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2012年9月14日 (金)

【釣行記補足4】おなかいっぱい!?真鯛料理尽くし!

9月7日釣行記の補足の最後です。


もう一生無いかもしれない「真鯛尽くし」です。



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お刺身。大きいんです(^^;;。

釣った当日の夕食に出した「お刺身」です(4.2kgの大鯛のの半身分)。身がすごく大きいのに普通の感覚で切ったため、お刺身の1切れが厚くなりすぎてしまい、ちょっと食感的に不評でした。もっと薄く切れば良かった・・・


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血合いの模様がこんなに綺麗です•••。

でもさすが真鯛!美味しかったです~


お刺身の皮付きの方、失敗しました。バーナーで皮が縮まなくなるまで皮目を炙ってみたんですが、皮が固くて噛み切れません。皮はやはり熱湯をかける松皮造りにしないといけませんね


でも、その失敗した皮付きのお刺身は、翌日の朝の「鯛の出汁茶漬け」で大活躍!


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鯛茶漬け。熱々です!

ご飯の上にのせて、大鯛のアラで取った熱々のお出汁をかけると、自動的に「湯引き」になって皮も美味しく食べられました。この鯛茶漬け、最高に美味しかったです


当日のタ食にはもう1品有りました。「皮の湯引き」です。


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作るのは超カンタンです。

引いた皮等に熱湯を回しかけて適当に切っただけですが、これをポン酢醤油で頂くと美味しいお刺身より好評でした


あと、たまたま家にあった徳島産の地物の「すだち」を絞ると、更にさわやかな薫りとキレのある酸味が加わって、すご~く美味しかったです



2日目のタ食は「鯛めし」です。


鯛が大振りで炊飯器に入らないので、鍋で炊きました。


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ご飯は4合。たっっぷり作りました。

炊き上がった状態から、夫婦で協力して身をほぐしながら骨や残っているウロコを取り去ります。なかなか大変な作業ですが、振り返ればこの手間はまったく惜しくないです。


だって・・・。


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これは、たまりません!

この素晴らしいお味、炊き込みご飯系の王様ではないでしょうか
ふっくらしたほぐし身もたっぷり入って、申し分ありません


この日の夕食のもう1品は「鯛の潮汁」です。


2品並べた写真を見ると、家族の笑顔と幸せな気分を思い出します


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贅沢な食事。なんだかバチが当たりそうな気が•••(>_<)。

この鯛めしや潮汁も、食べている途中で「すだち」を絞るとガラリと風味が変わり、美味しさを「更に倍で楽しむことができました。


「真鯛」「すだち」相性は抜群だと思います



そして3日目の夕食は再び「真鯛のお刺身」です。


2日間冷蔵庫で寝かせた大鯛の残りの半身を頂きます。
今回の皮付きの身はきちんと熱陽をかけた「松皮造り」にしてみました(下手過ぎてそう呼べないかも(^^;;)。


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まず、お刺身の色が明るくなり、より美味しそうになった気がします。そして食べてみると、ロの中に広がる甘みが2日前よりも少し強くなっていて、コクのような感じで長く残ります。


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やはり変わるものですね〜。

美味しい


これがアミノ酸の増加なのでしょうか?


我が家は、アジを始めとするほとんどのお刺身では「釣った当日の食感が好き」派なのですが、真鯛に関しては冷蔵庫で寝かせたものに軍配があがりました。松皮造りの方もうまくいき、子供達もようやく「皮つきのほうが美味しいと言ってくれました


3日間を通じて「すだち」は大活躍


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ファンになってしまいました。

めったに家にないのですが、会社の同僚からたまたま1kgも頂いた直後だったんです。僕はいままであまり興味をもっていませんでしたが、魚料理と「すだち」の奏でる美味しさのハーモニーにすっかり夢中になってしまいました


良い偶然が続く時って、あるんですね





おまけ。


真鯛のウロコ。
普通サイズでも固くて剥がすのが大変ですが、今回の大鯛のウロコはまるで「ヨロイ」のようでした。ウロコ取りを普通に使っても受け付けないんです。腕に力を入れて、ウロコ取りをタテにガリガリとやってようやく剥がれてくれました。


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ビニール袋の中でバリバリッと!

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本当にすごいウロコががっちり張り付いてるんです(>_<)。

「真鯛は天敵がいない」ということも妙に納得です。こんなヨロイに身を包んだ魚にかぶりついても。食べにくくてたまらないに違いありません





まだいくつか面白いネタがありますが、良い写真が撮れずうまく伝える自信がないので、未来に持ち越そうと思います。9週間振りの釣行、何とか大切に、有意義に過ごせたかな?


久々に4回を数えた補足記事。ひとつでも皆さんの興味をそそることがあれば幸いです


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アタチより大きなお魚〜



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コメント

おはようございます
真鯛の鱗を取るのは大変ですね
鱗取りを縦に使って取ったとありますが、heppoさんでないと取れるとは思えません
私は出刃の背で取りますが、腱鞘炎になりそうです
真鯛、黒鯛、メジナ、舞鯛・・・・・・・・・・・・・
鱗のある魚を捌くのは疲れます、なにか良い方法は無いもんですかね
だいこんで取れるとありましたが大鯛の鱗が取れるとは思えず、まだ試していません
私もheppoさんと同じで1~2匹持ち帰り、ボート屋さんにおいてきます
そんな魚がまだ冷凍庫に入っています

出ましたね、私が一番気にしていた大鯛の料理。
迫力満点の鯛づくしご馳走さまでした。

新聞紙からにょきっと出ている水道の蛇口がおもしろいです。
ここまでやるんですね。

鯛は捨てるところがないといいますが、
皮霜造りに潮汁,とことこんやりましたね。
私もやったことはありませんが、あのうろこ、
油で揚げるとよいおやつになると聞いたことがあります。

HEPPOさんこんにちは。

鯛茶漬け~鯛茶漬け~♪
美味そうです。
鯛の炊き込みご飯もたまりません。。。

しかし仕込が大変そうですね
ビニールに入れて鱗取るのはいい案ですね。
やりづらいけど飛び散らない。

実は昨日の夜中にこの記事を見てお腹が「グ~~ッ」ってなってました
ブライアンさんといい、HEPPOさんといい。。。イジメがひどいです(笑)

> たけちゃん 様
コメントありがとうございます!

真鯛のウロコはすごいですね(>_<)。
たけちゃんさんの記事で想像はしていましたが、まさかウロコ取りでも取れないとは•••。
あと、大鯛の頭の骨はどうしても割れませんでした。

今回はボート屋さんだけでなく、お世話になっている隣家の旦那さんにも魚をお渡し出来ました。
こんなことはもう無いかもしれませんが、海の恵みに本当に感謝です!(^-^)

1週間経ち、大津で鯛を狙ってみたい、という気持ちが強くなったことを感じています。

> 五目漁師さん
コメントありがとうございます!

我が家のキッチン使用ルール。過去記事に書いたことがあるんですよ(^-^)。もしお時間有ったらご覧くださいね〜(^-^)/

http://heppokonoppo.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-f2f2.html

真鯛のウロコが「おやつ」に!(◎_◎;)
それは驚きの情報ですね!ちょっと調べてみます〜

あのFGノットの動画!さすが五目漁師さんのオススメです!
僕も道具なしで結べそうな気がします〜\(^o^)/

> せーじさん
コメントありがとうございます!

僕もブライアン家のお料理と、みなさんの男料理を拝見して、仕事帰りの電車でおなかが「グーッ!」となってますよ!(^^;;最近は先生の「アジフライ」記事で頭の中がアジフライになっちゃってますビニールに入れてウロコ取りするのは、魚が大きい時はオススメですよ〜しかし今回の大きな鯛は強敵でした!ホントにヨロイ着てましたよ(>_<)

HEPPOさん、こんにちは。

真鯛のお刺身ってキレイですねー!

こんな美味しそうな真鯛を三日間も食べられるなんて、羨ましいですぅ(^。^)

このまえ石田ボート店の釣果情報を見ていたら、第一排水口前で真鯛が釣れたって書いてありましたね!

あんな近場で釣れるだなんてビックリしました(^_^;)

いやー参りました。

鯛茶漬けやりたかったんですよー。もう、食べたい気持ちを抑えるのが大変でした。

ボートマダイは楽しいですね。釣れても、釣れなくても、ドキドキします。

何とか次の機会には、東京湾のマダイを食べたいものです。

こんばんは!のりべんです。

素晴らしい料理の数々・・・鯛づくしご馳走さまでした!
鯛のお刺身、素晴らしくいい色してますね~。1日目、2日目、3日目と、
最高だったのではないでしょうか。
(ちなみにのりべんは2日目が歯ごたえ、旨味がありで一番美味しいと
思っています…)
それと五目漁師さんがおっしゃっておりますが、
・・・あれ、あれが無い!
そう!皮せんべいです。ちょっとだけ伊東編のブログで紹介しています。
(魚は違いますが。)
タイでうろこ付きで皮を上手く揚げますと
ピピピと皮が逆立ちます(*^-^)。

最高の大鯛、あれをやらないと勿体ないです!
お酒ののおつまみに最高ですよ。

> ブライアンさん
コメントありがとうございます!

真鯛がお祝いに珍重される理由が解る気がします。
お刺身まで本当に綺麗ですもんね!(^-^)。

大津の真鯛。岸寄りにもいるんですね!
難しそうですが、いつかちゃんと釣ってみたいですね〜。

> 五目漁師さん

確かに拝見しました!
これ、美味しそうですね!!

ああ〜、ビニールにごっそりたまった大鯛のウロコ。もったいないことしました(>_<)。
またいつか頑張ってチャンスが作れるといいのですが(^^;;

HEPPOさん こんばんわ。

キタ━━ヾ(゚∀゚)ノ━━!!
やってくれましたね!
鯛料理づくし。。。
私も刺身と茶漬け、あら汁を作りましたがこの後にアップする勇気が…(>_<)

しかし、本当に美味しそうです!
これはたまりませんねぇ♪

ここまでの詳細な記事を読んで、やはりあの釣果はマグレではなかったんだなぁと本気で思いました。
観音崎はそんなにアマイ場所ではないと私は行ってみて思いました。


これからも観音崎には行きたいと思いますが、私の場合はしばらくは小潮限定となりそうです!

> かれいふぁんさん
コメントありがとうございます!

今回の鯛をかれいふぁんさんが釣られていたら、きっと保存版の鯛料理の素晴らしいレシピが1週間くらい続いたのではないでしょうか(^-^)。

我が家は冷凍庫を使わずに4人ですぐ食べ尽くしてしまうので、魚料理のレパートリーが増えません(^^;;かれいふぁんさんのレシピは憧れです〜*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)

> のりべんさん
コメントありがとうございます!

最高でしたよ!(夢のようでした(^^;;)

「皮せんべい」!!
ヤバイ!!大チャンスを逃しました!(◎_◎;)
あちゃーっ(ノД`)。いつか次のチャンスが作れるかなぁ•••?(^^;;

> Heavisizeさん
コメントありがとうございます!

真鯛はやはり存在感がある魚ですよね〜。
「鯛めし」と「鯛茶漬け」はどちらも甲乙つけがたい逸品でした(^-^)。

僕も観音崎の海は本当に難しいと感じましたよ〜。
今後も下地となる研究は続けますが、修行場としては先に油壺に取り組むことにするかもしれません。

今回の釣果は偶然なので、なんとか腕をあげて、改めてきちんと挑みたいですね!(^-^)

HEPPOさん、こんばんは。


美味しいレポート、ありがとうございます。現在帰宅途中ですが、鯛づくしを想像して、胃が鳴りまくりです!!どうしよう…


ウロコ取りの件、我が家では大根とウロコ取りを併用します。でも、あれだけの大鯛になると想像を絶しますね(^_^;)

> まるまつこうじさん
コメントありがとうございます!

お仕事ですよね?お疲れ様です。
僕も、いっつもいろいろな方々の釣魚料理を見てお腹を鳴らしてますよ〜(^^;;。

大根でのウロコ取りはやったことがありませんが、何事も経験。機会があればやってみたいと思います!(^-^)

なかなか盛大でしたね!
家ではあと塩焼きも飽きて、その塩焼きをほぐして…鯛のふりかけ風鯛茶漬けしました。
鯛飯も美味しいですし、通常鯛茶漬けもまいうーですが、鯛飽きてもまいうーです。

昨日 今年初!初ですよ♪42cmの金魚のでかいやつ(笑)やっと釣りましたが…弟家族にあげちゃった(≧m≦)プッ
どうだあ〜グレイトだろ〜♪

> 大さん
コメントありがとうございます!

おめでとうございます!!\(^o^)/
•••っといっても、大さんの場合は釣ろうと思えばいつでも釣れるのに、人を優先して自分を後回しにする確信犯なので、本心ではありませんよ〜(^^;;。

そう思えば弟家族さん方に差し上げちゃうのも当然です(^-^)。

でも!!
そんな大さんは間違いなく「グレイト」です!!\(^o^)/

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