【妄想?】カクレ根とアジと潮流と・・・(その2)。
海中にも「潮目」は有ります。
高根まわりを釣る時のポイントの基本は「潮表」です。
魚にとって、潮流によって流れてくるエサを効率的に捕食できる位置ですよね。
効率的に捕食できる場所として、もうひとつ良いポイントになる場所があります。それは「潮目」です。
潮目は速さや向きの違う流れがぶつかってできる水の壁のようなもので、プランクトンが溜まりやすいので、回遊魚の良いポイントになります。
ボート釣りをしている時に周囲を見渡してみると、海面に潮目が出来ているところが見つかることもよくありますね。
この潮目、サバやイナダ狙いのジグのキヤスティングタックルなどを持ってきている時は別ですが、アジ狙いのビシ仕掛けやサビキ仕掛けで「縦の釣り」をしている時にはあまり気にしないのが普通です。
でも、潮が流れている時に根回りで釣りをしていると、実はすぐそばに潮目が出来ていることがあります。それは 「海中の潮目」です。
下の図は、単純な形の高根をイメージしてますが、赤い色の部分に潮目が出来ている可能性があります。
横から見るとこんな感じ。
これって、潮表じゃなくて、どちらかというと潮裏側ですよね。海中の潮目は見えないし、長時間安定して発生しているとも限りません。何よりも潮裏側では 「潮表をねらえ」の基本を外しているので、これを狙って釣るのは得策とは思えません。
じやあ、まったく気にしなくていいんでしようか?
結論からすると、あまり気にする必要はないと思うんですが、ちょっとだけ妄想にお付き合いください。
下の図のケースでどうでしよう。
潮目を書き入れてみます。
このような形の高根群があったら、どこにアンカリングしましょう?
どこも良い潮表でポイントになりそうですが、僕なら、海中の潮目と潮表が重なるC、Dを狙ってみたいと思います。
京急大津の海に、こんな単純な形の根はありませんが、よく探してみると、潮流に対して似たような位置関係になっている場所が数ヶ所ありそうです。
いつかチャレンジできる機会があれば、結果報告をしたいと思います
たいがい作戦倒れになりますが(^^;;
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その1)
関連記事:カクレ根とアジと潮流と•••(その3)
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