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2012年10月31日 (水)

【雑談】「ダイワ ルアー・フライ」という本が心のふるさとです。

大きく緩やかな川の流れの中に、僕はいた。


振り返ると、数m先にある岸辺では数人の子供や大人がにぎやかに走りまわっている。


いつになく深く、川に立ちこんでいる。
気合が入っていた。


手には3.3mの延べ竿。
仕掛けは玉ウキに板オモリ、針は流線袖。シンプルな仕掛け。餌はゴカイ。


ウキ下を長めにとり、狙うは底。ターゲットは「ハゼ」だ。


ゆっくりと大きく竿を回し振って、上流寄りに仕掛けを振り込む。
ポチャン。すぐにウキは安定し、水面を流れ始めた。


わずか数秒後、いきなりウキが消し込んだ。



反射的に竿を立てると、空にバックに大きな弧が描かれた。予想外の大物だ


強い引き。しばらく格闘して寄せてくると、良型の「ギンブナ」だった。滅多に釣れない獲物だ。
僕は思わずロに出した。


「・・・ハゼが釣りたいのに





昭和50年代のある夏の終わり。小学校4年生?の頃。

地元の釣り具店「とのむら釣り具店」さんの主催で行われた多摩川の下流域でのハゼ釣り大会の思い出です


いつもコイやフナを狙っていてハゼしか釣れないのに、この時に限ってフナやイナが連発。ハゼの数を揃えるのに苦労して計量時間を過ぎてしまうという大失態を演じてしまいました

手に入ったのは参加賞の本が1冊だけ。


「実戦的フィッシングNo.8 ダイワ ルアー・フライ」


忘れがたい本との出会いでした。





夢中で読んだ本です。
いったい何度開いたでしょう?おそらく回数は4桁に達してると思います。間違いなく僕の人生で1番繰り返し読んだ本です


Lurefly1
手垢がたくさんついてボロボロです(^^;;。


新しい釣りへの扉を開き、タックルへの興味、そしてフィールドへの憧れを育ててくれました。豊富なフィールドやタックルの写真は、読み人に具体的な未来への希望を見せ、しっかりとした断定口調の文章は、憧れの夢の世界に力強く引き込んでいってくれます。


読むたびにワクワクが止まらない。
「いつか僕も・・・」夢が膨らみ過ぎて、早く大人になりたい、と心から願っていた覚えが有ります


Lurefly3
左上の写真「埼玉県権現堂堀のモンスター」夕暮れのファイトシーンは名場面です。


Lurefly2
「朱鞠内のカワイコちゃん」


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この素敵な笑顔は頭にこびりついて離れません。


Lurefly5
「奥只見の大イワナ」化け物です。


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直前でリーダーを見破りUターンするトラウト。魚との真剣勝負を教えてくれた写真です。


そして、憧れの頂点にいる幻の魚 「イトウ」


Lurefly7_2
釧路湿原のイトウ。伝説に彩られた魚。

開高健がモンゴルでイトウを釣っている話を見聞きするたびに「僕は国内で釣るんだ」と息巻いていました




学生時代に「日本縦断釣行脚」と題して、車で日本を広く釣って回ったことがあります。
この本と「釣りキチ三平」に育てられてきた僕にとって、半ば必然の旅でした


四国から北海道まで旅を進め、主な狙いはブラックバスでした。しかしもちろん、北海道での狙いは違います


でも残念ながら、釧路湿原を目前にした大雪山で大きな車の事故を起こし、旅は終わってしまいました




気がついたら、あれからもう20余年。


夢は終わっていません。
命ある限り、いつかまたチャレンジしたいと思ってます。





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コメント

Heppoさんへ

この本すごいっすね・・。
かなり年季が入ってますねー。思い出沢山詰まってそうです。!(^^)!

この頃俺もルアーに憧れて、芦ノ湖のブラックバスや牛久沼の雷魚を
釣りたかったです。でも遠くていけない・・。
早く大人になりたい、僕もそう思いました。(^○^)

今は雷魚なんて狙う人あまりいなそうですけど、この時代の頃はブラックバス
鯰、雷魚、ブルーギルなんかがルアーの対象魚でしたね。
特に雷魚釣りは、現在自分の釣りスタイルの大物モンスター釣り好きに、
かなり影響していると思います。^^

たしか「少年つりトップ」とか言う月刊誌を、毎月夢中になって
んでた記憶もあります。いやーなつかしーです。ヽ(^o^)丿

おはようございます

釣りロマンを求めて、ですね。
こういう文を読むと、やっぱりHEPPOさんは文系だ。

貴重な本ですね。

大雪山での事故がなかったら、
開高腱のイトウよりでかいイトウがゲットできたかもしれませんねW
釧路湿原の更に奥にある鶴居村の小さな流れで、イトウ居ました。
「イトウだ!イトウだ!」と、小学生たちが追い回したけど、逃げられた。

イトウに似ているスズキをフライで釣って、
釧路湿原の雪辱をはらすってのはどうかな?
なんだスズキがイトウに見えてきたぞ。
フライでスズキを狙ってみる!フライじゃ無理か?

こんちゃです♪

開高 健に釣られて・・・
勤務する会社の創始者の墓が鎌倉(北鎌倉駅)近くの円覚寺、そのなかにある松嶺院にあります。
階段を登ってすぐのところに開高 健さんのお墓があります。
ここの一角には俳優の佐田啓二さん、田中絹代さん、オウム事件の坂本弁護士や黄桜(お酒)に登場する河童の原作者 清水崑さんなどの墓があります。

もうすこしすると紅葉の季節です。ご家族とハイキングがてらいかがですか?
行く機会がありましたら、入館料?無料の「お呪い」教えます(笑)

こんばんは!のりべんです。

HEPPOさんの釣りへの情熱の根本はこの本の出会いだったんですね(^-^)
そういえばのりべんも…『魚』ってハンドブックを幼稚園年長さんから持っており、いつも持ち歩いていたような??ボロっボロになってもうどこかやってしまいましたが…(^o^;)
今も大切に持っておられるなんて素晴らしいですね!その本、いつか読んでみたいです(^-^)/

懐かしいですね
本棚を探せば出てくると思ったのですが無理でした
段ボールに入っているような気がします
手元にはダイワ釣魚全集をおいてます
又、同じくボロボロでしたが2年程前、池袋の西口公園で古本ですが見つけました
ダイワ釣魚図鑑改訂版です
続ダイワ釣魚全集は古いままおいていますが、古い写真が面白い
少年時代はルアーですね、私も中禅寺湖でブラウントラウトを追いかけたくちです
釣キチ三平では鮎川魚心に近かったですね
同じくスポーツカーで釣りをしていました
2年で新車が廃車になりましたが??
河原を走ったり、塩水に浸かったり、ひどい物でした
私のバイブルは川釣り、井伏鱒二ですね、今三冊目です

HEPPOさんこんばんは。

なんだか私も思い出しました。
どこの出版でとか全く覚えてませんが、「川釣り入門」とか持ってたと思います。
その後は「海釣り入門」を購入したのを覚えてます。

実家は何度か引越ししたのでそのうち捨ててしまってますね。
何度も何度も見ました。

私は池でのフナ釣りがメインでその後に海でしたね。
きっかけは小さな川でのハヤでしたが。

こういうのは懐かしいですね~。
ドップリって程ではないですが小さい頃にやってた釣り。
懐かしいです。

> Takaさん
コメントありがとうございます!

釣りトップ!僕も買ってました。懐かしいですね~(^o^)

Takaさんの原点はライギョですか!意外な気もしますが、やはり納得!でしょうか
2.7mの延べ竿でライギョを釣ったことが1度だけありますが、バケツの中でトグロを巻いていて、まるで大蛇のようでした(どうやって釣り上げたかは覚えてません)。

少年時代の心に釣りが運んでくれたロマンは限りなく大きかったような気がします
釣りに出会えてよかった・・・そう思えますね!

> 釣りキチ先生 様
コメントありがとうございます!

先生は野生のイトウを目にされたことがおありなんですね!
最近では釣り堀や水族館で見かけることも多いですが、やはり野生のイトウは一朝一夕で見られるものではないと聞きます。

釣り大会で会った北海道大学水産学部の人に聞いたら、穴場を知っていれば意外に簡単に釣れる、といってましたが、具体的な話までは進みませんでした(惜しいことしました)。

スズキのフライフィッシングは、この本に載ってますよ!
「ソルトウォーター・フライフィッシング」のページに「東京湾のフッコにフライでチャレンジ」という記事があります。ストリーマーという良く沈む大型のフライを使ってます。でも今はまったく聞きませんね、海のフライフィッシング・・・。

誰もやらない釣りなら、いつかチャレンジしたい気もします。
古い本を見ているはずなのに、未来の目標がドンドン増える。不思議なものですね

> 大さん
コメントありがとうございます!

「お墓にハイキング!」のプランは家族の同意が難しいかもですね

開高健は、子供心にも気になる存在でしたが、好きではなかったんです。
「イトウを外国で釣るなんて、ズルイ!!」そんな風に思ってました

図書館にいって「オーパ!」の写真集を読んだりはしてましたが・・・
それにしても、大さんの「お呪い」はレパートリーが豊富そうですね!

> のりべんさん
コメントありがとうございます!

幼稚園年長さんからの愛読本ですか!今は手になくても、きっといつでも頭に思い浮かべることができるんでしょうね・・・。僕もそんな意味でこの本を「心のふるさと」と呼びました

幼い時に出会うことができた、無限の夢を掻き立ててくれる本。
僕の妄想癖の根源も、やはりこの本との出会いから生まれたのかもしれません。

のりべんさんも相当な妄想家ですよね?お互いそんな本達に心から感謝していたいものですね

> たけちゃん 様
コメントありがとうございます!

昔の名著は、商売っ気が少ないように思います。
この本も、本当に伝えたい「ルアー・フライ釣りの魅力」を精いっぱい詰め込んであると思います。
たけちゃんさんがそばから離さない本達も、きっとそんな感じなのでしょうか。

以前に書いた時にも目にされたかもしれませんが、僕がやった「日本縦断釣行脚」は、
もちろん鮎川魚紳の「日本一周釣行脚」をマネしたものですよ

行った先々で出会った人々の思いでも深い、良い旅でした。
(移動中心であまり釣れませんでした。それに最後は車を単独事故で廃車に・・・

スポーツカーでルアー釣り!なぜか想像しやすいです。たけちゃんさんなら当然な気がします

> せーじさん
コメントありがとうございます!

不思議と、小学生の頃の愛読書は今でも本棚にあるような気がしますよね
この本は手放せずにずっと連れてきましたが、他にも、今はもう手元にない本がありますが、
記憶の中では、本の感触や、読んでいる時のワクワク感を、まるで昨日まで読んでいたかのように
鮮明に覚えています

心の1番深くにしっかりと存在してるんでしょうね。
大きくなってから読んだ本はどんなに感動しても、そこまで深くにはしまえません。

まだ、ネタとしては公開予定はありませんが、僕は今のボート釣りでも子供の頃の川釣りノウハウを
取り入れてる部分があるんですよ。川と海は違っても、通じる部分もあると思うと、
子供のころの自分がいろいろと教えてくれたりします

HEPPOさん、こんばんは~。


忘れていた記憶が、一挙に思い起こされました。


たしかDaiwaの釣魚大全、黄色いカバーだったと思います。当時高い本でしたが、父親にねだって買ってもらいました。
対象魚毎の最初のページにカラーイラストが描かれていて、マハゼがきれいな飴色で印象的でした。
小学生にとっては、間違いなく宝物の一冊でした!!!
その後、中学生になってからHEPPOさんのバイブルも手に入れた気がします。


その頃はDaiwaの釣具はなかなか高くて買えませんでした。(まぁいまでもそうですが)
その悔しさからか、いまでもバイキングを使っています。


そういえば、初めてのボート釣りは相模川河口(馬入川)のハゼでした。手バネのような糸巻きのついた、1メートル位の短竿てした。
父親は釣りはしなかったのですが、無理を言って色々なところに連れて行ってもらいました。相模川はもとより、早川港、茅ヶ崎港の平島等々…


あらら、記憶がどんどん蘇ってきてしまいました~。本日眠れなくなりそうです!!

> まるつこうじさん
コメントありがとうございます!

今回、みなさんのコメントに長文が多くて、やはり誰にの心にも釣りのふるさとがあるんだなぁ、と思いました。

僕の初めての釣りもハゼですよ!(^-^)
ボートではありませんでしたが、確か6歳の時、父と伯父に釣れられて平和島に行き、3人で200匹以上の釣果だったと思います。こうじさんと同じように、父との釣りの思い出が思い出されます。

欧米では、釣りは父と息子の人生の会話の場なんだそうです。僕は釣りに集中してしまい、釣行中の父との会話の内容は全く覚えてませんが、不思議といろいろなことを教わった雰囲気だけは覚えてます。

今夜は眠れないかも・・・って、明日は釣行じゃなかったでしたっけ??(^^;;

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