2022年3月16日 (水)

【特別編おまけ釣行】春眠アタリを覚えず。最終釣行は「良い気持ち」!?

福岡生活最後の釣りに行ってきました。

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4回にわたった特別編のまとめ記事を終えたあとではありますが、期せずして入った釣りのお誘いに喜んで乗ってきました!(笑

「おまけ釣行」という感じでしょうか。


仕事でお付き合いのある方々から、船外機船釣行のお誘いです。

なんでも、普段は曳き船サービスを使ってダゴチン釣りをされているそうで、免許がある僕を誘って自由にポイントを変えながら釣ってみたい!とのお話でした。

良いお話ですね!(笑



🏁🏁🏁



ただ、今回の不運は・・・。

前回記事のとおり、『「干潮」も「満潮」も無い日』に当たってしまったことです。


しかし、事前準備に怠りはありません!

綿密な打ち合わせの中で、「ダメ元で楽しみましょう~♪」を今回の合言葉と定めました。



🏁🏁🏁



迎えた最終釣行日、令和4年3月12日(土)。
仮屋湾(佐賀)・孝好丸さんで船外機をお借りして出航!



・・・結果。

やっぱりダメでした・・・。

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サイズは23~24cm。まあまあ型揃いです。



3人での合計釣果はマルアジ12匹、アラカブ(カサゴ)2匹。それを山分けして、このお持ち帰りです。

(※註 想定よりは釣れた)


朝方にパタパタッとマルアジが釣れてくれたので、泳がせ竿は1日ずっと出していました。

でもアジが暴れることもなく、異状なし!で終了です。


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潮はやっぱりほとんど流れず。でも潮位は50cmくらいの範囲で上下はありました。




🏁🏁🏁



ただ、素敵なことも多かったです。

ひとつは、ウキウキするほどの良い天気だったこと。

天候運が悪いことが自慢(?)だった時代もある僕ですが、福岡で陰徳を積んだおかげか、ついに天候運が改善したのでは?と思ってしまうほどの好天でした。

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夏装備で出撃して正解。ジャケット型ライフベストだと暑く感じるほどでした。



3人でワイワイしながらの釣りも楽しかった。

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マルアジが当たっていた貴重な時間帯の図(笑




そして、最後の最後に僕を感動させてくれたのは、孝義丸の若旦那さんでした。

船を降り、陸に上がったところにたまたま若旦那さんがいたので、声をかけさせていただきました。

そして、昨年11月から孝好丸さんでお世話になり、たった6回だけど良い釣りをさせていただいたこと。4月から東京に帰るため、今回が最後になることを伝えたうえで、最後のご挨拶として、心から感謝していることをお伝えしました。

すると、笑顔で「ヒラメとか、良かったですよね!」

なんと、ほんの数回しか話したことのない僕を、ちゃんと覚えてくれていました。

*ちなみに、今回の船の予約名は僕の名前ではなかったので、なんの予告をしていません。声をおかけした時も名前は名乗っておらず、マスクも外さずにいきなり話しかけただけです。

ネットで孝好丸さんの評判を見ると、「スタッフさんの対応が素晴らしい」「人柄が良い」といった言葉がたくさん見つかります。

それらの言葉に嘘偽りはありませんでした。


「もし九州に遊びにきたら、ぜひまた寄ってください!」。

もちろんです!!


孝好丸さん、本当にありがとうございました。
心から御礼を申し上げます。



🏁🏁🏁



最後のマルアジちゃんは、手巻き寿司に。

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僕の魚料理もこれを最後に当分は封印ですね。



釣行当日はワインを冷やしておくのを忘れてしまっていたため、1日寝かせて翌日にいただきました。

旨味が増し、食感にもねっとりさが出てきていて、最高に美味しかったです♪

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いつもながら、本当に美味しかったです。





これにて、特別編は本当の本当に終了。

今はもうすでに引っ越しの準備や手続きが真っ盛りです。


次回は関東の釣りでお会いしましょう♪


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この海に、心の一部をそっと置いてきました。またいつか訪れる機会がありますように・・・。

2022年3月 8日 (火)

【雑談】「干潮」も「満潮」も無い日!!???

釣り人生で初めて。こんな日もあるんですね???

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(七ツ釜におわす乙姫さま)


福岡赴任生活もいよいよ引き上げ準備の終盤にさしかかろうという中。

仕事の知り合いから「最後の釣りに行きませんか?」という声が掛かりました。

すでに釣り竿の半分以上は東京に持ち帰ってしまいましたが、つい2つ返事で「いいですね!」と・・・(笑


そんなこんなで急遽、今週の土曜(3月12日)にオマケ的な釣行が入りそうです。
(今度こそ、正真正銘の最後です!



🏁🏁🏁



さて、この記事の主旨はその最終釣行の話ではありません。

いや、正確には関係してはいますが・・・。


それは釣行の準備中に起こりました。


「・・・あれ?」

「・・・あれ、あれれ???」


当日(3月12日)の潮汐表を確認していた僕は、ヘンな声をあげて驚いてしまいました。

あるはずのものが無いんです。

絶対あるはずで、無くなるなんて考えたこともないものが、無いんです。

小さい頃からずっと探して、見つけてきた「アレ」が無いんです!!!!


捜索願いを提出したい。

行方不明になってしまった大切な「アレ」とは・・・?


「干潮」「満潮」です。



🏁🏁🏁



僕が普段使っているiPhoneアプリの潮汐表を見てみましょう。

まずは本日(3月8日)の潮汐です。表示地点は福岡です。

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緑の時合の時間帯表示と縦の明るい色の帯がズレてるのはご愛敬。



1日に2回ずつ「干潮」と「満潮」があります。

当たり前ですね。

コーラを飲んだらゲップが出る、と同じくらいに当たり前の話です。

ところが・・・!


釣行予定日の「3月12日」の潮汐を見てみると・・・。

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・・・ハァ?


「満潮」がかろうじて17:00付近に落ちてますが・・・。

「釣り時間」である7:00~14:00の範囲にはな~んにもありません!それどころか、丸1日の範囲内に「干潮」がまったく見当たりません!!

いったいどこにいってしまったんでしょう?

おーい!干潮~っ!!!

ひとりぼっちの「満潮」が寂しそう・・・。



🏁🏁🏁



調べてみると、たまにあることのようです。
(僕が知らなかっただけなのか・・・)

前日画面と翌日画面を合体させてみると、たまたま潮汐が長~い間隔になってしまったために「1日」の範囲を超えてしまっている・・・ということのようです。

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まあ、これでも干潮満潮の数は合わないようにも見えるんですが・・・。



なんだろう?

地球に働く月の重力&遠心力と木星の重力がちょうど相殺してる日なのかな・・・?

しかし、本当に驚きました・・・。



🏁🏁🏁



さて、この記事をご覧になっている釣り好きの方々はすでにお気づきと思いますが・・・。

「干潮」も「満潮」も無い日。それは超絶最悪に釣れない日のはず。

潮が動かず、時合もなく・・・。

釣り人にとっては悪夢のような日なのかもしれません。

そんな日に福岡生活最後の釣りをするなんて・・・。





・・・楽しみです♪

 

2022年3月 2日 (水)

【特別編まとめ④】福岡生活での魚料理(自炊)とワインについて

この2年間の自炊生活の「魚料理」と「ワイン」を振り返ります。

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特別編まとめの第4回目。

福岡での2年間の単身赴任生活にかかるまとめ記事の最終回になります。

*2回に分けなかったことを後悔するほど長い記事になっています(写真メインですが)。予めご了承くださいませ。



🏁🏁🏁



福岡への単身赴任が決まった時、釣りとは別に、せっかくの機会を活かして何かスキルアップできることはないか考えました。

そうして決めた目標が2つ。

①「魚料理」の上達を目指す!
自分で釣った魚を、できるだけ美味しくいただくための知識の習得と技術の進歩。包丁研ぎの腕前を上げることも含みます。

②魚料理に合う「ワイン」を探す!
以前から興味があったものの、あまりに深淵な世界なので二の足を踏んでいました。福岡生活では敢えて「白ワイン」に限定することで、よりシンプルな切り口で勉強できるように心掛けます。


両方とも食事に関することですね。生活上の実益を兼ねるチョイス!
うまくいけば食生活が充実するし、たとえ単身赴任が終了しても、その後の人生の財産になってくれそうです。

ただ、目標は決めたものの、しょせんは単身赴任。最短2年という限られた時間の中では、たいした道具も揃えられません。フードプロセッサーみたいな贅沢品は却下。魚焼きグリルもありません。さらに節約検討の結果、トースターすら却下となりました。オーブンやワインセラーなどは夢のまた夢です。

主な手持ちの調理道具を挙げると・・・

・「包丁」
・「キッチンバサミ」
・「フライパン」
・「片手鍋」
・「炊飯器」
・「電子レンジ」

・・・くらいです!(笑

ただし、以前から使っている「出刃包丁」、「小出刃(鯵切)」、「柳刃包丁」、それにちゃんとした真名板と砥石はあります。これらを活用して、命をいただいたお魚さん達を美味しくいただくため、できるだけ頑張ってみることにしました。



🏁🏁🏁



【釣り魚料理について】

まずは、この2年間で僕のレパートリーになってくれた料理を順に紹介します。基本的な料理ばかりですが、それぞれに奥が深いことが理解できました。


★お刺身
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初めて食べて感動した「バリ(アイゴ)」のお刺身。手前はミズイカ(アオリイカ)です。
イカを綺麗に並べようとしたんですが、不器用で全然うまくできませんでした。

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良型マルアジの銀皮造り。包丁をきちんと研ぐとカドが立ってくれます。 九州ではマルアジは敬遠され気味のようです。
でも僕は平均的な型が良く肉厚という個性を活かせばマアジに負けない素材だと思います。

★アクアパッツァ
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最初の頃は、魚まるごと&殻付きアサリで見栄え優先。乳化が足りずに塩味が尖ることが多かったです。

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後半はアラで出汁を別に取って加え、乳化しっかり&骨なし&殻なしで作るように。
まろやかな塩味が効いたクリーミィなスープが身によく絡み、とても美味しくなりました。



★アクアパッツァパスタ
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アクアパッツァの残りスープをベースに作るパスタ。見てくれはともかく絶品なので必ずセットで!

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トマトソースを加えるとコクも増してまた違ったひと皿に♪
とにかく、アクアパッツァを作る時にはスープを多めにして使いまわすのがマストです!



★握り寿司
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マルアジとアラカブ(カサゴ)の握り。九州の根魚は明らかに関東より美味しいと思います。
なぜなんだろう?キビナゴとかをたくさん食べてるのかな・・・?


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ヒラメの握りと軍艦。上の列と下の列は「エンガワ」です。良型ヒラメを釣った時だけの贅沢♪
僕は手がかなり大きいんです。そのせいで実はシャリを小さく握るのが苦手です・・・。


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軍艦を綺麗に作るのは難しいですが、このエンガワ軍艦は本当に美味しかった・・・。ポン酢との相性も最高!


★パエリャ
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パエリャは短時間でできるうえに炊いている間に片付けができ、さらにフライパンのまま食べられる。
最高に家事効率の良い料理です。これも最初の頃は魚をまるごと投入してました。


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アクアパッツァ同様、出汁を別に取って加え、骨なしの身を使うようになりました。
やっぱり食べやすいと美味しさをよりダイレクトに楽しめるんですよね♪


★手巻き寿司
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マルアジのお刺身での手巻き寿司♪ 握りより手軽で美味しいことに気付いてから、回数が増えました。

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海苔は必ずよく炙ってから使います。全然違います。

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衝撃的に美味しかった「2日熟成させた大エソの身」での手巻き寿司。こんなに旨味の濃い魚は食べたことがありません。


★ムニエル
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最初の頃の作。ムニエルは簡単そうに見えて、焼き方の奥が深い料理と思います。
最初の頃は皮の縮み具合が読めず丸まってしまうことが多かったです。
こうなってしまうと均一に焼けず、皮目もカリッとはなりません。

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後半の作。皮の強さに合わせた切込みを入れ、しっかりと均一に火を通します。
また、焼く面ごとに油の量を加減して、皮がカリッとした歯応えになるようにします。
でも、納得がいくほど上手にできる確率はまだ半分くらいでしょうか。


★酒蒸し
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チヌ(クロダイ)のカマの酒蒸し。カマはフライパンではうまく焼けないので酒蒸しになっちゃいます。
グリルがあれば塩焼きにしたかったんですが・・・。


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型が良すぎて肉厚すぎる身の場合も火が通りづらいので酒蒸しにしました。
色々試しましたが、ほんの少量のみりんを加え、仕上げに少し白ワインを入れてみたら香りが良くなって美味しかったです。


★フライ
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コサバのフライ。なぜか角が丸くなってかわいらしいシルエットになるんです。
そういえば九州は関東に比べて、サバの数が少なったように思います。

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良型アジのフライ。尻尾つきのこの形に仕上げるのは手間が掛かって大変です。
見栄えを除けば3枚におろして半身ごとに揚げると、お弁当にも入るサイズになってGOODです♪


★南蛮漬け
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福岡にきて最初に作った釣り魚料理がこの南蛮漬けでした。
美味しいし、保存が効くのですぐに定番化しました。お弁当のおかずにも大活躍♪

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調子に乗って大量に作ったこともありました。この時はちょっと大きめのアジ40匹。
1ヶ月くらいお弁当に入り続けました(笑


★その他もろもろ
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アジの唐揚げ丼。シンプルですが、揚げ立てに勝るものはありません。

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アジの出汁茶漬け。朝食に食べると贅沢感に包まれます♪

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福岡の郷土料理「ごまさば」をアジで。「漬け」にすりごまを入れる料理です。
他にチヌ、ブリでも作りました。簡単で美味しいひと皿です。

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糸島で1匹だけ釣れたアナゴで作った煮付け。美味しかった!

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糸島の牡蠣棚つきのアジで作った干物。塩加減には運もありますが、長く楽しめるので作り甲斐があります。

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出ましたバリ(アイゴ)の煮付け!これは魚の煮付けの中で1番と思います。
深海の赤魚より美味しいです。身離れも最高!関東の人が知らない秘密の味です♪



これらの料理は、福岡生活を本当に潤いのある素敵なものにしてくれました。

それぞれ、作るたびに工夫を加えて失敗したり、美味しくなったりしながら徐々に理想的な味に近づいていきました。中にはまだまだ工夫が足りないものもありますが、いくつかは自身の持てるレベルにまで達することができました。


おまけ:最後の最後に作った集大成パスタ

これは、チヌ(クロダイ)のアクアパッツァの残りスープとチヌカマの酒蒸しの残り汁を出汁として使い、さらにブリカマの塩麹焼きの焼き油も加えて作ったパスタにブリカマの塩麹焼きを乗せたものです。福岡での最終釣行でブリとチヌが釣れてくれたおかげで出来た、まさに集大成といえる逸品。旨味の塊でした。おそらくもう2度と同じものを作る機会は無いと思います。

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HEPPO謹製九州スペシャル!

思い出のひと皿ですね。



🏁🏁🏁



【ワインについて】

ここからはワインのお話。

料理と分割して書くことにしましたが、実際にはここまでに紹介した料理と常に一体となって食生活を豊かにしてくれた立役者であり、切っても切れない関係です。

【前提】
・僕は、購入するワインの値段を「1,000円以上、3,000円くらいまで」と決めています。値段が3桁のワインは買いません。
・舌に自信があるわけではないので、細かい味の評価は省き、総合的な魚料理との相性についてだけコメントします。
・ここに挙げるワインはすべて辛口で酸味・果実味の強いタイプの白ワインです。魚料理を抜きにした単品でも、とても美味しいものばかりです。
・値段はお店によっても違うので、書いている価格は参考程度にみていただくようにお願いします。


◎魚料理に合うワイン4選!(HEPPO渾身セレクト)

・アルザス(フランス)「トリンバック」のリースリング!
ワインの造詣が深い友人の勧めがあり、僕が福岡で最初に買ったワイン。魚介の出汁を使ったパエリャやアクアパッツァとの相性に関しては最後まで不動の1位(つまり最初にして最高)でした。リースリングは比較的どの産地でも魚料理に合うと思いますが、最も有名な産地であるアルザスはやはり違います。

僕が魚料理との相性判断をする上で、事実上の基準になったワインです。コルク栓で、僕が買うワインの中では高級(3,000円くらい)で、ちょっと特別な時に開けたい1本です。

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左側の1本です。右側は違う産地(ドイツ)のリースリング。


・マールボロ(ニュージーランド)「シレーニ」のソーヴィニョン・ブラン!
輸入量が多く、入手しやすいワイン。値段も2,000円を切るくらいです。お寿司やお刺身との相性が素晴らしく、初めてお寿司と合わせた時の感動は忘れられません。気軽に飲めるスクリューキャップ。

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今回紹介しているワインの中で、たぶん1番見つけやすいと思います。


・サルディーニャ(イタリア)「セッラ&モスカ」のヴェルメンティーノ!
ヴェルメンティーノはサルディーニャ島やコルシカ島(フランス)の特産品種。お店で「魚料理に合う」と書いてあったので買ってみたんですが、看板に偽りなし!値段は1,500円くらいで、コルク栓です。お寿司やお刺身との相性は最高レベル。でも、さらにフライやムニエルにもとても良く合います。

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ブドウは同じ品種でも産地で風味がガラリと変わったりします。
でも、ヴェルメンティーノは産地が限られているので他ブランドでもハズレは無いと思います。


・バルトンボグラー(ハンガリー)「チャペルヒル」のリースリング&ソーヴィニョン・ブラン!
最終的に、お寿司やお刺身との相性で行き着いたワイン(上の2つと僅差ではありますが)。なんの予備知識もなしに偶然目について購入したところ大当たりでした。値段は1,500~1,700円くらいと手頃ですが、まさにリースリングとソーヴィニョン・ブラン両方の「いいとこ取り」を実現しています。オールドワールドのワインなのにスクリューキャップなのも嬉しいポイント。

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今のところ、コレが1番のお気に入りです♪



この4本の他にも、僕が福岡生活の中で出会ったワインの中で、魚料理限定ではなく「万能」としてオススメしたいワインを挙げておきます。

・フランス・アルザスのゲヴェルツトラミネール
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なんにでも合いますが、特にグリーンカレーとの相性が抜群でした。


・フランス・ラングドックのヴィオニエ
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酸味、果実味、香りの広がりとも文句なし!


・アルゼンチンのトロンテス
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なんというか、若い刺激がほとばしるような・・・元気が出る味と香りがします。


・ポルトガルのヴィーニョヴェルデ
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「微発砲」とされるワイン。でも今回挙げているワインはみんな酸味が強いので、そんなに違わないかも?


個人の好みが大きいので、あまりアテにならないと言えばそれまでとは思いますが、HEPPOとしては出会えたことを心から感謝しているワイン達です。



🏁🏁🏁



個人的かつ初心者のたわごとかもしれませんが、この2年間でワインに関して感じたことをまとめておきます。

・いままで、お刺身やお寿司には日本酒が合うと思ってきました。美味しい辛口の日本酒の旨味に憑りつかれていた時期が僕にもあります。

・一般的に日本酒が好きな方は「お酒」を「主」として楽しみ、おつまみは「従」の立場になっていることが多いと思います。

・ワインを知るにつれ、「ワインと料理は対等である」ことを繰り返し感じました。食事にて「ワイン」は「料理」と並んで主役なんです。

・ワインには星の数ほどの多様さがあり、特定の料理との相性があります。特に相性の良いものは「マリアージュ」と呼ばれます。

・この「マリアージュ」を実際に経験した時、「ワイン」と「料理」が響きあい、それぞれが2~3割増しに美味しく感じられました。

・この幸福をもたらす組み合わせは世の中にたくさん知られているので、この幸せは誰でも簡単に体験することができます。

・しかし、釣り魚で料理をされる方々にオススメしたのは、ぜひこの「マリアージュ」を自分で探してみるという楽しみ方です。

まだ誰も試していない組み合わせは無限にあります。自分だけの「マリアージュ」をもし見つけたら、きっと今後の人生を彩るささやかな宝物になってくれると思います。


あなたの釣り人生の舞台役者に、ぜひワインの追加を。オススメです!

これにて福岡生活の「特別編」は完了。
また、関東の釣りでお会いしましょう!

2022年2月23日 (水)

【特別編まとめ③】仮屋湾(佐賀)・孝好丸さんでの釣りについて

仮屋湾(佐賀)・孝好丸さんでの釣りを総括します。

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🏁🏁🏁



釣行期間:令和3年11月10日~令和4年1月14日 → 約2ヶ月
釣行回数:5回(筏3回、船外機船2回)
持ち帰り釣果数:62匹
最多持ち帰り魚種:マルアジ
最大釣果(全長):ブリ80cm

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受付場所。初見で暗いうちに見つけるのは相当難しいと思います。


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受付場所の前にある船着き場。レンタルボートは日により8~10隻が係留されていました。


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僕は初めての時に迷ってしまいました。この図がどなたかの役に立てば幸いです。



🏁🏁🏁



仮屋湾での釣りは「何かが起こりそう」というワクワク感に満ちていました。
そして実際にたくさんのサプライズを体験させてくれました。

糸島・玄海マリーナさんの2021年のレンタルボート営業が10月で終了したことに伴い、11月から釣行を開始しました。

佐賀県の有名な観光名所である「七ツ釜」の近くにある「仮屋湾」は3つも釣り宿さんが営業されている釣りの盛んなスポットです。僕はその中の「孝好丸」さんにお世話になりました。

「孝好丸」さんを選んだ理由は、ネット上の情報が比較的多かったことと「筏渡し」があったことです。このエリアには残念ながら手漕ぎボートレンタルが無いため、次に親しみのある「筏」でのスタートを志しました。

この海の出会いとなった令和3年11月10日の釣りは、とにかく衝撃的でした。

・西風14~17m/秒かつ雨というとんでもない予報の中での「通常営業」!
・筏の上で体験することになったジェットコースターのような天候変化!(大雨・雷・雹あり)
・そんな中で連発した泳がせヒットでのヒラメ2枚!(65cm、51cm)
・AM11:00という人生最速の早上がり!

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めっちゃ雹が降ってます!水面の泡立ちでお察しください(笑


仮屋湾は三方向を山に囲われた地形で、とても風に強い天然の要害のような場所です。特に湾奥にある筏は竹の子島という小島の南東にあり、四方向が遮られているため、強風にはめっぽう強い釣り場です。

僕は天候運があまり良くなく、悪天候による釣行中止がとても多いです。糸島でも悪天候には散々ひどい目に遭わされました(昔からのことで慣れてはいるんですが・・・)。

しかし、この仮屋湾に関しては、冬場にもかかわらず一度も悪天候による釣行中止がありませんでした。もしかすると、僕のようなタイプの釣り好きのとっては夢のような場所なのかもしれません。

この海の第一印象は、山間の湖のようにも見える静かな海面に似合わず、生命感に溢れている!という驚きでした。何かこう、周囲の山肌と海面から生命活動のエネルギーのようなものがビンビンと伝わってくる感じです。

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竹の子裏筏付近。海面からエネルギーのようなものが立ち上っている気がします。


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沖堤防付近。堤防終端にロープが出ていて係留できます。


実際、2ヶ月という短い釣行経験の中でも、行くたびに釣れる魚種が変わったり、厳しい釣況を覆すような大物が突然釣れたりということがありました。一言でいえば「何かが起こる」ことを期待させるような、とても面白い海です。

僕は結局「竹の子裏の筏」と、船着き場近くの「沖堤防」ポイントくらいにしか竿を入れられていません。合計でもたった5回の釣行でしたが、その2か所のポイントで釣った大物は多彩です。

令和3年11月10日:「竹の子裏の筏」→ ヒラメ65cm、ヒラメ51cm
令和3年11月26日:「竹の子裏の筏」→ エソ71cm
令和4年 1月14日:「沖堤防」→ ブリ80cm、「竹の子裏の筏」→ チヌ(クロダイ)45.5cm

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このブリ、たくさんの釣り糸をくわえていました。歴戦の勇士かも。


ブリとヒラメはアジ泳がせでの釣果です。上に挙がっていないもう2回の釣行でも、それぞれ泳がせ竿でのバラシがあったので、大物のヒット率はかなり高かったと言えると思います。

まるでフィヨルドのように外洋から湾曲しながら深く切り込んでおり、さらに奥に複数の小島を擁している。この特有の地形はまるで「天然の定置網」のようです。この地形によって小魚の魚影が濃いことが、湾奥にまで大物が入ってくる要因になっていると思います。アジ、ヒラアジ(カイワリ)、バリ(アイゴ)、チャリコといった魚は毎回のように見ましたし、沖堤防ポイントでナブラを間近に見た時、追われていた魚はキビナゴかイワシのようでした。

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外洋から深く入り込んだ複雑な地形はまさに「天然の定置網」。


ここでの大物はみんな印象的なものばかりですが、特に驚いたのは「エソ71cm」。こんなサイズのエソには、もう一生出会うことは無いように思います。

あえてすり身にはせず、たくさんある小骨(というには太く長すぎる骨)をすべて1本1本骨抜きで抜いて処理し、お刺身も含めていろいろな方法で食味を試しましたが、結果は想像を超えました。特に、2日熟成させた後の身の旨味は過去最高レベルで、熟成前と後の味の変化の大きさは他の魚の追随を許さないものでした。

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本当にビックリしました。その姿にも食味にも!!



糸島に続いて、「最後の獲物」になってくれたチヌ(クロダイ)も忘れられません。この2年間の福岡と佐賀での釣りを通じて、僕にとってのチヌはこれまで以上の特別な魚になりました。何か、心のようなものが伝わる存在、まるで海からの使者のようだと感じました。

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最後の獲物になってくれたチヌ(クロダイ)ちゃん。本当に嬉しかった1枚。


それにしても、この海で何度もグングンと絞り込まれた泳がせ竿の姿は目に焼き付いています。本当に楽しい釣りでした。
たったの2ヶ月でサヨナラしなくてはならないことが、正直悲しいです。

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筏での姿。この竿身の動きがそのまま心拍数になる感じです。



しかし、人生初の単独船外機船釣行をはじめ、この海で得られたたくさんの思いや経験は、これからの釣り人生とともにあります。

仮屋湾の海の神様、心から深く感謝を捧げます。
本当にありがとうございました!



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願わくば、いつかまたここで竿を出す日が来ますように・・・。



2022年2月16日 (水)

【特別編まとめ②】糸島・玄海マリーナさんでの釣りについて

糸島(福岡)・玄海マリーナさんでの釣りを総括します。

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釣行期間:令和2年6月28日~令和3年10月15日 → 約1年4ヶ月
釣行回数:10回(すべて手漕ぎボート)
持ち帰り釣果数:403匹
最多持ち帰り魚種:マアジ
最大釣果(全長):スズキ70cm

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玄海マリーナさんの表看板。今となっては懐かしいなぁ。



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左に見える半島は「鷺の首」と呼ばれます。鷺に見立てると、胸元あたりの場所かな?


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糸島での手漕ぎボート釣りは、本当に気持ちが良く、楽しいものでした。
そして、想像以上のスリルがありました。


玄海マリーナさんは船越湾と加布里湾の境目付近に位置します。そこから手漕ぎボートで狙えるエリアに関しては、岸沿いや岬まわりの磯場の浅瀬を除くと、広範囲で水深が変わらず約8m(干潮時7m~満潮時9m)。小規模な根が点在していますが、ほとんど砂地です。玄海マリーナのスタッフさんへの聞き込み調査では、砂地のキス、牡蠣棚まわりでのアジ、カワハギが一般的な狙いで、時々チヌ(クロダイ)や小さめのヒラメが釣れるとのことでした。

玄海マリーナさんのレンタルボートはYAMAHA SeaStyleがメインですが、免許不要の2馬力船外機船(1日5,400円)と手漕ぎボート(1日3,300円)のレンタルもあります(たぶん両方とも1日1隻のみ)。

九州では手漕ぎボートで海釣りをする文化はほとんど無いようでしたが、この玄海マリーナさんに手漕ぎボートのレンタルが存在したことは、僕にとってはとても大きな幸運でした。

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こんなに綺麗な海をたった一艘で独占できる、夢のようなレンタルサービス(僕にとっては)。


磯場でミズイカ(アオリイカ)を釣ったり、砂地エリアでキス狙いをしたこともありましたが、僕がやった主な釣りは出航場所の目の前にある牡蠣棚群に係留してのコマセ釣り。

第一印象としては、浅い水深と小さめのアジがたくさん釣れる状況から、ファミリー向けの海かな?と思いました。しかし、この印象はまったくの誤りであり、後で自分の浅はかさを心から反省することになりました。

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玄海マリーナさんのスベリから牡蠣棚ポイントまでは10分とかかりません。


牡蠣棚まわりでは、沖目の棚のところに1箇所だけ攻めやすい規模の平根ポイントがあり、そこに魚がよく集まっていました。澄み潮の時に覗いた牡蠣棚下の海中には、アジ、サンバソウなどの小物の群れがたくさん泳いでいるだけでなく、あふれるほどの大物がひしめいていてビックリしてしまいました。年無しクラスのチヌ(クロダイ)、40cmクラスのイサキ、70cmクラスのスズキなどが団体さんがご滞在中でした。

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澄み潮の時には眼下に水族館のような光景が広がります。


しかし大物の警戒心は非常に強く、あの手この手を尽くしたものの、引っ張り出すことは容易ではありませんでした。何とか引っ張り出して釣りあげることができた大物は「スズキ」と「チヌ(クロダイ)」。最後まで釣りあげることができなかった魚は「イサキ」、「ヒラメ」です。

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70cmのスズキ。16Lクーラーに無理矢理押し込め。この次の釣行から35Lクーラーを持ち込むようになりました(笑


大物以外で持ち帰った釣果魚種も挙げておきます。
→マアジ、マルアジ、サバ、マハタ、サゴシ、バリ(アイゴ)、アナゴ

泳がせ釣りでは、スズキの他にアカエイと大きなサバフグも釣れました(どっちもリリース)。


そうだ、フグ!
糸島の釣りではフグ野郎の群れとのせめぎあいに手を焼きました。
秋に向け、季節が深まるたびにビシを追い回す大量のグーフー達のサイズがどんどん大きくなっていきました。

本当に大変でした・・・。

(日本全国、釣り人共通の悩みだとは思いますが)

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ビシを追って浮上するグーフー。1匹しか写ってませんが周囲にウヨウヨいます・・・。


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泳がせに掛かったデカいサバフグ。遠慮なくエサアジを喰い尽くす悪の親玉。


最も衝撃を受けたのは、令和3年9月24日の釣行で泳がせにヒットした青物らしき大物。絶対に切られるないと思っていた自作ワイヤー仕掛けを鋭い歯で削り切られて逃げられました。縦にも走る独特な引き方から、大きなサワラだった可能性が高いと考えています。

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切られたワイヤー仕掛けと元々の姿。太い強化版も作りましたが、再戦の機会はありませんでした。


でも、この海で僕の心の中で主戦場となったのは、チヌ(クロダイ)との勝負でした。

チヌらしきヒットは7回。そのうち5回は釣りあげることができましたが、2回はバラシました。釣れたチヌのサイズは30cm、31cm、46cm、50c、52cm。バラシた2回はどちらも明らかに52cmのチヌより数段強力な引きで、もし釣りあげられていたら間違いなく自己記録更新だったと思います。

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R3.7.30釣行でのチヌ(52cmと50cm)。僕の糸島最良釣果でした。


逃がした青物とチヌのことを考えると後ろ髪を引かれる思いがありますが、合計10回の糸島釣行は総じて素晴らしい経験でした。



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糸島小富士(可也山)が見下ろす開放的な素晴らしい風景に囲まれた海に、たった一艘で浮かぶ手漕ぎボート。孤独感によって感覚は研ぎ澄まされます。吹き渡る風、流れる潮、近くに感じる鳥や魚の生命感。日常を逸脱して臨むこの海での釣りは、まるで瞑想のような深い自然との一体感を与えてくれました。

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穏やかな稜線が美しい「糸島小富士(可也山)」が見下ろす海。大好きです。



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糸島の豊かな自然の姿は本当に美しいと思います。



そんな環境の中で、これまで長い間ずっと抱えていたチヌ狙いでの迷いやイメージのズレが「カチリ」とハマった瞬間があり、新しい引き出しを得られた実感があります。具体的には、頭では理解したつもりでも実感にズレがあった「ダンゴ釣り」と「コマセ釣り」それぞれのイメージが綺麗に統合できました。

糸島での釣り経験は、今後の僕の釣り人生でもきっと宝物のひとつになってくれると思います。


糸島の海の神様、良い釣りを本当にありがとうございました!

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いつも見送ってくれたアオサギちゃん。きっとまたいつか会いましょう!

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