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2012年8月17日 (金)

【釣行記補足2】今回の仕掛け等についての雑感です。

仕掛けまわりの感想等を書いておこうと思います。


例によって初心者の戯言と思って頂ければ幸いです



まずは今回使った仕掛けのレビューから。


【8月11日ワラサ仕立船で使った仕掛けについて】


◎フロロ8号・4.5m・1本針仕掛け


先鈎:がまかつ「プロヒラマサ」11号・内掛け結び
ビーズ:HAYABUSA 名人の道具箱「高輝度ひかり玉ソフトタイプ」4号
追加ビーズ:TOHO「発光玉ソフト・タイプ8H」グリーン4号


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今までで1番太くて重い鈎です。タタキもでっかい。

取り回しを重視した短めの仕掛けです。3mm・1mのクッションゴムを取り付けました。ヨレ防止に接続部は強度が15.5kgのダブルクレンタイプのスナップ付きサルカンを使ってます。大きな特徴は鈎です。メーター級のヒラマサでも大丈夫という相当太軸のものです。当然、重さも相当なものになります。

オキアミカラーであることもポイント?中層以上の魚は太陽光の届く範囲で捕食することが多いと思い、違和感を与えにくい色を選びました。

息子の49cmのイナダと、僕の50cmのイナダを釣った時は追加ビーズなし。36cmのマダイはビーズまったく無しの状態で釣りあげました。その他サクラダイ、ミニカサゴ、マルソウダなども掛かりました(ビーズ2個の状態ではマルソウダのみ)。


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「ヨレを防ぐ=強度アップ」。最近実感しました。

今回使用した電動リールの最大負荷10kg(瞬間最大20kg)を考慮し、直線耐荷重10kgを意識して作成しました。でも実際にはもっと強かったと思います。

最大の弱点は「根掛かりした時」。ハリスを引きちぎろうと20回以上チャレンジしましたが切れず、「人間の力では切れない」と感じました。諦めずにトライし続けたら、船の動きに助けられてようやく切れました。その時に切れたのはクッションゴムの下2cmの場所です。


つまり、この仕掛けの強度のボトルネックはサルカン結び。内掛け結びのチモト強度はサルカン結びを上回っていたことになります。サルカン結びはパロマーノット。最高に強い結びと言われてますが、締め込みの際に2cmほどのヨレが出来ることが避けられず、以前から気になっていました(そのため、締め込みの際には必ずよく濡らしています)。その部分で切れたようです。でも全体としての強度は要求水準を大幅に上回っていました


一般論ですが、仕掛け強度がリールのドラグの最大負荷を上回ると、根掛かりの外し方によってはリールが壊れる可能性があるので注意が必要です。大物狙いの仕掛け特有の悩みでしょうか



◎フロロ6号・8m・1本針仕掛け


先鈎:がまかつ「プロヒラマサ」11号・内掛け結び
ビーズ:HAYABUSA 名人の道具箱「高輝度ひかり玉ソフトタイプ」4号


ハリス号数と長さ以外は前記の仕掛けと同じです。56cmのイナダを釣り上げました。直線強度8kgを意識して作成しました。ソフトタイプのビーズは鈎側から付け外しが出来るのでいくらでも増やせるのが面白いですね試しにビーズを3つ付けて海面で様子を見ましたが、重い鈎のせいかそれでもかなりの勢いで沈んでいきました(本当はいくつ付けたら針が浮くか試したかったのですが、持ち込んだ小箱に3つしか入れてませんでした)。



【その他雑感・・・今後の青物対策等について】


・今回はすべて1本鈎にしました。理由は「仕掛け強度」です。フロロラインは結びコブができると直線強度が20%程度低下します。つまり、10kgに耐える5号ラインなら8kgの4号相当になり、10号ラインなら8号ライン程度に低下することになります。


※ナイロンラインの場合は、結びコブによる直線強度の低下が約40~50%に及ぶので更に注意が必要です。また、針結びが外掛け結びの場合は内掛け結びに比べてチモト強度は低くなるのでご注意ください(以前の3号ラインでの実験では少なくとも19%は低下しました)。


※ラインの強度測定の参考値については、以前の記事でもご紹介させて頂いた以下のリンク先のサイトをご参照ください。 本当に貴重で有難い内容です。


 → 「ラインの引っ張り強度」(小菅雅徳さま「クロダイ釣りの科学」内)


・今回、リールのドラグは4kg弱程度に設定してありましたが、56cm・2kg程のイナダの最初の5~6回の突っ込みではラインを引き出されました。つまりイナダの場合、瞬間的には体重の倍以上の力で引き込むということになります。


・これを元に考えると、ガチガチドラグの場合、直線強度10kgの仕掛けで戦えるのは5kgに満たない程度のワラサ(70cm程度?)までということになります。この秋以降にはもっと大きなワラサ(ブリワラ?あるいはそれ以上・・・)が回遊するかもしれませんので、ドラグ設定を怠ると、最初の引き込みでハリスがブチッ場合によってはリールがバキッ・・・なんていうことが実際に起こってしまう可能性がありますね


・一般的な小型両軸リールのドラグ最大負荷は4~5kg、中型両軸リールで7~8kgです。実際のファイトではドラグを駆使して戦いますが、根掛かり等の不測の事態に備えて、仕掛け強度はリールの最大ドラグ力以下に抑えておくことが望ましいと思います。


中型両軸リールを想定すると、以下のような組み合わせがおおよそのバランスでしょうか。


→ 仕掛け強度8kgの組み合わせイメージ
   ・フロロ6号、1本針、内掛け結び。
    ・フロロ7号、1本針、外掛け結び
    ・フロロ8号、2本針。
 エダス元がチモトより弱いので針結びの種類は影響しません。


  ※ハリスのキズには注意を払う必要があります。ハリスが傷付いていたらすぐに詰めて鈎を結び直すか、仕掛けを交換します。


・ただし、根掛かりの心配が少ない胴突き仕掛け(泳がせ仕掛け含む)は多少太いハリスの仕掛けでも良いかな?と思います。それでも青物のパワーがリールを破壊し得る場合があることは肝に銘じておいた方が良いと思います



なんだか個人の覚書的な内容になってしまいました。検証が足りず、思い込みが全面に出ている点もありますね。お気に障る部分があったら申し訳ありません


あくまでイナワラを釣っただけの感覚を元に拡大解釈して考えたことです。ワラサ級以上の本当の力には考えが追い付いていないかもしれません。


大津や観音崎でも、そろそろワラサ級が回り始めている、という話が聞こえてきます。
青物は日々大きくなってます。先週通用した仕掛けでも今週は「ブチッなんてこともあるかも?


人事を尽くして天命を待つ。準備だけは万全にして臨みましょうね






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コメント

HEPPOさん おはようございます。

いつも本当に参考になる記事をありがとうございますm(__)m

実は先日5号ハリスを購入して仕掛作りしてみたのですが、ハリスがゴワゴワしていて非常に針に結び難かったです…
締め込みの時にスッポ抜ける事もありました。
また、締め込むときにハリスを引っ張り過ぎて少しキズを入れてしまったりと苦戦中です(--;)
太いハリスの方がやり易いかと思っていましたが逆でした。。。

2つ質問して良いですか?
今回カラー針を使用したようですが、どうでしたか?HEPPOさんなりの使い心地を教えて欲しいです。

もうひとつは、クッションゴムです。
今回はどのくらいの長さを使用したのでしょうか?
大津では使用していますか?

全く急ぎません。HEPPOさんのお暇な時に簡単に教えて頂けると本当に参考になりますし、嬉しいです。
いつも質問ばかりして申し訳ありませんm(__)m

> Heavysizeさん
コメントありがとうございます!

鈎に対して太すぎるハリスだとすっぽ抜けてしまいやすいですね(>_<)。
僕もそれに気づいて、それまでに作った泳がせ仕掛けを全部作り直す羽目になりました。

太いハリスを使う時は、ハリスに見合うタタキの大きさ(軸の太さ)を持つ針を選ぶ必要があると思います。

あと、締め込み方も工夫しないと大変ですね。僕は8号を歯で締め込もうとして歯を痛めてしまいました(>_<)。余分のラインをかなり長めにとって指に巻きつけて強く引っ張るのが1番簡単かな?

鈎の色。オキアミエサの場合の話になりますね。
オキアミの目の有る無しで食いが違うとすると、魚はオキアミの身体から出ている針先を見分けることが可能だと思います。濁りにもよりますが、いろいろと水中動画を見る限り、東京湾では水深20〜25mまで太陽光が届いているようなので、それ以上の棚では念のために色を気にしても良いかな?と思っています。

僕はその程度の認識ですが、こっとんさんはオキアミカラーの鈎を使われておられ、過去記事には、そのきっかけとなった体験のお話が有りました。参考になると思います(^-^)。

http://boatfishing.seesaa.net/article/44635632.html

クッションゴム。
仕立では、3mm・1mを使いました。ボートでの大物狙いでは、2.5mm・50cmを使ってます(11kgのサメの時も(^^;;)。ただ、今年の秋は3m・1mを使う予定です。場合によっては2本連結するつもりです(永井名人の本の受け売りです)。根掛かりが外れなくなるのが怖いですが・・・(^^;;。

だいぶ海が秋めいてきました。出来るだけ釣行を増やしたいところですね!
Heavysizeさんとの握手が待ち遠しいです〜(^O^)/

> Heavysizeさん

追伸です僕のブログたまにコメントの文章の記号や句読点の間がすっぽり抜けてしまうという致命的な不具合があります

上の返信コメントでも出ちゃいました1番上の段落正しくは以下です

鈎に対して太過ぎるハリスだとすっぽ抜けてしまいやすいですね太いハリスを使う時は見合う軸の太さ(タタキの大きさ)の針を選ぶ必要が有ると思います僕もそれに気づいてそれまでに作った泳がせ仕掛けをすべて作り直す羽目になりました

この不具合困ってますなんとかならないかなぁ・・・

カラー針に反応しました。のりべんです!

カラー針、僕は結構愛用しています。カゴ釣りを以前好きで
やっておりましたが『食い渋り時』イナダ、ワカシに有効でした。
この場合、オキアミカラー、もしくは白。
ただ、蛍光色のものもありますが、その有効性はいまいち
わかりません・・・・。(なので使っていないです。)
HEPPOさんがおっしゃるとおり、オキアミの場合です(゚ー゚)

カイワリ狙いの時はグリーンの川釣り用のカラー針がとても良いです。
それに白、ブルー、グリーンとスキンもしくはウィリーを巻くと
良い感触を持ってます。

追伸ーみなさんに触発されまして、ブログを今回釣行から始めました!
ちょっと覗いて頂き、忌憚の無いコメントいただけると嬉しいです!


再度の投稿、失礼いたします。

(自分のコメントに追加させてください。(^-^;)
不備がありました。)

注意することは、ある某プロの本によるとカラー針にウィリーは
お勧めできない、とあります。(たしかハナダイのページです。)
その組み合わせで狙ったのはご存じ『シラス』に見せるように
したものです…。

僕のシャクリは『早いシャクリ』パターンが多いので、誘い方との
『組み合わせ』の方が大きいかも…(゚ー゚;。
もっと『検証』して報告しますね!

> のりべんさん
コメントありがとうございます!

やはり、少なくとも水深がある程度浅いタナでは喰いに差が出ることもあるようですね。
またまた貴重なお話を有難うございます!

待っていました!のりべんさんブログ!!
のりべんさんは、誰にも負けないくらいたくさんのネタに囲まれてそうです。
きっと楽しく、いろんな方に読まれるブログになると思います。

アメーバ会員ではないので今のところコメントできませんが、心から応援してますよ〜!!\(^o^)/

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