【便利道具】iPhoneをGPSとして使う!(前編)
GarminのGPSを買わないで済みそう。
海の手漕ぎボート釣りをより楽しもうとすると必要になってくるもの。
1.ポータブル魚探
2.ポータブルGPS
これは10年くらい前に発売された辰巳出版の「釣れる!海のボート釣り」にも紹介されてます。まさに海のボート釣りの「2種の神器」!(?)
伝説の名著。
魚探は僕も購入済みなので(1年悩みましたが^^;)、あとはGPSです・・・。
これがまた高いんですよね・・・。
伝説の名著2。
伝説の名著3。
でも、ここ2年くらいでGPSを巡る状況はド~ン!と変わってきています。
そうです!「身近なGPS」といえばスマホですよスマホ!いまや普及著しいスマートフォンです。
ほとんどのスマートフォンにはGPS機能が標準でついてます。これがうまく使えれば、高いGarminのポータブルGPSを買わないで済むかも・・・。
結果として、うまくいきました!!
先日(9月10日)の京急大津釣行で初めて実践投入してみたのですが、僕のiPhone3GSはナデナデしてあげたくなる程よく働いてくれましたよ~\(^o^)/
このとおりバッチリ使えちゃいました!!
但し、使い方はめっちゃ単純です。高度なことは全然出来ていません。
ただ海の上で自分のいる位置を、予め登録(記入?)しておいた地図画像の上に表示させただけです。GPSログすら取っていません。
(バッテリー対策を何もしていないので、とにかく最低限のことしか求めませんでした)
それでは、僕がやってみたことをご紹介していきます~。
前編の今回としては、利用したもの(準備するもの)を紹介していきます。
1つめ。まずなんといってもiPhoneのGPSアプリ。
コレを選ぶのに苦労しました。
僕の結論はコレです!
「DIY GPS」 (Keiji様提供の有料アプリ)
僕の購入時点で450円。元々は山用のアプリです。
・最大の特徴は「地図が入っていない」こと。つまり、地図は使う人が自分で入れる必要があるんです(だから「Do It Yourself」)。
・カンタンに言うと、上が北で平面になっている地図画像があれば、なんでも登録して使うことができます(その画像の上に自分の位置を表示させられる)。
・使いたい地図画像を用意する際の条件としては「その画像の左上と右下の角のGPS座標が解ること」です。
・画像を登録し、左上と右下の角のGPS座標を入力してあげさえすれば、設定は完了です。
•【注意】任意のGPS座標を登録して保存する機能はありません。あくまで必要なポイントが記入された地図画像を使うソフトです。
★H23.9.22追記 任意の座標をマーキングする機能はないのですが、GPSログ取得開始→すぐにストップすることでトラックポイントを記録、表示させることができそうです。次回釣行で試してみようと思います。
★H23.9.28追記 上記のトラックポイントの記録はできました!トラック表示の色や太さの設定を変えればマップ上で視認できるようになります。また、自分でKMLファイルを作成して、トラックとしてインポートすれば、任意のポイントを表示させることは可能です。ただし、複雑なKMLファイルはインポート時にエラーになることもあるようです。
そして2つめ。このGPSアプリに入れる地図画像を作る(といっても画面をハードコピーするだけ)には、コレです!
「Google Earth」 (PC用・フリーソフト)
言わずと知れた世界最強のフリーソフト。
・後述のKMLファイルを画面にドラッグ&ドロップするだけで、京急大津の釣り場のポイント(根の位置)を表示してくれます。
・僕はこのソフトからの画像の切り出しの良い方法を知らなかったのですが、ハードコピー(Alt+PrintScreen)で行けちゃいました^^;
・本体画面で、切り出した画像の角に当たる部分にカーソルを合わせればGPS座標が表示されるので、それをメモメモ。
最後に3つめ。京急大津の海のポイントのGPS座標を示した「KMLファイル」はこちらのBlogで公開されているものです。
航路の線が太くて海上で見やすいんです!
ブログ主のKAKEさんは、僕みたいな凡人には想像すらつかないほど高度で戦略的なポイントの攻め方をされてます。海底地形や過去の航路、釣果をどんどん蓄積しておられ、未来に活かす姿勢を貫かれています。見ているだけでボート釣りの概念が変わるブログですよ~。
この3つが揃って初めて、僕にも「使える」GPSが実現できました。
すばらしい!!本当に感謝感謝です。
次回は、もうちょっと具体的な手順をご紹介しようと思います。お楽しみに~。
« 【釣行記】京急大津・石田ボートさん | トップページ | 【便利道具】iPhoneをGPSとして使う!(後編) »
コメント