【便利道具】iPhoneをGPSとして使う!(後編)
ここで紹介するiPhoneのGPS化は「超初級(へっぽこ)」レベルです。
何せHEPPOですし・・・。
今回は僕がやった具体的な手順をご紹介しようと思います(なんだか低レベル過ぎて恥ずかしい気がしてきました・・・)。
【手順】
- 「Google Earth」をPCにインストール。
- KAKEさんのKMLファイルを「Google Earth」の地球画面にドラッグ&ドロップ。
→ 京急大津の海に自動的にズームアップされ、ポイントと航路線が表示されます。
KAKEさん、有難うございます!
- 他に登録しておきたいKMLファイルや、ポイント等があればここで登録して一緒に表示させておきます。
- 「Google Earth」を全画面表示(F11)にして、京急大津の海全体がちょうど入るようにズームを調整。
- 「Alt+PrintScreen」で全画面表示のハードコピーを撮る(僕の場合、1920×1080の画像になります)。
- 画像を「ペイント」等に貼り付け、BMPファイルで名前をつけて保存。
- 「画像編集ツール」などで保存した画像の上部の不要部分(地図じゃない部分)をキレイにトリミングし、地図(航空写真)だけの画像にします。
- 【ここがキモです】画像の左上の角の点と、右下の角の点(基準点と呼びます)のGPS座標を「Google Earth」で調べる。
僕のやり方→「Google Earth」のウインドウと地図画像のウインドウを並べてできるだけ大きく表示し、できるだけ同じようは画角を保ちながら基準点に向かってズームアップしていきます。そして見比べながら、「Google Earth」のカーソルを地図画像の基準点と同じと思われる場所の点(出来る限り正確に)に合わせます。そして「Google Earth」に表示されたGPS座標をメモします(筆記用具で!)。同じ方法で、左下の角の点と右下の角の点の座標を確認します。この座標が不正確だと、その分位置表示がズレます(魚探と併用するなら少しくらいずれていても大丈夫だと思います)。
※ 「カシミール3D」というフリーソフトの「マップカッター」という機能を使えば、座標情報を含んだ地図画像をカンタンに作れるのですが、フリー版で使える地図には京急大津の海の航空写真が入ってなかったので、この原始的な方法に落ち着きました。 - 「DIY GPS」を購入・iPhoneにダウンロード(先に済ませてももちろん大丈夫)。
- iPhoneにPCメールアドレスを使って地図画像を送信(画像ファイルを添付して送る)。地図画像のiPhoneへの転送方法には他の方法もあります。公式のガイドページもご確認ください。
- iPhoneのメーラー(SMSじゃないよ)で添付ファイルをタップすると、「『DIY GPS』で開く」という選択肢が表示されるので、タップして地図画像をアプリ内に保存。
- 「DIY GPS」を起動。「地図を開く」ボタンから地図選択画面を開く。
- 地図選択画面で画像ファイル名をタップすると、地図の基準点(左上と右下の点)を設定する画面になりますので「60進法」を選択肢、2つの基準点のGPS座標を入力。
- 完了したら、地図選択画面の地図名の横の「USE」ボタンをタップ。すると「DIY GPS」が作成した地図画像で動作を開始します。
- 最後に、必ず座標設定が合っているか確認します。もう1回「Google Earth」と見比べてGPS座標を確認(今度は角の点じゃなくて、目立つ建物とかで大丈夫)。
- 確認してみて、座標がほぼ正確であれば大成功です!座標がズレてしまっている場合は基準点の座標が間違っているか、または使っている地図画像が平面になっていない可能性があります(「Google Earth」はズームアップし過ぎると平面表示から地上斜め視点にシフトするので注意)。

山用なのでシンボルは登山靴。
H23.9.29追記 添付された画像をカメラロールに保存するだけでも大丈夫です。DIY GPS内の「地図を開く」の詳細画面の中に、カメラロールから画像を読み込む機能が有るので、そこから開きます。





これでOK!
手順は以上です!
この「DIY GPS」というアプリは「自分で加工した画像を地図として使える」という点がとにかく特徴です。3G回線が圏外でも、Wifiが無くても、バッテリーと衛星捕捉さえあれば動作します。心強いです。魚探の相棒としては良い選択だと思いますよ~。
« 【便利道具】iPhoneをGPSとして使う!(前編) | トップページ | 【妄想?】クーラーボックスと氷のしょっぱい関係 »
« 【便利道具】iPhoneをGPSとして使う!(前編) | トップページ | 【妄想?】クーラーボックスと氷のしょっぱい関係 »
コメント