・・。せめてそんな都合の良い海底のイメージを思い浮かべながら、道具類を片付けます。

15分ほどで、竿以外の道具類をすべて片付け終わってしまいました。


さて、泳がせ竿とチヌ狙いの竿、どっちを先に片付けるかな・・・。そんな気持ちでそれぞれの竿に目をやると・・・。

チヌ狙いの竿が大きく曲がり、ラインが斜めに走っています!



すかさず竿のもとに駆け、しっかりと竿を握ります。強すぎないように慎重にアワセを入れると、ズッシリとした魚の重量感が竿に乗りました。

大物です!

ブリに比べると可愛いくらいでしたが、しっかりと力強いファイトを見せてくれた魚は・・・。

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まさかの本命!!

チヌ(クロダイ)でした。本命です!

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45.5cm、良型です!短いほうのノギスケールもあるんですよ(笑


信じられません。本当に最後の最後にチヌがきました。
海底の勝手なイメージはあながち間違ってはいなかったようです。

あんなに雰囲気が悪かったのに・・・。もしかすると本当に「最後の挨拶」なんだろうか?

喜びと同時に、そんな複雑な思いが巡りました。

時計を見ると「13:54」。これで本当に今日の釣りは終わりです。


普段なら、飛び上がるほど嬉しいはずの今日の釣果。

しかし、この素敵な海に出られることは、もしかするともう無いのだろうか。

いや、まだ分かりません。2月にも予定は立ててあります。

でも、心から湧いてくる今の気持ちに素直になってみるのも、悪いことではなさそうです。


僅か「約3ヶ月」。ほんの短い間でしたが、心に残る釣りをすることができました。

仮屋の海の神様、素晴らしい恵みを本当にありがとうございます!


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船外機くんも、ありがとう!よく働いてくれました。



🏁🏁🏁



持ち帰り釣果:ブリ1(80cm)、チヌ1(45.5cm)、マルアジ7(最大28cm)

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アジは泳がせで3匹消費。今回もすべてマルアジでした。


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デカい!


冷静に考えると、このブリは福岡生活での最大魚です(次点は71cmのエソ)。また、サメを除く国内釣果でも、僕の釣った最大全長の魚になりますね。間違いなく、僕の中の記録に残る魚です。

でも、より記憶に残る魚はチヌのほうかもしれません。

糸島でも、仮屋でも、最後の最後に釣れた魚はチヌでした。それも立派なサイズです。きっとチヌは僕にとってこれからも特別な魚であり続けるだろうと思います。

(まだ福岡生活での釣りが終わったと決まったワケではないので、「仮」最終としておきます)



🏁🏁🏁



投稿時時点までのめぼしい料理写真を並べておきます。

東京に戻ると、たぶん料理は僕の役目にならないので、こんな写真も当分は出てこないかもしれません。
(子供が独立したら、きっとまた料理をするようになるような気がします)

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当日のブリのお刺身。


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ブリカマの酒蒸し。盛り付ける時にちょっと崩れてしまいました。


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チヌ(クロダイ)の骨なし殻なしアクアパッツァ。ワインはリースリング&ソーヴィニョンブラン。

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2日間熟成させたお刺身の3点盛り(マルアジ、ブリ、チヌ)。どれも旨味が増して美味しい!


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マルアジのムニエル・・・と言いたいけど、手間を省略して粉をはたかなかったので「バター焼き」ですね(^o^;。

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お弁当にも入れられるようにお刺身サイズで作ったブリの煮付け。


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酒蒸しのスープを伸ばして雑炊にした「チヌの酒蒸し茶漬け」。ワインが少し入っていて酸味がクセになります。


2022011447
今回の集大成。アクアパッツァと酒蒸しのスープと塩麴焼きの出汁油を合わせて作ったパスタにブリカマの塩麴焼きを乗せました。旨味の塊。最高の逸品でした!



🏁🏁🏁



今回の記事中で何度も言及してますが、予定ではまだ2月に釣行予定日が残っています。

もし出られたら、今度はマイアンカーを持参し、船外機船でアンカリングしての釣りをやってみたいと考えてます。もし実現すれば、きっと面白い釣りができそうです。

もし出られなかったら、もう福岡在任中の釣りはありません。


いずれにせよ、年度内には福岡生活での釣りを総括する記事をポストしたいと思っています。

願わくば、いま一度の機会が得られますように・・・。



2022年1月12日 (水)

【釣行記(船外機)】令和4年1月9日(日)仮屋(佐賀)・孝好丸さん

2022年の初釣行!仮屋湾で船外機船に乗ってきました。

202201090

今回はいつもの単独釣行ではなく、知人の船外機船釣行に同行させていただきました。

船外機とはいってもダゴチン釣りがメインなので、カセ釣りに近いスタイルですね。移動ができる強みを活かして、筏とは違うポイントを攻められます。

季節は真冬。快適な時期とはいえませんが、楽しい釣りになることは間違いなし!
さて、どんな釣りだったかをご報告したいと思います。
(トラウマ級の大失敗あり)



🏁🏁🏁



釣行先は、僕にとって4回目となる佐賀県・仮屋湾の「孝好丸」さんです。

乗船者は総勢4名。ダンゴ釣り一筋の大ベテランで孝好丸常連のFさん。それにそのお弟子さん(?)のお二人(Nさん、まっつーさん())。人数の多い釣りは久しぶりです。

※このブログの開始当時(約10年前)に何度か名前が登場した「まっつー」さんです。当時、福岡から東京に赴任されていて、何度も一緒に釣行しました。今は立場が逆になったワケです。本来ならもっと早くからご一緒するつもりでしたが、コロナの影響で今回やっっと同行が叶いました。



🏁🏁🏁



今回の目的は主に2つ。

ひとつは、船外機船の扱いを確認させてもらうこと。

僕は小型船舶免許を持っていますが、実は一度も船外機船での釣行経験がありません。経験なしでいきなり単独釣行に挑むのも不安なので、この貴重な機会に船外機の扱いかたを学びたいと思います。

ふたつめは、ダンゴ釣りメインでいくこと。

福岡にきてから何度かダンゴ釣りをしましたが、短時間だったり片手間だったりして、まともな釣りが出来ていませんでした。今回は腰を据えて取り組みたいと思います。

とはいえ、泳がせ竿は出せるなら出したいという気持ちもあり、持っていくタックルは前日まで悩みました。ダンゴ釣りに絞るかどうか・・・。結局、念のためほかの釣りもできるタックルも持ち込むことにしました(これが僕のメンタルの弱いところ)

結果、荷物が20kgを軽く超えるレベルになってしまい、車で迎えにきてもらったまっつーさんに「旅行でもいくのか」と驚かれてしまいました・・・。



🏁🏁🏁



孝好丸さんで一番大きいサイズの船外機船に乗船。6人乗りで、1日レンタル8,000円。かなりリーズナブル。場合によっては単独釣行でも選択肢に入るくらいですね。

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仮屋湾初の船外機!何度か操舵もさせてもらいました。


※今回はいろいろ教わりながらだったり、ダンゴ釣りに集中している時間が長かったりして、写真が少なくなっています(まだ不慣れで要領が悪いため、ダンゴ釣りをしていると他のことが手に付きません)。


最初のポイントは湾内にある真珠の養殖棚。そこにある無人のカセに係留して釣りをスタート。

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最初のポイントにて。こんな感じで4人並んでダンゴ釣り。


ここではダンゴ釣りに集中して2時間くらい「場」作りをしましたが、4人とも釣果がなく、エサもほとんど取られない状況が続いたため、移動することに。

次のポイントは、僕がよく乗っている筏の近くに浮いている牡蠣棚でした。

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見えにくいですが、遠くにいつもの筏が見えます。たくさん人が乗ってますね。


ここでも苦戦。

魚の気配はあり、細かいアタリはよく出ますが、なかなか掛かりません。エサ取りサイズのみのようです。

たまに掛かって揚がってくるのは・・・。

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ミニアラカブ(カサゴ)ちゃん。リリースですね。


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さらに可愛いチャリコっち。大きくなって帰っておいで。


魚の姿が見られるので前のポイントよりは良い感じですが、持ち帰れるような魚は出ません。
(でも、久しぶりに筏竿で魚とのやりとりが出来たのは楽しかった)

みんな大体同じような感じ。Fさんがカイワリを釣られていましたが、小さめだったのでリリース。

ここにも2時間くらいで見切りをつけ、再度の移動をすることに。


AM11:30頃、時間的には最後のポイントになりそうです。

係留したのは沖堤防の先端。潮当たりの良さそうな場所。

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これは別のボートさんが着けているところ。こんな感じで入ります。


水深を測ろうと、コマセ無しのサビキ仕掛けを落としてみたら、着底する前にガクガクとアタリが来ました。

揚げてみると良型マルアジの2点掛け。これじゃ水深測れないかも(笑


ここまで実質ボウズだったので、急遽サビキでおかず分のお土産を確保することにします。ついでに泳がせ竿も出しました(せっかく持ってきたので)


この沖堤防、驚いたことに水深が14mもありました。すぐ近くでナブラが立ったりして、大物の気配もあります。しかも海中では堤防の形状が変わっているようで、漁礁のような役割もあるのかもしれまません。

アジは15匹ほど確保したところで終了。海底が漁礁っぽいなら根魚も期待できるかも?と思い、アジの切り身を作って投入してみます。

すると、すぐに良いアタリがあり、なかなか強い引きの魚が掛かりました!しかし、これはバラシ(尺上はありそうな引きだったので残念!)

その2投後には、良型のアラカブ(カサゴ)が釣れました。狙い通りです。


事件はその時に起こりました。

「切り身でアラカブきました~」なんてみんなに言っていた時。

背後から涼やかな鈴の音が鳴り響きました。泳がせ竿に付けた鈴です。

目をやると、泳がせ竿の竿身が引き込まれて大暴れしています!

泳がせ竿にヒットです!!!

アラカブをほっぽりだし(笑)、泳がせ竿を手に取ります。

かなりの走りっぷり。首も激しく振っており、明らかに「青物」。


しかし、竿を立て、力を入れて引きに対峙した瞬間、「ズボッ」という手応えとともに、竿先がハネ上がりました。

残念・・・っ!どうやら針が外れてしまったようです。

ワイヤー仕掛けなので切られるはずはありません。そう思いながら仕掛けをあげてみると・・・。

なんと、スナップ付サルカンのスナップが伸びてしまっていました。

2022010915
ガーーーン!!!(@。@)


9年前のトラウマ(この記事)の再来です。

当時の反省から、泳がせ仕掛けはパーツひとつに至るまで強度を計算して作っていて、ドラグもそれを考慮して設定しています。本来なら、こんなことは起こるはずがありません。

おそらく、スナップに歪みか曲がりが出来ていたんだと思います。気づきませんでした・・・。完全に自分のミス。またやらかしてしまいました。


すぐに泳がせ竿を出しなおそうと思いましたが、あいにくすでにアジの気配は消え、結局最後までエサの再調達は叶いませんでした。


あと、もうひとつ残念だったのは、バラして竿先がハネ上がった時の反動で、8年以上使っていた手製の「鈴」が彼方に飛んでいってしまったことです。いろんな思い出があり、良い音でなる鈴でした。後継の鈴をまた作らないと・・・。

(参考)泳がせ竿用の「鈴」を作った時の記事


気持ちが落ち着くまでしばらくかかりましたが、落ち着いてからはダンゴ釣りを再開しました。しかし、ダンゴ釣りでの釣果は追加することができませんでした。


14時頃に納竿。

船内でも他に釣れたのは、チャリコ、カイワリ、アラカブ、フグ・・・という感じ。残念ながら本命と呼べるお魚さんの顔には出会えませんでした。

でも、船の上ではいろいろな言葉や表情が飛び交い、とても楽しい釣行でした。

Fさん、Nさん、まっつーさん、本当にありがとうございました!



🏁🏁🏁



持ち帰り釣果:マルアジ15、アラカブ3、カイワリ1(アラカブ1とカイワリ1はもらいもの)

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アジは全部マルアジですが、型はまあまあかな?食べやすいサイズです。


年末年始を挟んだせいか、釣り魚での食事は久しぶりな気がします。

当日はお寿司にしました。

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マルアジ、カイワリ、アラカブ(カサゴ)の3点盛り。選んだワインもよくマッチして最高でした!


残りのアジは大半をフライにして、その大半をお弁当用に冷凍。

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釣りアジのフライは本当に美味しいですよね。どうしても外せない一品です。


釣行翌々日の夕食はお酒をふって2日寝かせたマルアジの手巻き寿司。

想定通りに旨味が増していて美味♪

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海苔は絶対に炙らないといけません。全~然、違います!


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熟成成功!マアジに劣るといわれるマルアジですが、本当に美味しいです!


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マルアジの出汁茶漬け。韓国海苔フレークを入れてみたら海苔に主役を奪われてしまいました(^o^;。



これにあの青物が加わっていたら、良い思い出になったんだろうなぁ(自業自得ですが)。



🏁🏁🏁



さて、いよいよ福岡での釣りはラストに向けてカウントダウンに入ってきました。

たぶん行けてあと1~2回というところでしょうか。

今回の泳がせへの青物ヒットは、季節的には想定外でした。でも逆に言えば、まだ青物狙いの釣りができるということでもあります。

どんな釣りをするにしても、泳がせ竿は外せないようですね!

仮屋湾での釣り、良い締めが迎えられますように。



2022年1月 5日 (水)

【謹賀新年】明けましておめでとうございます!

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羽田⇄福岡 眼下に見える富士。

 

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