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2023年10月の1件の投稿

2023年10月17日 (火)

【釣行記】令和5年10月16日(月)京急大津・石田ボートさん

やっと、やっと行けたタチウオ狙いの釣行です!
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今年は年始に「タチウオを狙う」と掲げ、まだ開幕前の6月にタチウオ仕掛けを入れてみるほど大津のタチウオに強い思いを抱いています。

なのに、いざシーズンが開幕してみると悪天候に祟られて全然出撃できませんでした。振り返ってみると7月、8月、9月の間、一度もタチウオを狙うことができませんでした。
(唯一夏に出られた8月26日釣行は海外から一時帰国中の母と妹家族のためのアジ狙いだったためタチウオ仕掛けは使わず)

この間に消費した有休休暇は実に4日(釣りのためでしたが、悪天候ですべて無駄に…)。


なんだか愚痴モード全開で始まってしまいました(^^;。

とにかくやっと、やっっと出られた「大津でのタチウオ狙い釣行」です!!



🏁🏁🏁



そんな、いつもより思いの強い釣行でしたが…。

結果は本命ボウズ

扉絵に記載したとおり、自分の引き出しが足りませんでした。


そんな無念の釣りを短めにご報告します。



🏁🏁🏁



今回は、風も潮も申し分のない条件でスタートできる日でした。

大潮の下げ一分から始まり、潮の予想も比較的容易。北風は弱くヤマダ電機前への立ち入りも問題なし。遠方の台風のうねりが少し予想されるものの問題にならない程度。下げ五分を過ぎるあたりからは不安定になるかもしれませんが、朝方は理想に近い状況。
(こうして冷静に振り返ると、さらに悔しくなります(笑))


🏁🏁🏁



【出船前】

今年の平日釣行はすべて「金曜日」。最近の大津は金曜もとても混んでいるので、今回も朝4時半に到着するように出発しました。

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朝5時の大津。美しい夜明けです。


そしたらなんと港の駐車場は「1番乗り」。5時になっても駐車場には6台しか車がいませんでした。にゃるほど~。月曜日は今でもこんなに人が少ないんですね。

ちなみに僕の平日月曜日釣行は9年振り。おそらく働いている限り今後も無いと思います。

*実は現在、永年勤続記念の特別休暇中。旅行も入れずに平日釣行三昧を計画していましたが、予報の悪い週に当たってしまいました・・・。


岸払い直前の大津港のスベリには石田丸さんと他店ボートを合わせて15~16艘が並んでいました。

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今回は26番艇。記憶では初めて乗るような気がします。



🏁🏁🏁



【実釣報告】

大潮。満潮5:56、干潮11:43、潮汐差109cm。お昼頃まではずっと下げ潮。朝方は北寄りからの潮が入り、ヤマダ電機前に魚が溜まる。まさにタチウオ狙いにベストな状況になりそう。

そして実際、9時半くらいまではまさにそのとおりの潮でした。


①ヤマダ電機前 AM7:10

1番乗りでポイントに入りました。水深28m。北北西からの早い潮。狙い通りです。まず冷凍イワシを付けた泳がせ仕掛けを出し、続いてアジ狙いのウィリー竿も出しておきます。そして3本目を手持ちでタチウオを狙います。テンビン仕掛けに切り身餌。

1投目、いきなり反応がありました!

しかし、切り身の針に届かない部分のみスッパリ切り取られ残念。この活性ならすぐに釣れそうだと嬉しくなります。

ところが、2投目を投入するとかなり浅いところでオモリが着底してしまいました。魚探で水深を確認すると「25m」。しまった、走錨しています!

アンカリングした時に気付いてはいました。このボート、アンカーロープがいつもより短めです。水深28mのはずなのに、アンカーが着底した時に残りのロープが2~3mしかありませんでした。

少しうねりがあるため、すべてのロープを出してもアンカーが歩いてしまうようです。

数艘のボートが浮かぶポイントに漕ぎ戻りますが、ラインを変えながら2度アンカーを打ち直しても止まってくれません。周辺の中で、僕1艘だけが走錨していったり来たりしています(流し釣りをしていると思われたかもしれません(^^;))

しょうがないので勝手に止まるとこまで流されるに任せ、そこで釣ることにしました。

止まったのはたぶん青山看板前?最初のポイントから東に50~60m離れたところ。水深27mでした。

タチウオ仕掛けをシャクっていると、置き竿のアジ竿が絞りこまれました

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今日最初の1本。これがこの日最大(41cm)でした。


その後、良型(25cmクラス)のアジが良いペースで掛かってくるようになりました。

底は砂地ですが、噂通りアジも良いエリアのようです。しばしアジ釣りに集中し、オカズ確保に勤しみました。
(泳がせの冷凍イワシを替えたかったんですが、小さめのアジは釣れず)

アジを14~15匹釣ったところでフグが登場。少しポイントを休ませます。

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サバフグ!!大津では比較的少ないけど1番ヤバいやつ。


しかしこのフグ以降、アタリがパタリと止みます。

タチウオか青物が来たかと思いましたが、いくらシャクってもアタリなし。潮を確認すると、かなり緩んできています。時刻は9時半。やはり下げ五分で潮が変わってきたようです。

この後は潮が止まるか、または東寄りの潮に傾きそうな気がしたので、このヤマダ電機前エリアは切り上げることにします。
*たぶんですが、この判断が本命ボウズの決め手になったかもしれません。ずっとここで粘れば、もう一度時合があったかも。


ガレ場への移動の最中、西に見えた素敵な景色のミニアルバム。

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大きな白い船。調べてみたら「はまゆう」。今年横須賀⇔新門司港に就航した新しいフェリー。初めまして!!

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真っ白に雪をかむった富士山。大きな雲を従えてますね。


②ガレ場 AM10:15
少しでも潮通しの良いポイントが良いかとガレ場を選択。水深27m。しかしここは大ハズレでした。2投で2本の針をロスト。ハリスも歯形でガタガタ。泳がせ竿の冷凍イワシも瞬殺。さらに、こんなことまで・・・。どうやらフグだらけのようです。

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かなり小さいアジだったようですが、フグ野郎どもに容赦はありません。

30分弱で退散決定。


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帰宅後に確認したガレ場の水中映像にウヨウヨ写っていたフグ野郎ども。視界が悪くてもコレなので、見通しが良かったらいったいどれだけいることやら・・・。


③五ッ根 AM11:00
前日の冷たい雨が気になりましたが、まだ水温が高めなので夏のポイントも行けるかも、と思い五ッ根へ。水深19m。しかしここもフグだらけ…。

30分強で退散決定。


④中根東 AM12:10
五ッ根からまっすぐ沖に出て、魚探でポイント探しをしてみましたがめぼしい場所が見つからず。かなり長時間迷った末に中根東付近に入りました。初めて入るポイントでしたが、東からの潮に合いそうな場所です。

もう残り時間がありません。ここではタチウオ仕掛けを真鯛仕掛けに変えて3本竿で臨みます(あまり成功したことがない欲張りスタイル)

ウィリーに最初に掛かってきたのはこの小さなお客さま。

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ちっっさいカタクチイワシ。よく食いついたね(@.@)。


針から外さず、このまま再投入させていただきました(ゴメンネ

すると、そのウィリー竿にアタリが!!

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ウィリーに来た良型アジ。元気な引きでした。


ここから入れ食いに近い状況になりました。

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次々に掛かります。これもウィリー。引きも強く、活性が高いみたい。


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先針のオキアミ餌に来た1尾。


しかし、置き竿に尺アジが掛かった時に泳がせ仕掛けをひどく巻かれてしまい、強制的にゲームオーバー。
(やっぱり欲張りスタイルはオススメではありませんね)

13:20に納竿。

1匹だけ小さなアジが釣れ、すぐに泳がせ竿の冷凍イワシと替えましたが、活躍してくれることはありませんでした。

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帰路の穏やかな海。しかし暑いんです。



🏁🏁🏁



持ち帰り釣果:マアジ21(41~14cm)

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海水氷の塩を少し効かせすぎたら目が凍って白くなってしまいました。



*1番大きいのと1番小さいのを除くと31~23cmと食べごろの良型が揃ってました。これにタチウオが1本でも混じってくれていたらなぁ。

本命ボウズは今後の課題を広げてくれました。

最初のヤマダ電機前では、いくら走錨があったとはいえ、タチウオのアタリを出すチャンスはあったはずです。
引き出しが足りなくて柔軟な釣りができませんでした。

多少ポイントを外れてもタチウオの注意を引くような手段や、もっと多彩なポイントの入り方を試せたら、あるいは結果は違ったかもしれません。

ルアーやテンヤも用意しておくべきだったかも(冷凍イワシは泳がせのつなぎ用に持ち込んでました)

リベンジに飛び出したいところですが、長期休暇の後半はとても手漕ぎで出られる予報ではありません。残念!(>_<)


🏁🏁🏁



この季節では貴重な穏やかな1日でした。

しかしベタ凪に夏日だったので、日中は相当暑かったです。朝方の冷え込みを考え、下半身だけ冬スタイルにしたんですが、かなり汗をかいてしまいました。

この季節の海の上の服装は難しいですね。



🏁🏁🏁



せっかくの長期休暇なのに、今回の1回で釣りは終了しそうです。週後半は晴天だけど強風予報。風が関係ない趣味なら行楽日和だったんですが・・・(泣

もしかすると、このままタチウオ狙いは来年に持ち越しになるのかも。

・・・ま、それもしょーがないかな。

「何事でも目的を達し意を遂げるのばかりが楽しいと思う中は、まだまだ里の料簡である。その道の山深く人った人のことではない。
 当下に即ち了するという境界に至って、一石を下す裏に一局の興はあり。
 一歩を移すところに一日の喜は溢れていると思うようになれば、勝って本より楽しく、負けてまた楽しく、禽を得て本より楽しく、獲ずしてまた楽しいのである。」
By 幸田露伴(「幻談・観画談 他三篇」より  )


例えうまくいかない時も、釣りのすべてを楽しんでいきたいですね!


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海苔棚はまだ養生中。もうすぐ海苔が育ってきそうです。



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