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2012年6月25日 (月)

【妄想?】(仕掛け研究6-3)「浮いた組」ビーズの比較その1

「浮いた組」のビーズの比較を始めます。


★仕掛け研究シリーズ目次リンクページ★

「沈んだ組」ビーズの比重の比較はただ沈む速さを比べれば解ったのですが、「浮いた組」はなかなか難しいです。単体では沈まないため、何らかのオモリ役をつけて沈ませることになります。


まず、最初に思いついたのは、汎用性の1番高そうな「フロロハリス+チヌ針」の組み合わせ。これに、それぞれのビーズをつけて沈ませてみようと思います





まず、今回チェックするビーズの紹介です。以前載せた写真に写っていなかったものや、新たに買い足したもの入ってます(「沈んだ組」は除外済)。


1340592833374.jpg
もっと揃えたかったのに、手に入らず(>_<)。


【製品名リスト】


・HAYABUSA・名人の道具箱「高輝度ひかり玉ソフトタイプ」1号・2号・3号・4号

・YAMASHITA「20倍ビーズ・ソフト夜光」ソフト1号F・2号F・3号F・4号F

・SASAME・道具屋さん「真鯛フロート・夜光」サイズSS・S・M

・エムオン「軽量タイプ フカセシモリ・蛍光レッド」サイズSS・S

・OWNER「ハヤテシモリ」サイズ小・中

・TOHO「発光玉ソフト・タイプ8H」グリーン4号・ピンク4号

・HAYABUSA・名人の道具箱「キララハード」2号着色

・FUJIBAIT「αビーズ・夜光レインボー」2S号

・YO-ZURI「テーパー夜光玉」S

・MISAKI「スナイプビーズ・ケイムラ」D型3mm・ハード

・MISAKI「スナイプビーズ・ケイムラ」F型5mm・ソフト


これらのビーズはサイズもさまざまです。同じ「S」サイズでも実際は全然大きさが違ったりします。なので、大きさの比較写真も載せておきます。


1340592840800.jpg
左から右に行くほど体積が大。

1340592844180.jpg
サイズ表記を入れてみました。

大きさのイメージは伝わりますでしょうか?2次元の写真ではわかりにくい部分もありますが、実際のサイズができるだけ近いもの同士を縦に並べてあります。





それでは実験にはいります。


【用意したもの】


・海水代用の塩水・・・1.5Lの水道水に55gの塩を溶かしたもの(1555分の55=約3.5%)。
・フロロ3号ハリス50cm付のチヌ鈎(黒)3号。
・ストップウォッチ
・菜箸(沈めた後に引き揚げるため)


水面から底までの距離はほぼ18cm。沈下時間を計測する時には以下の2点に気をつけています。


・ハリスの束にも、ビーズにも気泡がついていないこと。
・ハリスやビーズが水面に触れていないこと(表面張力に捉まっていないこと)。


なお、ハリス・ビーズと1番上の部分と針の1番下の部分の間には2.5cm程度の距離があるため、上の条件を守ると必然的に沈下する距離は15.5cm程度になります。
(これは前回のハリス+針をつかった実験でも同じです)



【★前提となる注意★】
潮の流れも無視した環境での幼稚な「おままごと」です。記事に出てくる沈下時間等の情報は誤差が大きく、なんの検証にもなっていないことをご理解ください。唯一、相対的な沈下時間(沈むスピード)だけは参考にできるように気をつけながら実験に取り組みました(何度も実験を繰り返して作業誤差の少ない時のタイムを採用しています)。



【ステップ1】


まずは「ひかり玉」です。
1号~4号を順に沈めてみます。



【実験開始


1340597527084.jpg

1340597534777.jpg

1340597538647.jpg

1340597542366.jpg


<結果>

Chinu3hikaridama

1号と2号の沈下スピードにほぼ差がなく、前回確認したフロロ+チヌ3号だけの沈下タイムと変わりません。浮力に対してチヌ針が重すぎるんでしょうか?3号ですら僅かな差(エステル+チヌ3号と同じタイム)です。唯一4号は沈下スピードを緩めています。1号と2号の浮力の差を確認するには、オキアミを付けて測り直す必要があるかもしれません



【ステップ2】


次は「20倍ビーズ」です。
これも1号~4号を順に沈めてみます。



【実験開始


1340597652768.jpg

1340597657610.jpg

1340597660142.jpg

1340597662570.jpg


<結果>

Chinu3nijuubai


同じ号数でも「ひかり玉」より沈むのが少し早いです。また、1~3号は順当にタイムに差が付きましたが、3号と4号は差が出ませんでした(計測誤差かも)。


【ステップ3】


「真鯛フロート」です。
「SS」「S」「M」の3サイズ。「M」は今回比較するものの中で最大の大きさです。



【実験開始


1340597790001.jpg

1340597796887.jpg
このビーズは海底で針を立たせるみたいですね。

1340597800441.jpg
これも針が立ってます。


<結果>

Chinu3madaifloat


「フロート」と名がつくだけあって、これまでのビーズとは一線を画す浮力です。「SS」サイズですら「20倍ビーズ」の4号を超える浮力。しかもサイズに比例して浮力が増し、「M」ではフロロハリス単体(鈎無し)の沈下スピードに迫るタイムです。鈎の重さを完全に殺してしまいます。オキアミを付けてみたら、オキアミ単体の沈下スピードにどれほど近づくか興味が出てきました(真鯛針はチヌ針より重いと思いますが)。





今日はここまで


写真も多く、記事が重くなりそうですので2回に分けてポストすることに致します。


今週もまた平日はずっと帰宅が遅くなりそうなので、続き記事の仕上げ作業がいつ出来るかわかりませんが、写真もテキストも有るので近日中にはポストできると思います。少々お待ちください


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コメント

HEPPOさん おはようございます。

久しぶりの実験記事ですね♪

仕事が忙しい様ですので、中々ポスト出来ないだろうなぁ・・・
と思っていたところでした。

しかし、HEPPOさん
買い過ぎですぅ~^m^
実験の為とはいえ使いきれますか?????
何なら使うのお手伝いしますよ(爆

私は「真鯛フロート」を購入してありますので
凄く参考になりましたm(__)m
でも、ハリスの種類や細さ、針の種類によっての違いにも興味が出てしまいませんか?
実験ってどんどん疑問も出てしまうものなんですね?
でも、いつもHEPPOさんの実験は私にとって本当に参考になっているのですよ。
それを基に実釣で更に手を加えてみてます。
ただし、私の場合あまり結果が伴っていないのですが。。。(T_T)

また、仕事が一段落したら続きの実験お待ちしてますね♪

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