【釣行記】平成29年6月3日(土)京急大津・石田ボートさん

前回、やはりまだ僕のダンゴ釣りの実力では、大津のダンゴ釣りは相当に難しいことが分かりました。ダンゴ釣りの経験値を稼ぐことが大切ですが、当面はダンゴとビシの「ハーフ&ハーフ」を目指そうと思います。
さて、今回の釣りでは家族の「アジ釣ってこい」指令が出ています。
実は僕、今年まだ1匹もアジを釣っていないんです。
僕も、とっっても大津のアジが食べたい。
でも本命は「クロダイ」!!(笑
そんな気持ち(ちょっと中途半端?)での出撃です!
今回も写真中心にざっくりとご報告です。
(といっても、写真もあまり撮っていなかったりするんですが・・・)
【GPSログ(?)】
今回、GPSアプリの操作をミスしてGPSログがうまく取れませんでした。
(どうやら記録開始後にすぐ止めてしまっていたみたい・・・)
なので、手書きのポイント図を置いときます。

AM11時頃までは、ホントに穏やかで爽やかな釣り日和でした。
①鉄板ポイント付近 AM7:20
鉄板付近の水深23m。水深25mラインを目指していたんですが、魚探反応が良かったので斜面狙いに切り替えました。朝イチは潮の様子を確認する意味もあり、ビシ釣りでスタートです
結果、ウィリー3、4投目でマアジ2匹
これはキタかと嬉しくなりましたが、その後アジはパッタリ。カサゴが2匹きただけでした。
もともと鉄板は朝の1時間のみの予定だったので、AM8:20に移動しました。
ところで、朝イチのアジで泳がせ竿を出していましたが、竿をあげるとアジが消えていました。貴重なアジが・・・。
移動中、20mほど沖で釣られていた大津常連中の常連・SKRBさんに声をおかけすると、なんとこの時点でアジ18と
ビックリしました。さすがのペースです
。

朝イチにきたアジくん!少し小振りだけど、久しぶりだねぇ(笑

カサゴくん。天気の良い空と海に映えるので採用。
②五ッ根 AM8:30
AM8:30頃から北~北西からの潮に変わると予想しての移動です。選定したポイントも潮に合わせています。
ここで「ダンゴ釣り」に切り替えます。

祈りを込めて・・・、投入開始

しかし、潮が北東からのまま、北西に傾きません。どうやら、潮の読みを外してしまったようです・・・。それでもダンゴの集魚力を試す意味も込めて、一定のリズムでダンゴを投入し続けてみます。
・・・エサも取られないまま、1時間が経過。
潮も変わらず。
これはアウトです。満潮までの潮は、もうきっと変わりません。
残念ですが、ここでのダンゴ釣りは切り上げます。
③カサゴ根沖 AM10:15
カサゴ根に行こうと思ってたんですが、海が凪いでいて、風も穏やかなので、もう少し沖に出て潮の流れも見てみたくなりました。アンカーを落としたのはカサゴ根沖(中根東付近)。北東からの潮を意識して位置取りします。
ボートが落ち着いてから確認すると、ここでも北東からの潮が弱く流れています。まずは魚がいるかどうかを、ビシ釣りでチェック。
すると、ポツポツとですが、マアジが掛かります
すぐに泳がせ竿を出しました(実は、今日は青物が回る可能性ありと期待してます。隠れ本命(←浮気症))。
30分ほどで5匹のアジをゲットしましたが、群れで回遊しているアジで、待ちの釣りになってしまいます(攻めてもアタリが増えない)。
ここで、ダンゴ釣りに切り替えてみることにしました。まずはダンゴでアジを掛けることがクロダイへの一歩になると思います。
しかし、不運に見舞われます。
ダンゴの投入を始めて30分も経たないAM11時過ぎ頃、予想より早く南風が吹き出し、すぐに6~7m/秒にまで強まってきました。
ここはかなり沖合い。今の程度なら大丈夫ですが、もしこれ以上強まってくると、危険になってきます。それにダンゴ釣りは風や波に弱いんです。これは岸寄りに退避するのが吉。
残念ですが、ダンゴ釣りを切り上げて、岸寄りに移動することにしました。
ところで泳がせ竿なんですが、出して30分ほどで揚げてみると、またしてもアジが消えています。どうもおかしいと思い、今度は孫針を尻掛けにして投入してみます。
すると次はこんな姿で揚がってきました・・・。

無残。
明らかにイカ野郎の仕業です。7匹しかいない貴重なアジのうち3匹も献上してしまいました。
これ以上は不毛。今日の泳がせは終了。
④五ッ根の南側付近 AM11:30
潮の向きをあまり気にせずに狙えるポイントというと、まず「海底遺跡」が思い浮かびますが、今の南風の状況ではもっと岸に寄っておきたいところです。そこで東西からの潮通しが良くて高低差のある五ッ根の南側に行ってみることにしました。
時間的に、今日のラストポイントです。
クーラーボックスには小振りなアジがわずか4匹・・・。とっっても切ない状況です。今晩のオカズが・・・。
祈るような気持ちでウィリー仕掛けを投入すると、いきなりビビッドなアタリが

立派な中アジ!やった~!\(^o^)/
ウィリーの利点を活かし、手早く仕掛けを再投入。すると、すぐにガンガンと竿先が暴れだします。どうやらアジのたまり場に当たったようです。活性が高く、アタリも引きもガンガン引いて楽しい
そして、この高活性状態は、PM1:30に納竿するまで、ずっと続きました。
釣り揚げたのは23匹ですが、バラシが20以上もあった(枝針のウィリー針にネムリ無しを選択してしまってた)ので、2時間で50回くらいのヒットがあったと思います。
水深20mだったので、手返しも良くなりました。
アジの入れ喰いは本当に久しぶりで、ダンゴ釣りに切り替えることと、「24匹制限」のマイルールを忘れてしまっていたのは、ご愛嬌です。
釣果:マアジ30(最大24cm)、カサゴ2

五ッ根でのアジは8割方が21~23cmの型ぞろいでした。
ダンゴ釣りの不発は残念でしたが、家族のリクエストに応えられたことが嬉しい、良い釣りでした。
【補足】
Q.朝の大津の状況はどうだった?
A.秋ほどではないけれど、大賑わいでした。
朝方の大津港、最初に出会った方はなんと「ぴー太郎」さん1年以上ぶり。お久しぶりです~

僕にとって偶然釣行日が被りやすい人ランキング1位??(^-^)
また、底物師APさん、本文でも触れた常連中の常連SKRBさんにもご挨拶。さらに、なんと観音崎に向かう途中わざわざ立ち寄って頂いた大吟醸さん(本当に有難うございます
)

同好の方々の集まりは、何度見ても嬉しくて飽きませんね。
空も風も穏やかで、その場の釣り好きさんたちみんなのワクワク感が広がっているような、良い朝でしたね。
朝の石田丸さん情報では、武山出しの岸側、ヤマダ電機沖、それに五ッ根も悪くない、とお聞きしました。
Q.その他に気付いたことは?
A.イワシが結構入ってきていました。
魚探にはたびたびイワシの群れが映りました。また、イワシの群れを追う大型魚らしき魚影も何度か映っていました。カサゴ根沖にいる時には、周囲で数回イワシのナブラも発生。ジグや浮きフカセの泳がせ釣りをしたら面白そうな状況だなぁ、と思いました。
葉山や長者ヶ崎、それに観音崎ではワラサが回っていることが確認されています。もしかしたら、大津でイワシを追い回しているのもワラサかもしれません。
魚種が増えてきましたね
これまでのところ、大津で2回ダンゴ釣りにチャレンジしていますが、まったく歯が立っていません。ダンゴ釣りは時間をかけてステージを育てる必要があるので、ポイント選定をしくじると修正がなかなか利かないことを実感しています。
理想的には、潮の向きにあまり影響されないポイントを開拓できれば良いのですが、僕の現状の感覚だと、潮の状況に合わせてトリッキーにポイント選定する方向を追及してみる方が大津向きのように思います。
ビシとダンゴの「ハーフ&ハーフ」。
安易ではありますが、まだまだ頑張ってみたいと思います
しかし次回はちょっと赴きを変え、ルアー釣りを計画中。
今年はうまくチャレンジできますように・・・。
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コメント
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お疲れ様でした。
次回(6/10)は私も大津です。
ボートで出れたら、ヤマダ沖から始める予定です。
そろそろタチウオも顔を出してますね?
狙ってみる予定でしたが、伊東でサバが釣れなかったのと、スーパーに生のサバが売ってなかったのでタチウオは見送りかな?(笑)
またアジを狙って、手前でシロギスのいつものコースになりそうです。
アジ&シロギスのハーフ・ハーフですね(笑)。
投稿: 腰痛持ち | 2017年6月 5日 (月) 13時35分
釣行お疲れ様でした。
久々にお話しでき楽しい釣行となりました。
ありがとうございました。
鉄板でHEPPOさんと別れた後、途中APさんをいじって、海底遺跡に向かいました。
回遊待ちの釣りでしたが24〜25cmと型は良かったです。
何処で出るか分からない大津のアジ、おもしろいですね。
それと、イワシ玉に付いた捕食魚は何でしょうね?
ジグに1回は反応したんですが、2流し目にはあの急な南風。
姿見れず悶々としています。
最近早上がりの釣りばかりなので、次回はゆっくり腰を据えて探りたいと思います。
最後に、
偶然釣行日が被りやすい人ランキング1位の座、ありがとうございます。
これからも頑張りますのでよろしくお願いしますw?w?w?
投稿: ぴー太郎 | 2017年6月 5日 (月) 15時29分
こんにちは。
APさんからHEPPOさんのアジの大釣りをお聞きし、
何度か訪問していたのですが
ダンゴ撃沈の見出しを見て更新はまだかなと早とちりしていました。
私も弟から大津の案内を頼まれているのですが
今の時期の大津はアジの行方探しが難しそうですね。
私は浅いところがどうも苦手のようですので浜側に向かうのは
よほどの確証がない限り難しそうな気がします。
上のコメントでぴー太郎さんがジギングとはびっくりです。
昨年お会いした時に私がジギングとは信じられないと茶化された記憶があります。
HEPPOさんはどうか知りませんが私のようにコマセ釣りから入った釣り師の
エギングやジギングはどうも様にならないです。
投稿: 五目漁師 | 2017年6月 5日 (月) 19時17分
> 腰痛持ちさん
コメントありがとうございます!
タチウオなんですが、朝方常連さんから、先週1本釣れたという話を聞きました。
狙うのは難しいかもしれませんが、いることは間違いなさそうです。
腰痛さんの釣りは「ハーフ&ハーフ」どころじゃありませんよ〜
多様性満載の「ダイバーシティ釣り」です!(*゚▽゚*)
来週の大津、楽しみですね!
涼しくて南風の吹き出しが遅い日になるよう、お祈りしておきます!o(^o^)o
投稿: HEPPO | 2017年6月 6日 (火) 07時06分
> ぴーさん
コメントありがとうございます!
ジグに反応があったんですね!
そこであの南風の吹き出し・・・。ぴーさんも相当歯がゆい思いをされたようですね(ノ_<)。
僕が見えた感じでは、あまり縦には動いていないように見えたので、大サバではないように思いました。
ナブラも小規模で、ワラサの群れでもないような・・・。消去法でスズキかヒラメ?自信はありません(>_<)。
記事に書きませんでしたが、気づいたことがもうひとつあります。
今回、海に濁りか入っていたと思いますが、どうやら表層だけで、海中は明るかったようです。
たぶん、中層に黒潮系の澄んだ水が入ってきているんだと思います。魚探に移る中層の大物のタナは、澄んだ中層の上側と下側にだいたい定まっていたように見えました。
願わくばイワシがもうちょっとたくさん入ってくると、さらに面白くなりそうですね!
投稿: HEPPO | 2017年6月 6日 (火) 07時30分
先日はお世話になりました。
HEPPOさんの潮予想を生で聴けて大変参考になりました。
鯵のサイズの違いには驚くばかりですが、溜まり場探して広く探したHEPPOさんの釣り方が大津では有効だと感じました。
ところで、今回、3号ハリスのウィリーを針のチモトから一発でぶっちぎった奴が居ます。
置き竿の竿先が一気に入ったと思ったらあっという間でした。
歯のある奴だと思います。
賑やかな海になってきましたね(^^)!
投稿: AP | 2017年6月 6日 (火) 18時20分
> 五目漁師さま
コメントありがとうございます!
僕もそうなんです。
イマイチだと言われても、どうしても沖に出てしまいます( ;´Д`)。
今回も、もし南風が吹かなければまず岸寄りには行っていなかったと思います。
それはさておき、アジが根回りにいるので、どちらかというと今はアジが見つけやすいと思います。
岸際の方がアベレージが良いのは、捕食者が回っている証拠です。
釣り方が合えば、楽しそうな海況だと思いますo(^o^)o。
ただ、五目さんはボートがたくさん集まっているところを外して魚を探されそうなので、あまり良い時季とは言えないかもしれませんね??(^○^)
今回の五目さんの最後のお言葉こそ、僕はビックリですよ。
タイラバブリハンター。たくさんある五目さんのお顔のひとつですよね?(*´∇`*)
投稿: HEPPO | 2017年6月 6日 (火) 21時21分
> APさん
コメントありがとうございます!
上のコメントでも触れてますが、南風が吹かなければ岸寄りには行かなかったと思いますよ〜(^^;;。
普段、僕がポイントの大移動をするときは、潮の大きな動きを観察したいため、という場合が多いです。
僕にとっての釣りは潮と遊ぶゲームです。たとえたった1匹でも、潮に合わせて獲れた魚なら大満足の結果になりますo(^o^)o。
そういう意味では、今回の釣りでは五ッ根の入れ食いより、カサゴ根沖のアジの方が嬉しい結果です。
潮に合わせて、沖で見つけたアジですからねo(^-^)o。
ところで、APさんの仕掛けをぶっちぎった謎の大物ですが、僕はブリワラの可能性もあると思います。捕食モードでダッシュしているブリワラが食いつくと、仕掛けに急激なGがかかり、まずクッションゴムが目一杯伸びます。そしてゴムが伸び切った瞬間、ビシの大きな水圧抵抗が発生し、3号ハリスは一瞬で切れてしまう場合があります。もしAPさんの竿が引き込まれ、竿が跳ね上がるまでの時間がクッションが伸びきるまでの時間と一致していそうだったなら、この原因も疑われます。
この切られ方はなかなか対策が難しいです。ビシの水圧抵抗は、イメージよりずっと大きいものです。一番の対策はビシを使わないことですね(^^;;。
僕がダンゴ釣りを修行してコマセ釣りの参考にしようとしている理由のひとつが、コレです(^_^*)。
投稿: HEPPO | 2017年6月 7日 (水) 07時29分
おはようございます
取りあえず鯵が釣れて良かったですね
しかし、今年の海はどうなっているのか
冬の海から春を飛び越えて初夏の海です
海苔棚撤去後は鯵も散らばり富士山、武山ヤマダデンキ沖になりますが
今年は排水溝前とか五つ根と初夏の鯵釣りです
又観音崎でも定番のホテル前、ボート店前の沖は魚がいず
灯台前の岸寄りがポイントです
油壺も、葉山も磯場寄りにメジナがいるだけ
沖の根には何もいません
潮変わりの来週こそはと期待しつつ半年過ぎたような気分ですね
まぁーそれでも魚が消える事は無いので
その内戻ってくると思いますが
なにか異常な気がします
また、大津、観音崎でのダンゴ釣りやマキコボシは難しいです
釣船は100号前後のビシカゴですからね
潮が止まっては釣れず、動き始めたら早くなる
ワンチャンスが短すぎます
ルアーはその分面白そうですね
投稿: 趣味人たけ | 2017年6月10日 (土) 05時33分
> たけちゃん 様
コメントありがとうございます!
今年も、初めて目にする海況が続いています。
いくつか仮説を立てながら情報を集めているんですが、予想が微妙に外れて悩んでいます。
(タコ豊漁を予想したら、タコ奮わずイカ豊漁。深海魚の浮上増を予想したら少し当たったかも?と思ったもののあまり続かない、など)。
まあ、予想が外れるなんて毎度のことなのですが(^^;;。
ただ、青物は大きい方から入ってくる、というところだけは当たっていたようです。
ここ2ヶ月くらいの頭の中の混乱を無理やり表現すると、「黒潮が大蛇行しているように見えて、実はかなり前から氾濫状態・・・、と見せかけて、本当はやはり黒潮の勢いはあまり沿岸に届いていなかった・・・」というような感じです(^^;;。
ありえない話とは思うのですが、深海からの湧昇流の水温がかなり上がっている、という仮説が消去法で唯一残っていたりします。もしそうだとすると釣りどころの心配ではないと思うんですが・・・(°_°)。
話が釣りから離れてしまいましたが、ダンゴ釣りはまだまだがんばってみるつもりです。まだ僕のダンゴ釣りスキルが低く、試せることが少ないので(^^;;。必ずチャンスはあり、そこから得られるものはきっとたくさんあると期待してますo(^o^)o。
投稿: HEPPO | 2017年6月10日 (土) 11時25分