【釣行記】令和3年5月30日(日)糸島・玄海マリーナさん
やっと、好天の日にあたりました。約半年ぶりの出撃です!
手漕ぎボートでの出撃で数えると7ヶ月ぶり。本当に久しぶりに海に浮かんできこられました。
この天気図を見てください。文句のつけようのない気圧配置です。
これは前日夕方に確認したときの予報図です。ニヤついてしまいました(笑
🏁🏁🏁
天気のほうは素晴らしいんですが、問題は釣りものです。
昨年、6月末頃に牡蠣棚付近で釣りをしたところ、10cm強くらいのコアジ(九州では「アジゴ」)がわんさか釣れました。このあたりのアジの産卵時期にあまり群体差がないと仮定すると、今の時期はまだ今年生まれたアジが小さすぎて釣れるサイズではないかもしれません。
春イカのシーズンでもあるので、保険としてエギングタックルを持ち込むことにします。
(もし春イカが釣れたら保険というより大当たりなワケですが・・・)
🏁🏁🏁
さて、今回は結果を先に書いちゃいます。
アジ、まったく釣れませんでした(泣
いろいろと手を尽くしましたが、アジ狙いの仕掛けに食ってきたのは一日を通じてフグとサッパばかり。美味しいアジゴちゃんたちに出会うことはできませんでした。
また、保険のイカ狙いは後述の理由でポイントに入れず、ほとんどトライすることができませんでした。
結果、お持ち帰りはこちらの外道1本。
厳しい状況の中で釣れてくれたことに、心から感謝です!
57cmの立派なアナゴちゃん。当日の晩飯を救ってくれた貴重な1本。
🏁🏁🏁
今回のレポートはアルバム形式にしておきます。
【GPSログ&アルバム】
少し沖目の海底地形を見ながらフラフラ漕ぎまわっています。岬の沖の岩礁帯は結構沖まで伸びていますね。
ワクワクする岸払いの瞬間。穏やかで暖かな波と風が気持ち良いです。
午前中はずっとこんな感じの凪でした。こんな海上にただひとり。贅沢な時間ですね!
最初に顔を出してくれたのは量産型グーフー。お呼びでない。
お!アジかも?と期待させてくれたサッパちゃん。お呼びでない。
この写真、アジに見える?サッパちゃん、アジとは黒斑の位置が違います。ゼイゴもありません。
お呼びでない。
超お呼びでない。
お呼びで(以下フグとサッパ省略
岸近くを行き来するプレジャーボート。歓声が響き、楽しそうでした。良い季節ですね!
超小さくしか写っていませんが、シロギス狙いのボートを見かけました。釣れていたようです。
ビシ仕掛けを底に這わせていたら掛かってくれたアナゴちゃん。本当に釣れてくれてありがとう!
糸島小富士の手前に立ち上る白い煙。最初は火事かと思いました。
遠景の山の手前が白くガスってるのが見えますでしょうか?これ全部「煙」です。
この日は焼き畑(?)の日だったのか、糸島の町のそこかしこから畑を焼く煙が立ち上っていました。
貴重なアナゴちゃんは定番の煮穴子に。美味しすぎてごはんを食べ過ぎてしまいました。
🏁🏁🏁
今回の釣りで用意すべきだった保険は春イカじゃなくてシロギスが正解でした。海上ではシロギス狙いのボートを見かけましたが、釣れていたようです。
さて、次回こそは糸島の美味しいアジゴちゃん達に再会したいところです。昨年の様子からすると、狙い目は6月末頃でしょうか。シロギスのシーズン真っ盛りにも入ってますので、ダブル本命でのチャレンジを考えています。
泳がせの楽しみも・・・外せませんね!
次回もどうか良い天候に恵まれますように・・・!
いつ見ても穏やかな稜線が美しいです。
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コメント
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こんにちは
釣り日和に釣果無しと、良く言われましたが
そんな日でしたね
しかし、海の上からの景色は
ボート釣り師へのご褒美であり
癒されます
只気になるのは釣り場のポイント
手漕ぎボートでの範囲はキス釣り場のようで
沖へ出るには遠すぎますね
大津で当てはめると、猿島の沖まで出ないと
釣れないようなポイントが遠く感じます
引き船でもあると良いのですが無理そうですね
投稿: 趣味人たけ | 2021年6月12日 (土) 17時50分
> たけちゃん 様
コメントありがとうございます!
ご指摘のとおり、朝方の海面のベタ凪を見て良い予感はしなかったんですが、久しぶりの海の穏やかさに癒されたのは間違いありませんでした(^-^)。糸島の景色はとても美しいと思います。
玄海マリーナさんの手漕ぎエリアなんですが、やはり無制限とはいかず、あまり沖に出てはいけないそうです。当初は穏やかな日の遠出チャレンジを画策していましたが、仕方のないことですね。
ここでは、アジとシロギス、それにアオリイカが狙い目になると思います(カワハギも可能性あり)。それらの本命に併せてマゴチやソゲを狙うのが吉かな、と今は思っています。福岡市からとても近いこともあり、癒しの釣りとしては最高かもしれません。
でも、大物のロマンを追うなら他の場所ですね。少なくとも船外機船を借りることにはなりますが、玄海灘らしい釣りもしてみたいと思っています。
投稿: HEPPO | 2021年6月13日 (日) 09時55分
はじめまして。
観音崎のなかねボートでレンタルしてアジ、マダイを釣りたいのですが、ロッドはダイワのアナリスターライトゲーム73 H-190・Yと73 MH-190・Yだったらどっちの硬さがいいですか?
メーカーの扱える号数表示はHだと40~100号、MHだと30~80号です。
東京湾だと40号が多く、観音崎だと潮が早いとの事で80号を使うことがあると聞き、どっちでも使えるようにしたいのですが。
良かったらアドバイスください。よろしくお願いいたします。
投稿: ゆう | 2021年6月14日 (月) 15時58分
> ゆうさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
手漕ぎボート釣りを始めた頃、僕も竿の調子に悩みました。
いただいた情報の範囲で的確なアドバイスすることはとても難しいのですが、敢えて無理にでも回答させていただくとすると、MHをお勧めします。
理由は、真鯛を狙う時には仕掛けを海中で落ち着かせる必要がありますが、硬めの調子では置き竿で狙う際、波の上下でビシが激しく動いてしまうからです。
また、竿の対応する重さより重いビシを使う(重り負けさせる)ことでビシの跳ねを抑える方法もあります。
注意点としては、手漕ぎボートは喫水が低いので、竿掛けのスタイルによっては竿の穂先が常に水没してアタリが見にくくなる場合があることと、手持ちで積極的にコマセを振って魚を寄せる際の操作がしにくい(操作を竿が吸収してしまう)ことです。
観音崎は非常に特殊な場所なので、他の手漕ぎボート釣りエリアと同列で比較することはあまり考えない方が良いと思いますが、敢えて汎用性を考えても、MHに軍配が上がると思います。
ゆうさんの釣りキャリアやすでにお持ちのタックルによっては変ってくる部分もあると思います。もし的外れだったら、ご容赦ください。
ゆうさんが観音崎でたくさんの良い魚に出会うことを願っています!安全対策をしっかりと取られた上で、ぜひ海の上での一期一会の釣りを楽しんでくださいませ〜(^O^)/
投稿: HEPPO | 2021年6月14日 (月) 23時59分
ありがとうございます。
あえて対応ロッドより重たいビシを使う事があるんですね。船釣りはじめてのタックル選びなので勉強になります。
HEPPO様のタックルはどんなタックルか教えていただく事はできますか?
またもし可能であれば私があげた以外にもオススメのロッドやリールがございましたら教えて下さい。質問ばかり申し訳ございません。
投稿: ゆう | 2021年6月15日 (火) 01時33分
> ゆうさん
手漕ぎボート釣りの魅力のひとつは必ずしも高価なタックルが必要ない(※)ことだと思います。
※あくまでコマセ釣りの話。ルアー釣りとなるとそう安くは済まないと思います。
そんなこともあり、僕はタックルにあまりこだわりがなく、安いものや古いものが多くて、ほとんど参考にならないと思われます(^。^;)。
竿の調子について
http://heppokonoppo.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-b9b0.html
この過去記事に出てくるうち、「7:3」と「5:5」の竿は今でもレギュラーです。
合わせているリールは5-6千円クラス(アブガルシアの「オレンジマックス」や「ブルーマックス」など)。
正直、ドラグさえ付いていればリールは安物の方が扱い安い(分解メンテがしやすし、消耗品扱いも可)かもしれません。水深付きは便利かもしれませんが、メンテが難しくなりますし、仕掛けの位置はラインの目印で把握する方が正確です。また、ドラグの良いリールは重宝しますが、ドラグ調整をきちんとすれば安いリールでも大物をいなすことは十分可能です。
ドラグ調整参考記事
http://heppokonoppo.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-3197.html
こんな感じの安めの組み合わせでも、40cmクラスのアジ・サバ・イナダは問題なく、60cm・3kgくらいの真鯛までなら実績ありです。
竿は他に、真鯛用にリーディング55のMH220、泳がせ用にゴウインアオモノのMH235を使ってます(どちらも10年くらい前のモデルですが、今でもたまにタックルベリーで1〜1.5万円くらいで見かけます)。
大物狙いになってくるとリール選びは少し難しくなり、具体的な機種のアドバイスはしづらいですが、「糸巻量」、「ギヤ比」、「ラインクリッカーの有無」を釣りものに合わせて選ぶのが良いと思います。「糸巻量」→リールサイズ(=重さ)に直結。「ギヤ比」→ハイギアのリールは手返しが良くなりますが、巻き味が重く体力を必要とします。「ラインクリッカー」→別名ラインアラーム。置き竿で大物が食った時に音で知らせてくれます。泳がせで食った場合、他の竿の仕掛けを上げてから竿を取るのが正しい手順なので、ヒットを素早く察知できることは役立ちます。置き竿に鈴などをつけても同じ効果があるので、必須ではありません。
竿に付ける鈴の参考記事
http://heppokonoppo.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-c459.html
道具選びは楽しいですよね。ゆうさんが気にいったタックルが一番だと思います。末長い相棒が見つかりますように!o(^_^)o
投稿: HEPPO | 2021年6月15日 (火) 13時53分
ご無沙汰しております!
お元気そうで何より(*^^*)!
転勤後の釣行記事、全て読ませて貰っておりますm(__)m
一人暮らしで、油管理人(奥様)いなくなったせいか、華やいだ食卓、よいですね。
ところで、今回の記事、見ながら首を傾げてました。
HEPPOさんの鯵の保険がイカ?
そこは、団子釣りで黒鯛ではないの?
それにサッパをリリース?
コノシロ、ニシン、サッパは焼き魚にすると、香りがほとんど同じ、卵に至っては食感は違いますが、味はほぼ同じで美味なのに放流?
勿体ない(´TωT`)
それにサッパの群れがいるなら、泳がせても良かったのでは?
せっかく違う環境の釣り場を手に入れたのですから、少し脱線しても良いかと思います。
もっと自由に!ケ・セラ・セラ(*^^*)
投稿: AP | 2021年6月22日 (火) 18時45分
> APさん
コメントありがとうございます!
こちらこそご無沙汰しています〜
いやー、耳の痛いご指摘をありがとうございます。
出撃前の僕の葛藤を丸ごと見抜かれた感じがします。さすがAPさんです・・・(@.@)。
いろいろ理由はあったのですが、どれも言い訳。確かにダンゴ釣りにチャレンジするのが本来の僕に一番必要なことでした(^。^;)。
サッパも、実はリリースしたことを後悔しました。過去の釣りで持ち帰ったことが無かったので、何も考えずに逃してしまったんですが、福岡に来た時の下調べでは、バリ(アイゴ)と並んで食べてみたいと思ったお魚さんでした。7ヶ月ぶりのボート釣りで、いろいろ頭から抜けてしまっていたようです。
さて、そんな反省の弁の舌の根も乾かぬ内ですが・・・。次の釣りではまたアジとシロギス狙いを考えています。泳がせとダンゴ釣りのタックルを両方持ち込むことが物量的に出来ないので、次回はは泳がせを選択しようと思ってます。
ただ、またしても天候が良くなさそうなんですよね。困ったものです・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
投稿: HEPPO | 2021年6月22日 (火) 22時40分