【妄想?】大津の第3の本命。それは「メバル」?(その2)
関連記事:【妄想?】大津の第3の本命。それは「メバル」?(その1)
メバルには特別な思い入れがあるんです。
手漕ぎボート釣りにハマる前、岸からルアーでメバルを狙う「メバリング」にハマっていました。2010年の1年間では、三浦半島 (主に東京湾側・金沢八景付近と相模湾側・長井周辺)で合計40尾のメバルを釣りました。すべて冬期のPM11:00~AM2:00の範囲内の夜釣りです。
真冬の深夜に徘徊してこんなのを釣ります(^^;;
激寒なので薄手の手袋が必須。
PE0.3~0.4号を道糸に使って、0.5g~3gくらいの針(ジグヘッド)に小さいワームを付けて投げるんです。1円玉みたいな重さのシンプルな仕掛けですが、ラインが細いので20mくらいはキャストできます。時々掛かる外道も楽しいです。PE0.4号ラインと4ポンド(1号相当)の先糸で54cmのシーバスを取り込んだ時のヤリトリは忘れられません。
夢は尺メバル
でも三浦半島では20cmを超えれば良型という現実は重く、メバリングでの自己最高記録は24cm止まりになってます。
1~2月の凍りつくような夜でも、メバルは浅場で活発に釣れます。浅場というより、むしろ表層にまで浮いていることが多いほどです。メバリングは季節や水温、それに潮汐によっで変わる魚の居場所を学ぶのにとても良い釣りだと思います。ボウズが少ないのも魅力のひとつですね。2010年には計16回釣行したのですが、ボウズは2度だけでした。
そんな夢の尺メバルですが、大津の手漕ぎポートならもしかして釣れるかもしれません。メバリングアングラーからすると邪道かもしれませんが、僕としてはぜひいつか釣りあげてみたい相手です。
そして、メバルにはまだまだあまり知られていない側面があります。
細かい話を書きだすとキリがないので省きますが、メバルには「藻に付く」タイプと「根に付く」タイプ、そして「潮に付く」タイプがいます(個体差ではありません。2003年に別種であることが発見されました)。このうち、僕が今までに釣ったのは全て「藻」と「根」タイプです。まだ1度も「潮」タイプを釣ったことはありません。
ちなみにこの3種のメバル。和名と実際の体色の印象が全然違うので、見分けはかなりややこしいです。
「藻」タイプ•••「シロメバル」。
→体色は茶色っぽい。
「根」タイプ•••「アカメバル」。
→お腹やヒレが黄色気味。
「潮」タイプ•••「クロメバル」。
→黒っぽいが背中が青い。
※シロとアカの生息域は浅場では確かにこの通りなのですが、大津ではほぼ全部シロメバルっぽいので、生息域の分けは微妙かもです。
ある日の釣果。全てシロメバルっぽいですね。
黒金色なのがアカメバル。背中のキズは落とした時についたもの。正直、本当の見分けはよくわかりません。とにかくややこしいです。
まだ釣ったことが無い「潮」タイプ。別名「ブルーバック」と呼ばれます。背中に青みがある黒色で、ほかの2種類と比較してヒレが大きく、筋肉質です(脂の乗りは少ない)。ほぼ完全な回遊性で、その強烈な引きは他の2種とは別格とされます(一説には25cmくらいでも青物の50cmクラス級とも)。ただし生態はまだ不明で、生息地域の南限や北限すらも解っていません。今のところ主に西日本で釣れています(もしかしたら東京湾には全くいないのかもしれませんが、房総半島では釣れた例があるようです。)。
ザ•「ブルーバック」!ヒレが大きいです!
(自前が無いので、九州釣り情報さんから拝借致しました)
※この魚はダイバーの方々からも垂涎のレアフィッシュ(警戒感が強く、近寄れない)で、水中で目にすると、背中の色が感動的なほど綺麗な青色なんだそうです。
貴重な海中での姿。
(引用元:九州釣り情報さん)
このブルーバック。実はまだほとんど釣る方法が確立されていません。潮についており、中層や表層にいますが、岸から仕掛けの届く範囲には殆ど寄りつきません。潮通しの良い沖堤や一部のボートフィッシングで釣られることがあるだけです(乗合船のメバル釣りでも全く狙われません)。釣られることが無いため、大型が多いと言われています。
でも、手漕ぎボートでなら・・・。
いつかチャンスがあるかもしれません。季節を選び、潮流から時合をつかみ、適切なエサを選択し、正しいタナを流せば・・・。
夢は拡がります。
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