【釣行記補足3】今回の海苔棚への係留方法について
18日の午前中は弱風で風向きが変わり続けたため、ボートが不安定でした。
★注意★ ボートを海苔棚に係留することは本来迷惑行為です。漁業者の方々のご厚意で黙認して頂いていることを忘れないようにしましょう
海苔棚が設置されている時期は北よりの風が多い季節です。また、京急大津の海は北~西側から潮が流れることが多いので、ボートを海苔棚に係留する場合、最も安定しやすく、ポイントとしても有望なのは南~東側の縁になります。
18日は以下のように風が変わっていきました。
①朝方、南よりの弱い風。
②その後、北西の風。
※ボートがグルッと回りこみ、海中ロープを跨ぎます。
③その後、北西~北東に吹きつつ、弱まる。
※波の影響を受けてボートはフラフラと不安定な状態に。
④その後、AM10:30頃から、沖上がりのPM0:30までは北東の弱風で落ち着く。
当日の僕の係留点を中心にボートの姿勢を考えると、こんなイメージです。
(係留点以外なにも抵抗が無いケースを仮定)

朝方は南よりの風でしたが•••。

風が変わり、ボートの向きが大きく変わりました。
この後、北東の風に変わり、フラフラと不安定になってきます。
仕掛けを降ろす場所については、ロープに気をつけて都度投入し直せば良いとして、ここで最も注意を払うべきことは「ポートが海苔棚の中に入らないようにすること」です。もし船体が海苔棚に入ってしまうと、養殖中の海苔をこすって剥がしてしまうかもしれません。
そんなことをしていたら、そのうち大津の海での釣りができなくなってしまいます。

放っておくと、風と波の力で船体がロープを乗り越えてしまいます。
今回は、それを避けるためにオールを使うことが有効でした。簡単なことですが、船体と海苔棚本体のロープの間にオールを降ろしていれば、オールが引っ掛かってくれるため、船体が海苔棚側に入ってしまうことはありませんでした。

すごく簡単なことですね。

実際はこんな感じです。
そもそもの海苔棚口一プへの係留方法ですが、僕は現在、この自作係留口一プを使っています。

小さいのは自作タオルハンガー。無関係

ホームセンターで見つけた「ステンレスフック」を登山用のロープで結んだだけ。
実際に使っている様子はこんな感じ。

大きいフックの方を海苔棚ロープの細いとこに掛けます。
でも、これは安上がりではありますが、フックが小さくて口一プに掛けるのに苦労します。最も頑丈で使いやすいのは工事用の安全帯(「ランヤード」)のフックなのですが、これはやたらと値段が高い。
そのうち、登山用の力ラビナを使って作り直そうと思っています。
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コメント
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オールを使って海苔棚への進入を防ぐ方法!
考えてもみませんでした。
色々考えると、色々な方法が発見出来る出もんですネ。
海苔棚へ進入しそうな時、今度試して見ます。
当日は、風が定まらず、気まぐれな風にどこに付けたらいいか?
苦労しました。こっちかと思い気や、ボートが海苔棚にニヤミス。
じゃあ、反対側かと思いきや、またまたいつの間にか風向きが変わってニアミス。
海苔棚に接近しすぎだった釣り師より
投稿: 釣りキチ先生(B級釣り師) | 2011年12月23日 (金) 06時19分
> 釣りキチ先生 様
コメントありがとうございます。
海苔棚が釣り人に与えてくれる恩恵は本当に大きいですね
、海苔棚の神様に嫌われないよう
漁師さんが見ていなくても
に礼儀正しく釣りができたらいいな、と思います(^_^)
オールを使ったボートの係留方法。
まだ発展の余地がありそうな気がします。
投稿: HEPPO | 2011年12月23日 (金) 15時31分
なるほど、そういう手がありましたか。
私は大抵の場合竿3本でやっているので、できればボートの両側に竿を出したいと思って、海苔棚に係留させていただいた時は結構長くロープ(ボートのアンカーロープをそのまま使ってました)を出していました。ただ、これだと風で振られた時に海苔棚のロープをまたいでしまって…。置き竿大好きな私としてはちょっと面倒くさい(^_^;)
自作のロープ、いいですね!私も今度チャレンジしてみます。
投稿: APS | 2011年12月24日 (土) 18時56分
> APSさん
コメントありがとうございます。
僕も3本竿を出すことがありますが、片側3本はどうしても
手前オマツリが出やすいです。長ハリスだと尚更なんです・・・。
2点係留して船を安定させる方法も考えたのですが、係留
作業は船の舳先以外で行うと危険なのと、波が高くなった
ときにも危ないので止めることにしました。
風でボートが回ってしまうのは避けようがないですね(>_<)。
係留ロープ。便利ですよ
ベテランさん達は皆さんお持ち
です。フックの部分はかなり大きめにした方が良いですよ~
投稿: HEPPO | 2011年12月24日 (土) 20時50分