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2012年8月の12件の投稿

2012年8月30日 (木)

【便利道具】ラバーランディングネットについて

青物対策、大切なことをひとつ忘れてました。


今の僕の武装。


コレです。


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600円の手玉。ドラクエなら「おなべのふた」?

「そんな装備で大丈夫か?」


「大丈夫だ。問題ない」


・・・ワケがありません。


コレじゃダメです





最近まで僕が愛用していたランディングネットはコレです。


Goldenmean キャプチャーネットII


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ネット通販で2,500〜3,000円くらい。

価格もそれほど高くはなく、使い勝手ほほぼ申し分ありませんでした。


サイズ的にも重さ的にも手漕ぎボートでの釣りにピッタリ。加えて最大の利点は「ラバーネット」である点です。


サビキにイナダや大鯖が掛かり、取り込んだとします。すると、確実に数本の鈎がネットに引っ掛かっちゃいますよね。


通常の糸編みのネットだとこんな感じでしょぅか。



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複雑に糸をくぐる上に、カエシが噛んでしまうことがあります。

これが、ラバーネットだとこんな感じになります。


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単純に引っかかるだけ。カエシも噛みません。

鈎が格段に外しやすいんです


サビキとビシの2本竿を出していたりすると、ほぼ同時にヒットすることが結構あります。それがイナダや大鯖だったりすると、当然ランディングネットを必要とすることになります。


そんな時、先に取り込んだ時にネットに鈎が引っ掛かってしまうと・・・。


右手で竿をさばきながら、左手でネットに引っ掛かった鈎を一生懸命外す。そんなシチュエーション、みなさんもご経験はありませんか?


そんな時にありがたみを感じることができるのが、ラバーネットの良いところです



もうひとつ。結び目が無い分、水切れが良いのも嬉しいところです


使ったあとでも1振りして置いておけば、糸編みのネットより早く乾いてくれます





お気に入りのランディングネットだったんですが、先日観音崎でドチザメを取り込んだ時に、見事に破壊されてしまいました


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頭だけ入れて抱き込みました。フレームがひん曲がってるのわかります?

120cm・推定11kgのドチザメ。どうやらこのネットで10kg級の取り込みをすることには無理があったようです



最近は竿やリール、仕掛けのことぱかり考えていたのですが、今年の青物対策として、大物に対応できるランディングネットは必須でした。すぐにでも準備しておかなきゃいけません


個人的な条件としては・・・。


・ラバーネットであること
・10kg級にも耐えられるフレームの強さがあること
(そんな魚が揚がるワケありませんが
・フレームサイズ50cm以下で、ネットに十分な深さがあること
(大きすぎても持ち運びに困ります)
・柄の部分にある程度の長さがあること
(長すぎてもダメ)
・予算的には3000円程度?が理想


ネット通販でも探したのですが、フレームの強さが分かりにくくて決めきれません
通販に見切りをつけ、釣り具屋で見繕って購入してきました


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ノーブランド品。渋谷のJS屋で2588円ナリ。

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お店に有った中で一番フレームが丈夫そうでした。

家で大きさを測ってみたらフレームの幅が35cm、縦も40cmしかありませんでした。ちょっと小さかった??


当面はコレで行けるでしょうか・・・?


準備万端!あとは大物を釣るだけです!?(笑





2012年8月29日 (水)

【雑談】そろそろ大津の水温がピークを迎えたようです。

8月27日に大津の水温が28℃を超えました。


Kaikyou240827
翌日にはすぐ28℃を切りました。

東京湾口海況図


28℃を超えたのは今シーズン初めてのことです。


現時点の予報を見る限り、気温のピークは来週前半あたりまでと思われますので、来週末くらいからは水温は低下に転じる可能性が高いと思います。


いよいよ海も秋に入ってきた!という感じでしょうか?



今年の水温は例年と比較して高い?


昨年は一度も28℃を超えることはありませんでした。でも、2010年には29℃を超えた日もありますので、現在の水温は例年より特別高いわけではないようです


参考までに、過去4年間の本日(8月29日)の海況図を並べておきます


Kaikyou0829
この図を見る限り今年の水温は高いですね。下がり始めるのが遅い年、と言うのが正しい感じです。




水温が低下に転じると、表層と中層以下の水温差が減少し始めます。その後、秋が深まり水温差が縮まると、強風による撹絆に伴う魚の泳層の水温の変化が抑えられるようになっていくことが考えられます。イメージとしては以下の過去記事をご参照ください。


過去記事「水温の低下について」


反対に考えると、当面の間は前日に強風が吹いた日は魚の活性が低くなる場合があるかもしれません。台風の後に濁りが入ってアジが爆釣するというケースもありますが、個人的にはもう少し秋が深まってからの方が可能性が高くなる現象なのかな?と思います





強風つながりのお話です。

大津の事例ではありませんが、昨年の9月21日、台風15号の直撃で本牧海釣り施設の沖桟橋の一部が破壊されるという出来事がありました。その当日の朝(嵐の直前)、護岸前に巨大なナブラが立ち、たった2人のルアーマンが朝の一時で100本以上のソウダガツオを釣ったという大爆釣のニュースがありました


命知らずな事例で、そのタイミングでの釣行は本来避けるべきと思いますが、ここで捉えておきたいのは「魚は嵐の到来を事前に感知している」ということです。


「魚は嵐によって餌が捕食できなくなることを知っており、嵐の前に荒喰いすることがある」というお話をべテランの方々から幾度となくお聞きしたことがあります。上記の現象はそのことを裏付ける事例ですね



重ねて申し上げますが、本ブログは嵐の前の釣りを推奨するものではありません


手漕ぎボート釣り師の方々はある程度気象の知識も身に付けられてる方が多いと思いますが、それでも台風等が日本の近くに存在する状況で風やウネりの間隙を狙い撃つ釣行をするのは10年選手級の奥義です。土用波の時期でもあり、リスクのとても高いタイミングであることを改めて認識しておくべきと思います。





もうひとつ。


ちょっと妄想チックな話ですが、去年経験した台風絡みの疑問など


昨年、台風の数日後に大津に行ったら、いつもは魚探で岩礁の反応がある高根の上(ヤマダ電気沖の一角)のはずなのに、底質反応が砂地になっており、ヒイラギやシロギスが釣れ、アジや根魚がまったく釣れなかった、という経験があります。


限られた体験で状況判断自体に自信はないのですが、当時の想像としては、台風によって海が底荒れして根が砂をかぶると、一時的に魚の分布が変わったりする可能性があるのかな?と思いました。


今年、似たような状況があれば出来る限り検証してみたいです。皆さんもお気づきの点やご存じのことがあればぜひ教えてください


今年の秋、手漕ぎボート釣りを愛するみなさんが天候運に恵まれますように





2012年8月25日 (土)

【雑談】釣りに行けないストレス!何かに活かせたり・・・?

秋が目前に迫る中、釣りに行けずに考えること。


個人的な雑談になります


これまで、いくつかの記事で秋の青物のことを考えたりしてきました。いよいよ季節は秋に移ろうとしてますが、肝心の釣行予定がなかなか立ちません


来週末も予定があり海には出られません。


以前なら、「釣りに行きたい病」が発病して挙動不審になっている感じです



・・・以前なら?


今は、違うのでしょうか??


そうなんです。
最近は多少釣り行けなくても、不思議と落ち着いたまま過ごすことができています





すっごいストレス。それは感じます。


家族によると、車の運転中に「アーッ!!」とか奇声を上げることもあるそうです(自分ではあまり気づきません)。


そんな大きなストレス。こんな辛い状態から、僕を救ってくれるものがあるんです


「仕掛け作り」


そんな日の夜は眠くて瞼が開かなくなるまで、とにかく思いつくままに仕掛けを作ります


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仕掛け材料も増える一方です。あまり使わないものも多いのでトータルコストは決して安くありません(>_<)。

面白いのは、仕掛けを作り始める前の「こんな仕掛けを作ろうかな」という漠然とした気持ちが、いくつかの仕掛けを作っているうちだんだんとはっきりしてくることでしょうか?


たとえば、「次はどこに釣りに行こうかな」と悩みながら仕掛けを作っていると、自然と「行きたい場所」向きの仕掛けばかり出来上がってくるんです。大津用の定番仕掛けを作っていたはずが、いつのまにか観音崎向けになっていたり、油壺用になってしまったり・・・。


面白いです

ストレスが、形になって消えていく感じ?


さっき数えてみたら、現在の作り置きの仕掛けの数は40ちょっと。今後もどんどん増えていくと思います。


新しいアイデアが出てきたり、仕掛けを作るうえでのポイントに気づいたりすると、過去に作った仕掛けをほとんど作り直したりもします。面倒ではありますが、自分で作る仕掛けは「自分が納得できる仕掛け」でないと実践でもあまり勉強にならなかったりするので、気になるところは放置できません。


仕掛け作りは今年から着手した目標で、5年かけて身に着けようと考えてます。まだまだ基本的な部分で悪戦苦闘している状態ですが、こんな駆け出しの状態でも精神安定剤的な働きがあるのは意外な効果ですね





三浦半島の手漕ぎボート釣り各エリアで、青物がいよいよワラササイズになってきたようですね。特に観音崎ではワラサどころではなく、10kg級(ブリとしても特Aサイズ!)と思しきファイトもあったようです


この分だと次の大潮あたりで大津にも巨大魚が入ってきてもおかしくない?ような気がします(まず揚がらないと思うので、情報が出るかどうかわかりませんが・・・)。


ところで、仕掛け作りをしていて、悩むポイントがあります。
「アジ泳がせ」の青物釣果が全然聞こえてきませんね??


太サビキや、オキアミ餌の釣果ばかり?今年の青物はイワシに夢中で、アジはあまり追いかけていないのでしょうか?この傾向はどこかで変わるのか、またはずっと続くのか。それによって狙い方も変わりそうですね。難しいところです


貯まる一方では、仕掛け達もかわいそう。作り貯めた仕掛けを吐き出すためにも、この秋は頑張って釣行を重ねたいです


まずはどこに向かうべき?答えは仕掛けが教えてくれそうな気がします





2012年8月22日 (水)

【便利道具】ウエストベルト型ライフジャケットについて

手放せないアイテムの続きです


なかなか釣行予定が立たないので、もうひとつお勧めアイテムのご紹介などを挟ませて頂こうと思います


「ウエストベルト型ライフジャケット」


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僕のものはリョービ製。リョービさんは今でも釣り道具を作られてるんですね〜。

夏の釣りに有難い、涼しいライフジャケットです





僕が一昨年の夏に初めて大津での手漕ぎボート釣りを経験したあと、ライトタックルの竿とリールと一緒に「真っ先に」購入した手漕ぎボート釣り用アイテムです僕は暑がりなので、上半身はとにかく薄着にしたかったんです。夏デビューの僕にとって、このライフジャケットは必需品に見えました


その頃はまだ珍しいタイプだったのか、翌年の春くらいまでの間は、石田ボートさんで乗船するたびに、これがライフジャケットであることを説明する必要がありました。でもその後は使う人も増えてきたようで、現在はまったく説明する必要はありません



色々なメーカーから発売されてます。船検対応品とそうでないものがありますが、値段は概ね1万円程度のものが多いようです。僕のものは船検対応品で、渋谷の上州屋で約9000円でした。


使い始めてもう2年になりますが、夏場は本当に手放せません涼しさだけでなく、身軽さもあるので、1年中快適さを感じることができますよ


ただし注意点がひとつあります。自動膨張式なのですが、色々な評判を聞くかぎり、実際には浸水しても自動膨張しないことがあるようです。手動膨張の手順や、ガス漏れ等で膨張しない場合の対応方法等をよく頭に入れておく必要があります。


一般的な注意点については以下のページのPDFファイルが参考になると思います。


日本海難防止協会-「膨張式救命胴衣のメンテナンス」





僕は、ベルトの部分にいくつかの道具を取り付けてます。


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タオルホルダー、ラインカッター、ハサミ、ホイッスル。また、ドリンクホルダーも取り付けてます。


実際に腰に装着するとこんな感じ。


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ウエストベルト式に限らず、ホイッスルだけは忘れずにライフジャケットに取り付けておきたいですね


このライフジャケットとラッシュガードの組み合わせ。夏場の釣りを少し快適にしてくれると思います


まだまだ残暑は厳しそうですね。みなさんのオススメ暑さ対策も、ぜひ教えてください



2012年8月19日 (日)

【便利道具】「鉄腕GT」という名前のハサミを知ってますか?

すっかり手放せなくなってしまったハサミをご紹介します。


今年の初め頃、ホームセンターで見つけて購入したハサミ。ちょっと高かったのですが、今年の目標に「仕掛け作り」を挙げていて、使いやすいハサミを探していたので買ってみました
売り文句は「最強ハサミ」


エンジニア「鉄腕ハサミGT(PH-55)」


Hasamigt_3   
定価2500円。僕は2000円弱で購入。現在ネットでは1800円くらいから。

このハサミ。切れ味が桁外れです「最強」の売り文句は伊達ではありません。

このくらいの安全ロープも1発でザクッ。


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少し力は要りますが、1発で切れます。

僕が時々使う1.2mmのステンレスワイヤーまでバチンッ。


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専用の部分を使います。切り目を付けて折ると簡単。ホントにバチン!と切ることも出来ます。

細いPEまで!(これはさすがにライン側にテンションかけないと1発では切れません)


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ハサミタイプでPEが本当に切れるのは珍しいですよね。

その他、プラ板や皮のべルト、それに同軸ケーブルまで簡単に切れます。ごく普通の形、サイズでここまで切れるのは正直驚きです。今までの「ハサミ」の概念をちょっと超えてる感じ?


太いハリスを切る時も、はさみの刃の支点近くではなく、先端の方で軽く切れますので使いやすさを感じられます


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ただし、肉厚の刃なので精密に切ることは苦手かもです。


良いハサミだけに、海での使用は控えてます。ステンレス製なので錆には強いと思いますが、これまでの経験ではステンレス製品でもH-1鋼製以外のものは錆びてしまうので、いまのところは自宅での作業に使ってます


誤解が無いように補足すると、プロの工具メーカー製なので、ヘビーユ一スに耐える作りになってます。海水が直接かかるような状況でなければ、アウトドアや工事現場でもガンガン使えると思います


半年以上使っての感想です。本当におすすめですよ





2012年8月17日 (金)

【釣行記補足2】今回の仕掛け等についての雑感です。

仕掛けまわりの感想等を書いておこうと思います。


例によって初心者の戯言と思って頂ければ幸いです



まずは今回使った仕掛けのレビューから。


【8月11日ワラサ仕立船で使った仕掛けについて】


◎フロロ8号・4.5m・1本針仕掛け


先鈎:がまかつ「プロヒラマサ」11号・内掛け結び
ビーズ:HAYABUSA 名人の道具箱「高輝度ひかり玉ソフトタイプ」4号
追加ビーズ:TOHO「発光玉ソフト・タイプ8H」グリーン4号


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今までで1番太くて重い鈎です。タタキもでっかい。

取り回しを重視した短めの仕掛けです。3mm・1mのクッションゴムを取り付けました。ヨレ防止に接続部は強度が15.5kgのダブルクレンタイプのスナップ付きサルカンを使ってます。大きな特徴は鈎です。メーター級のヒラマサでも大丈夫という相当太軸のものです。当然、重さも相当なものになります。

オキアミカラーであることもポイント?中層以上の魚は太陽光の届く範囲で捕食することが多いと思い、違和感を与えにくい色を選びました。

息子の49cmのイナダと、僕の50cmのイナダを釣った時は追加ビーズなし。36cmのマダイはビーズまったく無しの状態で釣りあげました。その他サクラダイ、ミニカサゴ、マルソウダなども掛かりました(ビーズ2個の状態ではマルソウダのみ)。


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「ヨレを防ぐ=強度アップ」。最近実感しました。

今回使用した電動リールの最大負荷10kg(瞬間最大20kg)を考慮し、直線耐荷重10kgを意識して作成しました。でも実際にはもっと強かったと思います。

最大の弱点は「根掛かりした時」。ハリスを引きちぎろうと20回以上チャレンジしましたが切れず、「人間の力では切れない」と感じました。諦めずにトライし続けたら、船の動きに助けられてようやく切れました。その時に切れたのはクッションゴムの下2cmの場所です。


つまり、この仕掛けの強度のボトルネックはサルカン結び。内掛け結びのチモト強度はサルカン結びを上回っていたことになります。サルカン結びはパロマーノット。最高に強い結びと言われてますが、締め込みの際に2cmほどのヨレが出来ることが避けられず、以前から気になっていました(そのため、締め込みの際には必ずよく濡らしています)。その部分で切れたようです。でも全体としての強度は要求水準を大幅に上回っていました


一般論ですが、仕掛け強度がリールのドラグの最大負荷を上回ると、根掛かりの外し方によってはリールが壊れる可能性があるので注意が必要です。大物狙いの仕掛け特有の悩みでしょうか



◎フロロ6号・8m・1本針仕掛け


先鈎:がまかつ「プロヒラマサ」11号・内掛け結び
ビーズ:HAYABUSA 名人の道具箱「高輝度ひかり玉ソフトタイプ」4号


ハリス号数と長さ以外は前記の仕掛けと同じです。56cmのイナダを釣り上げました。直線強度8kgを意識して作成しました。ソフトタイプのビーズは鈎側から付け外しが出来るのでいくらでも増やせるのが面白いですね試しにビーズを3つ付けて海面で様子を見ましたが、重い鈎のせいかそれでもかなりの勢いで沈んでいきました(本当はいくつ付けたら針が浮くか試したかったのですが、持ち込んだ小箱に3つしか入れてませんでした)。



【その他雑感・・・今後の青物対策等について】


・今回はすべて1本鈎にしました。理由は「仕掛け強度」です。フロロラインは結びコブができると直線強度が20%程度低下します。つまり、10kgに耐える5号ラインなら8kgの4号相当になり、10号ラインなら8号ライン程度に低下することになります。


※ナイロンラインの場合は、結びコブによる直線強度の低下が約40~50%に及ぶので更に注意が必要です。また、針結びが外掛け結びの場合は内掛け結びに比べてチモト強度は低くなるのでご注意ください(以前の3号ラインでの実験では少なくとも19%は低下しました)。


※ラインの強度測定の参考値については、以前の記事でもご紹介させて頂いた以下のリンク先のサイトをご参照ください。 本当に貴重で有難い内容です。


 → 「ラインの引っ張り強度」(小菅雅徳さま「クロダイ釣りの科学」内)


・今回、リールのドラグは4kg弱程度に設定してありましたが、56cm・2kg程のイナダの最初の5~6回の突っ込みではラインを引き出されました。つまりイナダの場合、瞬間的には体重の倍以上の力で引き込むということになります。


・これを元に考えると、ガチガチドラグの場合、直線強度10kgの仕掛けで戦えるのは5kgに満たない程度のワラサ(70cm程度?)までということになります。この秋以降にはもっと大きなワラサ(ブリワラ?あるいはそれ以上・・・)が回遊するかもしれませんので、ドラグ設定を怠ると、最初の引き込みでハリスがブチッ場合によってはリールがバキッ・・・なんていうことが実際に起こってしまう可能性がありますね


・一般的な小型両軸リールのドラグ最大負荷は4~5kg、中型両軸リールで7~8kgです。実際のファイトではドラグを駆使して戦いますが、根掛かり等の不測の事態に備えて、仕掛け強度はリールの最大ドラグ力以下に抑えておくことが望ましいと思います。


中型両軸リールを想定すると、以下のような組み合わせがおおよそのバランスでしょうか。


→ 仕掛け強度8kgの組み合わせイメージ
   ・フロロ6号、1本針、内掛け結び。
    ・フロロ7号、1本針、外掛け結び
    ・フロロ8号、2本針。
 エダス元がチモトより弱いので針結びの種類は影響しません。


  ※ハリスのキズには注意を払う必要があります。ハリスが傷付いていたらすぐに詰めて鈎を結び直すか、仕掛けを交換します。


・ただし、根掛かりの心配が少ない胴突き仕掛け(泳がせ仕掛け含む)は多少太いハリスの仕掛けでも良いかな?と思います。それでも青物のパワーがリールを破壊し得る場合があることは肝に銘じておいた方が良いと思います



なんだか個人の覚書的な内容になってしまいました。検証が足りず、思い込みが全面に出ている点もありますね。お気に障る部分があったら申し訳ありません


あくまでイナワラを釣っただけの感覚を元に拡大解釈して考えたことです。ワラサ級以上の本当の力には考えが追い付いていないかもしれません。


大津や観音崎でも、そろそろワラサ級が回り始めている、という話が聞こえてきます。
青物は日々大きくなってます。先週通用した仕掛けでも今週は「ブチッなんてこともあるかも?


人事を尽くして天命を待つ。準備だけは万全にして臨みましょうね






2012年8月15日 (水)

【釣行記補足1】今回の「マダイ」。僕にとっての記念魚になります。

人生初マダイ。しげしげと眺めて目に焼き付けました


今年の目標魚でもあったマダイ。
手漕ぎボートでなかったのが少し残念ですが、当初から「乗合船に乗ってでも釣る」と公言していましたので、記念魚であることは間違いありません。


先輩方からは当たり前のことかもしれませんが、何分初めてなので多少大げさな取り上げ方をご容赦ください



【マダイの姿について】


釣り上げた直後の「ブルーアイシャドウ」。
見惚れてしまう美しさでした。


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妻のたまわく「こいつアイシャドウしてやがる」。

このアイシャドウは死んでしまうと色を失ってしまうようです


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「青」が全体的に抜けてしまいますね。

マダイは大きくなると魚体や色、模様が変化してくるということですが、まだ僕にはどんな風に変わってくるのか実感がありません。今回の魚を基準として、今後気長に見比べていきたいと思います (比べられるくらい釣れてくれると良いのですが)。



天然ものの印?
ネットで調べてみると、以下の2点が天然ものの特徴のようです。


1.尾びれが先端まで綺麗に尖っていること。
2.鼻の孔が2つに分かれていること。


今回のマダイは・・・。


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尾びれは形よく先端まで尖っているようです。

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鼻の孔は繋がっておらず、2つに分かれているようです。

どうやら天然ものとみて大丈夫なようですね



【タイノエ


美しさを感じた魚体ですが、実はちょっと可哀想な魚だったのかも?


捌いてみて気づきました。
なんとロの中に「タイノエ」が2匹も寄生してました
しかも1匹はかなりデカい4.5cmもあります。このタイの喉をほとんど塞いでいる状態でした


写真はリンクにしておきます(虫の類が苦手な方は閲覧注意です!)。


「まえ」
「うしろ」
「さかさま」
「よこだおし」

タイノエの寄生自体は珍しいことではないと認識してますが、2匹もいる上、それぞれが黒い卵袋みたいなものを抱えていました(特にデカい方が抱えてたのはウズラの卵に近いくらいのサイズ)。


H24.8.17追記 大きい方が雌、小さい方が雄だそうです。コメントで教えて頂きました。五目漁師さん、有難うございました!調べると、タイノエの仲間は状況によって性を決める能力があり、進化生物学上で注目されてるとか・・・。


これは・・・生前のこのタイちゃんは辛かったでしょうね



以前、アジの口から出たらしい「ウオノエ」を紹介したことがありましたが、その超パワーアップ版という感じの今回のタイノエ「大」「小」です



※以前の記事では「タイノエは揚げて食べると旬のシャコのような味で美味しい」という水産研究員の方の記事を紹介していましたが、今はもう記事が存在しないようです。 僕の頭にも「食べてみる?」という考えが一瞬だけ・・・浮かぶわけありません。ありえません。1000%無理



【マダイのお刺身】


あえてタイノエの後に調理法を持ってくるのは悪趣味?


初めてのマダイなので、迷わず「お刺身」です


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写真を撮る前に食べ始めてしまい、部分写真のみです(^^;;。

家族4人で食べたらすぐ無くなってしまいました
家族の評価は予想以上の大好評特に妻はこれまでになく感動してくれたようです


僕自身としても、タイのお刺身はお店や宴会でよく食べますが、「全く別物」でした。噛んだすぐ後にはあまり違いを感じませんでしたが、ゆっくりと舌に広がってくる甘みと旨みが、想像以上にジワジワと長く続き、そして濃くなってきます。


「味が濃いとロに出してしまいました。同じタイだけあって、サンバソウ(シマダイ)の感動的だった旨味に近い感じですが、微妙にマダイの方が上品?(マダイの方が旨味がゆっくり広がる感じです)。


この上品さは出汁にするとさらに際立ちました。
タイのみで作ったアラ汁は本当に上品で優しい味でした



やはりマダイは他の魚より少し特別な感じ?


この次は手漕ぎボートで出会えるように頑張ります


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2012年8月13日 (月)

【釣行記】松輪江奈港・成銀丸さん(ワラサ仕立船)

ご近所の釣り好きの旦那さんにお誘い頂いた仕立船に乗ってきました


同船者は総勢13人。11歳の息子も一緒に、現在大フィーバー中の「イナワラ」狙いです。


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剣崎沖、ワラサ船団。

できるだけ要点に絞って書いてみたいと思います。
まずは概要から。


・平成24年8月11日(土)。干潮AM5:24、満潮PMO:32。小潮。天候予報は曇時々雨。風は南西の風6~7mとあまり思わしくありません。前日の風はほとんど吹いていませんでした。

・実際の海は、笹濁りという感じ。クラゲもごく僅かしか目に入りません。でもやはり潮はあまり流れていませんでした(ボートと違って細かい海の状況は感じにくいので自信ありません)。

・イナワラ狙いの大船団の中、開始直後に船中50cm前後のイナダが2~3本揚がりました。評判通りの滑り出しに船内のテンションは上がりまくり

・でも、その後はウソのようにパッタリ。船長もかなり頻繁にポイント移動を行ってくれましたが、良い喰いにはつながりませんでした。

・僕は船中2本目に50cm程のイナダをゲットしましたが、「小さい?」と写真だけ撮ってすぐリリースしてしまいました。ぐああ~、早まった~~

・スタートから1時間半後、寝ながら竿に誘いをかけていた息子の竿に引き込みが叩き起こすと、息子は僕の手を借りることなく魚を浮かせてきました。僕がタモ取り。イナダ49cmです

・11時前頃、打ち返した仕掛けが中層でガツンと止まりました。揚げてみると30cm強のマルソウダ。今年の初ソウダです(ちょっと小さ目だったのでリリース)

・ソウダを避けてマダイ狙いに切り替えると、1投目で竿に引き込みが想像通りの3段引き揚げてみると本当にまさかまさかのマダイ36cmでした

・沖上がり前の最後のポイント移動後、仕掛けを6号8mに替えて最後の望みを託しました。数回打ち返して反応が無かったあと、思い切って棚を高めに取ると、一気に引き込み青物竿が根本から曲がりますドラグも5~6回は引き出されましたが、周囲とのオマツリを避けるため、かなり強引にやりとりして浮かせました。強烈な引きからワラサを確信していましたが、後で測ってみると56cm。あの引きでこのサイズとは・・・・ワラサやブリワラになったらいったいどんなことになるんでしょう??

・下船後、同船の方々と話すと、イナダは最大57cmで、竿頭2本という渋い状況でした。それでもほとんどの方が1本取っており、ソウダやシイラも混じっていて楽しい釣りになったと思います

・帰路、寝不足がたたり、まともに運転できない状態になってしまいました。眠眠打破も全く効かず、2度も車を停めてfell asleep


それでは詳細へ。


ちょっと遊んでQ&A形式で書いてみます。





Q.今回はどんな準備をしたの?
A.事前準備は以下のような感じでした。


・仕掛作成。
→ハリス3m、4.5m、6m、8mの仕掛けをそれぞれ6号と8号で準備。がまかつプロヒラマサ11号という太軸でオキアミカラーの鈎を初めて採用してみました。とても重い針なので浮力のあるビーズを組み合わせ。ビーズは後から外したり追加したりするためにソフトタイプを選択。息子のために短めの仕掛けも作ってみました。喰いが良い日は2m仕掛けで釣れるという噂も!?


・タックル準備。
→観音崎用として使っている2.35m・130号負荷の青物竿とダイワの270番電動リールをPE4号で投入。120cm・推定11kgのドチザメを仕留めてパワーは確認済。ワラサでも十分主導権が取れるはずです


・潮汐と風向きを確認し、座席の見極め。
→仕立船なので座席指定はできませんが、船釣りの基本としてたけちゃんさんに教わったことの実践です。南南西からの風、午前中いっぱい上げ潮。剣崎沖の上げ潮方向がよく分かりませんが、右舷胴の間~トモを有望と捉えました。


・息子の準備
→夏休みの自由研究「ワラサを釣るの下書きで、一生懸命松輪港の地図を書いてました




Q.1本目のイナダが釣れた時の状況を教えて
A.こんな感じです。


・AM5:50頃にポイント到着。「底から10~15m」の船長アナウンス。


・まず息子の竿からスタート。オキアミ餌の刺し方と仕掛けの投入手順を教えたあと、息子に竿を持たせて底ダチを取らせます。タナの5m下から1mずつシャクリ上げるように教えました。


・そして次は自分の竿。スタートは8号4.5m仕掛けです。ビシ位置で底から5mの場所より、1mずつ10~15秒間隔でシャクってみます。すると14mでシャクった直後にいきなりドシンと喰いました


・最初の2~3回の突っ込みで少しドラグを出されましたが、感触としては45~50cmのイナダかな?と。


・8号ハリスであり、仕掛け強度に自信はあるので、ドラグを締めて一気に巻き上げました。揚がってきた魚体は本命イナダ目測50cmちょうどくらいでした。


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綺麗な魚体です。大きくなって帰ってこいよ。



Q.なんでリリースしちゃったの?
A.あうう・・・。
魚の命を無駄にしたくなかったんです(←言い訳「今日は入れ喰いで釣れると思っちゃったんです「60cmクラスが5本くらい釣れちゃうかも?」なんて思っちゃったんですぅぅぅーーー


きっとあのイナダは秋にワラサになって、どこかの手漕ぎボート釣り師の竿を曲げてくれると思います・・・。




Q.マダイが釣れた時の状況は?
A.ソウダガツオが回ってきたお蔭(?)です


・AM10:50頃、船長の指示棚にビシを落とし込む途中で「ガガッ」と仕掛けが止められました。素破サバか!と最高速(手巻き)で巻き上げると、見えた魚は今年お初のソウダガツオでした。


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ガガッ。

もとい、


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マルソウダっぽいですね。食べると寿命が伸びそうな「初物」!?

同船者の方々の竿にも次々にソウダが掛かってラインが振り回され始めました。これでは中層狙いでイナダを釣るのはしばらく無理と思い、ビーズをすべて外して仕掛けを底に落としてみることにしました。


釣宿の情報では、ワラサ乗合の外道でポツポツとマダイが揚がっていることは知っていましたので、ダメ元でのマダイ狙いです。コマセを減らし、ビシを着底寸前に減速し、ゆっくり静かに底に着けます。そしてハリス分+50cmだけ底ダチを切り、一切コマセを振りださないまま、竿掛けに置いて、船の揺れだけで誘います(すべて外道を避けるため。胴の間なので揺れは小さいです)。


置き竿にして息子の竿を打ち返そうとしていたら(息子は爆睡中)、1分と経たずに竿先に大きなアタリ朝のイナダ以降、ここまで変な金魚みたいな魚とソウダしか掛かっていなかったので、久々の強い引きです


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変な金魚みたいな魚。

130号負荷の青物竿が胴まで曲ります。引きの強さ自体は朝方のイナダの90%くらいですが、底に向かってググン!ググン!ググン!とリズミカルに、絶え間なくよく引きます。これは・・・、今まで想像の中でしか味わっていなかった「3段引き」


果たして!見えた魚体は本当にマダイでした隣の方にタモ取りしてもらい、人生初マダイを無事にゲットです後で測ると36cm(何度測り直しても)。間違いなくチャリコではありませんでした


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綺麗な尾びれ。天然ものでしょうか。

マダイの引きはサイズの割にとても強いことが実感できました。
嬉しい心を抑え、写真も撮らず、息子に「このサイズのマダイは群れてるから、すぐにまた仕掛けを下ろすのが大切だぞ」とかエラそうに恰好をつけて仕掛けを再投入してみたものの、2匹目のドジョウは掛かりませんでした




Q.最後のイナダが釣れた時は?
A.チャンスは最後に訪れました。


マダイの後は息子にマルソウダが1匹と変な金魚みたいな魚(サクラダイ?)が1匹来ただけで、他にアタリは無し。周囲でも釣れてるのはソウダくらいだけです。船長も40分に1回くらいポイントを変えてくれますが、一向にイナワラはアタリません。沖上がり前の最後と思われるポイント移動で、最初のポイントに戻りました。釣り時間はあと30~40分と思われます


自分の釣り座は潮上になっており、ロングハリスを流すと反対舷の方とオマツリする可能性があります。でも最後のチャンス。準備してきた中で1番長い6号8mの仕掛けに託すことにしました。


1投目。船長の指示棚の1番下に合わせるもアタリなし。2投目、指示棚の中間に合わせるも、アタリなし。3投目、指示棚の1番上に合わせるもアタリなし。


ほぼ望みなし。でも諦めてしまうのは嫌なので5~7分おきに機械的にでも打ち返しだけは続けます。


4投目。ビシを止める位置に悩みながらシャクリます。眠さと疲れであまり複雑なことは考えられない状態だったせいか、ふと頭に「水深の半分」と適当な考えが浮かびました。何も考えずにそのまま水深の半分までシャクってからビシを止めて置き竿にします。船長の指示棚より5mほど高い位置です。


その時、船内で動きがありました。反対舷でヒットがあったらしく、ミヨシとトモの人達が全員反対舷を見に行ってしまいました。僕は胴の間なのでキャビンでよく見えません。視界から人が消え、取り残されてしまった感じです(息子は横で爆睡してます)。
僕も見に行ってみようかな、と思ったその時、竿先が一気に突っ込みました



すぐに竿を取ってファイト開始。強烈な引き込みです朝のイナダの比ではありません。7:3調子の青物竿が根本近くから曲がり、4kg程度に調整してあるドラグがズルズル出されます。でもタックル的には自信があるので、最初の3~4回ほどの突っ込みを交わしたあと、一気に棚から引き離すつもりで強引に巻き上げます


力いっぱいのファイトです。でも周囲を見ると誰もいません。船長も気付いてません。ただ横で息子が寝てるだけです。取り込みが心配なので「誰か気づいてくれないかなぁ」とちょっと不安


でも大丈夫でした魚の姿が見える前に周囲の人が戻ってくれて、船長がタモを用意してくれました。


魚が見えましたワラサっぽいサイズです最後の走りを見せる魚の向きを変えさせるために頑張ろうとした瞬間、船長が鮮やかなタモさばきで魚をすくい上げてくれました(魚が水面下で見えなくなっていた時にタモに収めました。熟練の技に驚きました)。


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釣りあがってから起き出してきた息子。

強烈な引きで、ワラサを確信していたのですが、後で測ったら56cmでした。しかし50cmと56cmであれほど引きの強さが違うなんて、いったいワラサやブリワラはどれだけモノスゴイ引きなんだろう??
本当に空恐ろし<なってしまいました。そして実感です。「ブリなんてムリ」


少なくとも力勝負で上げることは不可能でしょう。時間をかけ、負荷をかけ、走るだけ走らせて疲労と窒息の度合いを徐々に上げるようなファイトをしないと、勝てるわけがない、と思いました。ボートではアンカーロープ1本ですら、その実現を限りなく難しくするような気がしました




Q.帰りの車の運転は大丈夫だった?
A.ダメでした
AM1:30起きがたたり、また酔い止めのせいもあり(今回はウネリの予報だったので僕も酔い止めを飲んでいました)、どうしようもない眠さ。眠眠打破、音楽、ガム、柿の種、冷たい飲み物等駆使しますが、どうしても意識が途切れます。非常に危険な状態でした。息子も乗車直後から爆睡中です。


やむなく、横須賀PAに入って20分ほど仮眠を取りました。目が覚めた気がしてまた走り出したものの、10分とせずにまた危険な状態に・・・。なんとか編し編し走ったものの、記億は定かではありません。


断片的な記憶では、「寝場所」を探して走っていたような気がします。そして第三京浜の料金所を抜けたところで車を端に停め、眠りました。この間は本当に危険な状態だったと思います。


30分して目が覚め、今度は思考回路も正常になっていることを感じました。そして車を降りてちょっと体操してから出発。事なきを得ました


市販最強のカフェイン・眠眠打破でも、普段からコーヒー好きの僕は効かないようです。また、ガムや柿の種は噛んでいる途中で意識が切れてしまう状態。とにかく睡眠不足でした。


普段のボート釣りは4時起き。今回の1時半起きは、ちょっと無理をし過ぎたようです。次回こういった時間の出発が必要な時には、予め仮眠時間を織り込んで考えるようにしたいと思います。


みなさんも本当にお気を付けくださいね。




Q.最後の質問。息子さんのイナダが釣れた「寝ながらかける誘い」って一体何?
A.これです


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アクション、ワン。

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アクション、ツー。

多くは語りません。息子はこの誘いでイナダを釣りました。それが事実です





今回の仕立船での釣りでは、たくさんのことを学ぶことができたと思います。
貴重な機会をくださった旦那さんと、同船者の皆様に心から感謝を申し上げます

あと2~3、書きたいネタがありますが、長くなってきたので補足記事に廻したいと思います


あらためて、今回の釣果写真です。


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これが手漕ぎボートの時だったらどんなに嬉しいでしょう。


決して実現不可能なことではありません。「夢」?いえ、「目標」にしておきます


再び出会う日を目指して、また明日から釣り人生の続きを紡いでいきたいと思います



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息子のイナダ。立派でした!




2012年8月11日 (土)

【釣果速報】松輪からイナワラ仕立船に乗ってきました!

予想に反してまさかの激渋イナワラは竿頭2本と大苦戦となりました


1ヶ月半ぶりの釣行です。松輪港からのワラサ仕立船に乗ってきました


釣果(僕):イナダ56cm、マダイ36cm(ここまでキープ)、イナダ50cmくらい、その他外道ちょこっと。

釣果(息子):イナダ49cm(キープ)、その他外道ちょこっと。


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混じってるのはもしかして初マダイ?

・同船者13名中、本命イナダ(最大57cm)は2本が竿頭という状況。潮がほとんど流れていなかったせいか、全体的に不調でした。

・スタート直後、船中2匹目で釣った50cmほどのイナダを「小さい?」とリリースしてしまいました。早まりました

・息子は酔い止めの副作用のせいで寝てる時間が長かったものの、独力で49cmのイナダを揚げました

・ダメ元で真鯛狙いのタナに下ろしたら、まさかの1発ヒット嬉しいゲストです


詳細(といっても簡略版になると思いますが)は別途釣行記にてポスト致します。


結果は予想より振いませんでしたが、魚との出会いはやはり格別。海の癒し効果、暑くても健在ですね





2012年8月 6日 (月)

【雑談】次回の釣行は「仕立て船」!?

松輪港からのワラサ仕立船の釣りに誘われました


ご近所の釣り好きの旦那さんからお誘いがあり、急きょ参加させて頂くことになりました。しかも息子と一緒です


仕事の都合で8月後半まで釣行はお預けの予定でした。でも貴重で願ってもないお誘い。多少無理をしてでも行くしかありません


乗り合いではなく「仕立て」。僕も初めての経験です

近々、行ってきます





現在、松輪港でイナワラフィーバーが最高潮になってます。
その釣れ具合は半端ではなく、「史上最高の豊漁」とアナウンスしている船宿さんもあります


サイズ的には50~65cmクラス(最大3kg程度)のようですが、1人で3時間に49本()の例もあるなど、とんでもない釣れっぷりです。ボウズの心配はなさそうなので、息子も青物の引きを経験できると思います。また、僕もワラサ級とのやりとりは初めてなので、出来る限り学んできたいと思います


先週の土曜の夜はせっせと仕掛け作り。6~8号ハリスで4.5~8mの仕掛けを用意しました。ところが、最新の情報ではなんと2mハリスでも掛かってくるらしいです。時間を見つけて短い仕掛けも作っておかないと・・・





息子は夏休みの自由研究を「ワラサを釣る!」に決定したようです(笑。


昨年は台風の直撃で乗合船が出船中止となり、手漕ぎボートでも釣り逃した「ワラサ」。


息子と一緒に、今度こそ釣ってきます





2012年8月 5日 (日)

【雑談】もうすぐ「お盆」。海にまつわる言い伝えってご存知ですか?

お盆にまつわる海の言い伝え。


前回の記事では「安全対策」としてポストすると予告したのですが、内容的に「雑談」タグとしました。一部前回の記事の内容と重複している部分がありますが、1年前に書いた時の文章のまま掲載致します。ご容赦ください





・お盆の時期に海に釣りに行く話をしていた時、一緒に行かないかと誘った同僚が「お盆に殺生はダメ」と言っていた。

・数年前、実家近くの多摩川に家族でハゼ釣りに行った時、実家の母から慌てた様子でメールが届き「お盆に水場に近づいちゃだめだから早く帰ってきなさい!」と言われた。

・ネットで釣りの掲示板を見ていたら、8月1日には「地獄の釜が開く」という言い伝えがあることを知った。


最近、上記のようなことが目(耳?)についたので、ちょっと「お盆」と「海」について調べてみました。



まずは<地獄の釜が開く日>から。


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「地獄の釜」と言われるニーラゴンゴ山。Wikipediaから拝借。

この言い伝えは由来がはっきりしない部分があります。何がはっきりしないかというと、「地獄の釜が開く日」はいつ?、ということ。「7月15日の孟蘭盆の日」、「お盆の前日」、「8月1日」、「7月」と「8月16日」。ざっと調べてこれだけの説がありました


ネットでは「小さい頃、おばあちゃんに『お盆には地獄の釜が開くから、海に近づくと死人に引きずり込まれるよ』と言われた」というような記事もありました。


ただし、由来を調べてみると、本来の意味合いは「恐ろしいことが起こるという意味ではなく、「お盆と正月には地獄の鬼にもお休みが与えられる」という意味のようです。このお休みは「藪入り」と言われ、鬼まで休めるのだから、みんなでゆっくり休みましょうという風習だったようです。


例えぱ田舎の実家を離れ、住みこみで丁稚奉公していて1年中の休みのない子も、藪入りには親元に帰ることが許されました


なぜ「地獄の釜」なのか?というところなのですが、こちらはちょっと物騒な話もあります。


・地獄の鬼は亡者を呵責(責めて苦しめること)するのが仕事。

・その鬼が休むと、その日は亡者を責められない。

・なのでその代わりに前日は釜のフタを閉め、じっくりと亡者を蒸し焼きにしておく。

・翌日にはフタが開き、亡者にも責苦のない1日が与えられる。

・つまり休みの分、前日に辛い苦しみを与えられている、という話。


嬉しいような嬉しくないような話ですが、妙に現実の仕事チックで嫌な感じですね・・・


本来の意味とは変わった印象で伝わっているようですが、実際のこの言い伝えの果たしてきた役割は「もうすぐお盆だから、出かけたりしないでしっかり準備をと人々に注意喚起してきたことだと思います。言葉が強烈でイメージも伝わりやすいので、きっとこの言い伝えは、古来からしっかりと役割を果たしてきたんだろうと思います。


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「四国の釜」(天ぷら付き)。Wikipediaより。


次に<お盆に殺生をしてはいけない>です。


理由として「ご先祖様が地獄に落ちる」とされる地方が多いようです。色々と調べてはみたのですが、この戒めが意味するところの具体的なことの手掛かりには行き当たりませんでした


蚊も多い時期だし、食べ物も食べなくちゃ生きていけないので、言葉通りに捉えると矛盾だらけの言い伝えではあります。


まったくの個人的な想像になってしまいますが、ご先祖様をお迎えしているという普段とは違う時節を、より厳かに、礼儀正しく過ごすための戒めではないかと考えています。

(「殺生」は仏の道に反する行為。イスラム教のラマダーン(断食)に近い意味で、仏の教えを体現してその存在を身近に感じる意味があるようにも感じます)



さて、最後に<お盆に水場に近づくな>です。


お盆の期間には、先祖の霊が現生の子孫たちのところに帰ってくる、と言われますが、そのご先祖様たちが通ってくる玄関の役割になるのが「海」とされています。それはそれとして、なぜかお盆の期間の海には成仏できない霊がうようよ集まっている、と言われている地方もあるようです。行くところ(帰るところ)のない霊が羨みや嫉みの気持ちで集会をしているイメージなのかな?


また、お盆期間の終わりには「あの世に帰る霊に連れていかれてしまうから、海に近づいてはいけない」とも言われているようです。


民俗学的に考えると、こういった民間伝承には、大抵歴史的な経緯があるはずです。言い伝えを素直に考えてみると、要は「お盆に海に近づくと死んじゃうかもよということのように聞こえます。これは本当なのでしょうか?


あまり昔のことはわかりませんが、ネットでわかる範囲で日本の水難事故について調べてみました。


水難事故というと、すぐに思い出す事件があります。小学生の頃に読んだマンガに出てきて、とても印象に残っている。中学生1クラスの集団溺死事件です。ネットで調べたら、すぐに詳しい情報が出てきました。日本の水難史上もっとも有名な事件のひとつのようです。


「橋北中学校水難事件」(リンクはWikipediaです)
→1955年7月28日に三重県津市の津市立橋北中学校の女子生徒36人が同市中河原海岸で水泳訓練中に溺死した水難事件。


この事件の状況はその後の長きにわたる裁判で極めて詳細に検証されています。事実を伝えるために長編漫画化(「海を守る36人の天使」※ネットで読めます)もされているくらいなので、ここでは詳細は触れません。


以下、その他の戦後の主な水難事件を並べてみます(Wikipediaより引用)。


・1951年7月25日。新潟県の中条小学校5、6年生が北蒲原郡の松塚海岸で6名溺死。

・1951年7月。山形県の鶴岡第一中学校の生徒が湯の浜海岸で遊泳中に3人が溺死。

・1952年8月3日。山口県下関市の綾羅木海水浴場で小学生を含む28名が高波に呑まれ2名が死亡、1名が行方不明。

・1955年7月16日。鳥取県の浦安小学校の生徒が海水浴中、溺れた生徒を助けよぅとした女性教師1名が溺死。

・1955年8月18日。北海道の遠別小学校の生徒が遠別川で遊泳中、生徒4人が溺死。

・1982年1月9日。山口県山口市で開催された武道大会の寒中水泳大会で大学生2名が溺死。


上記に並べた水難事件は、Wikipediaに記載されていたものを全件引用したもので、特に発生時期によって抜き出したものではありません


ちょっと驚いてしまったのですが、最後の1件を除いて、全て7月~8月中旬に集中しています。この事実だけでも「お盆に水場に近づくな」の言い伝えには正しい部分があることが証明されているような気がします


なぜこの時期に水難事故が集中しているのでしょうか?


「単に海水浴の時期だから」?それも要素のひとつかもしれませんが、他にも大きな背景があります。水難事件のリストにも出てきた「高波」です。


この時期、遠洋に台風が発生していることが多く、そのうねりが日本の海岸にまで到達することが多くあります。台風自体は遠いので、日本では良い天気の状況でも、海では波が高いことがあるわけです。そしてさらに、そういった遠くからのうねりが偶然重なり合うことで、およそ1000波に1波の割合で「土用波」といわれる大波が発生することが知られています。この大波は、静かな海に突然発生するように現れることがあるので、時にとても危険なものになります。


(ちなみに、このような波は土用の時期に多い、というだけで、他の時期にも発生する可能性もあります。詳細は「一発大波(フリークウェーブ)」で検索してみてください)


上記の水難事件が全て土用波によるものではないと思いますが(川で発生したものもあります)、夏の終わり頃は、海に怖い波が来る可能性が高くなっていることは事実のようです。


戦後の事件を見てみただけですが、「お盆に水場に近づくな」の言い伝えが示していることは、長い歴史の中で、この時期に多くの人が亡くなってきたことを、ご先祖様たちが現代まで伝えてくれているのではないでしょうか


僕はお盆に海に行くことを厭いません。
でも、言い伝えの持つメッセージを自分なりに噛み締め、十分な備えと慎重な行動を心掛けたいと思います


考え方、受け止め方は人それぞれ。でも古くから謂われることにはやはり大切な意味があるんだなぁ、と改めて思いました。





2012年8月 2日 (木)

【安全対策】思い返しておきましょう!海の孕む危険への備え。

ちょっと立ち止まり、考えてみませんか?これから先の「安全対策」。


2回ほど、安全対策の記事をポストしておこうと思います



水温が上がり、アジが根に着き、青物が回ってきました。釣り人の過ごす1年で最もドラスティックに季節の変化を感じる時ですね(海釣り経験の浅い僕が言うのは僭越ですが


特に今年はイナダやワラサの回遊が早くも話題にのぼり、手漕ぎボート釣り師のテンションは否応なく上がっていると思います


でもこの時期はまた、秋に向けてボート釣りの注意点を見直しておくべき時期でもある、と僕は思っています。





夏から秋にかけての気象上の注意点を思い出してみます。


台風が北緯20度線より北に存在すると、日本沿岸に「うねり」が入ってきます。
関東地方が雲ひとつ無い晴天で、風の予報も良好でも、遠洋からのうねりが入ってきていることがあります。海に出てみると予想以上に波が高いという感じ。この波は周期が長く、長時間止まないため、普段ボートで船酔いしにくい人でも酔ってしまう場合もあります。


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あやしい雲、ありますね〜。

※今年、台風が7月中に10号に達しており、当たり年となりそうです。本日(8月2日)現在も2つの台風が日本の西に存在している上、太平洋上には新たな台風になりそうな雲も発生しています。



土用波が発生しやすい時期に入ります
上記の台風の影響によるうねりは、およそ1000波に1波の割合で複数のうねりが重なり、2倍以上の高さに達する可能性があることが証明されてます。古くから言われる「土用波」の正体はこの「重なったうねり」だと言われます。一般的に晩夏の「夏の土用」の頃に多いとされますが、遠洋に台風が発生していれば状況は同じですので、土用の時期でなくても発生の危険があります。


「土用波」(Wikipedia)



最もリスクが高まる状況は「遠洋の台風」と「大潮」が重なる時です。
今年で言えぱ8月16~19日、8月31日~9月3日、9月15~17日あたりでしょうか。



知っておくべき「一発大波」の危険。
土用波と同じ理屈で、数万波に1波はさらに高い波が発生する可能性があります。非常に可能性は低いと思いますが、日本の海難事故ではこの「一発大波」が原因と推定される例は多いようです。


「巨大波」(Wikipedia) ※最初の方の「種類」に「一発大波」があります。



土用波に類すると思われるボートの転覆例は身近にあります。
以前ご紹介した有亮丸さんのボート転覆体験。この事例は12月の話ですが、なんの前触れもなく3mもの波が襲い、周辺のボート数隻もろとも有亮丸さんのマイボートも転覆してしまったものです。


手漕ぎボートの転覆について(その2) ※有亮丸さんの転覆事故の紹介記事です。


このような状況に遭遇する可能性が常にあること、つまり転覆のリスクは常にあることを念頭におき、然るべき安全対策を行って海に向かうことが大切だと思います。





転覆のリスクに対する対策については以下の過去記事をご参考ください。


手漕ぎボートの転覆について(その1)



手漕ぎボート釣りは常にリスクと隣合わせ。

釣りを一生の楽しみとして取り組み続けるためにも、可能な安全対策は怠らないようにしましょう



P.S.


次回は 「海にまつわるお盆の言い伝え」に触れてみます。
(ブログ開設前に仕込んだストック記事の最後の1本だったりします





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