【妄想?】(仕掛け研究6-3)「浮いた組」ビーズの比較その2
「浮いた組」ビーズの浮力実験の続きです。
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だいぶ間が空いてしまいました。
ようやく後半の記事の仕上げができたのでポストさせて頂きます。

再掲載。サイズの参考にどうぞ。

サイズの呼称がバラバラなことは知っておきましょう。
前回はステップ3の「真鯛フロート」まで載せましたので、次のステップからスタートです
最近帰宅が遅くて実験等もしてません。そのせいで、せっかく夫の怪しい実験に見慣れてきた妻がまた元に戻ってしまうことが心配でなりません・・・。
余談はさておき、続きスタート
【ステップ4】
「発光玉ソフト」のタイプ8Hを「ピンク」「グリーン」の順に沈めてみます。こっとんさんが潮の緩い時にマダイの実績を挙げていらっしゃるビーズです。同じサイズなので当然同じ浮力と予想できますが、色によって浮力に差が無いかを念のために確認してみます。
【実験開始】

ソフトタイプは針側から取り付けられます。

色による比重の違いは・・・ありませんね!
<結果>
色違いでも浮力は同じでした。また「真鯛フロート」の「SS」サイズと同じタイムになりました。同じタイムでもビーズ自体の表面積はこちらの方が大きいので、潮流に乗る効果はこちらに軍配が上がりそうですね。実績のあるビーズですので、ビーズを選ぶ時の基準にしてみると良いと思います。
【ステップ5】
「スナイプ・ビーズ-ケイムラ」のD型3mm(ハード)とF型5mm(ソフト)です。D型3mmの方は6-1の実験の時に淡水と海水の間の比重ということが判明してます。つまり、「浮いた組」の中で1番浮力が弱いはず。さて、どうなるでしょうか?
ちなみに写真では他の3号クラスよりシルエットが大きく見えますが、F型5mmは平べったい円盤のような形をしていて厚みが無いので、3号クラスとしてます。
【実験開始】

「ケイムラ」って釣れそうな気がしませんか?(^^;;

<結果>
D型3mm(ハード)は、ひかり玉2号相当の大きさにも関わらず、浮力は1号並み、という感じですね。やはり浮力的には「浮いた組」で1番小さいようです。F型5mm(ソフト)の方は他のひかり玉3号級のタイムですが、サイズをよく比較するとちょっと大きめなので、浮力はやはり小さ目だと思います。
【ステップ6】
ここでちょっと「シモリ玉」に注目してみたいと思います。用意したのは「ハヤテシモリ」と「フカセシモリ」。小さい方のサイズしか用意していませんが、近いサイズのビーズ達と比較してどんな感じなのか解れば良いかな?と思います。
【実験開始】

「シモリ」の意味がわかりません。

「シモリネタ」なんか誤解されそう。

フカセシモリはひかり玉とほぼ同じ浮力っぽい。

<結果>
「ハヤテシモリ」の方が「フカセシモリ」より浮力があるようです。「ハヤテシモリ」の場合、1号上のサイズの「ひかり玉」と同じタイムになってます。集魚力の違いはわかりませんが、より小さいシルエットで仕掛けの比重を軽くしたい場合はビーズよりシモリ玉を使う選択肢もアリのような気がします。
【ステップ7】
最後に、手持ちの残りのビーズ(以下の3種類)を試してみます。サイズが1種類しか手に入らなかったので参考程度に。
・「キララ・ハード」 2号
・「αビーズ」 2S号
・「テーパー夜光玉」 S
【実験開始】

「キララハード」なんか良い名前。

「αビーズ」なんか良くない名前。

デカイです。水中でも目立つ?
<結果>
「キララ・ハード」と「αビーズ」は色以外がウリ2つなのですが、比重も同じようです(もしかしてOEM?)。浮力は1号分小さい「ひかり玉」程度ですね。「テーパー夜光玉」は「ひかり玉」の4号に近い感じです。真ん丸のシルエットはちょっと異彩を放ってます。真ん丸の方が潮受けが良かったりするかな?
今回のテストのまとめ表です。
今回のテストの全体的な特徴としては、釣り針の重さが大きくてビーズの浮力が殺されてしまい、それぞれの差が分かりにくくなってしまった、という感じを持ってます。実際の釣りではオキアミを装着することからも、このテストはオキアミをつけてもう一度やり直す必要があると思ってます。
でもオキアミを実際に装着してテストとすると家中が臭くなるし、代用海水の保存が利かなくなり、毎日チマチマと実験を繰り返すことができない(塩の消費が激しすぎる)ことになってしまいそうで、なかなか気軽に踏み切れません。
この1週間そんなことを悩んでいたんですが、先日風呂に入っている時に、ふと「特選オキアミ」で代用すれば?と思いつきました。
次の機会には「フロロ50cm+チヌ針3号+特選オキアミ」での実験に入ります。お楽しみに~
オマケの追伸です。
本文のテキストは6月23日に書いたあったものです。
仕事の忙しさはとりあえずお盆過ぎにはひと段落するかなぁ、と期待してます。それまでは平日の「家での釣り」はほぼ封印。仕事人間になって頑張ります
仕掛け研究シリーズの続きも、またしばらく間隔が空いてしまうと思います。
ご訪問を頂いている皆様に対してとても恐縮ですが、気長にお待ちくださるようにお願いいたします(誰も待ってない?)。
休日の釣りには突然行ったりするかもしれません(忙しい時ほど行きたくなるものですよね?)。
記事が書けなくても、HEPPOはいつでも手漕ぎボート釣りを愛する皆さんの素敵な釣りを心から応援してます
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コメント
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HEPPOさんこんばんは。
相変わらず壮大な実験です!
奥さん。。。もう諦めてると思いますよ(笑)
気長に続きも待ってます!
まだ仕掛け作りまで手が回らない(頭が回らないが正しいかも)ですが、
そのうち助けになる記事だ!と思い読ませて頂いてます。
釣り自体は「六感」を信じて思ったまま行動する方なので、HEPPOさんが
理論立てて説明してくれると凄い納得してしまいます。
私の勘に知識が少しずつ蓄えられ、これからも大津で楽しみます
投稿: せーじ | 2012年7月12日 (木) 23時41分
HEPPOさん こんばんわ。
私も、せーじさんと同様HEPPOさんの奥様はもう・・・(爆
今回も非常に参考になる内容でしたが、最後の閃きは最高ですね♪
特選オキアミを使用しての実験は更に実際の釣行に近ずきますよね!!
でも、そうなると流れが本当に欲しくなりませんか???
HEPPOさんお願いです。
あまり無茶しないで下さいね(笑)
仕事頑張って下さいね!
そして、落ち着いたら「家での釣り」だけではなく「海での釣り」も期待しています(^^)v
それまで、しばし楽しみにお待ちしておりますね♪
投稿: Heavysize | 2012年7月13日 (金) 23時49分
> せーじさん
コメントありがとうございます!
たぶん、未来にもあんまり役に立たない記事だと思いますよ
。
仕掛け作りの先輩方の中にも「そんなの関係ないよぉ」とネタ記事として見てる人もきっといると思います。
でもこんなくだらないことが公開できるのもブログの自由さですね。
。
海に行けなくても、いつでも釣りには関われる。そんな風に受け取って頂けたら嬉しいです
せーじさんは六感を信じて突き進んでくださ~い
。
今のせーじさんはとっても楽しそうですよ
僕も負けてられないぞぉ~
投稿: HEPPO | 2012年7月14日 (土) 00時49分
> Heavysizeさん
いつもコメントありがとうございます!
最近はあまりコメントが打ててません。読むのが精いっぱいです・・・。
。
でもHeavysizeさんのブログも、ほかのみなさんもとにかく目は通させていただいてます。
頭にはコメントが浮かぶんですが、実際にはなかなか打てないのはちょっとツラいですね
でも長い釣り人生、ブログ人生ではこういう時期もあって当然だと思います。
。
仕事や家庭で頑張ってこその釣りですもんね
Heavysizeさん、この夏、僕の分までマダイや青物を釣ってくださ~い

。
で、情報は教えてくださいね
投稿: HEPPO | 2012年7月14日 (土) 00時53分