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2014年8月 4日 (月)

【雑談+妄想?】最近の海について気になる印象など・・・。

今年の海の様子について、気になることがあります。


夏の休漁中ですが、釣りに行く予定が無くても海のことは頭から離れませんね(´Д` )。


釣りに直結するわけでもなく、漠然としたイメージですが、居酒屋談義程度の話題と思ってお付き合いいただければ幸いです







ひとつめ。


ここのところ、相模湾沖に「冷水塊」がよく出て来ています。


Kuroshio140801
この図を見ると影響が一番ありそうなのは相模湾ですが、あくまで表層温度での見え方です。海底地形を考えると、東京湾にも強い影響が有っておかしくありません。

※「冷水塊」は深海からの湧昇流が海表面に届いているエリアのことです。普段、黒潮がフタの役割をしている時はあまり現れません。一般的には黒潮が大きく蛇行した時に、黒潮の北側に現れるとされます。


黒潮が蛇行して沖に離れている時に大きめの冷水塊が出現することは普通なのですが、現在の黒潮の流れはおおむね本州に沿っていて、あまり蛇行していません。現在の蛇行具合を考えると、この出方は「大きい」と言えそうな気がします



ふたつめ。


6~7月、自分自身で大津で釣りをした経験と、皆さんから頂いた数々の情報を考え合わせると、以下のようにまとめられるように思います。


・大潮の日より小潮の日の方が潮が流れている場合がある(アジ釣果も小潮の時に比較的良い日が多いように見えます)。
・下げ潮が例年の春~初夏の潮より弱く、上げ潮に勢いがある。


にわかには信じ難いかもしれませんが、東京湾に関して言えば湾内の海水の交換量(出ていく水と入ってくる水の総量)の大きさについて「大潮で多く、小潮で少ないとは限らない」ことは研究でも証明されています。もしかすると、ここしばらくの傾向はそんな状況に該当していたのかもしれませんね


海の上で感じた僕個人の直観的な感想は「まるで秋冬の潮のよう」と思いました



みっつめ。


7月上旬の相模湾伊豆半島側では、表層水温が23度弱の時点で、水深8m以深での水温が17台度まで落ちているという話がありました(川奈ボートハウス管理人さんブログにて)。


高水温期に表層と中層以下の水温差が大きくなるのは普通のことなのですが、7月上旬の表層と水深10mの水温差の目安は4~5度という研究報告もあり、水深8mで6度違うというのは、ちょっと珍しい状況と言って良さそうな気がします。


※参考記事 下の方に広島湾の表層水温と水深10mの水温差の平均グラフがあります。


これらの事柄と、昨冬から日本沿岸で深海魚の捕獲(又は漂着)が多く報告されていることや、最近油壺で深海魚が釣れていることを考え合わせると「今年は例年より深海の海流が強く、それにともなって湧昇流が強くなっている」と考えられると思います。


※東京湾口には東京海底谷があるため、湧昇流が強くなることは上げ潮側のパワーアップに働きます。



もし、今年の深海からの湧昇流が強いとすると、以下のことが思い浮かんできます。


・上げ潮の時に底潮が冷たく、澄んでいる。
表層の濁りが強くても、中層以下では澄み潮になっている状況もありそうです(海の中が暗くても夜光系パーツはよく見えているかも)。また、下げ潮と上げ潮の水温差が大きく、魚の活性に悪影響を与えている可能性もあると思います。

・水温低下に転じるタイミングが例年より早くなり、その後の低下ペースも早そう。
天候や台風の影響もあるので慎重に判断する必要がありますが、今の状況が続けば、おそらく今年の水温低下は相当早いぺ一スになると思います。


ちなみに、昨年の大津の水温のピークは8月15日頃、一昨年のピークは8月27日頃で、いずれも最高水温は28度台前半でした。今年はどんな感じになるか、注目したいと思います!o(^_^)o







地球環境には十数年に一度くらいのぺ一スで気候変動が起こります(レジーム・シフト)。そんな壮大なことはとてもリアルタイムには捉えられないと思いますが、少なくとも僕が海の様子を見始めてからの4年間程の中では、今年の状況は特に大きな規模の海流の変化に根差したもののように見えます

毎年なんらかの「去年と違う」状況が起こっていることは間違いないのですが、今年に関しては東京湾どうこうではなく、少なくとも北半球規模か、あるいはそれ以上•••という感じでしょうか。







なんだか話が膨らみすぎてしまいました(妄想らしくて良いかも??)。


言いたかったことは、コレです。


・今年は海の中の季節の進行が早そうです。
・皆様、秋の釣りの準備はお早目に





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コメント

HEPPOさん、こんにちは。
土曜日にお会いした時に、この件を噛み砕いて説明してもらって良かった〜。
文字になると難しい問題ですね。
冷水の塊、ある意味チャンスですよね。珍しいお魚さんや時期外れなお魚さんを
釣るチャンス?キントキさんを釣りたいですw
真夏の伊東40mでアマダイなんかも釣れてますね〜。
夏も釣れる魚ですが、今の時期に40mって浅いような気が・・・。
油壷のアンコウ、キントキ、イトヨリ・・・面白いですよね!
こっとんさんが、今の油壺はやたらと潮が速いと言ってました。
ただ、マダイの居場所も変わったみたいで・・・。
秋口のいつものイナダの群れは来て欲しいです。

> COZYさん
コメントありがとうございます!

土曜はお疲れ様でした〜(^-^)/

深海のお魚は美味しいのが多いイメージがありますよね!o(^_^)o
手漕ぎボートでキントキ狙いって•••、なんだかスゴイ
!!(^^;;

アマダイ、水温が低いっていうことなのでしょうか•••?アマダイも相模湾も、勉強が足りなくて全然分かりません(;´Д`A。

青物は、いま僕も毎日情報集めをして様子を見てます。水温低下で早く釣れ出すのか、それとも冷水塊のせいで沿岸に寄りつかないのか•••。少なくとも、今はまだ釣れてませんね。

•••というか、相模湾の釣り船がみんなキハダ開幕で盛り上がっていて、ワラサ船が出てません(^^;;。

COZYさんは今週末出撃予定でしたよね?台風が心配です。出られて良い釣りが出来ることを願ってます!(^人^)

こんばんわ
〆の内容が良いですね、私も今年は秋が早いと思っています
この数年、海の状況は安定せず、釣れる魚も毎年変わりますね
2年前は初夏からワラサが釣れたり、昨年は大津で大鯛
今年はソーダガツオが少なく、大鯖が広範囲で釣れている
ワカシもイナダも入ってくるのか心配になります
こんな年はまとめて来そうですね
またマダコが当たり年、25年以来と言われています
私は初夏の風物詩といえる、夜イカを予定していましたが
今年はまだ始まっていません
ムラサキイカもこの数年、来ていませんね
今年の秋からは、少し変わった釣り、魚を考えています
定番の釣り船では出来ない事ですね
ボート釣りだから、色々とチャレンジできると思います
そんな釣りが面白いですね

> たけちゃん 様
コメントありがとうございます!

僕はまだ海釣り4年目で過去を知らないので、てっきり海は毎年変わるものと感じていました。
たけちゃんさんが「安定しない」と感じられるということは、少なくともここ数年の変化は過去と比較して大きいということでしょうね。

この記事を書いた時は、青物が早いかも?と何となく思っていたんですが、今は全く別の予感に襲われています。
黒潮系の回遊魚たちが当分沿岸に寄りつかないんじゃないかと・・・(>_<)。

タチウオがまずまず釣れていることが救いですが、タチウオが黒潮系の魚かどうか、よくわかっていません。

マダコのことは知りませんでした。ムラサキイカも、この4年間まったく聞いた覚えがありません。
早速しらべてみます。海の変化との出会いは一期一会かもしれないと思っています。
小さなことでも、できるだけ知っておきたいですo(^_^)o。

たけちゃんさんのこの秋の狙い、楽しみです!
僕も、昨年と同じ釣りをただ繰り返すだけにならないように準備していますo(^o^)o。

こんにちは。

相変わらず、素晴らしい調査(妄想)ですね?
参考になります。

ただ、私とは少し違う予想ですね。
今年はイナダなどの青物はかなり遅れると思っています。

鯛なども遅れるというか、乗っ込みが駄目だったように、秋もたいした盛り上がりがないように思います。

例年だと、もう久里浜沖でワラサが始まってる筈ですが、今年はまだ。
各地で大サバが居残っている。
東京湾では珍しくマダコの大釣りが続いている。
等々の理由から、まだまだ水温が高い状態が続くのではないかと、、、。
台風が来て、海をかきまぜてくれれば、一気に水温が下がるもありえますが、、。

ただしそんな年は、イナダ等の青物が抜けるのも遅くなりますので、年明け以降も青物が楽しめることがあります。今年もそんな感じかなと思います。

> 腰痛持ちさん
コメントありがとうございます!

僕の考えは本当に経験のほとんどない初心者の妄想話ですが、
勇気を出してその拙い思いを披露することで、こうして大先輩方の貴重なご意見を伺えるのは本当に嬉しいことです
こういうお話しを一晩中させて頂く機会でもあったら、きっと一生の宝になるだろうなぁ、と思います

ところで、腰痛持ちさんのお話しをお聞きして、ひとつ心配ごとが増えてきました。
僕もワラサが釣れだしていないことがとても気になっています

もし仮に、冷水塊や大サバのせいで、水温の低下自体は遅くないにも関わらず、青物がなかなか沿岸に寄りつかなかったら・・・。
どんな海になるのか、僕には想像が付きません

とりあえず観音崎あたりでイナダかイナワラが出てくれたら安心できるのですが・・・。
自分は休漁中なのですが、毎週の釣果が気になって仕方ありません

HEPPOさん、おはようございます。

難しいよぉ〜^^;

私も4年生…その上HEPPOさんの様に勉強熱心ではないので、何の根拠もないのですが腰痛持ちさんと同じく秋は遅いのでは???と思っています。

今年はマルイカも長く釣れていると聞いていますし、マダコ爆釣も聞いています。
何となくなんで全く参考にはなりませんが(^_^;)

今年は昨年の様に真鯛フィーバーもない気がしているのです。
(だからこそ先日のうっかり真鯛が悔やまれますが…)
昨年はイナワラも早かったですよね。
今年はじっくりかなぁなんて考えていました。

毎年違う顔を持つ『海』ってやっぱり面白いですね♪
潮や風、台風や海水温、黒潮の流れや今回の様な内容と本当に色んな顔を持っています。
そんな中その時その時に釣れている旬の魚が釣りたい、食べたいです。
こりゃ、私の釣りの腕はまだまだ先が長いな。。。(=_=;)

HEPPOさんのこういった記事は、私には難しいけどそのコメントも含めて勉強になるので嬉しいです。
これからもよろしくね〜♪♪

> Heavysizeさん
コメントありがとうございます!

有難うございます!
Heavyさんの意見まで聞けるなんて、この記事ポストして本当に良かった〜!\(^o^)/

みなさんのおかげで、また少し勉強したいことが出てきました。それぞれのみなさんと同じ気持ちになれるまで、勉強しながら頭を悩ませてみたいと思います!o(^_^)o

昨年あたりからずっと深海からの湧昇流が強い状態が続いていると考えると、海の中では例年に比べて「冬暖かく、夏涼しい」状態かな?、と思います(深海は水圧の関係で沿岸より水温が安定しているはずです)。

マダコの豊漁が、もし春先の水温が温かかったせいだとすると、「冬暖かった」ことの現れとも言えるかもしれません。

問題は「夏涼しい」部分がこれからどう働くか、でしょうか。

超勝手な妄想なのですが•••。

今年は水温低下が早いにも拘らず、大鯖のせいでワカシ、イナダが遅くなり、その代わり秋が深まってから大鯖を喰うブリサイズとワラサ、イナダ、ワカシがいっぺんに回ってきたりするかもしれない•••。

そんな不安(期待??)が胸に湧いてきてます(;´Д`A。

今年の晩秋から翌4月いっぱいまで、仕事がまたまた山場なんですよね•••。うまく休んで釣りに行けますように(>人<;)

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