« 【釣行準備①】ようやく釣行目途が立ってきたかな・・・? | トップページ | 【釣行延期】強風予報のため釣行は延期に・・・。 »

2020年6月 7日 (日)

【釣行準備②】玄海灘の潮の流れを下調べ。

海流・潮流の脳内イメージづくりをしておきます。
20200607coverimage


釣り好きな方はみなさん、魚を釣るためにたくさんの情報収集をされると思います。その情報収集も大切な陸の上の「釣り」の時間ですよね😃。

もともと釣行が少ないこともあって、僕も「情報収集」と「妄想」の時間が長いタイプです。少し妄想が行き過ぎてしまい、手段と目的が本末転倒してしまっている部分もあったりします。

特に、「潮」(海水の流れ)についての興味の幅は、「釣り」というジャンルをちょっとはみ出してしまっているかもしれません。

通  常 → 「魚を釣る」ために「潮を読む」
僕の場合 → 「潮を読む」ために「魚を釣る」

なぜこんなスタンスになったかについてあまり整理したことはありませんが、今回はちょっと短かめの文章にまとめるチャレンジをしてみようと思います。



🏁🏁🏁



海はすべての生命のふるさと。雄大な自然の中でも最大の存在です。その海の脈動である海流・潮流は地球の血流そのものです。

釣りの舞台になるすべての沿岸の地形は、海流・潮流が太古の昔から削りだしてきた歴史であり、作品です。この悠久をつらぬく力強い「流れ」の存在を意識した時から、「潮の流れ」という存在そのものが僕の心を強く惹きつけるようになりました。


あまりにも強く惹かれるので、心の中に「海」を取り込んでしまいたい欲求に駆られます。そのせいで、僕は陸の上にいる時も、潮が流れる「海」を常に心の中に妄想し続けるようになりました。

関東でのホームグラウンドがある三浦半島の海について、ずっとそんなイメージを心に抱えながら取り組んできています。

*もちろん、大雑把な妄想の世界の話です。現実の潮の流れの総体なんて、人間の能力で把握できるシロモノではありません。心を海に寄り添わせるための足掛かりのような意味合いです。


釣りをしている時もそうでない時も、ずっと同じことを考えている部分が心の中にあります。

海に出て魚の居場所を確認する(釣る)ことは、心の中の海と実際の海の魚の居場所を比較して、乖離をできるだけ修正しようとする行為、という感じでしょうか。

僕にとって、自然との一体感を深く感じる最高のひとときは「心の中の海」と「実際の海」が一致している瞬間を感じた時。具体的には、目の前に今流れている潮ではなくて、その次に流れ始める潮に合わせた戦略で魚を釣りあげることができた時なんです。

大漁である必要はなくて、狙った展開の中で狙った魚が釣れさえすれば充分。

貧果でも、心と海のつながりが感じられれば良い釣り。
大漁でも、海を遠く感じてしまった時はつらい釣り。

僕にとっての「釣り」はそんな感じです😃。



🏁🏁🏁



オタクっぽい自分語りはこれくらいにしておきます(^o^;)。


今回の記事のメインは、玄界灘の海流・潮流について分かる範囲での情報収集です。

Queteimage1
元画像はWikipedia「日本列島近海の海流」から拝借しています。

 

対馬海流は黒潮系の暖流ですね。調べてみると、対馬の北側を通って北東に抜ける流れが本流で、対馬と壱岐の間を通る流れは分岐流扱いのようです。

でも、最近の表面海水温の衛星画像を見ると、対馬と壱岐の間のほうが水温は高くなっています。

20200603kaikyousuion_20200607090901


ざっと過去の海水温図を見たところ、対馬海流のこの部分の主従は常に変動しているみたいですね。


もう少し詳細なデータを探していたら、海上保安庁のサイト内に「海潮流情報」というページがあるのを見つけました。

「対馬海峡表層海況監視海洋レーダーシステム観測結果」
201906101200


玄界灘の潮の状況が1時間ごとのデータで確認できる、とても素晴らしいサイトです。

釣行の参考として、昨年6月の「大潮」、「中潮」、「小潮」の日のデータをピックアップして、それぞれ24時間の経過をGIF動画にしてみました。

大潮の日(2019年6月18日)
20190618animation
なぜか画像のコマごとに色がチラついてしまいました。見にくくてすみません。


動く画像を3つとも表示すると少し重いかもしれないので、あとの2日分はファイルリンクにしておきます(クリックでダウンロードしてから開くと画像が見られます)

ダウンロード - 中潮の日(2019年6月14日)

ダウンロード - 小潮の日(2019年6月10日)

 

この3日それぞれの変化を見ていて、まずは驚きました。大規模な海流本流の視点であれば、シンプルな表現に落とし込める部分も出てくると予想していましたが、予想以上に複雑です。

まだたった3日、それも6月限定のデータを見ただけなので、玄界灘の印象としてまとめるわけにはいきませんが、とりあえずファーストインプレッションとして気づいたことを挙げておきます。

①対馬海流の「恒流」としての力は、南西から北東に向かう流れとして働いています。
②潮汐流については、下げ潮時には対馬海流に近い方向、上げ潮時にはその反対方向に流れているようです。
③その結果、対馬の北側の対馬海流本流については、下げ潮の時に潮汐流と方向が合致し、南西から北東に安定して流れる傾向が見て取れます。
④上げ潮では対馬海流と潮汐流が相殺して広範囲で不安定な流れとなるようです。

さらに、③の要素をベースにこの3日の潮の動きをよく比較すると、壱岐と沿岸の間の潮の流れの傾向についてひとつ仮設が立てられます。

⑤「大潮の下げ」では壱岐の北側と南側の流れが同調する時間帯が長く、「中潮・小潮の下げ」では同調しない時間帯が長い。
⑥「中潮・小潮の下げ」での壱岐南側の流れは無秩序にフラついているのではなく、干満潮の潮汐とズレたタイミングで流れがの方向が入れ替わっている。

Ooshionosage1
中潮・小潮では反転する時間にズレがあり、ほとんど同調しないように見えます。
(これまたなぜか画像にノイズが・・・。なかなかクセのある画像データのようです)




この⑥のタイミングのズレは、ワンド地形などで分岐流と反転流の押し相撲が発生する場合によく見られる潮の動きです。

また、玄海灘で行き交う潮の流れはほぼすべて対馬海流由来のように見えます。もしその見方が正しければ、水温・塩分濃度がほぼ等しく、「2枚潮」が発生することはあっても「3枚潮」以上の状況が大規模に発生することは無さそうに思えます。
(深海からの湧昇流の割り込みがある場合は別ですが・・・)



🏁🏁🏁



大きな観点からの潮の流れを考える時に、もうひとつ大切な要素が「深海からの湧昇流」の影響です。

傾向を見つけるために過去1年分の表面海水温図をあさってみましたが、冷水塊の出現などのはっきりとした影響は見つかりませんでした。でも、日本海側の海で深海魚が釣れたり漂着したりするニュースはよく目にするので、対馬海流にも深海からの湧昇流との重要な絡みが必ずあると思います。

これから気長に海況を追いかけて、いつか見つけ出してみたいと思います。



🏁🏁🏁



海流・潮流の下調べとしては、こんなところでしょうか。

こうした規模の大きな潮の流れが、直接的に釣り場の潮の流れを決めるわけではありません。でも、予備知識として役立つことはあると思います。

また、いま自分たちが釣っている魚はどこから来たのかなぁ、などと思いを馳せる際にもきっと想像を広げる手掛かりになると思います😃。



🏁🏁🏁



いまのところ、釣行は来週末あたりを予定しています。カーシェアサービスも予約済ですが、ちょっと梅雨時の空模様が心配です。小雨くらいなら強行しちゃおうとは思っているんですが・・・。

今週中に
時間が取れれば、もう少し具体的な釣行準備記事の話をポストできるかもしれません。

(でももしかすると、全然違う話の記事を挟むかも?)

玄界灘への初釣行に向けて、準備は順調(?)です❗😃




« 【釣行準備①】ようやく釣行目途が立ってきたかな・・・? | トップページ | 【釣行延期】強風予報のため釣行は延期に・・・。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 【釣行準備①】ようやく釣行目途が立ってきたかな・・・? | トップページ | 【釣行延期】強風予報のため釣行は延期に・・・。 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ